円城塔「Self-Reference ENGINE」の文庫をなんとか読了。ハードカバーというか最初に出た版で読んでいてなんとなく覚えていたんだけど、難しいよ、なんか超理系な発想すぎて。
最初と最後のジェイムスとリタとかのくだりはすげえ好き。そこの間の理系マックスなSFは正統派なSFの物語に円城さんが影響を受けているのがわかるんだけど、僕は微妙に苦手。でも、すげえと思う、絶対に僕は想像できない物語群なので。
ボーイミーツガール未遂みたいな辺りも好き、普通のボーイミーツガールは大好きだけども。
「文化系トークラジオ Life」の「次回2月28日「小沢健二とその時代」予告編」をポッドキャストで聴く。聴いてたらフリッパーズギターが借りたくなったので、聴きながらツタヤに行ってたのでオリジナルアルバム三枚とベストを借りた。でも、家に帰って「Self-Reference ENGINE」を読みながら聴いてたのはフィッシュマンズのベストだったんだが。
二十五日には西島大介著「ディエンビエンフー」六巻と五十嵐大介著「SARU」上巻が発売とダブル大介漫画が。「ディエンビエンフー」はずっと読んでて新作が楽しみだ、インディアンの戦士の所で泣いてしまったなあ。五十嵐さんの「SARU」は伊坂幸太郎「SOSの猿」と連動している作品。
「SOSの猿」は二つの世界というかどことなく村上春樹著「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を彷彿させるような、僕だけか? 二部構造でやっぱり伊坂さんは「ゴールデンスランバー」である種の第一次黄金期を終えて「モダンタイムス」以降は第二次伊坂文学というか表現に少しずつ変わってきていると思う。
五十嵐さんの漫画版はどうなっているのか楽しみ。五十嵐さんの「海獣の子供」が好きな人は映像作家の岩井俊二著「ウォーレスの人魚」も好きになると思う、この小説は岩井作品のなかでも僕は一番じゃないかと思ってたりする。
家に帰ってから録画した「ロンハー」の「俺たちのNO.1」を見てる。僕的には第一位/北川景子、第二位/広末涼子、第三位/吉高由里子、第四位/竹内結子、第五位/葉月里緒菜って感じだなあ。でも、綾瀬はるかも好きだ。葉月さんとかの美人なんだけど冷たい目って昔から好きなんだよなあ、初めて買った、最初で最後の写真集というかヌード写真集って葉月里緒菜「Riona」だし。
Self-Reference ENGINE (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 円城塔
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/02/10
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- 作者: 西島大介
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- 作者: 伊坂幸太郎
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- 作者: 五十嵐大介
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- 作者: 岩井俊二
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「Riona」 Riona Hazuki Kishin Shinoyama
- 作者: 篠山紀信
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