Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

園子温監督「愛のむきだし」meetsゆらゆら帝国

 「ネガティブハッピーチェーンソーエッヂ」のDVDを観た。劇場で観なくてよかったなあ。小説はおもしろかったのに映像化するとなんか今ひとつな感じがしてしまう。チェーンソー男と戦ってる美少女を関めぐみが演じて彼女に恋してというか一緒に戦わずに送り迎えしたりする応援係みたいな高校生を市原隼人が演じている。
 スターダストプロモーションコンビが主演だがどうも主人公市原に感情移入ができない。バイク事故で死んでしまった友人を追い越したいと思っているわけだが死んだやつを追い越さなくても生きてるだけで彼を追い越してるじゃんと思って観てしまったので感情移入できなかった。


 MEGが表紙の雑誌「MARQUEE」を立ち読みした。MEGはビジュアル的に大好きな感じではあるのだが今度出るアルバム次第でハマるかなと思う。その雑誌を立ち読みした一番の理由が特集の二つ目がゆらゆら帝国でその中に園子温監督のインタビューがあったから。
 次回作「愛のむきだし」の曲がゆらゆらの次に出るリミックスアルバムの中から3曲ほど使われるらしい。ゆらゆらだときちんと若者にも伝わるしメジャーすぎずにマイナーすぎずにちょうどいい感覚だと監督が感じて器用するみたい。「愛のむきだし」は秋ぐらいに公開予定らしいが3時間を余裕に越えてるらしい、エキストラに実は二回行ったのだけど、一回目の時に台本をチラ見した時に半分でシーンが140とかだったから3時間はゆうに越えているはずだ。園さんちで観たという人がネットに書いてあったが3時間以上はやっぱりあるらしい。


 僕が最初に行ったエキストラはレストランで主役のユウ演じるAAAの西島と神父の父役の渡部篤郎さんとヒロインのヨーコ役の満島ひかり(たぶんフォルダーの真ん中の人のはず)とヨーコの母親役の女優さん、名前わからんっていうか見た記憶がない人の4人だった。この回は僕は余ったのでずっと園監督の後ろでモニターチェックしてる監督を観ていたがへっこうピピリピリしてる感じだったなあ。その次のロフトプラスワンでの撮影はそうでもなかったけど。


 雑誌の監督のインタビューでは満島ひかりの映画みたいになっちゃったみたいなことを言っていたなあ、内容が盗撮魔vs新興宗教の話で監督の知り合いの人の実話を元にしたらしい。


 映画館で園子温作品が早く観たい。なんか内蔵を掻き回されるような吐き気すらするような監督の遺伝子がぶち込んである物語を観て圧倒されたい。

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