Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「ディスカスの飼い方」

 大崎善生ディスカスの飼い方」の第一章部分を読む、著者が熱帯魚に精通している感じが出ている。話はまだエピローグで展開していない、前振り、大崎作品特有の匂いはすでにしている。


 どう着地するのか期待できそう。


 家で鍋を友人とした。すき焼きの匂いとタバコの煙で目が痛い。

ディスカスの飼い方

ディスカスの飼い方


 起きてから「天地人」を見る。なにかのニュースネタでボーイズラブ好きな女子には好評らしい、主従関係がまあそれに近いし、美男子が多いからそりゃあそうだろう。武田信玄なんか思いっきり男子好きとしても有名だし、昔はそれは別にタブーではなかったわけらしいが。


 脚本は小松江里子さんなので中高生の頃に見ていた彼女の脚本ドラマは「若葉のころ」「友達の恋人」「青の時代」「To Heart 〜恋して死にたい〜」とかだった。「若葉のころ」は今考えればボーイズラブ系の作品だし。夫の伊藤一尋プロデューサー(TBS)は野島伸司とタッグを組んでTBSの野島ドラマで「あいくるしい」以外は全部仕事をしている。彼が組むのは野島・小松脚本が多い、あとキャスティングがわりと似ている。
 

 「人間・失格」と「若葉のころ」はKinKi Kidsだし、小松作品だとKinKi Kids堂本剛が主演が多い。小松作品「友達の恋人」「青の時代」野島作品「聖者の行進」で安藤政信さんが伊東プロデューサーのドラマに出ている。安藤君はその後ドラマには出なくなったことを考えると現場が嫌なのか、話がない前からスケジュールが押さえられるのが本当に嫌だったんだろう。


 小松脚本だと「Summer Snow」が一番印象には残っている。ラストの終わり方がやっぱり残る、あのドラマ見た後に臓器提供カード持つようになったし。


 「天地人」は今の所あんまり大きな展開はないが、これから先も見続けていけるか、視聴者を引きつけられるのか、どうだろ。


 文化系トークラジオ「Life」関連の告知


 charlieが出演するイベントのお知らせです。(※こちらはLifeのイベントではありません)

 
 『さよなら下流社会』出版記念「クリエイティブにのびのび生きよう!」
 http://www.loft-prj.co.jp/lofta/schedule/lofta.cgi


 お金や肩書きよりも大切なものがある!  
 競争社会とはちがう価値観で生き始めた15人の若者にスポットを当てた 単行本『さよなら下流社会』の大出版パーティー&交流会! 


 2月12(木) Open 18:30 / Start 19:30  阿佐ヶ谷ロフトA  ¥800(飲食代別)当日のみ

 【出演】 松本哉素人の乱鈴木謙介社会学者)
 『さよなら下流社会』に登場する人たち (某鮭缶も!?)


 主催:アスラン若者アンケート実行委員会  ※22:00から「素人の乱ネットラジオ中継もあり!

 【会場】  「Asagaya / Loft A」
 東京都杉並区阿佐谷南1−36−16ーB1 
 JR中央線阿佐谷駅パールセンター街徒歩2分
 地図:http://www.loft-prj.co.jp/lofta/map.html

 ※松本哉さんも出演された「運動」の回
 http://www.tbsradio.jp/life/20070604/


 以前に阿佐ヶ谷のロフトに行ったのは去年の3月の誕生日でcharlieが出たイベントだった。
 

 ↓その時の日記転載。まだその時はこのブログしてなかった。


 全共闘世代VS自分探し世代〜この世を悪くしたのはお前だ!


 現代日本年金問題格差社会、目を見張るばかりの、嘘、インチキ、不正、税金横領等々全くひどい国になったもんだとは、周知する所だが、「こんな社会一体誰がした!」と言うところで若者達は、「全共闘世代が一番悪い」と言い一方じじい世代は「お前らしらけているだけで、何も戦おうとしないじゃないか?少なくとも俺たちの若い頃は為政者や不正に対して実力で戦った」と言った所から出発して、ともか激烈な討論を通じて何かを産みだそうと言うのがこの企画だ。(平野悠)


【出演】 鈴木謙介社会学者) 森山裕之(編集者) 塩見孝也(元赤軍派議長) 平岡正明(評論家) 【司会】 平野悠


 僕の中にある連合赤軍ってイメージは革命目指したけど内部でもめて自縛した人って感じで、たぶん日本で革命って言葉にリアリティがないのも彼らが失敗したためだろうとか思ってたし、その同世代が作り上げた日本という国が行き詰まって今の状況とか、どうしようもなくなってるのは結局彼らが自分たちで時代を変えれなかったことがデカイとか思ってた。


 ただ、僕が連合赤軍のことで読んだり見たりしてるのは大塚英志関連作品の中だけだし、仲俣さんも質問の時に出した大塚英志「「彼女たち」の連合赤軍」とかね、大塚英志の原作の漫画「アンラッキーヤングメン」とかだけで興味はあった。だから実際にそれらを体験した見た人の話は聞きたかったし知りたいと思ってた。


 トーク内容はなんていうんだろう、わからない単語とか名称もたくさん出てきたけど笑ったりとか考えたりとかして普通に楽しめた。
 終わった後のcharlieの顔見るとやっぱりかなりしんどかったのがわかったけど、世代とか思想が違う人が話をするってこれほど面白いんだと思った。


 だから、歌舞伎町のロフトプラスも阿佐ヶ谷ロフトも客が入っているんだな、人は人が本気で本音で話すのが見たいんだ、それはその人の人間性が出るから作られた、嘘じゃない人間らしさが出てて惹かれるし、考えさせられるし、ムカつくし、人間の根本はやはり話すということだね、たとえわかりあえなくても。

 人間はわかり合えないことのほうが多いに決まってるんだから、人と人はそう簡単にわかり合えないし認め合えないし、でも話をしてみないとそこに繋がっていくかの可能性は見出せない。


 終わった後は下北方面に帰るチームで下北沢でお茶して、そこでも楽しい話を聞かせてもらった。帰りに下北沢で東京タワーが見える坂があってそこを仲俣さんに教えてもらった。


 家に帰って「やりすぎコージー」を見るが、板東英二の都市伝説SPだった、なんて素敵な企画だ。東野さんが普通にアンパンマンと言って、それをうけた今田さんが坂東さんをアーンパーンチって言って軽くグーパンしてて大爆笑。というかそんな大人になりたい。やっぱり今田東野の両氏のトーク術のレベルは圧倒的に凄すぎる。


 とmixiに書いてた。そうかその日は板東英二都市伝説した日だったのか、あれはDVDにすべきだよ。

Summer Snow BOXセット [DVD]

Summer Snow BOXセット [DVD]

さよなら下流社会

さよなら下流社会

アンラッキーヤングメン 1 (単行本コミックス)

アンラッキーヤングメン 1 (単行本コミックス)

クイック・ジャパン82

クイック・ジャパン82