Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「FLASH」

 録画してた「HEY!HEY!HEY!」にmonobrightが出てた。ヘンタイ眼鏡ロックバンドもついにゴールデン番組かあとも思うが、事務所がアミューズなんで、そりゃあテレビに出してプッシュするわなとも思う。しかし、前にリキッドルームであったイベント「NORTHERN EDGE」TOUR’08。
 出演バンドはすべて北海道の出身バンドで出演順はシェリスペイロフ、monobrightsleepy.abサカナクションだったけど、monobrightサカナクションで引っ張っていくと本当にこのイベントは大きくなると思う、武道館とか。アジカンのナノムゲンフェスみたいに。
 ただ事務所がデカイのでmonobrightがさきに売れるとイベントとかに出るギャラが上がりそうなのでサカナクションが先に売れた方がいいのかなとか思うけど。


 「ラブシャッフル」第二話をようやく見た。ヒロインでもある香里奈の過去に双子の兄が幼い頃に死んだことが明かされ、彼女が一番好きな男はこの世にはいないというある種のトラウマが彼女が恋愛でうまくいかないこととして呈示される。この後主要人物の過去のことや現在抱える問題が一人ずつ明らかにされるだろう、そしてそれをどう解決していくかあるいは誰かの手によって克服していくのか。第一話が視聴率10.0%だったのに第二話は10.7%と上がっているので、裏番組次第で上昇していくかな。


 しかし10%前半ってのはきびしいような気もするが。もっと取れてもよさそうなものだけど、野島さんのギャグというかノリというのが正直古い感じがある。たぶんバブルとかの時代の頃のような、たぶん二十代前半とかそれ以降の平成生まれはまったく知らないから逆に新鮮かもしれないし、上の世代は聞くと少し恥ずかしいものがあるかもしれない。


 このラブコメの形が後半に向けてシリアスなタナトスとかを扱うような展開になっていくとすると見てる人はついてこれるのか、見放すのか。しかし高級マンションって設定はやっぱり現実感ないなあ。逆にそうしてるのかもしれないけど、今だと「ひとつ屋根の下」みたいな貧乏だけど家族でやってるっていうのは貧乏はまだ理解できるだろうけど、家族自体が崩潰している現在には「ひとつ屋根の下」はもはや手の届く形ではないだろうし。


 今は生まれ育った家族を捨てることによって、新しいコミュニティを作り疑似家族を作るという選択肢もあるし、それが支持されたのが「ラストフレンズ」だったんだろうな。「ラブシャッフル」は疑似家族ではないが四組のカップルがラブシャー(恋人交換)をする。交換可能ではないと思っていた関係を新しい関係の中で置き換え可能なものとして恋人を変えていく。


 そこで見いだす交換できるものとできないもの、この人じゃなければダメっていうことを振り払って広く見ることでレンジが変わっていく、もちろんいいことも出てくるし悪いことも出てくる。ただし、可能性は広がるはずだという考えでこのラブシャッフルは設定されていると思う。愛よりも相性の方が大事だっていうことから野島さんが考えている話らしいし。
 

 今日は下北沢でアナが出るライブに。さあて、新曲をかなりアナライブ友達が絶賛しているので早く聞きたいものですが、踊って跳ねれる曲だろうなあ、楽しみだ。


 もうすぐ浅野いにおおやすみプンプン」四巻が出るわけだが、「ソラニン」映画化はどこに消えたのか、頓挫か?「重力ピエロ」は公式サイトも出来てるし、たしかどっちも制作はアスミック・エースなはずだが。


「重力ピエロ」
http://www.jyuryoku-p.com/


 子猫(真黒)が爪をがりがり研いでいた。


FLASH

FLASH

おやすみプンプン 4 (ヤングサンデーコミックス)

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重力ピエロ (新潮文庫)

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