Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「最後のシ者」

likeaswimmingangel2008-04-25

 あんだけ雨だって予報で言うから信じてたのに起きたら降ってないそんな休日でした。のちに雨だったけど。
 起きたら起きたかった時間よりも4時間オーバー、「顔のわりに小柄な胸もぉ〜」それはミスチルの「over」というわけで顔を洗って下北へ。
 

 昨日刷った「路字」1号を折りに昨日同様に古本喫茶「気流舎」に行ったらちょうど開店したばっかだった。とりあえず、チャイを頼んで二日連続飲むなんて人生初だなあ。
 店長の加藤さんと話しながら、あと自己紹介を店に行くの3回目なのに初めてだった。本名言うと「えっどんな漢字?」と言われたので「エヴァンゲリオン碇シンジの碇に・・・」と言うと「俺エヴァ見てないわあ」「見てないっすかあ、石偏に一定の定です、碇泊とかの」「あ〜あ、そういう字ね」という会話をしながら木の感じがすごくいいテーブルで地道に折り続ける。


 途中で仲俣さんが手伝いに来てくれて折りながら話をする。伊坂幸太郎作品とか森美登見彦作品とか米澤穂信作品とか古川日出男作品とか、の話。 つうか仲俣さん古川さんと知り合いなのか、ほんとに古川さんが「路字」で何か企画とかしてくれるといいなあと聞きながら思う。


 終わって、本来は早く起きれたら「パラノイドパーク」観に行こうと思ってたので渋谷に行こうとか思うが雲の流れが異様に早いので雨かなあと思ってやめといた。でツタヤで前から気になっていた「去年ルノアールで」を2巻借りる。 主演の星野源が気になっていた、サケロックというバンドの人ってのは知ってたし、バンドの人なのになぜか俳優としては「大人計画」の所属だったりと不思議だ。わりと浅野いにおソラニン」映画化に関して種田役でファンの間では名前も挙がっているしね。
 内容は喫茶店ルノアール」の中だけで起こるんだけど、うーん、テレ東の深夜ドラマの感じがすごいする、しかもけっこう好な空気感。


 星野源の顔見てたらなんか見たことあるよなあって思ったら、クドカン脚本「未来講師めぐる」のエロビデオ先生役だった、ファイブミニ上野樹里が「〜だっぺ」とか言っているCMに一緒に出てる人だった。あれ?わりと売れてるのか?「大人計画」の人はブレイク前からちょくちょくCMには出てるなあ、阿部サダヲも売れる前に「たまひよ」でお父さん役でしばらく出てたし。


 あとこの作品サブタイトルが過去の名台詞や名言をパロッててスタッフがかなり遊んでる感じも好感触。


ルノアールでまだ食ってる途中でしょうが!」黒坂五郎
「板垣死すともルノアールは死せず」板垣退助
「僕はいたい。僕はルノアールにいたい。
 僕はルノアールにいてもいいんだ!」碇シンジ

 とまあかなり深夜の自由度が効く内容です。大爆笑はしないけど少し「プッ」と笑うようなライトな見やすいドラマでした。


 これを書きながら雨トーークの「エヴァンゲリオン芸人」を見る。25日に「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版」のDVDが出るのでそれに合わせた形だろう。だからガイナックスも映像とかオープニングを芸人と合わせたりとか協力してるみたい。


 明日か明後日のキーワードの上位に食い込むだろうし、レンタルも急に貸し出しになってるんだろうな、意外とこの番組で企画すると影響はデカイ。
 やっぱり国民が総オタク化してるのか?世代観を越えての意思疎通やコミュニケーションとして同じものが好きってのはデカイ。それは文化系女子には未だにオザケンが王子様ってことと共通してることと同じだろう。


 リアルタイムで放送が終わった時に14歳になってたけど、12年前だよ、干支が一回りしてるのに未だに人気があって続編がまあ新訳が作られるという感じも時間がいまいち進んでないような大人になれない気がするのは僕だけではないんだろう。


 この企画はまたしそうな感じがするね。オリラジの中田がめっちゃ喋ってるしね、彼の話聞くとそりゃあ学生時代友達いないわな。加藤夏希が以前綾波のコスプレをしてるグラビア見たことあるけど、綾波好きなんだなあ、良い意味で公私混同だね。


 予告が絵コンテな回があるんですよって回のタイトル見て思い出した。
 「最後のシ者」って出るんだけど17使徒・渚カオルって人物の名前の由来が「シ者」をもじって「渚」だったよなあと思い出した。
 

 それにしてもアニメ版の最後の終わり方は「自己啓発センター」だと大塚英志に言われるわなあ、僕はここにいたいんだ、ここにいてもいいんだ、嫌いな自分を好きになれるかもしれないってやっぱり「自己啓発」だもんなあ。


 バイト先の「エヴァ」好きな元タオル王子がガイナックスの「グレンラガン」は正統派なロボットアニメで泣けるというか泣いたと汗だらけでカップラーメンを食いながら言うので「ターンエーガンダム」見終わったら見ようかなと。


 というかいつ新訳版「破」やるの庵野さん?

  
 昨日録画した「週間真木よう子」を見る。冒頭からなんだかすごいリアルな感じがする、すごくイヤなリアル感。
 主人公の中年太りな30代半ばいかないぐらいの本屋のアルバイトがレジから太ってる女のバイトが5千円抜いている所を偶然見てしまう。
 女は事務所で二人きりの時に「おっぱいみせてあげるから」と言ってブラを取って、胸元を引っ張って見せようとする。
 彼はそれをおそるおそる見るのだが、一緒に謝ってあげるから自主しなよとビビりながら言うと女に「た(勃起)ってんじゃねえかよ」と言われる情けなさが現実世界でも実際に起きているんだろうなと思えた、たぶん起きてるな。
 そして本来の主役である真木よう子があまり出てこないから最初何を撮ったのかわからなかったけど、この回の作品は凄く痛々しいリアルな感じがある。
 調べたら山下敦弘監督が演出と監督してた、どうりでおもしろいわけだ。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版 [DVD]

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