やけにリアルだった。乗せられた車とか昔の知り合いとか、すごくイヤな感触とか、話の流れだったりとか。
揺れる護送車というか警察のワゴンの中で手錠をされた僕。
時間にしては見ていたのは2時間ぐらいだろうか、書きながら記憶が崩れ落ちていくような気がしている。頭が凄く痛い、鈍い痛み。
僕は地元のような場所に住んでいて、付き合っているらしい女の子がよく出てきていた。僕と彼女の年齢は今の僕とあまり変わりはないようだった。
なんの憎悪だったのか僕は彼女の弟の首を絞めて殺していた。何が原因だったんだろう、でも感触があった。憎悪の行く先の諦観。
絞めながら全ては終わったとなにもかもをその時点で見放して見捨てられたようなそんな赤子のような弱い僕は強く絞めた。
そのあとは何日かして普通に実家らしい家にいるところに警察が来て僕は逮捕された。母が泣いていた。近所に「ご迷惑をかけてすいません」と謝りながら。どこからか現れたマスコミは近所の人にインタビューをしていた。
僕は手錠をかけられて「ああ全てが終わったな」と思いながらこれから先の家族だとか彼女のことだとか考えて車で揺られていた。
その市の警察署にはいかず大きな警察署に行くようだった。警察官の人の話がまったく耳に入ってこなかった。これから先のことを話していたんだろう。そして警察官は彼女のことを僕に話した。
なにがなんだかわからなくなって暴れた、逃げようとして暴れたけど両サイドにいる警察官に押さえつけられた。
顔が車のシートに押さえつけられて、目が覚めた。一瞬だけわけがわからなかった、正直助かったとだけ思った。
深夜の3時過ぎ、僕の悲壮感なのか、もしかしたらどこかで起こっている本当の事件が僕の中に入ってきたのか。深夜まだ朝までは時間がある。
夢診断で調べたら殺す夢のプラスイメージは何かを得ようとしている、スキルアップを表わす吉夢らしい。でもあんな夢はあまり観たいものではない。
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