そういえば「R30」に森達也さんがゲストで出てて紹介VTRの中で「KY監督」と紹介されててすごい紹介の仕方だなとは思ったけど以前森さんの新書で自らKYだと書いていたし、VTR見終わった後に森さんはこのVいいなと言ってた。
「A」「A2」を日本でも世界のいろんな所で公開し、質疑応答の時に聞かれたのは「どうしてお前がこれを撮れたんだ?」ということだったらしい。
当時世間はオウム一色だったし報道番組はオウム事件を垂れ流しにしていた。
森さんは普通に「手紙」を出してドキュメンタリーを撮りたいとオウム側に伝えた。
森さん的にはドキュメンタリーを撮る前にはその対象の人に対して「手紙」を書いて自分の撮りたいことを伝えるのがごく当たり前のことだった。が当時オウムに対して「手紙」で取材の交渉をしたのは森さんだけでドキュメンタリーを撮りたいと伝えたのも森さんだけだった。
オウムの内部に入って取材をすることは危険だとテレビ局から続ければ契約を切ると言われ、実際に契約を切られて森さんはこの作品を映画として世に出そうとした。そして「A」は生まれ落ちた。
周りの流れや雰囲気を読まないといけない時はあるがそれを意識しすぎて他人と違うことができなくなる、飛び出せなくなるのは問題だ。だから森さんは周りとか関係なく空気読めなくていいじゃないと言う。
そうすることで周りと外れることで違う景色や何かが掴めるかもしれないと、これはかなり重要なことだ。
学校とかで周りと外れることは恐怖だ、いじめられる、疎外される、存在を消される。だからみんなから外れない様に空気を読むようにする、そして自分の存在を溶かして混ざる。でもそこにも孤独感はある。
KYという言葉は友達から外れることを極端に怖れている中学生や高校から生まれ、当たり前の様に使われたのは仕方のないことかもしれない。
「やりすぎコージー」の今週の放送は「おめでとう 村上様 ロストヴァージンSP」だった。
テレビで女性の性を笑いに変えて放送するバラエティはほぼないな、たいてい笑えなくなるから男が。興奮しちゃうと笑ってる場合ではなくなる。深夜帯だからできてるってもあるだろうけど。
いいよ、黒沢さんこの一人だけ不幸な感じとか笑い的には最高だよ、ただ女性的には幸せではないだろうけど、それを笑いにすることが芸人さんです。三人みんなが幸せになったら思いっきり面白くなくなりそうだな、芸人じゃなくなって女性の幸せをみんなが手に入れたらタレントではあっても芸人ではなくなってしまいそう。
森三中の下ネタはエロさがあまりないのでライトで笑える。この番組は深夜帯でこのテイストでやり続けてほしい。
今田・東野さんの仕切りまとめ方、ネタ振りとかトップクラスだし、若手の芸人さんをイジって面白くさせる力はやはり芸人が好きだからこそだと思う。
あとこの番組は大橋アナにネタを下ネタをふる時や下ネタとかで笑いがある時にカメラで大橋アナを押さえる等の編集とかさすがテレ東、やっぱりギルガメシュナイトをしてた局だよねと男性心わかってるよね。
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