Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「SHAKE」

 日曜あまり寝てなかったせいか「1Q84」読了後に爆睡、途中で電話や荷物で起きたけど最終的に「やりすぎコージー」始まるまで寝ていた。
 ぼんやりとテレビを見て整体に電話して予約して十時半から行くことにした。十時になって久しぶりに「スマスマ」つけたら草なぎ君の復帰初の収録だったみたいで最初に謝罪と周りやファンに対して感謝の言葉を言ってからライブが始まった。


 久しぶりに「SHAKE」を聴いた。歌い終わった後にメンバーのトーク稲垣吾郎さんが話した時に木村拓哉さんが「俺らは二度目だけどな」と言ったあたりはやっぱりキムタクだなあって。そういうことはきちんと言っておかないといけないって言ったしね。SMAPの危機を一番感じているのはこの人なのかもなって。見ながら中居君のフォローとかを見ると戦隊もんでいう所の「レッド」であるし、キムタクはやっぱり「ブラック」か、稲垣メンバーは「ブルー」で香取は「イエロー」、草なぎ君は「グリーン」だなって思った。


 音楽誌が書かないJポップ批評59 SMAP「20+1抱腹絶頂ヒストリー」の最後の方に僕は「野島伸司SMAP」の記事で書いてるけど、売り上げも好調みたいだし、草なぎ君復帰との相乗効果でもっと売れるといいんだけど。


 映画を観に行く友達の平尾さんに最終話がすごいと教えられて未だにDVDを焼いたのを毎回もらうのを忘れている「鳥人戦隊ジェットマン」を思い出した。なんかメンバー内で思いっきり恋愛しててレッドとピンクかな、が最後に結婚式挙げるんだけどそれに駆けつけようするんだけど自動車事故で死んでしまうらしいブラックという子供向けにはありえない最終回らしい、しかも三角関係だったみたいなことも聞いてるし。見てえ〜。


 整体に行って揉まれること一時間。痛さで歯を食いしばっていたら歯と歯がぎりぎりいう音が頭内で響いた。痛みについて考えたくないので別のことを考えた。読み終わった「1Q84」の主人公の一人・青豆はマーシャルアーツとかをジムで教えながら個人にもストレッチをレッスンしている。痛みがある程度ないと効果がないと言うくだりとか思い出した。
 あとは「説明しなればわからないことは、説明してもわからない」という言葉がなぜか何度も浮かんでは消えていった。読み終わった小説には続きがあるような気がする終わり方だったからたぶん続きの<10月ー12月>が出るんだろうって思ってたけど作中に出てくるキーワードの小説「空気さなぎ」を考えた。物語の中で語られたその物語の終わり方は「1Q84」と似ている。仲俣さんが「1Q84」は「空気さなぎ」であるとブログに書いていたのもわかる。


 村上春樹がこの世界にたいして出した抗体、あるいはシステムに対しての抵抗がこの小説だとすれば、この小説が売れることは善と悪のバランスが狂ってしまった世界のバランスを戻すことだ。小説や物語が、つまりは人が作り出したフィクションがこのリアルな世界を変えれると信じれる作家なのかもしれない。しかも彼の作品は日本語圏内だけではなく英語圏で充分に読まれているから影響力は大きい。