Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「Deep Impact」は「黒歴史」ではない

 久しぶりに「行列のできる法律相談所」を見てたら次回は「ごくせん」メンバーゲストでみたいで、映画公開に合わせてごくせんメンバーが日テレの番組に宣伝で出まくるみたい。「ルーキーズ」と同じ感じだなあ、もともとどっちも興味ないから見ないけどここまで宣伝したら過食気味でファンでもきついんじゃないのかなあ。


 それらのドラマ関連のテレビを見ている層のほとんどは、映画館に行ってお金を使うのは女性だから、局側の「イケメン」出しとけばなんとかなるっていう安易な発想とそれをしても問題ない受け手がいる負のスパイラルが続いている、これだと。


 で来年はフジテレビが「踊る大捜査線 THE MOVIE 3」やるから同じように演者が出まくるんだろうなあ、世界の亀山モデルとして。


 「1Q84」も「破」も情報を出さない事でファンに飢餓感を与えて一気に爆発させた商法だけど、そっちの方がネットやニュースで波及効果デカイと思うんだが、宣伝費をかけずにみんなが勝手に宣伝してくれるし。まあ、こっちのやり方は固定ファンの数が大きいってのが前提だけど「ごくせん」も「ルーキーズ」も同じことであるはず。


 だけど、それができないのは簡単な理由で主なターゲットが飽きやすい女性で、作った側も作品自体に自信などないから煽るだけ煽って客を入れてしまえばなんとかなると思っているから無意味に思えるほどに宣伝をしまくってる。


 まあ、一部のトップの「イケメン」以外は使い捨てされるんだから。で、数年後に彼女たちはチラッと彼らが脇役とかで出たら「昔はあんだけ出てたのに」とか平気で言うんだろう。この状況って彼らにも非常にラッキーに見えるけどかなりのピンチだったりもするんだろう。そのことを意識的に考えてないと早かれ遅かれ表舞台からは消えるだろうな。


 今日のNHK天地人」は兄・直江兼続妻夫木聡)と弟・大国実頼小泉孝太郎)の話。この大河は最初からBL(ボーイズラブ)な匂いで腐女子には期待されてたけど今日のはブラコンの話っていう・・・。茶々役の深田恭子は可愛かったなあぐらい。
 来週は仙台の雄である独眼竜の伊達政宗松田龍平)が出てくるらしい、観た目は違和感ないかな。妻の愛姫は杏らしい。


 地元の井原放送で再放送していたのか本放送で見ていたのかを忘れたが杏の父の渡辺謙伊達政宗を演じていた「独眼竜正宗」を見た記憶がある。父親が演じた人物の嫁を演じるのって何か因縁というか繋がりを感じる。


 寝起きに久しぶりに「仮面ライダーディケイド」見たけどもうなんだかわからない。ディエンドの兄貴が黒田勇樹でその世界の敵のボスがパンヤオの伊藤だったことが印象的。伊藤さんが化けた姿が「ファイブスター物語」の機体かと思える感じでそれと戦うライダーって。しかもソッコーで倒されるっていう物悲しさ。


 こちらも「イケメン」同様に「仮面ライダー」が出過ぎてて過食気味でした。映画版は初期ライダーから三十人ぐらい出るみたい、出せばいいってもんではない。ライダーマンがGAKCTって!男前過ぎ。


 GACKTが「MALICE MIZER」にいたことが黒歴史になってるね、もはや。「黒歴史」という言葉自体が普及してることもすごいんだけど。「黒歴史」は「∀ガンダム」の中で使われていた言葉で、このアニメを知らなくても使ってる人がいたりして「∀ガンダム」よりも世の中に受け入れられているという悲しみもあるけど。


 「黒歴史」という言葉は「(悪い意味で)無かったことにしたい事、されている事」などの意味でも使われている(例:極端に低迷して打ち切られたテレビ番組、芸能人の下積み時代など)という意味で広がった。


 ライダーマンを調べたら劇場版で無名の頃の唐沢寿明さんがスーツアクターだって書いてあるんだが、彼の場合はそれすらもネタにできるタイプなので「黒歴史」にはならなそうだ。


 今日一番驚いたのはマイミクのグティ君がアップした日記の湘南であった「湘南音祭Vol.3」でDragon Ashが「Deep Impact feat.Q,山田マン 」をやったってこと、すげえ〜サプライズ。


 でも「Grateful Days」は「黒歴史」だけども。その痛みがあって僕の大好きな「Canvas」などが生まれてはいて、極限の痛みから甦生した後のDragon Ashの音楽の方が素晴らしいんだけど、それを知らない人の方が多い。