Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「夏への扉」

 昨日は行く予定の場所にまたも行けずに、家にいた。起きてから作業に取りかかってなんとか終わらして世田谷郵便局に行って送って来た。だからそれの事はしばらく忘れて次の事を真剣に考えて実行しないと先がない。
 脳内に巡ることや人と話したりする中で芽生えたものをいかに形にできるのかやれるとこまでやってみようと思う。想像を創造して形にするのは難しいし困難だ。でもそれがやりたいと思えるのだからやる意味とか価値とか関係なくやってそれから考えればいいんだろう。


 朝はいつも通り走った。しかし、いかんせん体力があんまり付いていないなあというか変わってないんじゃないかって思うこともあるけど。少しの変化はあるけど自分が変わったと思うのは三ヶ月とかかかりそうだから今やめるには早すぎる。だから継続していく、二月ぐらいにはなんか変わった感じがするかな、それまでは走ろう、また違う目標とかなにかが見つかるだろうし。


 今日はPodcastで「ライムスター宇多丸のウイークエンドシャッフル」の「サタデーナイト・ラボ/ついに実現! 宮崎吐夢スタジオ生ライブ!」の前半後半を聴きながら走った。宮崎吐夢さんが「大人計画」の人だと知っていたけど、歌っている歌がほぼ下ネタという徹底ぶりがくだらなくて最低で最高に面白かった。走りながら何度も吹いた。
 昨日聴いたのは「ザ・シネマハスラー」で2週続けて音楽ドキュメンタリー映画だった「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」だった。宇多丸さんが地自身のグループであるライムスターとアンヴィルを重ね合わせて観たという辺りの話は映画評とは違うけど興味深くてよかった。


 来週の「シネマハスラー」はポン・ジュノ監督「母なる証明」になった。こないだ観てきたばかりだけどすごい映画だった。確かに批評しづらいのかもしれないな。僕としては終焉部で母親が会う事になるとある人物が出てきた時に少しビックリした。日本映画であれはしないだろうし、たぶん監督がやろうとしてもプロデューサーが止めそうな気がするから。
 内容的にもかなり重厚な作品であるには違いない。僕は彼の作品を観たのがこれが初めてなので前の作品も観ないと宇多丸さんの批評聴いてもピンと来ないのかもしれない。


「母なる証明」/「あかり from HERE 〜NO MUSIC, NO LIFE.〜」


 ロバート・A・ハインライン夏への扉」を読んでいる。前回の、前に読んでいたハーラン・エリスン世界の中心で愛を叫んだけもの」が難解でありながら、活版印刷のせいかどうかは僕には定かではないがフォントが小さく文字が詰め込んでいる感じで、さらにページ数が多かったのに対してこちらはすごく読みやすくて三分の一ぐらい一気に読めた。すぐに読み終わりそうな感じ。
 タイムトラベルものの元祖的な、古典的な作品がこの「夏への扉」らしい。アニメ化してヒットしまた実写化する「時をかける少女」よりも前にあった作品なので、たぶん筒井康隆氏もエリスンに影響を受けているのだろう。「猫小説」あるいは「猫SF」と言われるぐらいに主人公の愛猫が物語上ずっと出ている。







 ↑走ってクールダウンして歩いている時に緑道で出会う猫、たぶんノルウェージャンフォレストキャットって種類かなって思う。名前は勝手に「ふさっこ」と。愛嬌があって可愛らしい。そして名前の通りに毛がふっさふさ。「猫小説」かあ、古川さんの「LOVE」もある意味ではそうともいえるかもしれない。

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