Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「About a Girl」

 昨日月曜朝のランニング中に緑道に小さい赤い何かが。しゃがんでみると小さいザリガニ君が両はさみをかかげていた。僕に向かって威嚇してるみたいでかわいらしい、散歩の犬に食べられたりかまれたりしそうだから緑道のせせらぎにつかんで投げた。


 空飛ぶザリガニ君、ザリガニ触ったの二十年振りぐらいだろうか。今日もランニングで同じ道程を走るが小さいザリガニ君はお待ちしてくれておらず、二日連続でいろよと思ったが、空を飛んだ事がトラウマになったのかもしれない。いつも通り前半三十分は曲を聴いてランニング。
 今日はACIDMAN「LIFE」の「ストロマトライト」「FREE STAR」「式日」の三曲連続はかなりよく、ACIDMANのアルバムで言うとセカンド「Loop」が最高に好きなのだが、「LIFE」のこの三曲の連なりは脈動していて夜が明ける時にかなり映える、気持ちの中のスクリーンにという意味で、妙に映える。


ストロマトライト」「FREESTAR」


式日


 後半部分の山手通りから家までの歩きはいつも通りにPodcastで「ウイークエンドシャッフル」で「ぼんやりアミューズ」を聴きながら歩いていると空が明けている。


 ランニングをまじめに始めて一週間少し、まさかの東京マラソンの抽選に落ちるといういきなり目標ロストする展開、たかが8.5倍の倍率に落ちるって今年は運気がないのかもしれない。まあ運気を呼び寄せるために動いたりしてなかったからなあ、と反省。続けて走っているとパブロフの犬みたいに帰ったら走らなきゃとか思うようになりかけてきた。一週間で二キロ減った、気を抜けばすぐに戻るキロ数。エリンギダイエットが今更効いているとは思えないのでランニング効果だろう。


 テレビ番組で髭男爵のルイさんが一日食事の中でエリンギを120g摂るというのをしていてけっこう一ヶ月で落としたのを見てやってみたんだが、毎日エリンギを喰らうのは料理上手じゃない人間には酷だ。ただ、米を炊く時に一合にエリンギ入れてちょい醤油いれて松茸味のお吸い物のもとを入れて炊くと簡単なエリンギの炊き込みご飯ができてそれはそれでまあまあいける。


 昨日は髭男爵と関係ないけどWエンジンの「ほれてまうやろ〜」と言わない基本的に女装している人が来た。デカイキャリーケースを持っていて顔がもろにだったのだけどポケットから携帯のストラップらしきものが出ててその中に「Wエンジン」ってやつがあった。自分たちのコンビ名をつけてってさあ、自分たちが大好きなのか、声をかけられたいのかどっちなんだろう。


 友人が岡山に帰る前に買ってたsnoozerで、表紙はMikaだった。僕はパラパラ読みしたんだけど最後の編集長のタナソウさんのエッセイの感じはわりと好きで買わなくてもそこを立ち読みしたりする。
 友人が持ってきてくれた「girls」というアメリカのバンドの事から始まっていた。こんなやつらがいきなり出てくるアメリカのインディーシーンってみたいな、今のアメリカのインディーシーンにはズボンズの人から言わせると「グランジ」が起きる直前の空気感が今アメリカにあるらしい。


 本当に第二のカート・コバーンみたいな世界中を席巻するようなカリスマや彼がいたNIRVANAのようなバンドが出てくるんだろう。そして僕らはまた失敗するのかもしれない。いや僕らと言うよりも彼と同世代だった人たちのように彼を、あるいは彼女を失うのかもしれない。僕らはとこしえに同じ過ちを繰り返していく、のは歴史が証明している。


 カートやスマパンのフロントマンであるビリー・コーガンたちは彼らと同じ「ジェネレーションX」の悲しみと怒りを吐き出し、世界に唾をし殴り掛かった、そして自己存在の証明と求めても手に入らなかった居場所を手に入れるための戦いがグランジオルタナティブというムーブメントだった、それは世界中で消費された。消費尽くされてしまった、そこに残った残骸が彼らに新世代に何かを伝えたのかもしれない。


 その戦いは生きている者には終わらない贖罪と後遺症を残した。死んでカリスマになってしまった彼は世界中でロックアイコンとしてT-シャツに顔を姿をプリントされ露店で売られ、ロックも資本主義の中でしか消費されないことの証のようになっている。


 それを知っている新世代は新しい戦いを、独自の価値観で展開していくだろう。9・11以降のグロバリゼーションが覆い尽くした世界で善悪が不明瞭になったこの世界で、ロックが何を響かすのか。
 自らを世界の正義として反対勢力をテロリズムという悪として倒す事で威厳と尊厳と世界への影響力を誇示しようとするために善悪を決めつけたアメリカで思春期を過ごさざるえなかった新世代がロックで何を表現するかは気にはなる。

 
 何かはもう始まっていて目に見える形になった時にはたぶん誰にも止めれない事態になっていく、だからそれはもう僕らの知らない間に呼吸して一気に成長している、きっと。


Nirvana - About a Girl (Live Unplugged) HD



ミスチル×ワンピース」アニメ映画初主題歌!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091020-00000297-sph-ent


↑僕が中目黒の本屋でバイトしている時に月に一度はドラムのJENさんが来てはホビージャパンや電撃ホビーを買いに来ていた事を知っているのでJENさんだけは「ワンピース」よりも「ガンダム」の主題歌がやりたいんだと思う。


常盤貴子長塚圭史と婚姻届提出「魂をしっかりと結ぶ」公式サイトで発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091020-00000031-maiall-ent


↑小学生高学年から常磐貴子ファンとしては青春が終わった感があるんだが、長塚圭史さんの主宰する劇団「阿佐ヶ谷スパイダース」の舞台を数回観に行っているんでよかったっすって思う。長塚さん才能あるしさ。
 長塚さんは「リアリズムの宿」がいいよね、映画だけど。やっぱり常磐貴子さんが一番美しいのは「美しい人」のオレンジ色の夕日がプールを染めて、その中で鼻血を出しているシーンだと思う。


 「人志松本のゾッとする話」を撮ったのを見ていると有吉さんにあった親指の付け根あたりに何本も横線があるのが「愛情線」みたいなんだが僕にもめっちゃあるんですが・・・、で続いての日村さんにあった人差し指の下にある半円状の線=「ソロモンの環」ももろにあるんですが・・・。しかも二本も。
 「ソロモンの環」とは古代エジプトソロモン王にあった手相近日中に幸運な事が起こるらしい、幸運のリングと言われているらしい、そして多いほどいいらしい。その近日中が知りたいんだけどなあ。


 wiki見たら「ソロモンの環(わ)」ユダヤの偉大なるソロモン王にあったと言われる相。かなり珍しく、洞察力あり真理を得る。指導者の カリスマを持つ。教師、占い師、その他人を率いる職業に是非ありたい。努力を忘れない事が肝心。って。やっぱり占い師になるべきかあ、精神科医か占い師には向いてると思うんだよなあ。

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メロンコリーそして終りのない悲しみ

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