Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『3月のライオン 後編』『作家、本当のJ.T.リロイ』

『3月のライオン 後編』鑑賞。映画にしろマンガにしろ羽海野さんの作品は才能と孤独について描きながらも「居場所」についてのものだと思う。 誰かにすればそれは家族であり仲間だったり、よく行くお店だったりする。 人間関係は安定しない、永遠じゃないか…

『ゴースト・イン・ザ・シェル』『T2』

『ゴースト・イン・ザ・シェル』鑑賞。過去という亡霊≒記憶と共に人は進んでいく。記憶が人を人としてたらしめるのではなく、どう思い行動するかで人は人として存在しうる。わりとオーソドックスなテーマを簡潔にまとめビジュアルで見せる。ビジュアルが想像…

2016年「詩」

『太陽』 眩しくて目を閉じると見えない、ただ感じている。熱さや強さを。 影が出てきて伸びて、ついてくる。分身にもならずに僕の名残惜しさみたいに。 だけどね、光の速度で祈ってみようと思うんだ。思ったんだ。 祈るってことはそれだけで強い愛、いや僕…

『はじまりへの旅』

「常識とは、18才までに得た偏見のコレクションである」というアインシュタインの言葉が浮かぶ、『湯を沸かすほどの熱い愛』もちょいと浮かんだりした。家族って社会ってなんだろう。家族主体のロードムービー、みんないい面構えしてる。