Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「Number Girl syndrome」

 NANO-MEGEN FES.の第三弾アーティストがHARD-FI(両日出演)でアジカン、ManicStreetPreachers、benfolds、nadasurf、theyoungpunxが両日出演、行く20日だけ出演アーティストはスピッツサカナクション、あと誰が来るんだろうか。外国勢で聴いた事あるのはbenfoldsのみ、あとも聴かないと楽しめないなあ。20日勢日本のアーティストあと誰が来るのか早く教えてほしい、ザゼンボーイズとかぜひ。


文化系トークラジオ Life 2009年4月26日「先輩・後輩のリアル」part3も配信中。http://www.tbsradio.jp/life/index.html


 実家に帰っていたのでpart1,2を聴いてなかったのでポッドキャストで深夜のバイト中に聴いてた。森山さん久しぶりな感じが、佐々木さんも。charlieは初めて会ったときからフランクな感じの人だったのでわりと僕は敬語を使ってないような気はしてた。年齢的に実兄とほぼ同じ年なので先輩というよりは兄ちゃんに近い感覚だったりする。仲俣さんは年齢もだいぶ上だし、先輩という感じではないし、もちろん敬語使うけど。


 そういえば学校出てからまったく先輩という人がいないような気がする、専門の時は同級生は年齢は2個下だったけど同じ年だからもちろんため口だったし、仲の良かった一個上の先輩の子は年は一個下で学校が始まる前に始めたバイト先で先に知り合っていたのもあって、普通に入学する前からため口だった。フリーターなんぞしていると先輩後輩関係は特にない。


 先輩というよりは憧れだったり、尊敬出来る人や影響を与えられるという人ができたりしたけど、先輩じゃないんだよなあ。アジカンだとザゼンボーイズというよりは向井さん、前のバンドで言えばナンバーガールとか先輩と言うよりは憧れだったり影響を与えられた人とかになると思うし。「N.G.S」という曲は「Number Girl syndrome」という意味だし。


 29日に「ねじまき鳥」の三部作を読み終わった、昨日30日は戻りの新幹線の中で古川日出男「ベルカ、吠えないのか?」を再読。二日間で二冊、まずまずというか、四月は「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」2巻「ねじまき鳥クロニクル」3巻「ベルカ、吠えないのか?」「フリーランチの時代」「少女七竃と七人の可愛そうな大人」「11分間」「ルート350」の小説と「童貞の教室」「マジョガリガリ」「無趣味のすすめ」「名前のない女たち」とかわりと読んだ、村上春樹作品を下旬に集中して読んだ。


 長い、「ねじまき鳥」がかんなり長かった、やっぱり好きか嫌いかと言われると好きな作家さんなんだけど、何かがダメな部分がある、自分でもよくわからないけど。昨日新幹線の中で「ベルカ、吠えないのか?」を読む、再読なのだが、思ったよりも時間がかかった。


 古川日出男著「ベルカ、吠えないのか?」を久しぶりに読んだ。読んでいたらちょっとこれはやっぱりおかしいと感じてくる、話がとかじゃない、破壊力がハンパないということ。他の作家では絶対に書けない作品であるということ、物語がやはり神話だ、現代の、歴史という史実のリアルに虚実が、ノンフィクションとフィクションが性交する、フィクションだけどこの世界にフィクション以外何があるというんだ、ならば俺が語ろうとでも言わんばかりの古川日出男文学。


 確かに読みやすい作品じゃない、「ねじまき鳥」の方が読み進めて行くのは早かった、しかし、読み終わったら疲れる作品だ、重力みたいに、物語に引っ張られて読み終わると疲れている、反社会的な攻撃的で野心を剥き出しにしている小説、やっぱりこの作品が直木賞を取らなかったということは直木賞に価値はもはやないと思ってしまう。


 「ベルカ、吠えないのか?」は初めて目にした古川さんの作品で、友人只石家にあって、その時は読まなかった、ハードカバー版の冒頭を少し読んだ、それから文庫化して出る時まで僕はその作品を読まなかった。実際に物事にはタイミングというものが重要すぎるほど重要だ。

 
 実家に帰った時に祖母とわりと話をしたというか寝る場所が居間のこたつで祖母と同じ部屋だったので、まあ89だが喋るしゃべる、頭も使うし(漢字とか計算とか未だに余裕だし、毎日日記書いているし)、いつも体を動かしている(毎朝お参りに行ったりとか)からボケないのだと思う。
 人間が健康でいるには頭を使うことと足腰の強さが大切だ。祖父が昔いろんな人を助けてあげたりしたので葬式の時とか未だにいろんなものをもらったりするので、祖母は人にできることはしてあげたら後からきちんと返ってくると言っていた。


 情けは人のためにならずってまんまだとあんまり助けたり、手助けしないほうがよさげな間違った意味に捉えている人の方が多い言葉。僕もそうだった。なんかの番組で見て本当の意味を知ったんだけど。
 「情けは人のためではなく、いずれは巡って自分に返ってくるのであるから、誰にでも親切にしておいた方が良い」というのが原義である。


 でも、僕本人に余裕がないと中々人に親切に出来ない事の方が多いと言う事が問題ではあるが。

君繋ファイブエム

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