Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

2016-01-13から1日間の記事一覧

『三日月』

風が通る、いやその空間を通りゆく僕がいる 体温が下がっていく、だから皮膚感覚がマヒしていく 指先に血が通ってないような、ただの肉 重さすらも遠くにあるような 意識と身体が乖離していく感覚という感覚 ああ、冷たい風が頬を撫でていく死神の吐息 車の…