Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「雨あがりの夜空」

 崩れ模様の天気でおまけに寒かったけど、歩いて渋谷まで行って待ち合せをモヤイ像の前でしてた。約束してた相手が間に合わなくて待っていたら警察官が三人歩いていてなんか僕の所へ来た。


「あの申し訳ないんですが鞄の中見せてもらえますか?」
「なんで?」 「秋葉原の事件とかあったじゃないですか、ナイフとか持ってないかの確認です」


 という流れで鞄を渡し、中身を見られて、ポケットのものを出せと言われ、おまけにズボンのポケットとかを服の上から触られた。 最後には財布の中身を見ていいですか?と言われ。少しキレ気味に、
 「なんで見る必要あるんすか」と言えば「麻薬入ってないか調べます」ときたもんだ。財布の中身まで見られて中のお守りすらも怪しまれた。


 渋谷のモヤイ像前で警官三人に職質されると通り過ぎる人にはジロジロ不審者みたいな目で見られるし、今まで一番の屈辱感。


 前に下北の京王線の下のアーチみたいなスプレーで絵を書いてる所(ヴィレバンに行く時にある)でレゲエちっくな兄ちゃん二人が警官6、7人に職質されてて、絶対にあれって見せしめだと思ったけどまさか自分がされるとは思わなかった。


 ああ、警察昔から嫌いだけどさらに嫌いになった。一人に三人いるか?どんだけ使えねえんだよ、拳銃持ってんだろうが。


 普通に考えたら秋葉原の事件の後で普通にナイフとか持ち歩くバカいねえっての、職質されたらアウトじゃん。どっかのバカみたいに車で突っ込まれたら防ぎようないしさ、単なる見せしめのためだけに職質してるとか思えないんだけど。


 森達也さんの「A」とか観た後で公安なん単なるてヤクザそのものじゃんって思ったけど、流されている情報が真実ではないし嘘だらけの可能性だってあって自分の価値判断できちんと見て聞いて考えるしか自分を守れないんだよ、警察は別に正義でもなんでもなくてさ。


 昔は違ったと思うけど、昔の警官や警察になりたがった人は人を守りたいと思ってなったりした人がほとんどだろうけど、今警官になるやつってどういうイメージでなりたいのか全然わからない。
 公務員だから?制服マニアだから?拳銃撃ちたいから?で拳銃で自殺するんだろトイレで税金使って死んでんじゃねえっての。


 あの屈辱感は素晴らしいね、嫌悪感全開だよ。友達が警官になるとかヌカしたら言うね、とりあえず「A」「A2」観てから考え直せって。


The Strokes - New York City Cops (High Quality Live)


 で待ち合せした人と宇田川カフェで話をした。宇田川カフェの道路を挟んだ所にクワトロが入ってるパルコだった所が見えて、今やブックオフになっていて渋谷も郊外化ですねえとのんびり話をした。渋谷の街中にブックオフはいるんだろうか?いらないと思います。


 それから青学の方へ歩いて行って青学のとこを曲がって行くとある小さな美容室で知り合いの姉さんに髪を切ってもらった。髪を切る前に職質されたと言うと髪伸び過ぎで怪しいからだと言われた。だからって職質しなくてもいいとは思うだけど。で、切ってもらいながらいろいろと近況報告とバカ話して姉さんのチャリ取りに渋谷まで歩いて道玄坂下る所まで一緒に帰った。


 途中の交差点でさよならしてのんびり歩いて昼間借りたRCサクセション「雨あがりの夜空に」をiPodで聞いた。地面は雨降り後の濡れ具合だった。


Kiyoshiro Imawano - 雨上がりの夜空に

イズ・ディス・イット

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ゴールデン☆ベスト RCサクセション

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