Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「冷凍都市は解凍されたんです」

 スペシャルズサマソニ三連チャン、レイザーライトのライブと五連チャンで楽しんだ友人と渋谷で飯食って駅まで送って、久しぶりに、四ヶ月ぐらい経ってたから献血に行った。
 いつものHMVの近くのとこに行ったらなかった、そういえば移転するようなことを前に言ってたような気がする。で、桜ヶ丘の方にあった気がしたが電車に乗ってまたの機会にした。


 献血行く前にマルイのNIKEショップに行って商品を見てたら、完全に女性向けの商品スペースが広がってた。でモニターにはYOUさんが映ってた。モデルというかキャラクターなのだろう、YOUさんだと「In Red」読者とか三十代より上ぐらいには凄くいいアピールになりそうだなあって、NIKEってそういう戦略がやっぱり上手。


 フットスケープの復刻があったけど残念なカラーだった。初期カラーのブルー×ホワイトでいいのに、昔初期の復刻買ったけどいちばんカッコいいのに。なんか復刻系はこのカラーバリエーションねえだろうってのがよくある、戦略はいいのに、いつも復刻のカラーは失敗してる気がする。
 NIKEで履き心地がよかったのはエアズームへイヴン、エアズームサイズミック、エアフットスケープかな、デザインもハイテクだけどオシャレだしカラーもよかった。だいたいこの辺りは復刻するとカラーが買う気をなくさせる、オリジナルでいいのに。


 で、家に帰って洗濯したりして夜はユニットであるライブに行くつもりだったけど寝入ってしまって起きたら九時でロンハー始まってた。なんだろう、二連休したからか睡眠のペースがどうも変だ。


 昨日今日で読んだのは高月靖「南極1号伝説―ダッチワイフの戦後史」水道橋博士「博士の異常な健康―文庫増毛版」の二冊。「南極1号伝説―ダッチワイフの戦後史」は興味深い内容でした。使った事ないけど。


 今のラブドールってのはこういう素材なのかとか作る工程だとか普通は知らないから。あとは作っている人のインタビューとか、いろんな人が参入してるけどどうしてダッチワイフ(ラブドール)を作る事になったのかとは理由が全然違った。


 高級なものは何十万する。素材がシリコンやウレタンだと高価なものになってしまう、感触とか肌触りでシリコンとかがいいみたい。サイズ的には140センチ〜160センチないぐらいで、大きくなるとシリコンの量が増えるのでめっちゃ重いから、あとはロリコン的な向けだと大きすぎずに小さい方がいいとか。


 こういうものはやっぱり独身者の人が多くて、妻帯者だとバレるというか問題も生じるので独身者が多い。風俗に行った方が安いんじゃないのってはあるが、人が怖いって人もいるしね、逆に堂々と性風俗遊びしている人はダッチワイフたぶん買わない。部屋にダッチワイフを隠し持っているとかそういう「秘」を持つという背徳感もあるみたい。


 性的なものってやっぱり人には言えない、隠していることでの高揚感とかが快楽に結びつきやすい。「天王洲猥談」は逆のベクトルだけど、あと露出狂とか。SM好きのいつもは仕事バリバリできる男性がS嬢の前では従順な豚になるのはその閉じられた空間での「秘」がさらに快楽を増長させるんだと思う。


 あと、ダッチワイフっていうといいイメージがないんだろうけど、これからの超高齢化社会での男性の性処理問題や障害を持っている人にとっては重要なものになる。夫婦でも高齢化したら妻の性欲はなくなったりする、けど男性の方は残念ながら死ぬまで性欲は継続する、とか諸事情に向いているとも思われる。など読んで、ああそういうことにあるんだなあって思った。


 最初にあとがき読んで「エヴァ」のゲンドウに対しての綾波レイはなき妻に似せたというかクローンなのである種のラブドールだなあって思ってたんだが、まあ内容的にそんなことを考えることなく読了。


 でさっき起きて読んだのが水道橋博士の「博士の異常な健康―文庫増毛版」では最初からハゲ、近視手術、胎盤エキス、フェスティング(断食)、バイオラバー、加圧トレーニングと博士自身の体験談を書いている。現在はすごい健康体みたい、そういえば「アメトーーク」で自転車芸人で浅草キッドの二人は自転車乗り初めて健康体になったって言ってたけど。


 確かにその番組に出た時には昔の薄毛の写真を見せてた、でも今は生えてる。「プロピア」のシャンプー以外にもいろいろしたので実際には何が効いたのかって問題はあるらしいが、シャンプーはブラマヨの小杉さんに勧めたら、小杉さんもちょっと毛の量が増えてるし、効果はあるみたい。


 でも、江頭さんは無理っすって言われてた。薄毛の人は早めに手段をこうじないと江頭さんみたいに手遅れになる。僕は家系的には、遺伝的にはほぼ禿げそうにないのでいいが。胸毛ある人って男性ホルモン多いからハゲてるよなあって。


 近視はしてみたいようなしなくてもいいような、コンタクトはしないけど眼鏡で間に合ってるし、眼鏡なくてもまだ車乗れるぐらいはあるからなあ。胎盤エキスは副作用もなくてすごくいいらしい、疲れにくくなったりするんだって、でも高そうなんだよな。


 フェスティングってのは少し興味がある。確かに臓器は死ぬまで止まらないから、たまに休ませる事で機能改善するってのは頭で理解できる。断食すると、まあジュースと水は飲むみたいだけど大便がめっちゃ臭くなるらしい、体に溜まってた毒素が断食によって一気に体外に出るかららしい。基礎代謝が上がるからダイエットにもいいらしい。


 バイオラバーはガンにも効くらしくて、副作用が一切ない! でも、まだ高い。加圧トレーニングはしてみたい、ネットで探したら近所にあったけど、出たよ、女性専用。なんだこの差別的な感じは。ヨガとかこういうのって女性専用多いすぎ。

 
 最近本買い過ぎだったんで「野性時代」と「クイックジャパン」は立ち読み。「野性時代」連載の古川日出男「黒いアジアたち」は一ページ四段組みだっけな、それが十数ページあったかな、全てを立ち読みするには集中力がいる。立ちっぱだし。物語はタオとテー、猪と豚を軸に今回はわりと展開、前回のロックフェラーは一切出ずに。


 「クイックジャパン」はさまぁ〜ずが表紙。ルポ「雨ン中の、ZAZEN BOYS」、向井秀徳ロングインタビュー「冷凍都市は解凍されたんです」をチラ見。今度のマツリセッションで共演する落語家の立川志らくさんも出てた。マツリセッションまでに買って読むかしようかなって思う。あとは「快快」のリーダーのよんちゃんが「マイケル・ジャクソン」「破」について書いてたのを読んだ。


 あと映画『空気人形』対談 板尾創路×是枝裕和ってあった。この映画のストーリーは女性の「代用品」として作られた空気人形ののぞみに、ある朝「心」が芽生え、持ち主の秀雄が留守の間に街へ繰り出すようになる。そんなある日、レンタルビデオ店で働く青年・純一に出会い、密かに想いを寄せるようになった彼女は、その店でアルバイトとして働くことになるが……。「誰も知らない」「歩いても 歩いても」の是枝裕和監督が、業田良家の短編漫画「ゴーダ哲学堂 空気人形」を映画化。主演は韓国の人気女優ペ・ドゥナ。だって。


 「南極1号」読んだし、観てみたくなった。板尾さんが出てるから少し観たかったけど。ARATAは是枝作品というか是枝さんと相性がいいんだろうな。


「文化系トークラジオ Life」
次回8月16日(日)「Life政策審議会」予告編配信。
http://www.tbsradio.jp/life/2009/08/816life.html


 いつも第四週の深夜放送な「Life」ですが、30日は選挙があるので前倒しで前回放送から二週間で放送、テーマは「Life政策審議会」と選挙に絡めて。善くも悪くも各党の代表がテレビでお互いの政策を否定してますが、どうなんでしょう。
 「友愛」とよくいうハトはどうしようもなくうさん臭い、これは顔の問題だから正直どうしようもねえけど、なんだろう、自民もいやだけど民主もってなっても他の党もなあって場合はどこに投票するべきか。


 投票は行くけど白紙かもしれない。政策も聞こえのいいものばかりでうさん臭い、まあうさん臭くない政治家なんかいないだろうし、宗教と政治ってなんでうさん臭いのか、うさん臭いって見られてることに気づけない人ばっかりだ。
 親の地盤を継ぐのは止めた方がいいとは思うけど政治家は六十になったら強制引退とかにはしてほしい、もうすぐ天国に行きそうな人が若い世代のことを真剣に考えれるわけないし。

南極1号伝説―ダッチワイフの戦後史 (文春文庫)

南極1号伝説―ダッチワイフの戦後史 (文春文庫)

博士の異常な健康―文庫増毛版 (幻冬舎文庫)

博士の異常な健康―文庫増毛版 (幻冬舎文庫)