Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

居酒屋系トークラジオ「Life」

文化系トーク系ラジオ「Life」
2009年3月29日「Life存続サミット」Part6
http://www.tbsradio.jp/life/2009/04/2009329part6.html


 昨日起きて「Life」のポットキャストが更新されていたので聴いてみたら自分のメールが読まれてた。なんだか嬉しいがむずがゆい感じでもある。 酒造メーカーにスポンサーになってもらって飲みながら放送しちゃいましょうみたいな僕からすると「Life」のチャールズ・ブコウスキー化。チャールズはチャリーが愛称だからパーソナリティのcharlieともリンクもするし。


 基本的にこの番組の関係者の人とはたいてい飲み会でお酒飲んで話す人が多いから、素で話すことよりも集まって酒飲んで話すってのが普通だからかな。


 起きてチャールズ・ブコウスキー「パルプ」読み終わり。ブコウスキー遺作の短編の多い彼にしては珍しい長編。飲んべえな私立探偵が依頼により巻き混まれていくんだが、彼は自分の力では特に何も解決してない。


 「百年の孤独」は最初の数ページで頓挫しているので、数ヶ月か数年放置しないと読まないと思う。スティーブ・エリクソンの作品を読もうか、村上春樹氏の新作「1Q84」が五月に出る前に「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」「ねじまき島クロニクル」を読もうか、村上春樹作品ならどこにでもあるし、エリクソンあんまりないから。


 前に「コブクロ編」で短編小説を書かせてもらった宝島社「音楽誌が書かないJポップ批評」の最新号が中旬に出ます。
 誰の特集かはまだ出さない方がいいっぽいので書きませんが、今回は短編ではなくそのアーティストのミリオンヒットの曲に関して文章を書いてます。論考は難しいと、向いてないとつくづく思いました。しかしライターの仕事を宝島社の「音楽誌が〜」でしかしてません。


 「In Red」「SWEET」「Spring」「mini」などの女性ファンション誌、「smart」とかでお馴染みなんだけど業績はいいらしくて仲俣さんにも宝島社はノッてるからギャラもいいって言われたことがある。


 これ書いてて思った、昔からけっこう読んでる「smart」に売り込みすればいいんだって。で白黒ページで街とか町のコラム書いて連載を、でそのネタはたいてい僕の所に何でも屋だろとかトラブルシューターって噂で聞いたって連中が来てなんとかそれを解決してコラムにすると、まんま「池袋ウエストゲートパーク」だけど、真島マコトみたいにヤクザとかカラーギャングとか知り合いいないからなあ。


 まあ、それと僕には問題解決能力たいしてないのと、人の不幸とかもろもろの悩みとかがネタにしか思えないという非人道的な面があるので、相談には客観的にのれるけど、特に進展はしない。


 さあて、これからの展開考えないと今年わりとヤバい気がする、なんか二月頃から確実に運気が落ちてきているから、とりあえず動かないと転げ落ちるだけだ。転げ落ちるなら動いて転げ落ちた方が幾分かマシだ。


ハリセンボン・箕輪はるかが肺結核で入院 感染拡大のおそれも
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090406-00000542-san-ent


 以前バイトしていたドラッグストアで店員の同じ年の女の子が医者に誤診されその後結核とわかり即入院したことがあった。ドラッグストアや病院では客や患者が風邪だと勘違いして結核菌を振りまいているので、危険度が高い。
 僕は菌がなかったが二年間で年に一度レントゲンを撮って結核菌がないか確かめに行った。そういう法律なので行かないといけない、費用は国だけど。二年間結核菌は肺に潜んでいる可能性があって突如結核菌がみたいなことになる、やつらは潜伏期間が長い。


 僕の感じだとハリセンボンのはるかは芸人辞めるだろう。二ヶ月入院は仕方ないが、出てきて復帰できるとは思えない、あまりに多くの人に迷惑をかけている、しかも芸能界だ。菌が潜伏しているのがわかったら薬を半年とか飲まないといけないし、その間は酒もダメだし早寝は早起きという健康的な生活をしないといけない。
 本人は入院中に自分だけならまだしもいろんな人に迷惑をかけたことで精神的にかなり追いつめられる。僕はしばらくしてから結核病棟に見舞いに行ったが最初の頃はやばかったと聞いた。「なんで自分がこんなことにならないといけないの、みんなに迷惑をかけてしまった、せめて自分だけならまだ許せるのに」という負の感情のスパイラルに陥る。


 ハリセンボンはたぶんカンニングみたいにハリセンボン春菜みたいなことになるんじゃないかな、もっと中堅とか冠とか持ってたらまだ吉本も救うだろうけど今のポジションだと救わないと思う。


 SMAPが出てたフジテレビ開局50周年のドラマと映画の特番。録画したのを見てるけど、本当に80年代から90年代前半における野島伸司の貢献度は凄いな。まあ大多亮氏とのコンビで席巻していたということだ。
 しかし、出ているゲストが浅野温子浅野ゆう子石田純一伊東美咲江口洋介江角マキコ織田裕二唐沢寿明陣内孝則反町隆史竹野内豊水嶋ヒロ三谷幸喜柳葉敏郎ユースケ・サンタマリア研音グループ(唐沢、反町、竹野内、水嶋、伊藤、江角)が圧倒的に多い。


 SMAPが主演の時にだいたいヒロインになる竹内結子とか所属のスターダストプロモーションのタレントが一人も出てない。
 事務所の力関係なのか、まあ研音グループは主役クラスが多いから仕方ないのかな。と思ってたら深津絵里が出てきて、松たか子に、スターダストな柴咲コウ市原隼人が出てきた。交代制か?
 結局竹内結子松嶋菜々子も出たけど。研音とスターダストばっかりじゃんってなったわけだ、ジャニーズと研音とスターダストと力がある事務所がいかにドラマで幅を利かせているのかがわかる構図。


 結局テレビが老人化しているというか昔取った杵柄みたいに、昔のストックでいかに安くあげてできるだけ視聴率取ろうみたいなのがわかってしまのうが哀しい。弱体化してるなあ、でイケメンで釣ってるけどあとどんだけ持つんだ。


 知り合いの人がわりと聞いている「ライムスター宇多丸のウイークエンド・シャッフル」をポッドキャストで聞いた。「ザ・シネマ・ハスラー」で「愛のむきだし」「SRサイタマノラッパー」「ドロップ」を深夜のバイト中に聞く。「ドロップ」はボロカスだね、品川が器用だってのはわかるし、イケメン揃えて深く考えない客層を取り込んだら興行収入的に成功するのも彼の計算づくなのかな。映画は元々観る気ないので観ませんが、水嶋ヒロ効果で観客数が伸びているらしい、なんだかんだ言っても興行収入がよければ監督に関係者は文句言わないだろう。


 「SRサイタマノラッパー」はちと観たくなった。で宇多丸師匠も「愛のむきだし」絶賛しててくれて嬉しかった。「今年日本にいるなら絶対に観るべき一本なの、間違いなく」ってのは最高級の褒め言葉だなあ。でも園子温愛のむきだし」よりも「ドロップ」の方が興行収入はいいんだよなあ、糞ったれなことに。で、「おくりびと」がアカデミー賞取ったのもすごいけど「愛のむきだし」はベルリン国際映画祭で「カリガリ賞」「国際批評家連盟賞」の二冠なのに対して話題にされなかったことがムカつくわけだが。「日本的な葬儀」が評価された事は取り上げれるけど、「盗撮」がモチーフだと持ち上げ辛いのか。どう考えても園さんって国内よりも国外で評価されるんだよなあ、好き嫌いはっきり分かれる監督だけど。


 次回作が早く観たい監督です。次はアメリカ・ノルウェー合作で日本人があんま出ない宗教ものって「東京フィルメックス」で言ってたけどどうなるかな、園さん関係だといしだ壱成さんとオダギリジョーさんは海外作品でも英語いけるから次回作に出そうな気がする。


 それにして江口洋介さんのロンゲのイメージがいまだに取れない。