Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

Spiral Fiction Note’s 日記(2026年3月1日〜2026年3月15日)

2月下旬の日記(2026年2月15日から2月28日分)


3月1日
日付が変わってすぐに先月下旬の日記をはてブに、半年前のものをnoteにアップしてから寝る。


5時過ぎに目が覚めてしまったので、諦めて起床して朝のルーティン。派遣仕事は8時に西新宿駅集合だったが、歩いたら一時間半かからないぐらいなので6時半前には家を出ることにした。
TVerで『ゴッドタン』とradikoで『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』を流しながら読書をしてから出発の準備を。昨日の派遣仕事は午前中に終わって、内容的にもほぼなにもしていないようなものだったが、今日はタイルカーペットの搬入で派遣二人なのでそこまで量は多くないだろうなと推測。

radikoで『脳盗』を聴きながら池ノ上駅方面を目指して歩く。番組で紹介していたタデクイは帰りにアルバム『MOTHER』を聴いたが、トークでも話が出たように踊ってばかりの国の系譜でもあるが、曲ごとにスタイルみたいなものが違ったりしていて、キリンジっぽいものやD.A.Nみたいなもの、Bialystocksみたいな雰囲気のものもあった。好きなサウンドだった。

聴き終えてから『オードリーのオールナイトニッポン』を。若林さんの喉の治療のための3週お休みの2週目。パンサー尾形&あばれる君という春日さんの盟友というか体を張って生きた芸人としての絆がある二人がゲスト。とても和気あいあいとしていてとてもよかった。
体を張ってきた男たちの意地だったり、そういうやり方で生き抜いてきたという自負もありながら、人間としてのかわいらしさが感じられるトークになっていた。
若林さんがいないからこそのトークでもあり、コンビでやっているラジオはたまに相方が休みのもう一人が仲のいい人や二人の時では話せない話をできる相手を呼ぶというのはいいかもしれない。


幡ヶ谷駅から甲州街道沿いをまっすぐ歩いて行き、途中で今日が「東京マラソン」だったことに気づく。甲州街道沿いから北にある西新宿駅に抜けようと思うと思っていたら、どんどん出場するランナーがそれぞれの目標タイムごとのエリアに向かって歩いてきていた。
多いよ、歩道がうめつくされてるし、歩くのすごく邪魔だ。なんでたまにしか来ない新宿方面の派遣仕事が今日に限って「東京マラソン」とかぶってるんだ。
なんとか抜け出して西新宿駅に着くと今日一緒に仕事をする人と合流。何度も仕事は一緒にしているし、気楽ではある。歩いて少しのところの高層ビルのある階にタイルカーペットを搬入する作業は、担当の会社の人と合流して、ビルのB2にある詰め所で他の階とかでも作業している人も含めて朝礼。
監督と補佐っぽい人が女性だったが、地下にあるのでいろんなモーターとかが動いているのでマジで何を言っているのか聞こえなかった。最初音が聞こえな過ぎて、モスキートン音みたいな状態になっていて、自分が中年を迎えているからおそらく二十代ぐらいの監督っぽい人の声が聞こえないのかと思った。みんなその人たちの声が小さ過ぎて聞こえていなかったことがのちに判明した。
「東京マラソン」があると道路が封鎖されていたりするので、搬入のために荷物を持ってくるトラックが来なかったり、遅れたりするのかもってちょっと怪しんでいたが8時半すぎには地下の搬入口には着いていた。そこから僕ら二人で一ケース16枚入りが100箱ないぐらいを台車に一回8箱ぐらい積んで13階に何回か往復して運んで行った。
タイルカーペットを貼る職人さんたちはタイルカーペットが運ばれるまでは他の作業をしていた。全部上げて一度休憩をして、箱から中身を出して職人さんたちが置いてほしいといったところに積む。あとは職人さんたちが貼っていくので僕らの仕事はない。彼らが昼休憩に行くのと同時に僕らは作業終了。
外はかなり暑くなっているかなと思ったが、風はそこそこ吹いていたのでTシャツだけでは寒いので上着だけは着て、また帰り道も歩いた。いい気温にはなっていたので汗ばんでいて、もう春だなって思いながら花粉が乱れ舞っているせいで何度も大きなくしゃみが出た。

帰宅してすぐに湯船に浸かって洗濯機を回して昼ごはんを食べながら、TVerで『ボクらの時代』(田中みな実×あの×三宅香帆)を見る。三宅さんこの番組に出てるのもすごいけど、この組み合わせで出てるのがかなりインパクト。「あのANN0」ファンだし、「あったかタイム」も永野さんやDJ松永ゲスト回は絶対に聴いているので、好きなラジオ番組のパーソナリティーと一緒でいいなっていう。前にもポッドキャスト『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』に三宅さんが出てる時にうらやましいなって思った。単純聴いているラジオのパーソナリティーと一緒に仕事をしていると、出る立場ではないけど、うらやましいなという謎の気持ちもなる。
田中みな実さんとあのちゃんは仲良いし、ラジオでも言及しているし、「あのANN0」に田中さんはゲストで出ていたりするので、ここに三宅さんが入るとどういうトークになるのかなって思ったら、ちゃんと田中さんが三宅さんに聞く形で読書のことなんかを話しやすい感じで進めていた。さすが元アナウンサーというか進行力がある。あのちゃんも田中さんがいるのでリラックスしている感じだったし、三人の会話のテンポや声質も混ざっても違和感がなく、聴き心地がよかった。
夕方に昼寝がてら一時間ちょっと仮眠して18時すぎに再び家を出た。昼過ぎとは打って変わって寒くなっていた。

高畑鍬名さんの初著書『Tシャツの日本史』が2025年夏に刊行され、大きな反響を呼びました。
Tシャツの裾をインするかアウトするか?--日本のファッション史150年の中で、誰ひとり検証した者のいなかった死角に切り込む意欲作に、各界から絶賛の声が届きました。

その中のお一人で、『JJとその時代』にて女性ファッション誌の変容を鋭く分析した作家・鈴木涼美さんをお呼びして、トークイベントを開催します。

三島由紀夫や小津安二郎の作品にはじまり、木村拓哉や菅田将暉、そして無名の若者へと連なる日本人の「無意識」が、Tシャツのイン・アウトに隠されていた――
本書から溢れ出るTシャツをめぐる事件史や、現代の若者とファッションの緊張関係など、私たちの「無意識」と「自意識」がせめぎあうTシャツの裾を見つめ、ヒリヒリする一夜。

高畑鍬名×鈴木涼美「「ダサい」も地獄…「おしゃれ」も地獄…ファッションの呪いは解けるのか?」『Tシャツの日本史』(中央公論新社)刊行記念

マイメン・パン生地くんこと高畑さんにご招待してもらって下北沢のボーナストラックのB&Bの刊行イベントへ。
けっこう知り合いの人たちが来ていて、始まるまで世間話なんかもできたし、お久しぶりな方にも会えたりできた。
高畑さんと鈴木さんは鈴木さんが学年が一つ上だけど、同世代の東京生まれ東京育ち、互いに子どもの頃に親の仕事の関係で鈴木さんはイギリスのロンドンに、高畑さんはアメリカに一、二年ほど住んでいたという共通点があったりした。
今回の『Tシャツの日本史』も最初は修士論文が元になっていて、鈴木さんの最初の著書『AV女優の社会学』も同様に修士論文が書籍化されている。Tシャツの話というよりは大きな意味でのファッションであったり、なぜ歌舞伎町やギャルのファッションはみんな同じものを着ているのかという鈴木さんが見てきたことに関する話など、ただ話題として見聞きしたのではなく、その現場にいた人だからこそわかる解像度の話なんかはとてもおもしろかった。
二人とも共通点もあるし、ファッションや文化への視線とかも近いのもあるのか、トークはちょうどいい流れで噛み合っていき進んでいた。

終わってから、『Tシャツの日本史』の版元の中央公論社の編集者さんたちにお声がけしてもらって、パン生地くんや鈴木さんや二人の知り合いの編集者さんたちと南口にある「MOTHER」というお店で打ち上げがてら飲みへ。
はじめて入ったお店だったけど内装が凝っていたけど、居心地もよくてビールもたくさん飲んで話せてすごくたのしかった。終電近くに解散して、僕は歩いて茶沢通りを下っていく感じだったけど、パン生地くんも一緒に歩いて缶ビールを買って飲みながら雑談の続きを。三茶近くで彼はタクって帰宅。けっこうビールを飲んだけど、ほとんど酔っていなかったのはわりと話をしたからだろうか。

1991年から1994年まで放送された深夜ラジオ番組『電気グルーヴのオールナイトニッポン』。多くの芸人、文化人に影響を与え、90年代のサブカルチャーを代表する伝説的番組。本書は、彼らの静岡時代からの後輩で、本放送に放送作家として入っていた椎名氏による回想録。ほぼ同時期に上京し、友達として遊び、仕事仲間として騒いでいた人物が、メジャーデビューした年に始まり、わずか3年で終わった青春と熱狂の日々と、その前後の笑止と狂気の沙汰の後先を振り返る。

B&Bでイベントとは関係ない本を買ってしまって申し訳なかったのだけど、椎名基樹著『オールナイトロング ―私にとっての電気グルーヴのオールナイトニッポンとその時代―』を。「電気グルーヴANN」はリアルタイムで聴いたことはなくて、2023年のANN55周年企画で復活した時には聴いたぐらい。今ラジオやポッドキャストを聴くのがたのしみでもあるので、影響を与えまくったラジオに関する本は読みたいって思った。

 

3月2日
7時の目覚ましで起きて朝のルーティンをして、可燃ごみを集積所に持っていく。前日にビールをたくさん飲んだけど、二日酔いにはなっていない。
昨日夜聴けなかった『川島明のねごと』『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』をradikoで流しながら、昨日買った「オールナイトロング」を仕事が始まるまで読むことにした。「ねごと」のゲストは男性ブランコだった。男ブラとロングコートダディはどうもおもしろいと思えなくて、コントもそこまでハマらないしトークも相性の問題なのか、なにか聴きたいという気持ちになれないので、最初の10分ぐらいでやめて「サンドリ」を。
8時からいつものように一旦ラジオを聴くのをやめて、TVerで『ラヴィット!』に変える。メールが来ていて、銀行振り込みがあったというものだった。先月の確定申告をした際の還付金の入金だった。イメージだと確定申告の初日にして還付金があったら三月中旬から下旬にかけてぐらいの入金だったような気がするが、今年異様に早いような気がする。
9時からリモートワークを開始。先週金曜日に集英社に行った際の記事の作成に時間を使いたいが、通常業務や今日中に確認して戻すものがあったのでとりあえず、その作業で午前中は終わった。

天気予想では明日は雨らしい。派遣仕事は入れているがいつもみたいに火曜日水曜日に近いという理由で学芸大駅の現場にしてほしいという要望は出していなかったが、どうせそこなんだろうなって思ったら昼休憩が終わったぐらいに明日の現場の詳細が来た。
田園都市線宮前平駅集合だった。それは全然いいのだけど、駅改札でもう一人と集合してそこからバスに乗っていく現場らしかった。うーむ、めんどくさい。現場の住所だと駅から歩くと20分ほど、バスに乗って降りて歩いて行っても12分ぐらいとアプリでは出てきた。
一人だったら早めに駅に着いてから歩いていくけど、もう一人いるからそれが難しいのが嫌だ。もう一人がバス代もったいないから歩こうというタイプかもしれないが、雨の可能性を考えるとそれもなあって。

休憩あとは再びの「三四郎ANN0」にTOYOTA会長サプライズ電話出演の回をradikoで、そしてアフタートークを「バチボコプレミアムリスナー」で聴いた。やっぱり三四郎の驚きもだし会長のノリの良さも含めて、語られることになる神回候補なんだろうし、これでスポンサーがつけば15周年に向けて安泰でもあるので、リスナーとしてぜひ、という気持ち。
「TVerアワード」を受賞した番組の過去のアーカイブが配信になっていて、『水曜日のダウンタウン』の25年1月ぐらいに放送された「新春クロちゃんリアル人生すごろく」前・中・後編を流しながら残りのリモートワークを。
途中、ドアがノックされて出たら若い男性がいた。宅配サービスの案内で訪問している人みたいだったが、この辺だとスーパーどこに行かれますかと聞かれたりした。正直、スーパーに買いに行くとかでリモート作業をしているときは家を出る理由になるし、宅配してもらうというイメージがわかない。だって、欲しいときはスーパーに行ったほうが早い。家族で住んでいて食料品がたくさん家に備蓄していたり、多めに頼んで何日か分の料理を作っておくとかならわからなくもない。
「物価も上がってきてるんで」みたいなことを言われてたので、「政治のせいですけどね」って言ったら苦笑いしていた。そういう時に「共産党入れました」とかならまだいいけど、もし彼が自民党とか与党側に投票してたらそんなこと言われてもとは思ってしまうだろう。
アメリカというか今のトランプ政権がやってることは完全にアウトだし、それを日本政府も問題がないみたいなことを言っているのも全部ダメだし、結局、自民党が圧勝したということは彼らに投票した人たちはそういうことを容認している、OKと言わせている原因にもなっている。とか繋がっていく。あと訪問してくる人たちの顔ってなにか表情がうそくさいというか、表情があるんだけどない。マニュアルを覚えてきたからその人の内面が死んでる感じ、デスマスクみたいな顔で話されても怖いだけだけど、そういうことが客観性が抜けてるなら人をだませないだろうし、話は聞いてもらえないと思う。

仕事が終わってから、風呂に入ってから軽く晩ご飯を食べる。Spotifyのポッドキャスト『83 Lightning Catapult』をのんびり聴いてから、ちょっとだけ読書してライティング作業を。明日の派遣仕事がどうなるのかが気になってしまう。作業が早く終わるといいとか思いもするけど、バスに乗るとかもろもろのほうがめんどくさい。一人だったらよかったのになあ。

 

3月3日
5時過ぎに目が覚めてしまった。6時に目覚ましをセットしているけど、もうちょっと寝るかというのも危ないので諦めて起床。朝のルーティンをしてから、radikoで『空気階段の踊り場』を聴きながら「オールナイトロング」の続きを。
7時20分に川崎市の宮前平駅で集合だったので、たまにそっち方面に行く時みたいに二子玉川とかまで歩いていってそこから電車に乗るというのはちょっときびしかった。雨というのもあって、歩くのは諦めて6時10分すぎには家を出て三軒茶屋駅に乗って各駅10駅先の宮前平駅へ。雨だし、混み合う前に電車に乗っておきたかった。電車はトラブルで停まったらもうどうにもできないから。

『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』はなんか外で聴きたいという感じが以前からあまりなくて、何聴きながら行こうかなって思ったら、Spotifyのポッドキャストのところに『BAD PHARMACY』最新回がアップされていて、そういえば初回から聴いてみようと思いつつ、聴いていなかったのを思い出してまずは初回から。
TaiTanと上出遼平feat.藤原ヒロシという三組のトーク。TaiTanと上出両氏とも実家が薬局という共通点があり、一回目はTaiTanの実家の薬局が閉まるという日に収録をしていて、その最終日に藤原ヒロシさんの運転する車に乗って向かい、そこでTaiTanの父も登場して話を聞くというものだった。



7時前には到着し、今日の現場までのルートをスマホで再確認なんかしていた。集合時間にもう一人が改札の向こうからやってきた。どこかの現場で一緒だった20代の青年だった。とりあえず、バスに乗って向かっても15分ぐらいかかるということ、歩いていくと20分ほどかかるけど、どっちがいいと聞いた。バス代は仕事が終わった際に派遣会社に請求すれば出してくれるが、僕としてばその分浮かして歩いたほうが楽だった。雨の乗ったことのない経路のバスに乗るほうがストレスでもある。彼も歩いていくほうがいいというので傘を差して歩いて現場へ。
作業としては玄関ドアの搬入ということだったが、集合住宅のおそらくすべての部屋の玄関扉を外壁とかのリフォームに合わせて交換するみたいなことらしく、四階の共有エリアが呼んでくれた会社の人たちの作業スペースと搬入したものを置かせてもらう場所になっていた。
この辺りは坂道が多いみたいで、四階のところから外に出ると傾斜のある道路に出る。そこまでは「く」のじみたいな形の細い道になっていて、その道路に扉などを積んだトラックが停車してそこから僕ら二人が搬入するという形だった。
玄関のドアが50枚ほど、そのドア枠も同様、あと網戸も同じぐらい、プラス玄関ドア交換に必要な材料とかの段ボールがそこそこあった。最初に長物の金属製のパーツを運んでからドア枠を運んだ。それが終わると二台目、残りのドア枠とダンボールが入ったものだった。ドア枠は中身がないのでまだ楽ちんだったが、「く」のじみたいな坂道を上り下りして運ばないといけない。三台目は玄関ドアのみ。これが一人で持つには重いしデカい。もう一人はあまり重いものを持ったりする作業はしていないみたいだし、ボードとかは背面に背負う形で運んだりするが、段差もあるので難しそうだったので結局、二人で一枚ずつ運ぶことにした。たぶん54枚あった。雨は降っているし、そこそこ重いし時間はかかるし、疲弊はした。これが終わったのが11時半ぐらい。
呼んでくれた会社の職人さんに話をした。作業としては次の四台目で網戸を運んだら、明日設置する三軒分を間配りしてくれたら終わりという言質を取った。一緒に運んでいた青年にも一時間休憩するか、休憩しないで終わらせて早く帰るのどっちがいいと聞いたら、早く帰れるほうと言ったので四台目をすぐに呼んでもらって、網戸を運んだ。
住宅街で近所にコンビニもないし、雨も降っているし、疲れてもいる。休憩なんかしたら疲れを認識してしまうし、帰るのも遅くなる。もし、彼が昼休憩したいと言ったら説得して早く終わらすほうに持っていっていた。
五階と四階と一階に言われたように間配りして作業が終わったのは13時前。まあ、定時が16時なので悪くはない。帰りも駅まで歩いて彼と世間話をしながら歩いた。たまに解体現場で産廃ごみとしてドアとかを運ぶときがある。セキュリティの問題もあるのだろうけど、ドアはそこそこ重いものが多い。一日に50枚とか玄関ドアを運ぶ機会もこの先あまりないだろうけど。

雨が降っている中、ずっと搬入していたので安全靴も中の靴しもびしょ濡れになっていて、早く湯船に浸かりたかったし、体が冷えきっていた。こういうときは油断すると体調を崩してしまう。
電車で三茶まで帰って、東急のスーパーで惣菜を買ってから家に帰って速攻で暑い湯船に浸かる。濡れたソックスを脱いだら両足とも冷えているせいか真っ白みたいな色になっていて血の気がなかった。お風呂に入っていると血流が一気に駆け巡るみたいな感じで足の感覚も戻ってきた。

昼ごはんを食べながら、TVerでTXQ FICTION第五弾『神木隆之介』を見た。サムネイルスタッフに大島依提亜さんがデザインで、伊賀大介さんがスタイリストで参加していた。「恐怖心展」とかの座組なんだなあ。
1話目を見たけど、モキュメンタリーであるが、神木さんや大森時生プロデューサーも本人として出ているので、構造がメタでもあり、多層になっている。どういう着地になるのかたのしみ。

15時ぐらいから「深夜の馬鹿力」をBGMにして「オールナイトロング」の続きを読んでいた。17時以降はSpotifyのポッドキャスト『DJ松永 Lightning Catapult』『あのと粗品の電電電話』最新回なんかをBGMにして。
夜には「オールナイトロング」を最後まで読み終わった。雨に濡れて搬入とかをしているときに、『東京』というタイトルで短い小説を書きたいなとなぜか思った。それはきっと「オールナイトロング」をこの数日読んでいたからだと思う。出すなら9月〆切の林芙美子文学賞かなあって。
このエッセイは電気グルーヴの石野卓球さんとピエール瀧さんの中高の後輩で、『電気グルーヴのオールナイトニッポン』の放送作家を勤めたライターで著者である椎名さんが電グルと「ANN」を中心にしたもの。椎名さんが電グルの二人や彼らの同級生である先輩たちと出会って共に過ごした静岡時代の話もあるけれど、上京してからもそのメンツで一緒につるんで遊んでいたりするし、その時代の東京で起きていたカルチャーの話だけでなく、それを共に体験していた友人や仲間たちとの、東京での日々(青春)の回顧録だった。そういうものを読んだから、自分にとっての東京について書いてみたいと思ったのだろう。

電気グルーヴ 『N.O.』

 

3月4日
6時に目が覚めた。両肩の周りや脇腹あたりが痛い、筋肉痛のような気もするし、昨日の扉を運び続けたことによる疲労の残りなのだろう。やっぱりあれだけ扉とか運んだら鍛えていない体はこうなってしまうのは仕方ない。無理しないでおこうと思って、radikoで『アルコ&ピースD.C.GARAGE』を聴きながら目を瞑った。
7時半に再び起床して、朝のルーティンをしてから近所のセブンイレブンへ。ホットコーヒーと朝食用のパンを買ってくる。雨はほとんど止んでいた。昨日の派遣仕事で着ていた服は雨がずっと降っていたので洗えなかったので洗濯機を回した。


そういえば、昨日届く予定だった大塚英志さんの私家版『三島由紀夫論 なぜ自死の直前ディズニーランドに行きたかったのか』が届かずじまいだった。この私家版のシリーズのペーパーブックはAmazonぐらいでしか買えないので注文をしていて、たまたま配送されて到着日が昨日になっていた。
派遣仕事が終わってから帰ってきても置き配で置かれておらず、その後雨が強くなっていった。そのまま日付が変わったのでどうなったのか、Amazonの注文履歴から配送状況を確認したら到着予定日が明日の5日に変わっていた。メールなどは届かずに勝手に変更になっていたのもどうかと思うのだけど、おそらく前みたいにパッキングすることをやめてしまったので配送中にずぶ濡れになってしまって無理になったのではないかと推測する。そうじゃないと届いていない理由がわからない。
車で配送するならまだ大丈夫だが、たまに停まっている配送車から何人かの配送員の大きな台車みたいなものに荷物をわけて地域ごとに運んで配達しているのを見ることがある。あれだと雨の場合はおそらく商品を入れている段ボールの薄いような包装もすぐにダメになるし、中まで濡れてしまうと思う。
個人的にはAmazonで書籍はよほどのことがないと頼まないが、前みたいにパッキングをやめてしまってからは届いた書籍の帯や装丁カバーが破れていたり傷ついていたりするので基本的には頼まずに、書店で買うようにしている。
配送料もちゃんと取ってパッキングしてくれたら、まだ頼もうかなって思えるのだけど、本が好きで買う人は帯とか装丁カバーが破れているぐらいならAmazonでは頼まないということを理解していないのかな、どうなんだろう。

『星野源のオールナイトニッポン』をradikoで聴きながらリモートワークの作業を。8日に開催される武道館イベントのグッズ発売のお知らせとか、現地での観覧チケットは二次先行も外れてしまっていた。ラジオを聴いていると今月で最後だし、オンラインで見届けたいと思って配信チケットをポチった。
この前に聴いていた『JUNK 爆笑問題カーボーイ』で太田さんがニッポン放送に来た時に社長が挨拶に来てくれて、裏番組である「星野源ANN」の次のパーソナリティーは誰かめっちゃくどいぐらい聞いたけど、教えてくれなかったとトークで話していた。そういうめんどくさいとこは太田さんらしくもあり、おもしろい。先週は星野さんがラジオやめてから「爆笑カーボーイ」ゲスト来てくれないかなって言ってたし。

そのまま『あののオールナイトニッポン0』をBGMに。月曜一部の山田裕貴からのメッセージが届いたり、ラストを迎える前のゲストとして来週は「ママ」である田中みな実、再来週は番組に何度も登場しているジャンボたかお&熊元プロレスがゲストということが発表された。ああ、終わってしまう。だけど、うん、このまま無事に最後まで放送してくれればというのがリスナーの願い。
「星野源ANN」と「あのANN0」は31日に最終回なので残り5回。「オールナイトロング」の著者の椎名さんは「電気ANN」の放送作家だった人であり、電気グルーヴの地元の後輩でずっと付き合いがあった人だからこその回想とあの時代についての話を書いていたが、「星野源ANN」は10年という長い間放送されたので、なんらかの書籍を期待してしまう。寺坂さんは放送作家だけど、この番組について書くとなると音楽的な知識だったり、星野源さんが出ていたドラマや映画や舞台のことも詳しい人の方がよいような気はする。
「あのANN0」は3年だから、期間としては長いわけではないが、あのちゃんという存在がどんどん一般的に知られていった、彼女が寝る暇もない期間の記録としても、こちらも形になったらいい。こちらもドラマや映画だけでなく音楽活動と多岐にわたるが、さらにテレビバラエティ出演が多いので、その辺りを押さえている人がどのくらいいるか。

昼休憩の時に池尻大橋駅のあおい書店へ。新刊コーナーを見ていたら、ヤマノエイ著『さむわんへるつ』2巻が出ていたので購入。仕事が終わってから読んだけど、二人の関係性のほどよいゆるさとボケとツッコミのやりとりが心地いい。そういえば、近々で読んだ「オールナイトロング」もこの漫画もどちらもラジオに関するものだった。

Creepy Nuts×Ayase×幾田りら / ばかまじめ 『あの夜を覚えてる』Special Video 



リモートワークが終わってから風呂に入ってから晩ご飯。夜はSpotifyのポッドキャスト『奇奇怪怪』『小嶋陽菜 Lightning Catapult』最新回を聴きつつ、自分のライティング作業をする。寝る前に読みかけになっているカポーティの『遠い声、遠い部屋』とガルシア=マルケスの『予告された殺人の記憶』の続きを。

 

3月5日
連日のパターン、起きたが眠い、春眠暁を覚えずモードなのか、すぐにまた寝たくなる。結局、また7時過ぎに起床して朝のルーティンをした。派遣仕事があると基本的には6時台に起きて出発の準備をしないと集合場所に間に合わないことになってしまうので、危機感がある。しかし、珍しく水曜から金曜日までリモートワーク三連勤だった。その気持ちの余裕が出ている&春眠モードが重なったのかもしれない。
とりあえず、radikoで『佐倉綾音 論理×ロンリー』を聴きながら日常モードへ。佐倉さんがリスナーのお悩みに応える「サードプレイス」コーナーがメインだった。彼女のやさしい視線や自分に送ってくれているということの意味をすごく感謝しながら答えているのが伝わってくる。ほんとうに長期的に続いてTBSラジオの看板のひとつになっていくのかもしれない。

リモートワークが始まる前に何十分か遅れて、TVerで『ラヴィット!』のリアルタイム配信を追いかけて見ようと思ったけど、あんまりおもしろく感じなかったのですぐに切って、Spotifyのポッドキャスト『視点倉庫』最新回「習慣が流行している”という現象を考える」を。
この前聴いた『奇奇怪怪』最新回「「ふつう」はカウンターカルチャーになれるか?」と実は似たような話な気がした。「習慣」も「ふつう」も日常の中にあることで、特別ではないことがこの今の世界や現実にどう抗えるのか、あるいは内部から変革ができるのか、みたいなことって感じがした。
作業用BGMとして、このあとは『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』とSpotifyのポッドキャストで『きしたかののブタピエロ』最新回とAT、『BAD PHARMACY』の続きを。

13時からTPAC Selection“た組×四把椅子劇團『どうも不安な様子』”の劇団先行チケット販売があったので、そちらで友だちの分も購入。5月の公演だが、現状、5月にこれを合わせてもう一つ舞台のチケットを取っていて、週末にもう一枚5月公演のものを別の友だちと観に行く分を取るつもりなので、なぜか三公演も舞台を観ることになる謎な5月、そこにサンダーキャットのライブもある。イベントだらけの5月。そして、それ以降の6月には今の所こういう公演やライブとか約束事とか予定が何もないというアンバランスさ。
お昼休憩後は昨日聴いた「星野源ANN」「あのANN0」をもう一度、&TVerで『冬のなんかさ、春のなんかね』最新回を流す。やっぱりこのドラマは映像見てないとあんまりわからないな。冒頭であの人死んだの?とはなったが。


リモートワークが終わってから、ニコラでほたると菜の花のリングイネとロゼ(ヴィーノ ロザート “エ ロザート!)、食後にアルヴァーブレンドをいただく。ニコラの二人はモノノフなので、ももクロのあーりんこと佐々木彩夏さんの結婚発表を知って喜んでいた。素敵なファンだ。

家に帰って風呂に入ろうと思ったら。『マーティ・シュプリーム』のジャパンプレミアム試写で、卓球つながりで『ピンポン』主演の窪塚洋介さんが壇上に登場。主演のティモシー・シャラメやジョシュ・サフディ監督、シャラメ演じるマーティのライバルの日本人選手のエンドウを演じた川口功人さんと一緒に壇上で質問に答えたり、シャラメや監督に質問をしていた。
けっこう、この組み合わせよかったし、ナイスな人選。監督が『ピンポン』の原作漫画をポン・ジュノ監督にプレゼントしてもらって読んでいたりとちゃんと繋がっていた。

3月6日
早起きをするつもりだったけど、春眠暁を覚えずモードのため5時に一度起きて寝て、6時に起きてまた寝て、結局7時に起床して朝のルーティン。すぐに溜まっていた洗濯物を洗濯機にかけて、掃除機を部屋にかけて朝から少しでも気持ち良い環境にしようとしたのは、花粉のせいか、寝過ぎた罪悪感か。
radikoで『ハライチのターン!』を自分のMacBook Airで再生して聴きながら、リモートワーク用のPCを立ち上げて早めに作業を開始。今日中に終わらしておきたい課題みたいなものがあったので、通常業務を先に終わらせておきたかった。
8時半ぐらいにTVerで『ラヴィット!』をちょっと遅れてのリアルタイム配信を作業BGMに。EXITのりんたろー誕生日ということでいろんなサプライズが番組内であった。けっこう感動的な放送になっていた。9時前にタイムカードは切って通常のリモートワークモードへ。
金曜日なので、ほかにも『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』が作業BGM。

昼休憩の時に古川日出男さんの「あるこうまたあおう」シリーズ最終話『灯台から灯台へ』が掲載されている『群像』2026年4月号を買いに池尻大橋のあおい書店へ。今夜のおたのしみ。
14時ぐらいに明日の派遣仕事の詳細がきた。赤坂見附駅近くの現場だった。2013年ぐらいにピカソ赤坂見附店でバイトしていたので馴染みのある地域だし、現場の住所を調べると何度も前を通ったビルだった。歩いていくと一時間四十分ぐらいかかる。それは散歩がてらちょうどいいのだけど、呼んでくれた会社は僕は初めてだし、作業内容も搬入だけでなく大工手元とかだったので、実際どのくらい疲れるのか想像できないから朝歩いちゃっていいのか悩みどころ。

渋谷PARCOで行われたマーティシュプリーム ×NAHMIAS のポップアップストアにやはり主演のティモシー・シャラメが顔を出しにきたのを新TwitterことXで確認。昨日の時点でポップアップストアの整理券は16時台のものを取るには取っていたが、今日中に終わらせておかない作業が絶対に終わらないのがわかって、お昼前には行くのを諦めた。Xで検索すると整理券を欲しがっている人がいたので、とりあえずタイムライン見て映画とか好きそうな人に声をかけて整理番号を譲っていた。
まあ、16時台だとぎりぎりティモシーが来た際にはストアの中には入れていない可能性もあるがそれがどうなったのかはわからない。前からティモシーが着ていてNAHMIASのコラボジャケットがお目当てだろうけど、定価は四万円だったらしい、アパレルは一人二着とか限定にはなっていたらしいが、この日記を書いている時点でメルカリを見たら平気で10万以上の価格で出されている。確かにカッコいいけど、四万かっていうのもあったし、実際着るのはけっこう勇気がいる。だって、似合うかどうかもあるけど、高いってことがわかってるものを着るのはちょっと怖い。
プラス公式アカウントでの動画にあるようにめちゃくちゃ人が集まっている場所にできれば行きたくないという気持ちがあるので、結局譲ってしまった。PARCOあとにかおたんラーメンに友だちと行ったみたいだけど、馴染みのある知っている店の前にティモシー・シャラメいるとなんか不思議。
来週公開の映画の方は何度も観に行きたいし、初日は有給取ったし万全の状態で観たい。


夕方すぎにトワイライライトのアカウントのほうでリチャード・パワーズ著『囚人のジレンマ』文庫版上下巻が入荷したとポストしてたので、抜け出して買いにいく。パワーズの小説は何冊も読んでいるけど、この作品は読んだことがなかったのでたのしみ。

【サクマ&ピース】佐久間宣行&アルピー平子がふるさとのスゴイ人やモノをプロデュース!【ゴールデンSP】 


古川さんの『灯台から灯台へ』を読み終わる。『ゼロエフ』から続くこのノンフィクション、歩きながら考えて、書きながら歩いて、考えながら書いて歩いた軌跡の記録でもあり、古川日出男という作家の自伝、いや、古川家の、郡山でしいたけ栽培をしている生家に生まれた兄と姉がいる次男としての古川さん兄弟たちの歴史でもある。一度目は何も知らずに最後まで読んだ。もう一度、最初から読んでみて感じたことを古川さんに感想として伝えようと思った。
寝る前に福島つながりとも言える『サクマ&ピース』のスペシャル番組で「楢葉町編」がYouTubeにもアップされたのを見ながら寝る。楢葉町は『ゼロエフ』の取材時にJヴィレッジにも寄ったりして少しだけ滞在した場所ではあるが、こうやっていわき出身の二人が訪れていろんな場所を紹介してくれると興味がわく。最後まで見終わる前に寝落ち。

 

3月7日
5時半の目覚ましで起きて朝のルーティンをして出発の準備をした。今日の派遣仕事は7時40分に赤坂見附駅に集合だったのだけど、歩いていくと一時間四十分ぐらいかかる。6時前に出ればちょうど着く。出発の準備が終わった時に6時前だったので、もう歩いていくことにした。

土曜日の朝の散歩のお楽しみな『三四郎のオールナイトニッポン0』を聴きながら赤坂見附駅に向かう。先週のTOYOTA会長との生放送での電話の話題ももちろんだけど、それを真似ようとしている「都築サクラバシ919」での都築のムーブの話もしていた。ほんとうに今週からTOYOTAがスポンサーになっていてCMが流れた。一週間経ってない間にTOYOTAほど大きな会社のCMが入るというのは「三四郎ANN」関係者たちだけではなくニッポン放送の人たちも正直びっくりしていると思う。
来週の9日に4月からの「ANN」ラインナップが発表されるらしい。今回の件で「三四郎ANN0」が「星野源ANN」の枠に昇格する可能性がゼロではなくなったと思うし、正直、星野さんの後の枠はマヂラブか佐久間さんのどっちかかなと思うのだけど、三四郎もありえる。
だけど、書いてみると一年で一部をやめていったCreepy Nutsが一部に、星野さんのあとに戻ってくる可能性ってあるんじゃないかな、と「DJ松永ライカタ」での松永の暇だという発言でワンチャンあるかもしれない。今の「ANN」のジングルは星野さんが作っているので、ミュージシャンが欲しいと思っているかもしれない。
一部に「三四郎」「マヂラブ」「佐久間宣行」の二部の誰かが昇格すれば、二部の「ANN0」が「あのANN0」も終わるので二枠空くことになる。個人的には三宅香帆さんが一つはやってほしいけど、誰が抜擢されるんだろう。

赤坂見附駅に到着したのは7時20分ぐらいだったので、歩いて一分ぐらいの現場を下見に行った。2013年ぐらいにピカソ赤坂見附店でバイトをしていたので見慣れたエリアではあるし、新しいお店はたくさん増えているけど、ビル自体はそこまで変化はない。何度も通ったことのあるビルだった。
今日一緒に作業をする派遣の人ははじめましての人だった。話をしたら福島県のいわき市出身らしく、昨日の古川さんの『灯台から灯台へ』を読んで、さらに『サクマ&ピース』SPを見ていたので、なんらかの縁みたいなものを感じた。
作業自体は飲食店の内装工事の大工さんのお手伝い。途中、作業に必要なものを買いに四谷に行ったりしたが、定時の16時前に終わった。最初にちょっと大きなものを階段で運んだりしたが、しんどいのはそのぐらいであとは大工さんの作業の進み具合でちょこちょこヘルプするぐらいだった。

帰りはスペシャル番組『オズブラウンのニッポン放送・札幌テレビ 超!圧縮計画』SPep.1「トム・ブラウンとオズワルドが合体 計画」を聴きながら。永田町駅から渋谷駅まで乗って、そこから歩いて帰る。土曜日の渋谷は混んでいたので早めに道玄坂の向こう側に進む。スーパーに寄って昼ごはん兼晩ご飯の惣菜とかを買って帰る。
すぐに暑い湯船に入って、洗濯機を回してご飯を食べた。明日の派遣仕事の詳細も来ていたが、毎週お馴染みな学芸大駅近くの現場だった。いつもは最低でも二人はいるけど、明日は僕一人だった。たぶん、ずっと掃除とかをすることになるし、定時17時までは基本的には帰れないのでハズレといえばハズレだ。まあ、重いものを持ったりもしないし、疲れるような作業はたぶんないので、それをプラスだと思うしかない。


洗濯物を干したあとにAmazonで頼んでいた大塚英志著『三島由紀夫論 なぜ自死の直前ディズニーランドに行きたかったのか』が届いた。大雨の日に届く予定だったけど、5日に勝手に延期されてその日にも来そうになかったので一度キャンセルして昨日再び注文したもの。
最後の方に「三島由紀夫の首」というタイトルの文章があって、1970年に三島が自決した翌朝の朝刊には斬首された彼の生首の写真が掲載された。しかし、現在その日の朝刊をデータで探しても生首の写真は違うものも差し替えられているらしい。歴史上、一番多くの日本人が見た生首は三島のものだと言われる。江戸時代のさらし首とかはある種エンタメみたいなもので民衆が見にやってきていたみたいな文章を読んだことがあるが、新聞に掲載されてみられたという意味でその数は比較にならない。
そして、それ以降に多くの人の目に触れる形で生首がみられたということもないはずだ。その三島の生首と『サロメ』の共通点みたいなものを講演で話したり、戯曲にしたりしたのが古川さんだった。僕は影響を受けている大塚英志さんと古川日出男さんによって、三島由紀夫や中上健次という小説家に、その作家性と作品に出会えている。

 

3月8日
6時過ぎに起床して朝のルーティンをして、radikoで『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』を流しながら出発の準備。普段は火曜日か水曜日に呼ばれることが多いし、自分でも希望を出すことがある現場が今日の派遣仕事先。
土日とかに呼ばれることがあると他の人が言っていたが、店舗の自体は営業していて、改装しているところは大きな音も立てられないので職人さんたちもほとんど来ないと聞いていた。たいてい、定時の17時まで清掃とかちょっとしたことをやるらしい。うーむ、そうなるとけっこうめんどくさいし、一日が長い。だけど、仕方ないと家を出る。歩いて四十分ほどで普段は学芸大学駅に行って、他の人と集合して現場に向かうのだが、今日は僕一人なので直接現場に向かえるのだけありがたい。

ブラック・ミディのベーシストであり、時折フロントマンも務めていたキャメロン・ピクトンによる新バンド、マイ・ニュー・バンド・ビリーヴが、デビュー・アルバム『My New Band Believe』を2026年4月10日に〈Rough Trade Records〉よりリリースすることを発表した。アルバムのプロデューサーはキャメロンと、キャロラインのジャスパー・ルウェリンとマイク・オマリーが務めた。またその発表に合わせて、ジョーディー・グリープ日本ツアーのバンド・メンバーを務めた松丸契が参加し、盟友、セス・エヴァンスが共同プロデューサーとミックスを務めた新曲「Numerology」がミュージック・ビデオと共に公開された。

My New Band Believe - Numerology (Official Video) 


行きはradikoで『脳盗』を聴きながら。けっこう風が冷たくて寒い。天気予報を見ても気温が上がるのは昼ぐらいだけど、まだ朝は寒い。『脳盗』の中で上記のマイ・ニュー・バンド・ビリーヴの曲が流れた。サックスプレイヤーの松丸契さんも参加しているらしい。曲はかなり好きな感じだったし、ブラック・ミディぽさも残っている。


8時から17時まで、呼んでくれた会社の人に言われたことをやっていく。簡単なものの移動とか、その際に養生したりもするし、清掃もする。型枠を外す作業をやってと言われたので、はじめてやってみた。地面というかコンクリにも釘がうちつけてあって、取るのが難しいし中々取れない。
できるだけ取れる釘を抜いてからバールとかを使ってテコの原理で型枠を浮かせたりして取って行った。足場があったりするのでずっと中腰でやらないといけないし、普段やらない仕事だから難しかった。言われた箇所の型枠を全部取るのが昼休憩のあとぐらいまでかかった。
その後はそこを清掃してキレイにして、他の場所でタイルカーペットを搬出することになるが、その下のOAタイルはそのまま使うみたいで、搬出するときにその上のごみがOAタイルの下に落ちると困るというのでそのフロアをずっと掃き掃除して仕事は終了。掃き掃除の時も中腰になっていたので、めちゃくちゃ腰が痛かった。重いものとかを運んだりするより、腰が痛くなる方がしんどい。

昼休憩と帰りは『オードリーのオールナイトニッポン』を聴いていた。若林さん休養の三週目は先月アメリカでの放送でゲストにきたMr.綾部ことピースの綾部祐二再び。
いやあ、話す話す。春日さんが押されていたけど、同期というか近い芸歴で同じようにテレビに出たとかもあるから、感覚が近しいのがわかるトーク。さすがMr.綾部。年に一回だと思ったら、すぐに呼ばれて恥ずかしがっているのもおもしろかったし、この人の天然的な陽キャな部分は聴いていると明るい光がさすような心地よさがある。

18時前にはスーパーで惣菜を買って帰り、いつもならすぐに湯船に浸かってから洗濯機を回してから、ご飯を食べる流れだったが18時から『星野源のオールナイトニッポン in 日本武道館』の配信が始まるので、それらは後回し。18時に始まって、見ながら晩ご飯は食べていた。冒頭でいつものラジオをやるという話があったけど、放送の二時間ではなく三時間ぐらいはやるということだった。実際配信オンリーのアフタートークみたいなものを含めると終わったのは21時20分すぎるぐらい。大ボリュームな内容になっていた。
もともと普通の放送を武道館でやるというコンセプトだったので、ゲストは出てこない。代わりに、ジングルのコーナーやメールテーマのところに星野さんと関わりのある人たちのジングルやメールが送られてくるという特別さはあった。ジングルだとYOASOBIや三浦大知さんやダウ90000という面々、メールは細野晴臣さんや藤井隆さんやバナナマンの日村さんやオードリーの若林さん、春日さんと妻のくみさん、佐久間宣行さんなど。
日村さんのメールでうるっときている星野さんが印象的だった。『地獄でなぜ悪い』の紅白の時の騒動に関して、日村さんがメールをしていたことが星野さんを強く勇気づけてくれたみたいだった。
あとは幕間映像として、名物リスナーたちが出てきて会場は沸いていた。メールを読む際にも有名なリスナーの名前が読まれると歓声が起こるのもラジオイベントぽくてよかった。あとレギュラー放送は四回。最後までたのしく聴かせてもらうつもり。
聴き終わってから湯船に浸かる。中腰での作業のせいで腰がかなり痛かったので熱めのお風呂に入ってできるだけ柔らかく、疲れが少しでも取れたらいいやって。風呂から上がってから『川島明のねごと』を聴いていたらうとうとしてしまったので、23時から放送のドラマ『ある小説家の日記』を見るのは諦めて寝た。

 

3月9日
6時に起床して朝のルーティンをして、集積所に可燃ごみを出してからセブンイレブンに行ってホットコーヒーと朝食用のパンを買ってくる。ごみを出そうとしたら、大家さんがごみ袋の上に被せるネットを設置していた。
去年もそうだし、毎年のことだけど春先になってくるとカラスの繁殖シーズンになる。子育てで活発になったカラスはごみ袋を破って中身を食べたり、持っていくので集積所付近に悲惨な光景が広がる。それを防ぐために大家さんがネットをしている。カラスの子育ての時期ですかねえ、とかちょっと世間話。先日、ごみ袋が破られているのをちょっと見たので、そんな言葉が出てきた。
コンビニから帰ってきて、radikoで『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』を流しながら横になっていた。昨日、中腰での作業のせいか、まだ痛みが残っている感じがあった。8時には机に向かって、『ラヴィット!』をリアルタイム配信で見ながら、リモートワークをちょっと早めに開始。
午前と午後の作業用BGMは、「三四郎ANN」のファンクラブ「バチボコプレミアムリスナー」のほうで、先週のTOYATA会長の電話生出演回がアーカイブでアップされているもの、続いて金曜深夜に放送した最新回、そして、「バチボコ」での最新回のアフタートークと、三四郎三昧。

児童文庫は読者である子どもに向き合って書くという姿勢が大事|エブリスタ小説大賞2026「青い鳥文庫小説賞」山室秀之&新井桜菜

12時には青い鳥文庫さんとエブリスタで「青い鳥文庫小説賞」をやります。ということで2月に講談社に伺って編集者さんにインタビューしてきたものが公開された。児童文庫に興味ある人は読んでみてください。

【会見レポート】「オールナイトニッポン」新パーソナリティのサカナクション山口一郎、日向坂46正源司陽子の怪談話に興味津々

リモートワークの終わりかけ、18時から「17LIVE」で『オールナイトニッポン』2026年度ラインナップ発表記者会見があったので、見ながら残りの作業を。
「ANN0」のあのちゃんが卒業したあとは「ANNX」をやっていた松田好花さんが昇格することになった。うん、女性になるだろうなって思っていたし、彼女は名前も上がっていたので違和感はない。その流れで、彼女がやっていた「ANNX」は後輩の正源司陽子さんが務めることも発表。正源司さんはTBSラジオ『佐倉綾音の論理×ロンリー』のゲストで出ていたので知ったばかりだけど、一気に駆け上っていくのかな。「ANN」水曜日は乃木坂の井上和さんがパーソナリティーだし、坂系アイドルはやっぱり人気あるんだなってアイドル疎い僕は改めて思ったりする。
で、星野源さんの後を誰がやるんだろうかって期待していたら、サカナクションの山口一郎さんが務めると発表。来年27年が「オールナイトニッポン」60周年らしく、55周年の時には星野源さんがジングルとか作っていたので、やはりそれができる人、ミュージシャンがいてほしいというニッポン放送の要望があったのかなって思ってしまう。山口さんも質疑応答の時にも言っていたけど、星野さんと同学年ぐらいらしいので、年齢的にはベテランの域に入ってきている。山口さんが悪いとは言わないけど、ミュージシャンならもっと若い人を抜擢でもよかったような気がしてしまう。とりあえず、初回は山口さんも松田さんも聴くけど。

仕事終わって風呂に浸かる。腰の痛みはだいぶ薄れた。風呂上がりに『83 Lightning Catapult』最新回を聴きながら一休み。
14時半ぐらいには明日の派遣仕事の詳細がきていた。集合場所が田園都市線の高津駅で去年の12月に一度行ったことのある現場だったので、場所はわかる。その時は一人で搬入を、ほぼ荷上げみたいなことをしたのだけど、その量が一人じゃ無理だろうというものだった。そのときは解体の職人さん二人がその日は特にやることがないのに呼ばれていたので手伝ってくれたからなんとかなった。明日は四人だったので搬出入の量とか残骸撤去の量がすごいのかもと思ってしまう。
「月刊予告編妄想かわら版」の4月号を書き終えて送信した。寝る前に夏帆さん主演ドラマ『ある小説家の日記』見ようと思ったが、ちゃんと見たいので明日帰ってから見ることに。

 

3月10日
5時半にセットした目覚まし、その数分前に目が覚める。二度寝はできないというかしない。起きれてしまった以上、昨日考えていたルート、高津駅までは歩くことにしたので6時には家を出れるように朝のルーティンをして出発の準備。ちょっとだけ『空気階段の踊り場』を聴いた。

家から集合場所の高津駅までは246沿いを多摩川方面にほぼまっすぐ歩いて一時間半ぐらい。Spotifyのポッドキャスト『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』(ゲスト:石山蓮華)がアップされていたのでお供に。TBSラジオ『こねくと』は聴いたことがないのだけど、石山蓮華さんはそのMC。
前に『佐倉綾音の論理×ロンリー』にゲストに出ていたのを聴いたけど、好きなものに対しての熱量がすごくて、その話題になるとテンション上がって早口というオタク気質のある、声はかなり明るい人だなって思っていた。今回は電柱好きとしての面の話が多くて、平子さんがいうことにかなり「いいポイントついてきますね」ぐらいの感じでたのしそうに話していた。いい人なんだろうなあ、と感じるトークになっていた。


傘もいらないぐらいの小雨は降っていたので少し肌寒い。多摩川を越えて東京から神奈川へ。8時に四人集合。一人は何度か一緒の現場になったことがあったが、他の二人ははじめまして。8時半には現場に移動して、呼んでくれた会社の人と合流。OAタイルの搬入だと言われた。トラック四台で個数を見たら二種類あるけど、合わせたら2200枚ぐらいだった。一枚10キロぐらいあるし、まずトラックに積んでいるものを台車に下ろす、トラックの運転手さんが下ろしてくれるのを積んでいく。
最初のトラックが来た際に雨が強くなったと思ったら、みぞれっぽい。そのうち積もらないだろうなと思うぐらいの雪になった。めちゃくちゃ寒いし、雨や雪が降る中で金属製のOAタイルを受け取るのも積むのも、それを三階の部屋に持っていくのも大変だし、滑ったら危ない。足の上にでも落ちたら安全靴を履いていても骨が折れたり、けっこうな怪我をする。
午前中に四台分を三階に上げて昼休憩。午後からは職人さんたちがOAタイルの下の部分の足みたいなのを等間隔につけていくのを手伝ったり、並べていく補助をした。まあ、結局どんどん敷いていくと積んでいたOAタイルをその敷いた箇所に移動したりするので、最初の搬入以外にも何度も運ぶことになった。で、ほぼ定時の17時半前に終わった。まあ、正直言ってハズレっちゃハズレ。重いから疲れるし、早く帰れるわけでもなし、おまけに雪は降ったし、多摩川越えてるし。

帰りはさすがに田園都市線一本で三茶へ帰還。Spotifyのポッドキャストで『DJ松永Lightning Catapult』『あのと粗品の電電電話』を聴きながら。
「松永ライカタ」は松永が親友の朝井リョウと新宿のタロット占いに行ったという話をしていたが、マンションの一室とか一人しか入れないとか、もしかしたら僕も何度か行ったことのあるタロット占いをしている美音さんじゃないかなって思ったのだけど、どうだろう。
「あの粗品」は「あのANN0」を辞めることを公表したあとに配信されているのだけど、粗品には多少話していたのかな。あのちゃんのラジオらしいものはこのポッドキャストだけになるみたいだけど、できればこのポッドキャストは続けてほしい。
キャロットタワーの地下一階の東急ストアで晩ご飯の惣菜を買って帰り、すぐに湯船に浸かった。寒かった一日の締めは熱めのお風呂しかない。ご飯を食べてからのんびりしていたら眠くなってしまいそう。

13日から公開する『マーティ・シュプリーム』の上映時間を調べたら、観に行こうと思っていたホワイトシネクイントは11時半からしかなくて、ヒューマントラストシネマ渋谷は10時半から、となると悩みどこ。。
日付が変わるとオンラインで座席チケットが発売になるので、なんとか寝ないように耐える。ライティング作業とか読書とかしながら、日付が変わった瞬間にホワイトシネクイントのほうのチケットを取った。ホワイトシネクイントは劇場を『マーティ・シュプリーム』モードというか、いつも押す作品の画像とかを店名のところに装飾したり、壁一面の大きなポスターを配置したりするので、こっちだなって。

 

3月11日
6時に起床して朝のルーティンをしてから、radikoで『アルコ&ピース D.C.GARAGE』と『JUNK 爆笑問題カーボーイ』をBGMにしながら、『群像』最新号に掲載の古川日出男さんの「あるこうまたあおう」最終話『灯台から灯台へ』を再読。

「読者が百人いるとね、その百人は、違った情景を小説の内側(なか)に読むよ。音や、登場人物たちの声だってそうだ。 違ったのを聞いているよ。つまりだ、一冊の本は、小説は、百人が読むと百冊になる。
 ただね。もっと凄いのはね。
 一冊の本をおんなじ人間が十回読んでも、十冊になる。 その理由はね、君がおんなじ人間じゃなくなるからだ。
 いま中学二年生だろう? いまの君が大好きな本を、高校に進学して、二年後に読む。すると印象はいっしょか? 変わるよ。どんなふうに変わるのかはわからない。でも、 変わるよ。それから十年後にさ、君たちが二十三歳や二十四歳になってさ、やっぱり読む。やっぱり変わるよ。
 それでね、
 俺はね、
 生きている間に繰り返して読める本を、それこそ十遍読める小説を、今日から君たちに探してほしんだ。一冊の小説を、十冊に変えられる、その変えるのが自分なんだって感じながら、読んでほしい、生きてほしいんだ。二冊めを読んでいるのも未来の君だし、たとえば高一のね、そして三冊めは、大学生になっているのかもしれない、就職しているのかも、そういう君だ。十冊めを読んでいるのは、四十代、六十代、いいや八十代? はるか未来の君だよ。
 未来の君が読んでいる。
 ということは、その本の内側(なか)に未来の自分がいる。未来の自分が、何人もいるんだ。そういう本を選ぼう。そういうのを君たちに見つけてほしいと俺は心から願っています」
『群像』2026年4月号 古川日出男著『灯台から灯台へ』 P78より

 磯山(いそやま)聖ヨハネ教会跡地。
 福島県新地町の、ほぼ宮城県との境(さかい)いにあるそこを、僕は二度訪れている。案内板が整備されてからとその前と。震災遺構だと言える。こんなことが解説された碑(いしぶみ)がある。 新地町は震度6強の地震に続き、最大波十四メートルを超える津波に襲われたと。磯山地区は戸数十一戸、暮らしていたのは四十三人、
 その夜、
 磯山聖ヨハネ教会に十七人と、
 四匹の犬猫が避難した、
 夕方から小雪が降った、
 礼拝堂にあった石油ストーブを人びとを囲んだ、
 救援を待った
 二度めに僕がそこを訪れたのは夏で、左右に展(ひろ)がったトウモロコシ畑は教会跡地の、跡地に至る石段の、両開きの門(ゲート)のようだった。鐘があった。“祈りの鐘”というのだった。そこに蜘蛛がいた。大きな蜘蛛の巣をかける大きな蜘蛛がいた。風が吹いていた。
 ああ祈りが蓄積しているなと思った。
『群像』2026年4月号 古川日出男著『灯台から灯台へ』 P105より

作中に出てくる磯山聖ヨハネ教会跡地へは、2020年11月30日、のちに『ゼロエフ』として刊行された古川さんのノンフィクションの阿武隈川と常磐線の取材の最終日に行った場所だった。
前日に泊まったのは宮城県の鳥の海でそこから歩いて、ゴールとなる福島県の新地町に、県境を越えるあたりで、日出男さんと僕はこの磯山聖ヨハネ教会跡地を探した。夕暮れが近づいている時間だった。すぐに見つけられなくて、農作業(最北のみかんを作るんだとおっしゃっていた)をしているおじさんに話を聞いてたどり着いた。そういうものもこの『灯台から灯台へ』にも組み込まれて、いや、形になってつながっているのがわかった。
冒頭に出てくるトリケラトプスの子供が置かれていた場所は犬吠埼で、僕が2007年に最初に通読した古川日出男作品は『ハル、ハル、ハル』の単行本で、その表題作のラストで三人の「ハル」は犬吠埼へたどり着いたことを思い出させた。
引用の最初の箇所は日出男さんが郡山市の中学生たちの前でした講演の様子で、そこで語られたのはお兄さんと助手席の話、そして小説は、本のなかの言葉は「それがないのに指している」ということだった。その講演についての箇所にあった太文字の部分は読んでいると涙が出そうになった。「居ない」けど「居る」ということ、喪失と失われないということについて。
終盤で古川夫妻がお兄さんの遺影と共に犬吠駅に向かう車内の場面を読んで、どこか懐かしくなったのは、『ゼロエフ』の最後で日出男さんと僕と見えないけど居る存在が一緒に昼食を食べているお店の座席に座っている場面があったからだと思う。
幻視であり、現実とフィクションが混ざり合って、違う場所へ、次元に、視えれていないものが視える。この豊かさがきっと今の世界に、僕らの日常に必要なものなのだと思った。そんなふうに感じたことを日出男さんに感想として、3月11日という日だからこそメールした。夕方過ぎに日出男さんから返信が届いた。

9時からはいつも通りなリモートワークを開始。TVerで『ラヴィット!』を見終わってから、『星野源のオールナイトニッポン』をBGMにして作業の続きを。このあとのあのちゃんの番組も同様だが、今回を含めてあと四回。
武道館でのオンラインイベントについての放送回になったのは当然だし、紹介できなかったジングルやメールを星野さんがオンエア中に話したりするという補完的な意味合いを持ったものになっていた。

昼休憩になったので今日で四周年を迎えたトワイライライトに行って、熊谷くん夫妻にお祝いを伝えてから、池尻大橋のスーパーに行こうと思ったけど、なんだか歩きたい気持ちになったので代官山蔦屋書店まで散歩がてら歩いた。
二階に『マーティ・シュプリーム』のコーナーみたいないろんなポスターが展示してあった。やっぱり日本版のやつちょっとダサいと思ってしまう。
一階でなんとなく目に入ったちくま文庫の佐多稲子著『私の東京地図』を手に取ってペラペラとめくる。この佐多稲子という作家さんのことを僕は知らなかったけど、装幀の感じとメスヤリ工場とか帯に書いているので興味を持った。東京大震災前後の東京のことが書かれている短篇集らしい。筑摩書房は権利切れてるかどうかはわからないけど、昔の作家さんの作品を編み直したりしてリイシューするのがうまい。

家に帰ってから、『あののオールナイトニッポン0』を聴きながら作業の続き。こちらも31日までとあと四回、今回は「ママ」とあのちゃんが呼んでいるほど仲のいい田中みな実さんが生放送のゲスト出演。意気あいあいとしたやりとりで、あのちゃんもリラックスできているのが伝わる。この二人と一緒に三宅香帆さんが出た『ボクらの時代』の話もあって、三宅さんのことをおしゃべり野郎みたいなニュアンスであのちゃんが言っていた。きっと、三宅さんもこのラジオのリスナーだろうから聴いたら喜びそう。
来週も熊プロとジャンボの二人がゲスト、あと二回はいつもどおり一人でやるのだろう。最後まで見届け、聞き届ける。
夜は東浩紀著『平和と愚かさ』、カポーティ著『遠い声、遠い部屋』、ガルシア=マルケス著『予告された殺人の記憶』を読んで寝る。

『おかえりジョニー』に寄せて|Masafumi Gotoh 


ASIAN KUNG-FU GENERATION『おかえりジョニー』Music Video 

 

3月12日
深夜3時に目が覚めた。用を足して可燃ごみを集積所のカラス避けネットの下に入れて戻る。かなり肌寒い。布団に入ってTVerでバラエティを流しつつ目を閉じる。6時ぐらいに目覚ましをセットしていたので7時に変更する。
目覚ましで起きるが、予定としてはまだ余裕があるので朝のルーティンをしてから、セブンイレブンにホットコーヒーと朝食用のパンを買いにいく。ついでにこの前買ったロロの新作公演のチケットを発券する。5月に舞台を三本観る予定になっているのだけど、どうしてこういうことは被ってしまうのか、謎だ。全部観たいから仕方ないけど、バラけてほしいという気持ちにはなってしまう。
9時に家を出るまで読書をしながら、radikoで『きしたかののブタピエロ』『佐倉綾音 論理×ロンリー』を聴く。「論理」のほうは放送日が11日だったこともあり、東日本大震災当時の話を佐倉さんがしていた。家を出て表参道駅に向かう。その際には『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』をお供に。
去年の10月ぶりに谷中のようで書家の華雪さんの書道教室に行くのだが、教室になっているのは「韋駄天」という陶器専門店の地下一階で、そのお店の最寄り駅が千代田線の千駄木駅。乗り換えもしたくないので、千代田線が走っている表参道駅まで行ったほうが気が楽なので、一時間ほど歩いて駅に向かった。
途中で246沿いの青山ブックセンター本店に行く手前のアイムドーナッツが入っているビルに「カニバブル」の看板と一階部分の窓ガラスに胡蝶蘭とかお祝いの花が外から見られるように置かれていた。ダウ90000の事務所の「カニバブル」ってここなんだという驚きと発見。たまに通っていても気づいていなかった。

2026年前期 | 谷中教室のご案内
谷中教室では月一回、書の歴史・技法理論を学ぶ【書法】と、毎月一文字を取り上げ文字の成り立ち・日本語としての展開を学び、表現する【書芸】の会を開催しています。
2026年前期、
【書法】は、唐代・王羲之以降の書の様相を取り上げます。
文化が爛熟した唐代。やがて後に文化が再興した時代とされる北宋へと繋がります。北宋は革新的な自由主義が求められるようになりますが、その萌芽は唐代の晩期にすでに芽生えていました。従来の王羲之の典型の模倣から、作家の個性や思想が全面に現れ、心のままに書くことを求める書風の萌芽の様相を実際に書くことを通じて味わいます。
【書芸】は、時間にまつわる一文字を取り上げ、その字の成り立ち、日本語としてどのように使われているのかを学び、現代のわたしたちの目を通じ、解釈・表現をします。
【書法】、【書芸】いずれのクラスでも内容に合わせた良質な道具を毎回ご用意しています。日常から遠ざかりつつあるゆっくりと字を書く時間、そして字を書く道具に触れる時間を楽しんでいただければと思っています。
みなさまと学びの時間をご一緒できますことを楽しみにしております。
————————————————-
【書芸】
3月12日(木)
「心」みえないもの

ということで千代田線に乗って千駄木駅を目指していたが、早めに着きそうだったので一駅前の根津駅で下車して「韋駄天」へ向かった。僕はこの谷中教室は半年に一回ほど参加している。書家の華雪さんとは古川日出男さんのイベントなどで何度もお会いして雑談をさせてもらったりしていて、大人になってから筆を持って習字とかをすることはなくなったので、新鮮な気持ちで、おもしろさもあって【書芸】で気になる漢字の時に行っている。参加人数は地下室の広さもあるのでマックス8人でこの日もマックスだった。
最初は華雪さんによる「心」という漢字についての話、どういう成り立ちとかを含めて解説してもらう。それぞれの参加者は申し込んだ時にどんな「心」を書こうかというのはある程度は考えているだろうし、僕も多少は考えていた。そこは華雪さんの話を聞くことでより輪郭が増したり、方向性が変わったりする。11時から13時までの中で最初の30分ぐらいは話を聞いて、そこからは各自書き始める。
書くのに必要なもの、筆(動物の毛など十種類ほどある)と硯(こちらも何種類か)と墨(こちらも何種類か)と文鎮、半紙と最後に仕上げを書くグレードアップした半紙が用意されているので、生徒は何も持っていなくて大丈夫なふうになっている。
僕としては、「心」っていうのはいろんな面がある、多面体だと思っていて、多面体って最終的には円になると思うから丸みがほしいなって思っていた。最初に普通に「心」と書いてみる。ゲシュタルト崩壊じゃないけど、なんでこれで「心」って読めるんだろうみたいな、不思議な感覚にもなる。途中からダチョウの筆にした。
最終的に書き上げたものはそれぞれ思い思いの場所に貼って、書いた人が感想だったり、どういう意味があってそう書いたのかという説明をみんなにする。僕は自分の心臓ぐらいの場所に、そして、半分を貼って、半分はひらひらとさせた。心は揺れ動くものだからという考えを具体化させた。書いたものはどこか心臓みたいな形になっていたのでそのことと多面体の最終系の円としての丸みを持たせたかったと話した。そのあとに華雪さんがコメントをくれる。最後の半紙は一枚を四分割して書いて、その中から選んだものを貼ったが、これが一番気持ちが乗っていると言ってもらってよかった。
終わってから華雪さんにご挨拶して、根津駅に向かって歩き出す。帰りはSpotifyのポッドキャスト『BAD PHARMACY』のマーケティングファッションや頼まれることについての回などを聴きながら再び表参道駅へ。そこからは歩いて家へ。

17時30を過ぎてニコラへ。お店はけっこう混み合っていて、カウンターには知り合いの「o.i.ra」というファッションブランドを手掛けている雄飛がいたので、世間話をしながら、最初は黒ラベルの瓶ビールを飲んで、二杯目はアルヴァーブレンドをいただいた。

風呂に浸かってからライティング作業を。BGMはSpotifyのポッドキャスト『視点倉庫』『永野はミスターTBS』最新回を流しながら。

大ヒットミステリー作家・芹澤環(板尾創路)が階段から転落し、突然この世を去った衝撃のニュースから1年。新作で担当編集者にようやくなれるはずだった江藤恵(夏帆)は、芹澤の未発表の原稿があると妻・真理子(シルビア・グラブ)から聞き、自宅を訪ねる。そこで彼女が見つけたのは、芹澤の残した「日記」だった。突然事故で死んでしまった芹澤の生前の思いが残る宝を見つけ、後ろめたい思いと共に高揚感を抱く江藤。読んでいくうちに、書かれている内容は本物らしいのに、どこか自分の知る「芹澤環」とは違うように思える。「これは、だれが書いたのか」。
一方真理子は、芹澤の死後、彼が自身の悩みを生成AIにだけ打ち明けていたことを知る。芹澤の残した日記にAIとの対話から受け取れる要素を創作として書き足し、江藤に見せていたのだ。
「人生の大事な1ページはいつですか?あなたにとってそれが今なら、私は喜んで新作を書く」と言っていた芹澤の言葉に無意識に呪縛され続けていた江藤。この日記をきっかけに、「人生のチャンスに間に合いたい」と欲望が膨らむ。江藤は真理子に、事故死の直前までの芹澤の日記を構築することを提案する。だが、数々の名作を生み出したヒットメーカーの心のうちを知りたいと思う人間は、この2人だけではなかった。
編集者としての自分にしがみつきたい江藤。亡き夫の本心に近づきたい真理子。2人の欲望が生んだ過ちは、予想もしなかったカオスを生み出していく―。

寝る前にNHK ONEでドラマ『ある小説家の日記』を見る。一時間もない放送時間なので、けっこうコンパクトにまとまっていた。夏帆さん演じる編集者の江藤の後輩(林裕太)が炎上の犯人みたいだが、彼はわりと真面目な小説の読者であり、作家の聖域みたいなところを信じている青年のようなポジションだった。
江藤側には編集者としてヒット作を出したいという気持ちや編集部における進退(家庭に直結する)がかかっていたことで、芹澤の日記に固執していたし、妻の真理子とのある種の共犯関係があった部分がメインだったので、後輩の側からの物語も気になったが、それを描いてしまうと時間的には難しいし目線がブレるからこの形に落ち着いたんだろうなって思った。

新TwitterことXのほうで性加害をした映画監督と裁判をした俳優さんが映画関係の人たちは彼らを許さないという意思表示をするべきだと言っていた。
僕はその名前の上がっている監督と近しい側だったから、ずっと応援していたことで自分も加害者側だと思っていたし、その加害自体を知らなくても周りから見れば近いのだから知っていたと思われるだろうと感じていた。
この日記でもずっとあえて名前を出していない。それは個人的には配慮だと思っている、加害した側ではなく被害を受けた人への。監督が前に出した声明みたいなものは反省を感じられないし、再び応援できるものではなかった。そういうことも前にも書いているし、許せないとか裏切られたみたいなことを言うつもりもない、そうやって自分もひどい目にあったんですみたいなスタンスは違うと思うから。
そして、当然ながら性加害は許されるものではない。だけど、裁判に勝った俳優の人が映画業界をもっとよくするために映画監督や関係者はちゃんと性加害やハラスメントを許さないと表明すべきだと言っていることについては、正しいのだと思うと同時に、なんか正義という正しさの怖さというか、横暴さを感じるところがある。選挙でリベラルが勝てないことで被害者、マイノリティだというような感じにも近い。
正しさというものをふりかざすことについて、僕は数日考えている。表明しろ、しない人は性加害を許すということですよっていう感じの踏み絵のようだなって。Xというリポストできるところで意見表明しろというのはなにか違うと思ってしまう。
僕は監督との付き合いがあったし、作品にも関わったこともあった。彼がしていた性加害のことは知らないで応援していた。そういう自分の時間や関係性を完全に否定し、なかったことにできない。もちろん、知っているからということでそちら側の肩は当然持てない。だけど、Xで意見表明しろということにも何か違うと思ってしまう。そういうどうにもできない気持ちとか想いとかがあるってことは今回のことに関してはないことになっているように思う。
正義を語る人たちからすれば、今回の件や映画だけでなく創作界隈にある被害にあった人のことを第一に考えるべきだ、そういうことをした加害者との関係を排除、断絶して許せないと声高に言っているように見える。わかってるんだよ、許してはいけないことは。だけど、人間はそんなにも簡単に誰かを切り離せないし、関係や時間をなしにはできない。第三者に言われてすることでもない。そもそもそういうどうにもできない気持ちとか思いみたいなことが創作とは切っても切り離せないし、それをしろという人たちの正しさは揺れ動く気持ちを表現できるのだろうか。

 

3月13日
6時に起床して朝のルーティンをして、TVerで『アメトーーク!』のレギュラー番組なし芸人を見ていたら眠くなってきた。今日は有給を使って休みなので8時までのんびり寝ることにした。惰眠惰眠。
起きてからは18時以降にバリューブックスに本を売るために読み終わったものを箱詰めしたりする。radikoで『ハライチのターン!』『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』を聴きながら読書、リモートワーク仕事で読まないといけない資料読み。有給使ってるけど、仕事をしているともいえる。でも、読んでおけば来週以降の仕事が少し減る、これって仕事なのか休みなのか、と疑問はわくが楽をできるようにする、と考えればやっておいたほうがいい。
途中、TVerで『ラヴィット!』をリアルタイムで流していたら、今までにあまりないような『旅サラダ』みたいな中継が入ったり、パパ芸人が杉浦太陽に簡単料理を教わるみたいな、毛色が今までと違う感じになっていた。4月から芸人が減らされて方向転換するみたいなニュースも出ていたが、その予兆に感じてしまう画面だったので消した。そうなったら、たぶん見なくなるだろう。

『君の名前で僕を呼んで』(17)『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(24)で20代にして2度のアカデミー賞®主演男優賞にノミネート。本作でもオスカー間違いなしと評される今最も時代に愛される俳優ティモシー・シャラメ。そんな彼が今回演じるのは、卓球の世界チャンピオンになって人生一発逆転を狙う“最高の”最低男!? 監督・脚本を手掛けるのは弟ベニーと共に監督した『アンカット・ダイヤモンド』(19)で批評家から絶賛されたジョシュ・サフディ。実在の卓球選手マーティ・リーズマンの人生に着想を得て、野心に燃える青年のアドレナリンに満ちた冒険を疾走感とユーモアたっぷりに描出。NY映画祭でサプライズ上映されるや否や「今年最高」「ティモシー史上最高の演技」と熱狂的な賛辞が続出、映画レビューサイトRotten Tomatoesでは97%を獲得し早くも本年度アカデミー賞®の最有力候補として名乗りを上げる。

ストーリー
女たらしで嘘つきで自己中。
だけど卓球の腕前だけはピカ一のマーティ。
NYの靴屋で働きながら、世界チャンピオンになって人生一発逆転を目指す。
そんな中、不倫相手のレイチェルが妊娠、
卓球協会からは選手資格はく奪を言い渡される。
万年金欠のマーティはありとあらゆる手を使って
選手権への渡航費を稼ごうとするが。

11時45分からPARCO渋谷にあるホワイトシネクイントでジョシュ・サフディ監督、ティモシー・シャラメ主演映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』を観るために10時半過ぎに家を出た。行き来のお供はradikoで『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』を。
今日が公開初日だったので、有給を取って観るつもり満々だった。12月にマスコミ試写で一回観ているけど、やっぱり映画館でお金を払ってみたい。そして、おもしろかったのはすでにわかっているので、パンフレットも買いたかった。
A24ファンとしても今作はアカデミー賞を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の世界興行収入を越えるほどのヒットをしているし、その流れで日本でもヒットしてほしい。洋画作品の公開がどんどん減っている中で、おもしろい作品がヒットしないと観るきっかけとなる上映もなくなってしまうわけで、好きな文化やものにお金は使うしかない、使っていない人たちがなくなってから残念とかいうのは恥知らずで愚かだと思う。
僕は好きなものは買いたいし、お金を払っておきたい。それが少しでも生き延びることにつながると思うし、なくなってしまったらもう元には絶対に戻らないこともわかる。時代の流れでもちろん変わっていくし、止められないものは多いけど、好きなものだからこそちゃんと観るなら映画館で観ておきたい。
金曜日のお昼前だったし、すでに一週間前にTOHOシネマズシャンテで先行上映をしているので観たい人はすでに観ている可能性もあるし、渋谷では一時間違いでヒューマントラストシネマ渋谷でも上映されているからか、観客は10人ほどだった。

「この作品は様々な誕生を描いていることに気づきました。子供の誕生、新しいスポーツの誕生、そして一人の青年が大人になるまで。これは妥協を拒む男が、吸血鬼のような富と権力の旧世界の迷宮や、ニューヨークのローワー・イーストサイドの近親相姦的な世界や、彼を阻もうとする人々の中で、妥協を迫られながら自分の道を見出していく物語です。マーティ・マウザーは揺るぎない自己への信念を持ってます。私にとって、その姿はアーティストが妥協しない姿として映りました。だから、本当に本当に強く胸に響いたんです。『アンカット・ダイヤモンド』のスコアを作った時は新しい仕事という視点で臨みました。でも、今回はティモシー・シャラメ演じるマーティ・マウザーに深く酔いしれ、自分自身を彼の中に感じられるほど没入できて、それが作業をとても楽しいものにしてくれました」
ダニエル・ロパティン「Marty Supreme: Original Motion Picture Soundtrack」日本版特典/宇野維正解説より

「ティモシー・シャラメの時代」を象徴!最高すぎる『マーティ・シュプリーム』を解説【宇野維正のMOVIE DRIVER】 

──マーティを真に理解し、何が彼を突き動かしているのかを理解した鍵となるシーンはありますか?

特定のシーンはないけれど、最初から掴んでいたよ。彼は世界最高の卓球プレーヤーになりたい。そのためには手段を選ばない。それだけだ。

──もし現実でマーティに出会ったら、「自分のためだけに生きている男だ」と思うかもしれません。彼を演じる中で、自分の人生で決してこうはなりたくないと思った部分はありますか? また、彼と友達になれますか?

20代半ばから後半にかけて、人は自然と利己的ではなくなっていくものだと思う。自分の個性を探る段階を過ぎ、自分が何者か分かってくるからね。親や祖父母の世話をしたり、姪ができたりして、自分が宇宙の中心ではなくなる。それは健全なことだ。また、マーティと友達になれるかと言えばイエスだ。ただし少し距離を置いてね。彼のあのモチベーションの高さは尊敬する。マイケル・ジョーダンやコービー・ブライアントのドキュメンタリーを見ている時のような、あの凄まじい集中力は大好きだよ。

──雑音を遮断するとのことですが、どうやって雑音を消し、リラックスしているのですか?

文字通りブロックするだけだよ。これはキャリアだけの問題ではないと思う。みんなSNSの返信や自分の仕事に対する評価を目にしたりするだろうけど、これは見ないようにするしかない 。今の文化には、僕が10代だった頃とは違うエネルギーがある。2010年頃に聴いていたヒップホップは、もっと野心的で、頂点を目指すことを恥じていなかった。それは若かった僕に刺激をくれた。でも今は、エリート機関やハリウッドへの恨みのような文化的な倦怠感があり、誰もが神経質で罪悪感に苛まれているように見える。そんなのはブロックしなきゃいけない。16歳の自分が、僕がこうして会見をしていると知ったら、すべては夢のようなことだ。僕はポジティブな『トゥルーマン・ショー』(1998)の中に生きているようなものだよ。具体的には、仕事中はスマホの電源を切っている。集中力を削がれるからね。

──現代の俳優には、ファッションや政治、世論への影響力など、スクリーン外でどの程度の責任があると考えていますか?

正直に言うと、僕の追求は100%芸術的なものだ。ボブ・ディランを演じた影響もあるけれど、彼は「道徳の指針」になることを拒んだ。オーディションに何度も落ち、拒絶されてきた僕が、キャリアを得た途端に「みんなの倫理的なお手本になりたい」なんて言うのは奇妙なことだよ。最近は人々の集中力が短くなっていて、「オーラ」や「ファッション」、「政治的スタンス」ばかりが注目されるけれど、僕に与えられているのは俳優であること、アーティストであることだ。自分をそれ以上の「なにかを牽引する存在」だなんて思うのはおかしい。僕はただ素晴らしい作品を作りたい。仕事に注ぎ込めば注ぎ込むほど、得られるものも大きいんだ。

ティモシー・シャラメ ロングインタビュー 『マーティ・シュプリーム』と俳優としての覚悟

このインタビューはパンフでも使われていたけど、合同取材を元に編集したと書かれているのでそのためだと思う。パンフでも宇野維正さんが文章を書かれていたので、サントラと合わせてどちらとも宇野さんが関わっている。

マスコミ試写で観たのが12月なので三ヶ月ぶりぐらいで二回目。試写で観た時もすごくおもしろかったし、好きな作品だと思ったけど、二回目の今日の方が響いたし、なんだか泣けてしまった。そしてもっと笑えた。
主人公のマーティは最低野郎だといえる。自分の夢、卓球で世界一になるためには手段を選ばない。渡航費を稼ぐために詐欺みたいなこともするし、女性も利用しようとする、欲望が露わになりすぎている。だけども、卓球に関してはマジで真剣だ。練習もちゃんとしているし、ピンポンと言われると卓球だとすぐに訂正するところは元卓球部としてはとても好感も持てる。
彼の最低さ、有害な男らしさみたいなものが疾走していく。逃げているようでもあり、生き急いでいるようにも見える。この瞬間、この刹那だけがすべてだというかのように欲望に従う。そして、計算高く人を簡単に利用したりするけど、自己愛が強くまだクソガキでもある。冒頭の人妻である幼馴染との仕事をサボってのセックス、最後にそれが具現化するというところは青年が大人になる、覚悟を決めるという成長を見せていくことになる。
マーティを演じたティモシー・シャラメが自分に一番近い役どころと語っているのを読んだけど、だからこその温度感と真実味が溢れている。最低野郎だけど、最高だと思ってしまう自分がいる。
この映画はジョシュ・サフディ監督が手掛けて、Netflixで配信されている彼が手がけた『アンカット・ダイヤモンド』とは相似形、双生児的な関係性にある。物語の時代は今作が1950年代後半で、「アンカット」は2010年代とまったく違うけれど、どちらの主人公も年齢は20歳近く違うのにほぼ同一人物的だと言えるし、ローワー・イースト・サイドに住んでいるなど共通点が多い。だけど、同じく疾走するシーンがあっても今作のマーティは「生」に向かっているのに対して、「アンカット」のハワード・ラトナーは「死」に向かっている。
今作は良いところも悪いところも含めての人間を肯定している、だからマーティに自分を重ねていく。だから彼のことは他人ごとではなく自分ごとになっていく、俺の物語になる、という話を「MOVIE DRIVER」で宇野さんが話されていたが、まさにそう言うことなんだろう。
自分という人間のくだらなさとか愚かさとか思い上がりとかうぬぼれとか大人になれなさとか、それでもまだ希望を捨てきれずにいるとか、この人生を謳歌したいとかセックスしたいとか欲望まみれでどうしようもない自分を否定されたら生きていけない。でも、この映画はそれを肯定してくれているから、自分の映画だって思えるし、重なっていく。
舞台は第二次世界大戦から15年も経っていない50年代後半、日本選手が出場している時に渡航禁止が解かれたという話も出てくる。つまり、マーティやライバルのエンドウは大戦中には生まれていることになる。そう、幼少期に戦争を体験した世代だ。この作品は戦後のアメリカや日本を描いていて、マーティのある種の傲慢さは戦後のアメリカ的なものでもあるし、そして、物語を通じて彼は成長していく。その変化が変われるかもしれないという希望を感じさせる。
ティモシーにはマイケル・B・ジョーダンやレオナルド・ディカプリオにアカデミー賞主演男優賞でやって栄冠を手に入れて欲しい。もし、そうならなくてもこの映画は残るし、ティモシーの代表作になる。

帰りに道玄坂のアパホテル横にあるうどんやでいつものざるうどんと天ぷら三種盛りを。明日の派遣仕事の詳細がLINEで来ていた。また学芸大学駅の現場だった。ヤバいのは土曜日なのでそこは営業しているにもかかわらず、僕が班長というのも最悪だが、四人だった。つまり、これは屋上に運んだ机や椅子を天井や床の作業が終わった二階に下ろす可能性が高い。問題は階段。クソ狭い。上げる時もしんどかったし、ギリギリだった。下ろす方が絶対にしんどいし疲れるだろう。そして、この現場は早上がりになることはない、17時までやる。その間、机や椅子を下ろし続けていたら握力とかもなくなるので、休憩しても回復はしないので、時間がかかればかかるほどどんどん持てなくなってきつくなる。昨日今日と休みで楽しんだから、その分のマイナスなのだろうか、明日は耐えれても明後日も同じだったらさすがにボロボロになる。

東日本大震災に関しては、先週の金曜日に発売された「群像」誌に、2023年8月からのことを書きつづけているノンフィクション『あるこうまたあおう』の独立した最終話「灯台から灯台へ」を発表して、自分に言えること、いま自分が言いたいことは言った。その原稿は150枚をはるかに超えているのだけれど、要するに「言いたいことを言う」ためには枚数が要る。私が不思議なのは、たとえば震災という巨大な出来事に関して、ほとんど誰もが「ひと言で(メッセージを)語ってください」と求めているような、あるいはほとんど誰もが求められてしまうような、そういう風潮で、言えるんだろうか? ひと言で、まとめられるんだろうか? 「悲しいです」とか? 「まだ怒ってます」とか? 「防災は大事ですね」とか?

言えない。

私たちはメッセージを言葉にする訓練を受けている。学校教育がそうだし、社会に出ても、やっぱりそうだ。でも、これは危険な訓練だ。基本的に紋切り型になるし、つまり、誰かの〈受け売り〉になるから。大切なのは「自分が何を言いたいのかを、自分がその魂の奥底では何を考えているのかを、ふだん暮らしていると気づけない」という事実に、どういう形であっても気づくことだと思う。たとえば、目の前で誰かが、何かが事故に遭おうとしている。その時、自分が実際の場面でどうふるまうのか?

それは、その〈実際〉が到来する瞬間まで、わからなかったりする。

だから、不用意に語るのは危険だ。
特に、不用意に「正義」や「正論」を語るのは。

〈古川日出男の現在地〉時間について 2026.02.28 – 2026.03.13 東京・埼玉・大阪・京都

古川さんのブログが更新されていた。単行本『夏迷宮』は4月中には出るみたい。『灯台から灯台へ』と東日本大地震についても書かれていたが、ここで出ている不用意に「正義」や「正論」を語るのは危険だという話はこの数日間、僕が監督の性加害におけるXでの諸々で考えていることに近い。

帰ってきてから、radikoで『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』とradikoスペシャルな『太田光と15 人のしゃべり手』(ゲスト/クリス・ペプラー)とニッポン放送ポッドキャスト『オズブラウンのニッポン放送・札幌テレビ 超!圧縮計画』SPep.2 最終回!テレビのロケ先決めよう 計画を聴きながら、この日記を書いた。

 

3月14日
5時半前に目が覚めた。6時に目覚ましをかけていたので諦めて起床して朝のルーティンをして、radikoで『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』を聴きながら出発の準備。
6時半前には家を出る。残念ながら金曜深夜の『三四郎のオールナイトニッポン0』は日本アカデミー賞のスペシャルラジオのためお休みだった。とりあえず、行き帰りはSpotifyのポッドキャスト『BAD PHARMACY』の続きを。
帰りに聴いた「学校」についての回で上出さんがムツゴロウさんこと畑正憲さんのドキュメンタリーを撮れるかもしれなかったけど、持ち込んだNetflixが『全裸監督』のヒットもあってドラマにしたいという話になり、ムツゴロウさんがじゃあ自分が書くと言ってボツになったという話をしていた。
実家には父親の本棚にムツゴロウさんの本が何冊かあった。父は動物王国とかにはまったく興味がなかったので家でテレビ放送していたものは見ていなかったけど、ムツゴロウさんは雀鬼、麻雀がめちゃくちゃ強い、あと天才すぎて変人だということを言っていたので、僕は小学生ぐらいから「あの人は動物好きなんだけど、ヤバい人だ」という認識をすでに持っていた。
絶対に上出さんでムツゴロウさんのドキュメンタリーを撮るべきだった。あとあんなある種突き抜けてしまった天才/変人は昭和にはいても令和には現れないと思う。今はSNSのせいで中途半端な人でも数字を取ろうと振る舞うことはできるが、たがの外れた天才はそうそうに出てくるわけがない。あれはある種の閉じられた空間やなんらかの抑圧の末に出てしまう宿痾みたいなものだと思う。

駅の改札で他の三人と集合。みんな何度か一緒の現場になったことのある人たちだった。机や椅子を運ぶと思っていたが、それは昨日終わっていて、三階に運んでいた二階の机とかに入ったものを入れた段ボールを階段で下ろす作業だった。バケツリレー的に四人で運んだけど、それだけで午前中が終わった。そして、足腰がやられた。重いものをあるけど、階段がきつい。
午後からも残りの部分を下ろした。そこから二人ずつにわかれて、他の二人は三階のOAタイルとかタイルカーペット関連の手伝い、僕ともう一人は二階の運んであった机とかをレイアウト通りに並べ直して、机に貼ってある番号と同じ段ボールをその上に運んだ。机と棚がわりとレイアウトからズレていたのでそれを二人で動かして、その前に一回「島」ごとに運んでいた段ボールを机から下ろすという無駄感、最初から言ってくれたらもうちょっと効率的にできたのだけど、と思いながら定時前それをやった。
14時過ぎには明日の派遣現場の詳細が来た。東京駅集合だった。東京駅は歩くと二時間半ぐらい、8時40分集合だと6時に出たら間に合う。今日よりもしんどい現場じゃないだろうから歩いてもいいかもしれない。悩みどこ。
ほぼ17時に終わったので歩いて帰る。夕暮れ時、重いものをずっと運んでいたので室内は床や天井を張り直したり、エアコンとか空調も新しくしているので起動していないので寒いのだけど久しぶりにけっこう汗をかいてしまった。で、休憩とかで体を休めると汗のせいで冷えてしまうという悪循環、疲れるし汗もかくのに冷えるし、なかなかハズレ感。
帰りにスーパーで晩ごはんの惣菜を買って帰ってすぐに湯船に浸かる。洗濯機を回しながらご飯を食べて、『NOBROCK TV』を見たりしてのんびり。

【特別企画】ティモシー・シャラメ と 川口功人(デフ卓球) がゲーセンでバトル!  |  映画「マーティ・シュプリーム」公開記念 


マーティのライバル役のエンドウはデフ卓球(聴覚障害のある選手による競技)の川口さんなのだけど、ティモシーが彼が所属しているトヨタのYouTubeチャンネルにでているのってなんかすごいことなんじゃないか。
実際動画の中で司会をしている方がティモシーは今回の来日では『王様のブランチ』『めざましテレビ』とこれにしかメディアには出演していないと言っていた。川口さんのおかげで出てくれたと言っていたけど、そういうところはちゃんと顔を出す、出演するというのがスターだな。
映画自体は反戦映画だと思うんだけど、デフ卓球選手の川口さんが起用されたことも含めてこの映画は驚くほどいろんな要素が詰まっているし、それらがよりプラス魅力さを増すことになっていると思う。
ライティング作業をしたいけど、もう体が疲れ切っているから諦めて甘いお菓子とか食べてゴロゴロする。明日乗り切れば多少モードが変わると思うのだけど。

 

3月15日
5時半過ぎに起床して朝のルーティンをして出発の準備。今日の派遣仕事は東京駅の丸の内南口改札に8時40分に集合だった。歩いていくと二時間二十分ほどかかる。集合時間が遅いので電車は使わずに日曜散歩がてら6時少し過ぎてから家を出る。
ミッドタウン日比谷にあるTOHOシネマズ日比谷まで歩いていくとほぼ二時間かかる。有楽町と東京駅はそこから二十分もかからないイメージ、246沿いを歩いて渋谷に出てから六本木通りをずっとまっすぐに歩いていくと溜池山王に、そのまままっすぐ進むと霞ヶ関の省庁エリアに入る。桜田門のところから皇居外苑に入って少し進んで二重橋前駅がある左のほうに東京駅が見えてくる。


改札前で今日現場が一緒の人と集合して、歩いて数分のビルに。産廃ごみを出すのだけど、トラックが14時と15時の二回。午前中は養生したり、床が天井とかクロスをした時の糊とかが落ちて汚れている部分を清掃したりした。昼休憩あとに産廃ごみを地下一階の荷解きエリア近くに運ぶ。一台目はわりと予定時間よりも早くきて、廃棄するタイルカーペットを積み込んだ。最初の二トン車で半分以上は積み込んで、二台目はガラ袋とか養生のごみとかで多い量ではなかった。
すぐに来るかと思ったらずっと来ずに15時半とかを過ぎてやっときた。積み込んで作業終了。15時前には来るみたいな話を読んでくれた会社の人がしていたが、電話も通じず遅れたせいで15時過ぎには終わっていた仕事が16時を過ぎてしまった。やることもないし、それが終われば帰れるのになぜか来ないという無駄な時間。
帰りは国会議事堂近くの永田町駅の地上出口まで30分ほど歩いて電車に。渋谷駅で降りて残りも歩いて帰る。

今日は行きはradikoで『脳盗』と『オードリーのオールナイトニッポン』を聴いていた。『脳盗』は土日で赤坂で開催した「盗-TOH- Energized by Red Bull」の初日の後に収録したものだったらしい。なぜかラジオでそのイベントのチケット販売を予告していなかったので、お知らせをした際にはすでにチケットが売り切れていたということが起きてしまっていた。
「オードリーANN」は若林さんが喉の休養後の初の復帰回。まだ本調子ではなさそう。話にも出ていたが声帯は筋肉なので使っていないと声が出ないみたい。となると一人暮らしだったり、人と話す機会がないとどんどん声は出なくなるし、筋肉は衰えていく。
コロナパンデミックの最中、人と会わなくなって話す機会がなくなっていった頃に自分の声が小さくなっている、出しにくいと思ったのは筋肉の衰えだったんだな。
帰ってからすぐに湯船に浸かって疲れを取る。昨日は机とかのレイアウト変更や重い段ボールを運んでいて、今日もトラックにタイルカーペットを積み込む時に荷台に乗っている運転手さんに渡していたら、利き腕の上腕二頭筋と腕橈骨筋がつりそうになった。風呂に入ってるとそこの痛みがより感じる。筋肉痛だったら超回復したりするのかな、でも、これが筋とか痛い感じだから筋肉がつくかんじではないのだろう。
洗濯機を回してご飯を食べてから、日曜の夜なのでradikoで『川島明のねごと』『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』を聴きながらライティング作業と読書。

「本当に日本が終わる。作戦の失敗は許されない」-。“東日本壊滅”さえ危惧された福島第一原発事故。最悪の事態に備え、ある作戦の準備が密かに進められていた。爆発した原子炉などに大量の砂や水を投入するという、チェルノブイリ原発事故で行われた「石棺」を参考にした作戦。最大の課題となったのは「誰が命を懸けるのか」-。極秘作戦から15年。埋もれた計画の全貌に、スクープ資料と関係者100人以上への取材から迫る。

途中でNHKスペシャル『原発事故 埋もれた封じ込め作戦』をNHK ONEで視聴。古川さんの『ゼロエフ』の取材時にNHKのドキュメンタリー撮影があり、放送もされたのだが、その時のディレクターだった籾木さんが取材チームに加わっている番組。

今回はこの曲でおわかれです。
Tears For Fears - Everybody Wants To Rule The World (Official Music Video) 

Spiral Fiction Note’s 日記(2026年2月15日〜2026年2月28日)

2月上旬の日記(2026年2月1日から2月14日分)


2月15日
14日の派遣仕事自体は大変ではなかったけど、外に出て働いて帰ってきてからお風呂に入るとどうも体の緊張が緩むというか、睡魔がやってくる。ライティング作業を土日でやらないといけなかったが、明日の夜にすることにして日付が変わる前に一時間半ほど寝た。日付が変わってから2月上旬の日記をはてブに、半年前のものをnoteにアップしてからちょっとだけライティング作業の確認をして寝る。

6時前に起床して朝のルーティンをしてから出発の準備をする。今日の派遣仕事は7時40分に日比谷線人形町駅に着いていないといけなかった。
昨日の時点でルートの候補は二つあって、一つは中目黒駅まで歩いていき日比谷線に乗って人形町駅まで行くもの、もう一つは渋谷まで歩いていき半蔵門線に乗って水天宮前駅まで行ってそこから人形町駅まで向かうもの。
どちらも電車に乗るまでの最初の歩く時間はさほど変わらない。ただ、日比谷線の方が半蔵門線よりも10分ほど電車に乗る時間が長い、水天宮前駅から人形町駅までは10分かからない。半蔵門線のほうが実質かかる時間は短いのでそちらにした。

行きはバレンタインデーの特別番組『明治presents平子祐希のバレンタイン・ラヴ』を聴きながら向かった。アルピーの平子さんがMCで、ゲストという形でファーストサマーウイカさんが出演するというものだった。「D.C.GARAGE」のアカウントで宣伝もしているし、放送作家の福田さんがやっているんだろうなって思う。
平子さんとファッサマ二人のキャラの相性もよかったし、リスナーからのバレンタイン関連の電話をしてもらうやりとりもあって、さすがに慣れているし、おもしろかった。


水天宮前駅に着いてから少し北上する形で人形町駅をスルーして今日の現場へ。人形町駅からは徒歩数分なので、水天宮前駅から歩いても10分もかからないので、こちらのほうが家から現場までの時間だとちょっとだけ短くなる。
派遣仕事の詳細は現場に一番近い駅が集合場所となるので、人形町駅集合が正しい。ただ、今日は僕一人なので集合する意味はないので、自分にとって一番早く着くルートを選ぶことができる。
先週の雪が降った日に派遣仕事で呼んでもらった解体業者さんと今週もお仕事。建物のある階の部屋番号は伝えられていたが、こういう時はその一室だけで解体ごみはそこまで多くないことがある。8時に解体業者の職人さんが一人でトラックに乗ってきてビルの横に停車して、一緒に伝えられていた部屋へ。
すでに解体は終わっていて、ガラ袋がたくさん置かれていた。とりあえず、部屋にあるものは全部乗ってきた2トントラックに積むと言われた。これはワンルームほどの広さの大きくないオフィスのごみを全部出せば仕事は終わる。とわかったので台車に積んでエレベーターで5回ほど往復したらガラ袋は終わった。あとは冷蔵庫とかモニターとか電化製品や椅子を七脚ほど降ろして部屋をすっからかんにした。
8時過ぎに作業が始まったが9時前には解体ごみ搬出が終わって、今日の派遣仕事は終了。めちゃくちゃ当たりだった。一時間で一日分、というか8時から16時までという作業分はもらえる。最近は仕事にも慣れてきたのもあるけど、一人で行く現場が増えているからこういう早く終わる仕事が増えている。

『平子祐希のバレンタイン・ラヴ』を帰りの電車の中で聴き終わったので、続いてradikoで『オードリーのオールナイトニッポン』を。少し前に喉の不調で二週間ほど休んでいた若林さんが治療をするということで来週から三週間ラジオだけでなく、仕事を休むということを発表していた。
喉の治療をして三週間まったく話さないことだけが治る方法らしい。となると春日さんが一人でラジオやコンビでの仕事でMC的なことをやらないといけなくなるが、パンサー向井をはじめとしていろんな芸人さんが代打的に役割を務めるのかもしれない。誰かが休んだときにはチャンスが訪れる。「オードリーANN」や『あちこちオードリー』で誰がチャンスを掴むかも見どころになるかもしれない。

池尻大橋駅まで乗って、降りて家に帰ると10時過ぎだった。正直ほとんど汗もかいていないし、解体も済んでいたし、そもそもオフィスだったので服も汚れていない。髪はタオルを巻いて作業をしていたので髪は洗わずに軽くシャワーだけ浴びた。
問題は16時まで一応作業があるということだったので、このあとがまったく予定がなくなってしまった。日曜日だし、休日モードで代官山蔦屋書店に行くことにしたが、そのまま道玄坂をのぼってアパホテルの横にあるうどん屋さんへ。


ここではざるうどんと天ぷら三種盛りしか頼んでいないけど、好きなんだから仕方ない。朝の時点で今日は暖かったが、昼に近づくにつれて2月とは思えないほど暖かくてTシャツの上に少し厚手のカーディガンを着てもちょっと汗ばむぐらいの陽気だった。


昼ごはんを食べてから、代官山蔦屋書店へ向かう。新TwitterことXで高橋源一郎さんの『ペンギン村に陽は落ちて』が講談社学芸文庫で出たというのを見ていたので、それがあったらいいなって思っていた。
池尻大橋駅のあおい書店は講談社文庫とかはちゃんと入荷するけど、この講談社学芸文庫は値段も文庫にしてはかなり高い方だし、そもそも需要はさほどない。買うような人はもうちょっと文芸に力を入れている書店か紀伊国屋書店みたいな大きな本屋さんぐらいしかない。
ただ、代官山蔦屋書店は文芸の棚が充実しているかというとそこまでエリアも多くはないけど、海外文学もちゃんとあるし、高橋源一郎さんよりは前のもう亡くなっているような作家さんの講談社学芸文庫も発売される際には一応入荷されているのを今まで見ていたので、おそらく入荷しているだろうなって思ったらあった。
途中のサミットで晩ご飯の惣菜もついでに買って家に帰る。ライティング作業は今日やらないといけないのだけど、陽気の中を歩いたせいかちょっと眠くなったので昼寝。
17時過ぎて起きてから、明日の確定申告の準備とかをしてかた今日中に終わらせたいライティング作業モードに。作業中はradikoでほぼリアルタイムで『川島明のねごと』『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』をBGMに。

【タイマン】霜降り明星 粗品 VS トンツカタン森本 



【芸人トーク】THE W審査員"あの発言"の真意/粗品はまだ童貞?/芸人よファンを選べ 


ライティング作業はラジオを聴き終えても終わらず、YouTubeにアップされていた「タイマン森本【トンツカタン森本】」の霜降り明星の粗品ゲスト回を流しつつ続きを。
粗品と森本のコンビ非常によくて、年齢も近いこともあるんだろうけど、丁々発止のやりとりでテンポがいいし、粗品もかなりたのしそうだった。
レベルが上というか先輩後輩関係なく、芸人としての力がある人と組むと森本自身も能力を発揮する感じがする。
日付が変わる頃になんとかライティング作業が終わったので、確認してもらう人宛に向けてメールに添付して送信、寝る。

 

2月16日
6時過ぎの目覚ましで起床するが、やっぱ眠いので7時まで横になってTVerで『有吉クイズ』を見ていた。先週に引き続き、ハチミツ二郎さんとの「電動車椅子さんぽ in五反田」完結編。目指せBSでレギュラー番組ということだったけど、本当にBS朝日でやることになったらしいのでよかった。

2ヶ月密着|プロレスラーに転身したフワちゃんの裏側 


7時過ぎには起きて朝のルーティンをして、近所のセブンイレブンに行ってホットコーヒーと朝食のパンを買ってくる。今日から確定申告が始まるのでスマホでやろうとしたらe-taxがメンテナンス中ですという表示が出る。調べたら8時半までメンテナンスだった。そんなことあるんか。リモートワーク用のPCを立ち上げて少しだけ作業をして時間を潰す。
8時半になってメンテナンスが終了してから確定申告を始める。ラジオは昨日リアルタイムで聴いていて、なにかBGMが欲しかったのでYouTubeの「フワちゃんTV /FUWACHAN TV」のプロレスデビューのドキュメントを流しながら。
一時間もかからず、9時少し過ぎには確定申告が終わって税務署にデータ送信が終わる。コロナパンデミック前とかはベルサール渋谷ファーストでやっていた確定申告会場まで行って入力して提出していたから、スマホの方が楽だけどなんだか味気ない。
スマホで入力しながら、フワちゃんのプロレスラーになってからの動画を見ながら感動したりしていた。やっていることと感情がちぐはぐだったけど、還付金がそこそこ返ってくるのがわかってうれしい。いや、けっこう目当てにはしていたから早く振り込まれるのを待ってる。


リモートワークを淡々として、お昼になってから駅前の地下のスーパーに惣菜を買いに行った帰りにトワイライライトに寄って、宮崎くんが編者をしているちくま文庫から刊行された『精選日本随筆選集 歓喜』を購入して、熊谷くん夫妻と世間話。
オープン時よりも本の数が多くなっていて、出せない書籍もかなりあるみたいで、棚やレイアウトをどうするか悩んでいるということだった。動線というか通路も確保しないといけないし、パッと見で今の状態がベストのような気がする。イベントもやるから棚とかも動かせないといけない。そういう悩みがあるというのは聞かないとわからないことだった。

仕事が終わってからニコラへ。アルヴァーブレンドを頼んだから由賀さんからバレンタインデーのチョコがてらボネをいただいた。前にも食べたことがあるけど、お酒も効いていて美味しいし、深煎りのコーヒーともよく合う。アイノブレンドをおかわりしてタバコを吸いながら一服しながら、曽根さんが観に行った「閃光のハサウェイ」の話をしたりする。

家に帰ってきて日付が変わってから送っていた原稿の確認が編集さんたちから取れたので、もう一人関係者の人に送る。とりあえず僕ができるところまではやったのであとは待ち。
岸田賞の選考会が今日だったみたいで、候補作の中で僕が観たことがあるのはダウ90000の蓮見翔さんが戯曲を書いた『ロマンス』だけだった。21時とかを過ぎてから、だいぶ時間がかかってからの受賞作発表で二作品だった。『ロマンス』が見事受賞していてうれしい。そういえば、自分が観た舞台が岸田賞を受賞したのは初めてかもしれない。たいてい受賞作の再演とか、岸田賞を取ったあとの作品を観ていることが多いから。

 

2月17日
一度、5時前に目が覚めてトイレに行ったついでにペットボトルの回収日だったので集積所へ。少し肌寒い。radikoで『空気階段の踊り場』を流しながら布団にくるまってもう一眠り。
7時には起きて朝のルーティンをしてから、『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』を流しながら読みかけの『粉瘤息子都落ち択』の続きを。このところまた小説を集中して読めない感じのモードになっていてなかなか読み終わらない。
8時からはTVerで『ラヴィット!』のリアルタイム配信にチェンジ。ビビる大木さんの「大木劇場」の延長版みたいなミステリーっぽい内容の放送だった。ずっとオープニング二時間トークとかだったから変化を入れたかったのかもしれない。おもしろいかどうかと言われたらおもしろくはないけど、朝のワチャワチャ感はある。

9時前からリモートワークを開始。『ラヴィット!』が後半のVTRのコーナーになったので見るのをやめて、昨日配信されていた『83 Lightning Catapult』と朝配信されていたSpotifyのポッドキャスト『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』(ゲスト:せきしろ)をBGMにしながら作業を。
「83ライカタ」は500円貯金をしているという男性が、付き合っている彼女がそれをちょこちょこ抜いていて、別れるのは決めているがそのことを最後にいうべきかという相談った。この話題でよく30分ぐらいトークしてたなみたいな内容だったが、なんかバカバカしくておもしろかった。
せきしろさんはピースの又吉さんと共著で出していたりするので名前は知っているけど、実際はなんの人だか知らなかった。作家兼俳人という紹介だったけど、放送作家とかに近いイメージだったが、自身も舞台にも出ているのでプレイヤーでもある。よくわからない文化人というのは雑誌文化の時には存在できたし、エッセイとかコラムがおもしろくてメディアにも出ている人はいた。今だとポッドキャストがおもしろい人とかがそういう位置にいるのかもしれない。
せきしろさんが原作となったコラムを書いた大根仁さん演出で星野源さん主演ドラマ『去年ルノアールで』は当時DVDレンタルとかで借りて見た気がする。そのせいか、個人的にルノアールは好きなので、どこかでお茶するなら最初にルノアールと言ってしまう。

昼休憩の時に散歩がてら渋谷方面まで行って帰ってくる。帰りに書店で樋口恭介著『21世紀を動かす思想 加速主義・プルラリティ・SFプロトタイピング』という新刊で出ていた新書を購入。担当がお世話になっている吉田さんっぽいし、加速主義とかのことが書かれているなら読みたいと思って。
歩いている時はくるりのニューアルバム『儚くも美しき12の変奏』を聴きながら。くるりはアルバムリリースの感覚がベテランにしてはかなり早い方だと思う。サニーデイ・サービスはさらに早いけれど、どちらも過去の作品から進化しながらも軸みたいなもの、懐かしさみたいなものも纏っていて、新旧のリスナーどちらにも届くような音楽をやっているなって思う。それはとんでもなくすごいことだし、続けていることの強さでもある。

リモートワークの作業はそこまで溜まっていないのでのんびりと進める。明日は有給にしたので、水曜日木曜日と二日ともリモートはない。代わりに派遣のシフトを入れていて、14時ぐらいに明日の現場の詳細が来た。
最近は週に一回は行っている学芸大学駅の現場だったので、17時の定時まで終わらないけど、仕事としてはしんどくはないし、歩いて行けるというメリットはある。こうなると明後日木曜日に仕事があるのかないのか、あったらどこの現場でどんな作業かで二日間の疲労度がかなり変わってきそう。

仕事が終わってから湯船に浸かってのんびり。軽く晩ご飯を食べてから、Spotifyの『DJ松永 Lightning Catapult』『あのと粗品の電電電話』、ニッポン放送ポッドキャストで『ランジャタイの伝説のひとりぼっち集団』、ニコニコ動画のビュロー菊地チャンネルの『大恐慌へのラジオデイズ」最新回を聴く。はてブで「ランジャタイひとりぼっち」や「トム・ブラウン圧縮計画」をURLで入れると前とは違った表示になってしまうので、もうリンクは貼らなくていいかなって思うようになった。
「松永ライカタ」は親友である朝井リョウの話、「あの粗品」は恋リアや共演した「ミリオネア」について、通常モードに戻っている。「あのANN0」は終わってしまうけど、「電電電波」自体は続くならこのポッドキャストは継続なのだろうか。「ラジオデイズ」は前回の寝具を買った話の流れから神棚の話へ。それらを聴きながらライティング作業をしてから、『粉瘤息子都落ち択』の残りなんかの読書をして寝る。

 

2月18日
4時30分ぐらいになぜか目が覚める。昨日同様目覚ましが鳴るよりも早い。寝転んだままradikoで『星野源のオールナイトニッポン』を聴いていたら30分ぐらいで寝落ちして、6時の目覚ましで再び起きる。朝のルーティンをして出発の準備をしていた。

新TwitterことXをPCで開いたら、『星野源のオールナイトニッポン』の3月31日放送回が最終回で終了というトピックがあがっていた。確かに番組のポストで「今夜は番組から大事なお知らせがあります」とあったから、そういう予感をしていた人もいただろうな。僕はオンライン配信&武道館でやるラジオイベントの何か追加の話題かなって思っていた。
先週は次の時間帯である『あののオールナイトニッポン0』も同じく3月31日に終了を発表していたので、ANN火曜日の一部と二部が共に終わることになった。火曜深夜なので水曜日のリモートワークだったり、休みとか派遣仕事の移動のお供でどちらとも聴いていたし、大好きな番組だっただけにさみしい。
今日の派遣仕事は学芸大学駅集合だったので、寝落ちした辺りから再生して聴きながら向かう。オンラインの番組イベントは今回終了とは関係なく、もっと前から決まっていたということらしい。でも、どうしても終わるのがわかった以上、番組のリスナー的にはお別れ的な要素をはらむ。10年間という長い間、ミュージシャンとしての活動だけでなく、俳優としても仕事をしながらの深夜の二時間を生放送していたことは凄すぎるし、ほんとうにおつかれさまでしたとしかいいようがない。

僕はコロナパンデミックになってからリモートワークをするようになって、ラジオに回帰したので最初から「星野源ANN」を聴いていたわけでなく、おそらく開始して四年とか五年目ぐらいからのリスナー。でも、毎週欠かさずに聴いていた番組でもある。
「星野源ANN」は番組が長くても二年続けばよかった時代に始まって、十年間レギュラー放送をした番組であり、ANNのジングルも星野さんが作るなど、明らかにこの十年のニッポン放送の中心にいた。そして、その十年でサブカルスターだった星野源は一般的にも知られるようになり、紅白も常連になって、ドラマの主題歌もヒットし、結婚してほんとうにポップスターの一人になった。番組はそういう彼の歴史と共に歩んできたし、リスナーはそれを体感していたのだと思う。
これは「ANN」のひとつの時代の終わりである。ディケイドの考えとして、十年紀はその半分過ぎた六年目から次の十年紀に台頭するものや覇権を握るものが萌芽し、ネクスト十年紀の一年から五年で栄華を誇る。それをずっと繰り返していく。2026年から2030年は30年代を決める様々な事柄が玉石混交に、有象無象が覇権を取りに、新世代が台頭していくのだろう。「星野源ANN」と「あのANN0」の終わりは新しいなにかの始まりでもある。
個人的には「三四郎ANN」がまた一部に昇格して、火曜日一部になり、火曜日二部と金曜日二部に新パーソナリティーが入るのがいいんじゃないかなって。一人は三宅香帆さん、もう一人は今ならHANAが「ANNX」から昇格とかでもバランスよさそうだけど、FRUITS ZIPPERもありえるかも、でもどちらもライブとか忙しいとかの理由で深夜の生放送はやらない気もする。おそらく火曜一部か二部には女性のパーソナリティーが一人は入ると思うけど、ほんとうにどういうラインナップになるんだろう。
でも、普通に考えたら横浜アリーナでイベントを成功させたマヂラブか、佐久間さんが火曜一部に昇格して、「ANN0」の二枠を新パーソナリティーっていうのが一番ありえそう。

毎週一回は来ている現場。今日も四人。清掃関係の作業が多かった。最後に工場の溶接のために仕切りのように天井につけていた防炎シートをとって、床を水流してモップとかで清掃したりして、ちょうど17時に終わって歩いて帰る。ここの仕事は4月ぐらいまであるのでこのままあと二ヶ月ぐらいはここにくることになりそう。
他の三人のうち二人はここでも何度も一緒になっていたが、もう一人の方は初めて会う人だったが、どこか顔が三四郎の小宮さんに似ていた。顔が似ているからやっぱり声も似ていた。小宮さん同様に滑舌がちょっと悪かった。悪い人ではなさそうだったので、小宮さんに似てますねとはあえて言わなかった。よく言われているかもしれないし、あるいは初めて言われて気にするかもしれないから。

帰りは「あのANN0」を聴きながら。冒頭で前の「星野源ANN」終了を受けてのトーク。そして、テレビ番組の収録で一緒だった柳沢慎吾さんについての話と、仲のいいというか、可愛がってくれている田中みな実さんに呼ばれて行った話。それにしてもフリートークがほんとうにおもしろいし、ひとりしゃべりとしてめちゃくちゃすごいレベルだと思う。あと6回か、あっという間だ。

ano - ちゅ、多様性。【LIVE Blu-ray「呪いをかけて、まぼろしをといて。」at 日本武道館 2025.09.03】 


武道館ライブのBlu-ray発売日だったので、ライブの一曲目だった『ちゅ、多様性。』がYouTubeにアップされた。ほんとうに素晴らしい光景だったのを思い出させてくれる映像。

家に帰ってから湯船に浸かって、先日買っていた「うまかっちゃん」を作って食べる。実家ではよく土曜日の半ドンとかで帰ってお昼に出てきていた。そのせいか、袋麺というと「うまかっちゃん」が最初に浮かぶ、味も好きだけどあまり見かけないのでたまに5袋入りとかを見たら買ってしまう。

 

2月19日
のんびりと7時過ぎに起きて可燃ごみを集積所に出してから、朝のルーティンを。radikoで『きしたかののブタピエロ』と『佐倉綾音 論理×ロンリー』を流しながら、『粉瘤息子都落ち択』を最後まで読む。
主人公の野中に「毎月10万渡すからスト6の対戦をしてくれ」と謎の提案をしてきた大学時代の友人の忍がなぜそんなに金を持っているのかがわかり、さらにいつもマウンテンデューを買いにいく自販機に貼られていた意味不明な文章、「じゃあ一生オマトゥマヘーオマヘマンヘーっつてろよ」などをフリマアプリで売ると売れてしまう中で、それを貼っていた人物の正体が判明する。
忍についてのパートもだし、貼っていた人物との交流も含めて、めちゃくちゃおもしろかったし、「東京」という場所な感じがすごくした。そして、輝いているわけではないがこれも青春として、底辺かもしれないけれど、映像が浮かんでくる青春小説だなって思えた。タイトルの意味というか最後にある「択」がなぜついているのかも含めて、野中の青春でありコミュニティ、関係性におけるものだというのがわかるのもよかった。

今日は派遣仕事を入れなかったので完全に休み。今日入れていて、土日も派遣が入っていたらリモートも合わせて15連チャンになってしまうので、昨日の午前中に昼休憩に行く前に19日のシフトは外した。おかげで11連チャンでストップできた。もちろん、働いたほうがいいけど、たまに無駄に休んだりしないと怪我したり、精神的に病みそうだなって思うから。

最近、暇な時にMBTI診断が16パターンから四倍増えて、細かくなって64パターンになっていたのでやってみた。16パターンの時はINFJ(提唱者)と分類だったが、今回はINFJ-AC(調和を紡ぐ理想家)という分類になった。

あなたは、INFJの持つ深い洞察力と共感力に、自信と精神的な安定性(-A)、そして他者との調和を重んじる(-C)性質が融合した、卓越した調停者であり、穏やかな指導者です。 幼い頃から感受性が強く、全体の和を優先する「小さな peacemaker」でした。 学生時代には、その繊細な観察力と調和を重んじる性格で、クラスの相談役として頼られることが多く、グループ活動では静かなまとめ役として活躍しました。 周囲の感情を敏感に察知し、対立を未然に防ぐ役割を自然と担っていました。 社会人となった今では、あなたの存在は、周囲に安心感と一体感をもたらし、共通の目標に向けて人々を穏やかに導きます。 人生の転機では、集団の調和と自身の理想との間で板挟みになる課題に直面しますが、全ての人が満足する解決策は稀であることを受け入れ、自身の洞察力を信じて決断を下す経験を積むことで成長します。

まったく違うと否定はしないけど、めっちゃ自分だって感じではない。中学高校共にキャプテンだったが、まとめられていなかったし、別に相談役みたいに頼られるタイプでもない。
昔からこの手の診断みたいなものをするとおすすめの職業にカウンセラーとか出ることが多い、カウンセラーって占い師でも同じような役割じゃないかなって思うんだが、でも僕は人の話を聞くのがうまくないから、なんか違う気がしてしまう。



お昼過ぎに映画を観に行くもアリだなって思ったけど、とりあえず渋谷に出ようと思って、radikoで『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』を聴きつつ家を出て歩く。数日前ぐらいからくしゃみがちょこちょこ出るのでおそらく花粉が舞い始めている。
ちょうど10時過ぎには渋谷に着くぐらいの時間だったので、宮益坂下のル・シネマに行って、明日公開の『センチメンタル・バリュー』のチケットを買った。明日が今日ならちょうどよかったのに、そうはならない。
とりあえず、ラジオと音楽を聴きながら、代官山蔦屋書店に寄ったりして昼ごはんを買って帰る。そのまままた読書の続きをしていたら眠くなったので昼寝。
15時過ぎには目が覚めたので、さすがにこのまま今日家にいるのはしんどいなって思って、スタンプが貯まっているのでシネクイントでこれから観れる映画を検索する。観ようと思いつつ、見逃していた『万事快調〈オール・グリーンズ〉』が17時半から上映する回があったので、それを観ることにして14時半にまた家を出て再び渋谷へ向かう。休日だけど、歩いているほうがリラックスできる。

ラッパーを夢見ながらも、学校にも家にも居場所を見いだせず鬱屈とした日々を送る朴秀美(南沙良)。
陸上部のエースで社交的スクールカースト上位に属しながらも、家庭では問題を抱えている映画好きの矢口美流紅(出口夏希)。
未来が見えない町で暮らすどん詰まりの日々の中、朴秀美が地元のラッパー佐藤(金子大地)の家で〇〇〇〇を手に入れる。その出来事をきっかけに、同級生で漫画に詳しい毒舌キャラ岩隈真子(吉田美月喜)、岩隈の後輩で漫画オタクの藤木漢(羽村仁成)らを仲間に引き入れ、同好会「オール・グリーンズ」を結成、〇〇〇〇の栽培に乗り出す。
人生を諦めるのはまだ早い!自分たちの夢をかなえるために、この町を出ていくには、一攫千金を狙うしかない!
そして、学校の屋上で、禁断の課外活動がはじまる     

シネクイントの窓口で貯まったポイントカードを上映回のチケットに交換してもらう。平日の夕方だし、公開して一ヶ月ほど経っているので観客は数人ぐらいかなって思っていたが、十数人は入っていたと思う。波木銅さんの『万事快調〈オール・グリーンズ〉』原作小説のファンかと言われるとわからないが、メインの南沙良と出口夏希が気になっている人なのだろうか、客層は若いけど、どういうところで惹かれているのかは想像しにくい。
今作の児玉監督は前に観たことのあった『猿楽町で会いましょう』の人だった。前作に引き続き金子大地が出ていたので、監督と相性がいいのかもしれない。
単行本が出た時に友だちの有田さんに絶対好きだから読んでみて、とオススメされていた。実際に買ったけど、積読になったままで売ってしまって、今年になってから文庫版が出たので買って少し読んでいた。実際に映画を観ていると作中で出てくる固有名詞がほぼわかるのがうれしいような悲しいような。なんだかんだサブカル的なものにつかりすぎているなと思ってしまった。
物語の舞台は東海村であり、映画好きな美流紅が『太陽を盗んだ男』について話すシーンがあった。この映画では沢田研二演じる主人公の誠が東海村の原子力発電所から液体プルトニウムを強奪するシーンがある。原発があるというのはこの物語の背景のひとつになっている。
青春映画だけど、高校生だって金を稼がないとどうにもならない(生まれた場所から抜け出せない)というリーマンショック以降の世界のリアリティがある。少しだけ「第四の壁」を越えて主人公の秀実が観客に語りかけてくるシーンもあった。
あることをきっかけに秀実が手に入れた大麻の種を学校の屋上で園芸同好会して栽培して売るようになる。メインの三人とそれに協力する(させられる)ことになる男子学生が三人、総勢六人の大麻販売はかなりの額を稼ぐようになっていく。
秀実たち三人が稼いだ金でちょっとした贅沢、夢を語る背後の海岸線の向こうには東海村の原発が見える。映像化することで原発と大麻のなにかが重なっているようだった。
彼女のたちの三人のうち秀実はラッパー、真子は漫画家、美流紅は映画業界で働きたいという夢があり、それは著者である波木さんが好きなものをそれぞれのキャラクターに分散しているようだった。秀実は『ニューロマンサー』などのSF小説好きなのだけど、美流紅に『太陽を盗んだ男』の話をされても、映画には疎くて知らないというシーンがあった。でも、そういうものなのかなあ、なんか『ニューロマンサー』とかちょっと昔のSF小説好きなら知っていても違和感はないけど。
秀実は駅前のサイファーをしていて、その際には「ニューロマンサー」と名乗っている。ブルーハーブも知っているし、好きっぽい。今の女子高生にしては好きなものが親世代の方に近いものな感じもするが、もう未来に夢も希望もないのだから、女子高生でもレトロフューチャーが現在性でいいのだろう。
ただ、スマホが当たり前の時代に自分の顔とかルックスのよさにまったく気づかない、無沈着なのは嘘すぎる。彼女が種を手にいれることになる場面での男の欲望に気づかないとか、一緒にサイファーしている青年の気持ちに気づかないとかはちょっとさすがに鈍感。
でも、そういうキャラクターにすることで色恋沙汰エピソードを飛ばして、三人のシスターフッドのような友情と脱出するための夢へ爆走していくようにしているのだろう。最後にある決着をつけることになるけど、それはエンタメっぽくて現実味はないけど、そういうことも含めて青春映画としておもしろいし、現在的だなって思った。

行き帰りはSpotifyのポッドキャスト『奇奇怪怪』最新回を。先週木曜日に開催されたアップルビネガーライブについて。このまま継続してフェスの形だったり、アジカンがやっていたナノムゲンフェスみたいな形になったらいい。ドスモノスもモノノアワレも音源よりもライブの方がよかったのは音の圧があるとより魅力的になるし、ステージに立つとパフォーマンスも素晴らしかったのでまた観たい。
20時前には観終わって歩いて帰る。昼前にスーパーで安めのピザを買っていたので、冷蔵庫に入ったままでずっと飲んでいなかったサッポロ黒ラベルの500mlと一緒に。radikoで『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』を半分ほど聴いてから寝る。途中までは「三四郎ANN0」の小宮さんのノリだけでするトークに近い内容だったが、都築がノっていた。翌朝残りを聴いたら、先週、間さんがラジオで話していた一緒に遊びに行った時のエピソードだった。こんな風にどちらも聴いていると補完される。

 

2月20日
6時に起床して昨日飲んだ缶ビールを集積所に持っていく。金曜日は缶とビンと段ボールの回収日。朝のルーティンをする前にそのままセブンイレブンに行ってホットコーヒーと朝食用のパンを買ってくる。radikoで「都築サクラバシ」の残りを聴きながらリモートワークの準備をしてタイムカード切らずに作業を開始。作業用BGMは『ハライチのターン!』と『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』を。
8時からは『ラヴィット!』のリアルタイム配信を流しながら水曜日と木曜日に休んだ分の作業をチャチャと進める。9時前にタイムカードを切ってそのまま作業を。

オスロで俳優として活躍するノーラと、家庭を選び息子と夫と穏やかに暮らす妹アグネス。そこへ幼い頃に家族を捨てて以来、長らく音信不通だった映画監督の父・グスタヴが現れる。自身15年ぶりの復帰作となる新作映画の主演をノーラに打診するためだった。怒りと失望を未だ抱えるノーラは、その申し出をきっぱりと拒絶する。ほどなくして、代役にはアメリカの人気若手スター・レイチェルが抜擢。さらに撮影場所がかつて家族で暮らしていた思い出の実家であることを知り、ノーラの心に再び抑えきれない感情が芽生えていく――。

10時前に家を出て電車で渋谷へ。ル・シネマで昨日チケットを買っていたヨアキム・トリアー監督『センチメンタル・バリュー』を鑑賞。このために二時間ちょっと作業を早めにしていた。昼休みの休憩も合わせればお釣りがくるぐらい。
公開初日の一番最初の上映回だったので二十人ぐらいはいた。年齢層は高い。シネフィルっぽい感じのおじさんばかり。ヨアキム・トリアー監督の前作『わたしは最悪。』は移転前のBunkamuraにあったル・シネマで観たような気がする。その際もわりと高評価な作品だけど、僕はピンと来なかった。
今作は父と娘の関係性の話になっていて、さらに父が映画監督でありその最新作という作中作もある。最後はそう終わるよなってシーンで終わるのだけど、まあそれ以外の終わりは考えにくい。僕には娘もいないし、結婚も離婚もしていない。そもそも我が家には兄はいるが僕には姉妹がいないので、そういう環境へのイメージが抱きにくいのもあるかもしれない。実際、そういう環境でなくても想像して、その関係性とかを自分に近づけたりもできるし、そういう可能性を拡張するアート的なスタイルでもあると思う。ただ、この監督とはなにかがうまく合わないだけなのだろう。
主人公のノーラの祖母が第二次世界大戦時にナチスへの反対運動をしていて、その際に捕まって心に傷を負っていたとか、そういうディテールも含めてカンヌ国際映画祭でグランプリを獲ったのもなんかわかるんだけど、今の僕には響かなかった。だけど、この映画ではノーラとアグネスが過ごした家が本当の意味での主人公でもあり、父の高祖父ぐらいに建てたのかな、そして彼女たちの祖母が父を産んで、祖母が亡くなってからは叔母が引き継ぎ、そして叔母も亡くなって父が引き継いだ。だが、父は離婚して出ていく、母と娘たちの家となった。100年とかもう少し長い時間だと思うけど、第二次世界大戦を挟んで揺れ動いた時代を生きたこの一家の歴史そのものだった。最後のシーンでは、その家がリフォームされて、まったく内部は新しいものへ生まれ変わったように見える描写があった。それが実際の家ではないと最後にわかるのだけど、おそらく実家はあのままなのだろう。家の映画だと思うと好きになれそうだけど、どうしても感情が揺れなかった。観終わってすぐに電車に乗って即帰宅。

「うまかっちゃん」を食べながらリモートワークの続きを。火曜日までに確認しないといけないものがあったので、今日中に終わらすモードで集中して本日中に終わらせた。おかげであとはのんびりと作業ができてよかった。
明日から三連休で土日は派遣仕事のシフトを入れていた。15時過ぎに明日の現場の詳細がきたが、これは吉と出るか凶と出るかわかりにくいものだった。
歩いて四十分ほどの代々木上原集合でその近くの現場なのはありがたいのだけど、派遣は二人でもう一人の人がちょっとだけ気にかかることがあった。その人次第で明日の現場は僕が班長なのでたのしくやれるか、気を遣わないといけないかのどちらかになる。最近当たりな現場や作業が多かったからハズレが来ても仕方ないという気持ちで行くことにした。


リモートワークが終わってから、『トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画』最新回を聴きながら246沿いを上って渋谷方面に向かって、途中の旧山手通りを右側に曲がってレクサス横にある串カツ田中へ。マイメン・パン生地くんと飲みつつ食べつつ話しつつ。
二時間ちょっとしてお店を出て、前に西島大介さんと一緒に行った立ち飲みができる「みさわ」へ。信号渡ったらすぐなので数分で着いたが、酔っ払いで満席に近い感じだった。開けてもらって缶ビールを飲みながら雑談の続き。
近くで飲んでいた二人組のお客さんが帰る時にパン生地くんに声をかけてきて、彼が書籍刊行した際に速水健朗さんと対談した記事が出たリアルサウンドの方々だった。名刺交換とLINE交換したので、来月三茶で飲みましょうということになった。
宇野維正さんの「ムービードライバー」も毎回見ているし、リアルサウンドは気になる記事は読んでいたけど、こんなに近いところに会社があったのか、と新鮮。そして世界は出歩いていればやっぱり狭い。

 

2月21日
6時前に起床して朝のルーティンをして、radikoで『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』を聴きながら出発の準備を。7時半に代々木上原駅に到着していないといけなかったが、歩いて四十分ほどだったので余裕を見て6時40前に家を出た。午後から暖かくなるという天気予報だったが、朝のうちはまだ気持ち寒い。いつも通りの作業用の服を着ていたが、歩いたらちょうどいいぐらいだった。

行き帰りのBGMはradikoで『三四郎のオールナイトニッポン0』を。阿諏訪泰義が俳優として映画に出たみたいな話から、俳優はそもそも性格が悪いという流れで三四郎二人の知り合いでもあるかつての「ANN」仲間だった菅田将暉がラジオをしている時のエピソードになっていった。菅田将暉は年末の年越しラジオに声での出演のオファーしたら、当人に届いた上で断られていたり、相田さんとLINEしても返信が返ってこないとかエピソードはたくさんある。
ほんとうに中身がなくて素晴らしい。どんな内容だったか、思い出そうと思って聴き直したけどちゃんといつも通りな感じで聴き終えたら内容が抜けてしまう。だけど、おもしろかったという感触だけ残る謎なラジオ。

呼ばれたことのない会社のお手伝い。駅でもう一人の人と合流する。たまにあるのだけど、うちの派遣会社の人数とか足りない場合、さらに他の派遣会社の人にヘルプしてもらって人数を揃えることがある。今日はそのパターンでもう一人の人は別の派遣会社から来ていた。前に一度このパターンでやった時の一緒に仕事をしたおじさんの態度とか諸々がめんどくさかったので嫌な記憶だった。
今日一緒の人は見た目とかクセはあるが、仕事に関してはちゃんとしている人だったし、指示にも従ってくれる人だった。解体ごみの搬出などで呼ばれていたが、解体屋さんが作業をしてもかなり時間がかかる作業だったらしく、僕らもちょっと手伝うことになった。
最初の方は前日に解体作業をする際に使ったベニヤ板とかごみを片付けてから、プールの更衣室とかの床に使ってあるゴム素材みたいなやつをスクレーパーとかノミっぽいものを金槌とかで叩いて剥がしていった。めちゃくちゃ取れにくいし、進まない。たまに打ち損じて指とかも打っちゃうし、ってやっていたらお昼。
午後からも少しだけその作業をしてから、他の箇所の壁のタイルを剥がしたあとに残っている黄色い接着剤あとみたいなものを同じようにノミとかの刃先をあてて金槌で叩いて少しずつ取っていく。こっちもすっげえ時間はかかるし進まない。16時過ぎにはゴミとかも出して終了。働いた感じはすごくするし、ちゃんと疲れた。
帰る前に明日の派遣仕事の詳細がきたが、一ヶ月前に行った勝ちどき駅の現場だったが、タイルカーペットの剥がしと搬出入ということだった。このパターンはけっこう疲れるし、そこそこ時間がかかる。

歩いて帰る時に、まっすぐに帰らずに十字路のサミットに寄って晩ご飯の惣菜を買う。すぐに湯船に浸かって洗濯機を回してご飯を食べたらすぐに眠くなってしまう。なんとか我慢しつつ、『ニューロマンサー』と『ペンギン村に陽は落ちて』の続きを読んだ。
前者は途中で止まっていたけど最近続きを読んでいるが、マジで出てくる固有名詞に説明がないからなんだこれって思いながらも読んでいる。後者はタイトルは知っていたけど、今まで読んだことがなかった作品なので新鮮ではある。疲れても小説が読めるが、派遣仕事の日は朝も早いし、風呂にも入ってご飯を食べるからどうしても睡魔が早めに襲いにかかってくる。

PUNPEE & BIM - MUSEIGEN feat. C6ix, Bonbero, ANI 

 

2月22日
6時に起床して朝のルーティンをして、radikoで『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』を聴きながら出発の準備を。8時15分ぐらいは現場に着いて担当さんに電話して合流する予定になっていた。勝ちどき駅に行くには家から渋谷まで歩いて半蔵門線に乗って青山一丁目駅で大江戸線に乗り換えて一本。
渋谷に7時20分過ぎぐらいに着いて電車に乗ったら大丈夫そうな時間だった。暇だし早めに着いて待っている方が気持ちとして楽ちんなので6時半ぐらいに家を出た。
radikoで『脳盗』を聴きながら歩く。昨日同様に寒くはないがお昼からはかなり天気になるはずだった。ラジオは『奇奇怪怪』同様にアップルビネガーやGotchさんに着いてのトークだった。二人の感覚や一緒にライブをやったことでかなりいいモードになっているのが感じられた。
勝ちどき駅に着く頃には聴き終えていたので、そこからは『オードリーのオールナイトニッポン』に。若林さんは喉の治療のため三週休みということは前週発表していたので春日さん一人。途中から芸人仲間であり放送作家なサトミツさんを聞き手に過去のトークの中で人気投票したものを話すという内容。


今日の現場は前回来た時は天井を外すのを手伝うだけだったが、今日はタイルカーペット剥がしはなく、タイルカーペットの搬入だった。呼んでくれた会社の人が三人で僕合わせて四人で三百箱(一箱20枚入っている)ちょっと、2トン車で四台分の搬入をした。全部同じ種類ではなく、4〜8階それぞれに間配りしないといけないので時間もかかるし、さらには段ボールからタイルカーペットを出さないといけなかった。出した後の段ボールもまとめないといけないので早く終わるのは諦めた。
お昼すぎまででトラック四台分の搬入分を全部をとりあえず各階に間配りはしたが、段ボールから出せていないものは昼休憩後に出して、さらにケースの数があっているかの確認と段ビールを解体してまとめていたら15時半すぎた。まあ、この会社の先週呼んでもらった作業は一時間で終わったことを考えたら、多少疲れてもプラマイだったらプラスだし、作業も割と淡々とだけど、嫌な気持ちになるようなこともなかったので気持ちよく疲れることができた。
渋谷駅まで電車に乗って帰って、そこから歩いて帰る途中にオオゼキに寄って晩ご飯の惣菜とか飲み物を買う。すぐに湯船に浸かったけど、昨日今日と腰が痛くなるような作業があったりしたせいか、風呂から上がって少ししたら腰がダルい、いや、痛みが残っているなってわかる。明日は休みだからのんびりできるからいいや。
radikoで『川島明のねごと』『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』をタイムフリーで聴きながら、『ニューロマンサー』と『ペンギン村に陽は落ちて』の続きを読んでいたら、23時前には寝落ち。

 

2月23日
深夜に一度目が覚めた時は2時半ぐらいだったので、可燃ごみを集積所に出しに行って、再び寝る。7時過ぎに起床して朝のルーティンをしてから、リモートワーク関係の仕事で金曜日までに読むものが少し溜まっていたので家を出るまでに少しは消化。
8時になってからTVerで『ラヴィット!』をリアルタイム配信で視聴。天皇誕生日で祝日な朝に、普段テレビを見ることもなく出社している人たちはこの番組を見たりしているのだろうか。10時半過ぎてから家を出て渋谷へ。
お昼に20℃越えとか季節感がよくわからないほど、暖かくなる天気予報は見ていたのでTシャツに薄手のカーディガンにしたがそれでも汗ばんだ。この暑さがこの時期に来てしまうとほんとうに夏が怖すぎる。
あと気温が上がったせいが花粉がめちゃくちゃ飛んでいる気がする。くしゃみがすごく出るし、目がかゆい。去年はほとんど花粉症の症状は出なかったと思うから、今年はかなりの量の花粉が飛んでいるのかもしれない。春先までは耐えるかしかないと思うと少し憂鬱だ。

円山町のユーロスペースやユーロライブが入っているビルの一階にあるLoft9で『ありまよとアオヤギの給料日ラジオ 25年よかったものSP』のイベントに。友だちの有田さんとライターの青柳美帆子さんが毎月の給料日付近な25日にはまっている作品や流行っている作品について語るツイキャスのリアルイベント(【スペシャルゲスト:小池未樹(ライター・コミックエッセイスト)、山田集佳(フリーライター】)。
二年前にここで初めてやった時には僕もゲストとして出演させてもらって、その時一緒だったのが三宅香帆さん。前日に新TwitterことXで来週の『ボクらの時代』にあの×田中みな実×三宅香帆で出演するというのを見て、もうすごすぎるよって改めて思った。三宅さんも会場にいらしてお久しぶりにお会いして少しだけお話。あとリモートワークしている仕事の会社にいたかつての社員さんたちや産休で休んでいる社員さんたちとも久しぶりにあって話もできた。このラインは有田さん界隈というかそこで知り合ったり仕事をしていた人たちなので、年に一回とかこういうリアルな場所に足を運んで顔をあわせるというのはイベントっぽいし、大切なことだなって思う。
だけど、去年がチケットを取っていたけど、イベントには行かなくてのちに、有田さんに来ないなら伝えてよって言われた。その日はホワイトシネクイントでキーラン・カルキンがアカデミー助演男優賞をすることになったジェシー・アイゼンバーグ監督『リアル・ペイン〜心の旅〜』を朝一で観て、そのままイベントに行こうと思っていた。試写で一度観ていたけど、映画の内容的に改めて喰らってしまい、たのしいトークイベントに行ける感じではなかった。あとは三宅さんと一緒に出たその前の年のイベントの日が実は20年来の友だちが亡くなっていた日だとのちにわかって、そのこともどこか結びついていた。と書くといいわけでしかないけど、ブッチしてしまっていた。
で、二年ぶりにこちらのイベントに。最初は有田さんと青柳さん二人でオープニングトークをして、ゲストに小池さんを呼びこんで三人の25年「小説/その他本」ベスト3とそれが終わったら「マンガ/アニメ」ベスト3を。有田さんが小説を二作品紹介していた以外は、ノンフィクション作品だった。青柳さんの紹介されたものは書き手が「当事者」であるという部分が大きく、小池さんの紹介されたものは「権力」についてのものだった。それぞれの問題意識も違っていてどこか好きなのかというポイントもわかりやすかった。最後に紹介された藤原辰史著『食権力の現代史 ナチス「飢餓計画」とその水脈』はすごく興味がある。権力による飢餓という暴力、日本なんか自衛隊の銃弾は三日で切れるからそもそも戦えないみたいなことを誰かがポストしていたが、そもそも食べ物の自給率とか考えても輸入とか止められたらすぐジエンドだし、とても現在の世界の情勢を考えても身近なことになる可能性がある。
休憩を挟んで、ゲストに山田さんを呼び込んで「映画/ドラマ」ベスト3とそれが終わったら「その他ジャンル・旧作」ベスト3を。有田さんが紹介したジャ・ジャンクー監督『新世紀ロマンティクス』は気になっていて、観ようと思いつつ観に行っていなかった作品で話を聞いたら観ておくべきだったなあって思った。あと同じく有田さんが紹介したドラマ『ぼくたちん家』は周りで評判がいいなって感じだったけど、擬似家族的なストーリーらしいので興味がわいた。
青柳さんは『チェンソーマン レゼ篇』をすごく評価していた。僕は漫画もだしアニメ自体もまったく読んだり見たりせずに映画を観てさっぱりだった。天使の悪魔ってなんやねんとか、あのサメみたいなやつの扱い雑すぎないとか。青柳さんは漫画(かアニメを見ている)を読んでいるとあの時こんな闘いが起きていたのがわかったと言われていたので、さすがに予習はしないとダメだったか。
山田さんの紹介した3作品はどれも観ていない作品だったが、三つ目の『Poker Face』というドラマは『古畑任三郎』形式らしく、その元ネタは『刑事コロンボ』だけど、最初に犯人がわかっていて、どうやって殺害したのか、その犯罪者のアリバイやトリックを主人公が推理力で真相を解明していくという倒叙ものらしい。『ナイブズ・アウト』シリーズを監督したライアン・ジョンソンが制作しているらしい。山田さんはYouTubeもされていると言っていたが、話し方が動画的な感じの上手さだなって。トークのテンポとかの感じが明るくて聴きやすいし、かなり意識してやっているんじゃないかなって。
最後はずっとツイキャスでやっていたこの『ありまよとアオヤギの給料日ラジオ』が四月からポッドキャストになるというお知らせがあった。ポッドキャストになれば、今まで聴かなかった人や知らなかった人にも届くだろうし大きな変化の一年になるのかもしれない。でも、こういうリアルイベントをやって人が集まるっていうのはほんとうに想像以上に大変で難しいけど、普段からツイキャスを聴いている人たちがたくさん集まっていたのは本当にすごい。


イベントが終わってから、来ていた男友だち連中と四人で近くの麗郷へ。サッポロ黒ラベルの瓶ビールを何本も頼んで飲みながら、つまみを食べながら久しぶりに長話を。途中から「超越」的なものや日常から「超越」するってどういうことだろうって話を。
18時前ぐらいに解散して歩いて家へ、ビールばっかりしか飲んでいなかったのもあってか、そこまで酔っていなかったので22時前ぐらいまでちょっと作業とか読書ができた。

 

2月24日
6時過ぎに起床して朝のルーティンを。radikoで『空気階段の踊り場』と『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』を聴きつつ読書を。「馬鹿力」で伊集院さんが『あかね噺』がアニメ化するに関して、元落語家だったりすることもあり関連する仕事があって、途中まで読んでいた漫画を読んだという話をされていた。
『あかね噺』はコミックス一巻が出た時にジャケ買いして読んでおもしろかったけど、それ以降ほとんど読んでいない。落語の話だから興味はあるし、広瀬すず主演で映画化した『ちはやふる』シリーズみたいにヒットはしているからアニメ化のあとには映像化はするんだろうなって印象。今だったら畑芽育か南沙良か白石聖か三上愛とかなのかな。髙石あかりや河合優実はもうメイン級な感じもするから、その手前ぐらいの人の方が合いそうな気はする。


いつも通り8時からはTVerで『ラヴィット!』をリアルタイム配信で一時間ほど見てから、リモートワークを開始。祝日もあったので曜日感覚がズレていたのもあって、ポッドキャストで聴いていなかった『超流通』『83Lightning Catapult』と今朝配信された『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』(ゲスト:ゆとりくん)をBGMにして作業を。
昼休憩で駅前に行ってスーパーで惣菜を買って帰る。昨日の暑さよりはマシだけど、立春すぎたし春すぎるほどに花粉が猛威を振るっていてくしゃみがとまないし、目がかゆい。桜もこの気温だと早めに咲き乱れて4月前に散ってそう。
作業自体は急ぎのものはなく、金曜日の仕事のために読まないといけない資料をずっと読み続けるという単調さに耐えつつ、ポッドキャストを聴き終えたので、菊地成孔さんの『大恐慌へのラジオデイズ』を流したり、YouTubeで「¬NOBROCK」関連のものを。
単調さもあるし、昨日いろいろと友だちと話をしたことを反芻したり、どうにかいろいろと変えないといけない、いや、やろうとしてやれていないことはやらないとのちのちしんどいだろうなと考えたり、春先だから多少動こうという状態にはなりつつあるみたい。

仕事が終わってから、すぐに湯船に浸かる。これがほんとうに一番一日のうちでリラックスできるし、癒しの時間。晩ごはんを食べてから、『DJ松永 Lightning Catapult』と『あのと粗品の電電電話』を聴きながらスケジュールとかを見ながら、5月ぐらいまでの予定や仕事のシフトを見ながら予定を立てていく。

PASOCOM MUSIC CLUB - tenk(e)i feat. Hakushi Hasegawa - Live Performance (Tokyo, 2026/01/24)

 

2月25日
深夜に一度目が覚める。2時半とか中途半端すぎる。TVerで『永野&くるまのひっかかりニーチェ』と『テレビ千鳥』を見て寝落ち。6時過ぎに起床して朝のルーティンをして、radikoで『アルコ&ピース D.C.GARAGE』『JUNK 爆笑問題カーボーイ』を聴きながら読書とライティング作業をする。
「爆笑カーボーイ」は太田さんが高橋源一郎さんのラジオに呼ばれて、小説を絶賛してもらった話から、太宰治と三島由紀夫と向田邦子が飛行機に乗っているという出している小説には収録していない話を語っていたのだけど、それがめちゃくちゃおもしろかったし、熱量がこもっていた。さすが太田さんと言いたくなる太宰と三島のやりとり、そして最後の向田邦子のセリフの物語だった。

今日、2月25日は古川日出男さんのデビュー作『13』(1998年)が刊行された日。古川さんの作家デビューした記念日でもある。リモートワークを始める前にお祝いのメールを送る。
来月の『群像』最新号にはノンフィクション『あるこうまたあおう』最終話(最終回)が掲載されるし、『現代詩手帖』には長篇詩が、春ぐらいには単行本『夏迷宮』が刊行される予定。まずは『あるこうまたあおう』を読むのをたのしみにしている。
リモートワークを始める頃には窓の外で雨の音が大きくなってきた。一日中雨らしい。月曜日はTシャツ一枚でも大丈夫なぐらい暑かったので急に気温が下がるのはしんどい。ただ、花粉が舞うのが雨のおかげで抑えられるのでそこだけ感謝。

お昼前ぐらいから『星野源のオールナイトニッポン』を。イベントの関係で先週の大阪に引き続き、今週は金沢のラジオ局から。3月31日まであと5回。しかし、この番組をラブホで聴いてますとメールする謎の文化があるが、もちろんそれができる人たちもいるけど、たとえば今回メールをしてきた高校生はそれができないまま、番組が終わってしまう。そういう人が初めてラブホに行った時にこのラジオのことを思い出すことになるのだろう。まあ、なにかと自分の生活や出来事が紐づけられていく、それが増えるのが生きていくことだし老いていくこと、ともいえる。

昼休憩の時に傘を差して駅前の銀行に。ほぼ毎日ぐらい、と言っていいぐらいキャロットタワーのTSUTAYA書店に新刊何が出ているかなって見に行っていたが、1月半ばに閉店してからは駅前に来る頻度は週に一回ほどになってしまった。
休憩が終わったぐらいから、『あののオールナイトニッポン0』を。こちらも3月31日まであと5回を残すところ。今回最後の方でようやく観に行けた映画『国宝』に関してあのちゃんがかなり熱く語っていた。作品の出来ももちろんだけど、芸能という世界に身を置いている人だからこそ、より深く感じ入るものがあるのだろうし、舞台に立っている人間だから共感するところもあるんだと思う。「星野源ANN」と「あのANN0」は番組が終わってから、番組本とか作りそうな気がする。どちらも根強いファンも多いし、いろんなトークがあるからアーカイブ的にまとめたものが欲しい人はたくさんいるだろうから、出版するとなれば既に動いているとは思うが。

「BOOKSTAND映画部!」のレビューコーナー「月刊予告編妄想かわら版」2026年3月号が公開されました。3月は『スペシャルズ』『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』『プロジェクト・ヘイル・メアリー』『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』を取り上げました。

今月号はほぼ妄想していないけど、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は予告編も見なくていいと思うし、使っている画像に微妙にネタバレがわずかにだけど出てしまっている。もう、日本版予告編とかもネタバレの向こう側に行っているので、それは気にしなくて、その先の物語を観てよってことなんだろう。それもわかるが、何も知らずに観て驚くという喜びが減ってしまうのはもったいないと思ってしまう。

リモートワークが終わってから、ニコラに行ってモンブランとアルヴァーブレンド(おかわりはアアルトブレンド)をいただく。曽根さんがブログに書いた「Sai River」の話を聞かせてもらった。タイトルの元ネタはカーネーションの『EDO RIVER』かららしく、僕はカーネーションは名前ぐらいしか知らなくて、曲も知らなかった。トリビュートアルバムでは『EDO RIVER』は曽我部恵一さんがカバーしているらしいのでそちらが聴きたくなった。

帰ってきて風呂に入って晩ご飯を食べてから、明日の派遣仕事の詳細から集合場所の水道橋駅までどういくか、何時に出ればいいかを調べる。乗り換えとかめんどくさいので、とりあえず半蔵門線渋谷駅から九段下駅まで乗って、そこから歩いて10分で水道橋駅には着くらしいので、それが一番ストレスが少なそう。ただ、また班長だし、しかも五人いるし、人数足りないから他の派遣会社の人も来るみたいなのでめんどくさい、あとはじめて行く会社なのでどのくらいの作業量なのか、詳細通りなのかわからない。人数もいるほうだから、搬出と積込ということを信じるのであれば、一気に運び出してトラックとかに乗せたら早めに終わる可能性がなくはない。だけど、期待してそうならないとダメージを喰らうので期待はしない。
Spotifyのポッドキャスト『奇奇怪怪』最新回を聴きながら、ライティング作業と読書をする。トークの中で出てくる「パンチくん」ってなんのこっちゃと思ったら、たまにSNSで見かける母猿が育児放棄をしてたことで、飼育員が母猿代わりに与えたオランウータンのぬいぐるみを抱いている映像がバズっている猿のことらしい。世の中はバズらせようと思っていない人(この場合は猿だが)がバズるって話は、ああ、そういう時代なんだなって。

舞城王太郎さんの最新刊が出るというのを新TwitterことXで見る。この装幀デザインはトム・ジョーンズの『コールド・スナップ』を舞城王太郎が訳した時の書籍と近しいものを感じた。こういうデザインはカッコいいな。たぶん、買っちゃうな。

 

2月26日
5時過ぎに目が覚めた。6時に目覚ましをセットしていたけど、もう一眠りして起きれない方が怖いので起きることにして、可燃ごみを集積所に出して朝のルーティンをして出発の準備。家から今日の派遣仕事の集合場所の水道橋駅まではマップアプリを見ると歩いて二時間半ほどだった。8時半集合だが、少しは早く着いておきたいし、現場の住所は伝えられているのでそこも軽く見ておきたかったので5時半ぐらいを家を出た。
行きの歩きのBGMはradikoで『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』と『佐倉綾音 論理×ロンリー』にした。放送時間だけなら合わせて二時間半なので聴き終わる前には着くだろうという考え。


家を出て246沿いを歩いて渋谷駅へ、宮益坂を上ってそのまま246を表参道をまっすぐ外苑前駅近くまで進む。銀杏並木がある明治神宮外苑を少し北上してから元赤坂の246の反対側になる安鎮坂を四ツ谷駅方面に進んだ。そこから市ヶ谷駅前の靖国通りを九段下方面にまっすぐ進んでいくと靖国神社の横を通って反対側に武道館が見える。首都高速5号池袋線沿いを北上して橋を渡ってすぐのところが今日の現場だった。外観だけ見てそのまま数分先の神田川の方に進むと水道橋駅だった。到着したのは8時前だったので、ほぼ時間通り。
8時半には五人揃ったので現場に向かったが、呼んでくれた会社の人が9時少し過ぎたら到着しますということだったので、それまで各自適当に。今日はうちの派遣が二人で、人数が足りなかったのだろう、他の派遣から三人来ていた。ネットで現場の住所と建物を調べていたが、38坪ぐらいのオフィスだったところが移転して、机や椅子とか廃棄するものを搬出してトラックに積み込みするというものだった。
場所が二階でエレベーターもあったが、一階がそのマンションの大家さんがやっている工場みたいになっていて、階段で上ったところにエレベーターがあり、二階は実質三階みたいな感じ。
元請けの会社の社員さんが2トントラックに乗ってきて、それに積み込む。あとからもう一台来て、いっぱいになったら他の社員さんが廃棄できるところまで運転していく、で空いてるほうにまた積み込みをする、というピストン輸送になった。
その担当の社員さんがけっこう爽やかで男前、竹内涼真ぽかった。彼よりはもう少し薄い感じだったけど、長身だしモテそうな雰囲気な竹薄涼真。
僕ともう一人同じ派遣会社の今日初めてあったスタッフさんとエレベーターで降ろしてもらったものをトラックまで運んで積み込んでいった。階段は急ではないけど、デカい机とかは重かったりしたし、ロッカーが最初のうちは多くて前半はちょっとしんどかった。午前中に二台分積み込んで、午後から残り二台積み込んで15時前に終わった。今日は定時が18時だったので、そこそこ早く終われてよかった。
エレベーターで二階の机とかを降ろす作業をしていた他の派遣からおじさんがなんか特殊な匂いがしていて、感覚としてはシーシャに行った時に甘い感じのフレーバーの時に感じるものに近く感じた。もう一人の一緒に降ろしていた同じ派遣の人あの匂いってなんなんだろうって話をしていて、エレベーターの中にもかなり匂いがずっと残っていて違和感があった。どちらも大麻とかをやったことないけど、もしかしたら大麻とかの匂いなのかなって話をしたが、結局あの匂いはなんだったんだろう。


帰りはSpotifyのポッドキャストで『小嶋陽菜 Lightning Catapult』『きしたかののブタピエロ』(本編&AT)、『視点倉庫』の最新回をお供に。九段下駅から渋谷駅まで半蔵門線に乗って、渋谷から歩いて帰ることにした。池尻大橋駅のところにあるあおい書店で朝井リョウ著『イン・ザ・メガチャージ』と若林正恭著『青天』と宮崎夏次系著『もじるひと』を購入。給料日あとなので読もうかなって思っていたものを買ってみた。
家に帰ってからすぐに湯船に浸かってリラックスして洗濯機を回す。晩ご飯を食べてから一休み。派遣仕事は人数もいたし、物量としてはめちゃくちゃ多くはなかったけど、やっぱり肉体労働で重いものをそこそこ運んだこともあって、疲れてるなっていうのが感覚としてわかる。買った本を読んでいたら寝落ちした。

 

2月27日
6時半に起きて朝のルーティンをして、近所のセブンイレブンに行ってホットコーヒーと朝食のパンを買ってくる。radikoで『ハライチのターン!』『JUNK おぎやはごのメガネびいき』『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』をBGMがてら、少しだけ昨日の続きの読書をして、少し早めにリモートワークを開始。いつも通り8時になってからはTVerで『ラヴィット!』を。
午後から神保町の集英社にリモートワークの方の仕事の関連で行くので午前中に一日分の作業は終わらせておきたかった。

今日(2026/02/27)は雉鳩荘に越してから丸4年と4カ月を超えた、その第1日めである。また、おとといは1998年2月25日に書き下ろし単行本『13』でデビューしてから丸28年をちょうど超えた、その第1日めだった。だから、おとといは29年めの始まりだった、とも言えるし、周年を意識するならば「28周年が始まった」とも言える。しかし今年はまだ周年は意識しない。するならばデビュー30周年となる。ということは、まだ2年弱あるわけだ。とはいえ、つねに第1日めが来る。いつもいつも、新しい1日めが来ている。

『あるこうまたあおう』の最終話は校了も通過した。掲載誌の発売は1週間後で、だから題名もここに記す。「灯台から灯台へ」というのだ。灯台へ、だけだったらバージニア・ウルフの To the Lighthouse だけれども、そしてウルフの『灯台へ』は、その文学的手法は〈意識の流れ〉だけれども、自分の思考の流れ、世界との接触と連想、思想の流れ、そして歩行の流れを、運命の流れもまた、この1篇には書き込んだ。たぶん〈接触と連想〉は自分の文章の鍵になる。私はそんなふうに生きている。だから歩いている。だから私は歩行の作家なのだし、その歩き方は連想にひっぱられるので、結局は迷路に入る。私は迷路の作家なのだ。

〈古川日出男の現在地〉あと32年 2026.02.14 – 2026.02.27 東京・埼玉

家を出る前に古川さんのブログが更新されているのを新TwitterことXで知って、読む。次号の『群像』は『あるこうまたあおう』最終話となる「灯台から灯台へ」が掲載される。待ち遠しい。
『ゼロエフ』の取材に同行する前から歩くのは好きだったけど、2020年の夏と晩秋に古川さんと福島県と宮城県を歩かなかったら、僕は今もこんなにも歩くようにはならなかったと思う。歩くことと読むことはほんとうに似ているし、僕の東京生活においての軸みたいなものがあるとすればそれなんだと思う。そういう軸ができたのも古川日出男作品に出会い、そして日出男さんとの交流や関わりがあったから。


昨日は歩いて辿り着いた九段下駅まではさすがに渋谷駅から電車に乗って。神保町駅近くの集英社でリモートワーク関連である編集部の方々とお仕事があった。14時からで13時半ぐらいには着いたので東京堂書店とかを見に行ったりして時間を潰した。行き帰りはradikoで『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』を聴きながら。都築がアニメの声優さんの真似をしているのが思いのほかうまかったり、トヨタ bBについての話から「三四郎ANN0」のトヨタ会長を小宮さんが親父って言ってる話に繋げたり、フレッドペリーはクリス・ヴァン・アッシュと対談して、自分のブランドに興味を持ってもらったりと幅が広いトークだった。
集英社オンラインでインタビューとかをする際にはこの本社ではなく、歩いてすぐのところの神保町三丁目ビルで行っているので、ここに入ったのは初めてかもしれない。
諸々終わったのが17時過ぎぐらい。小説の編集部にいるプロの編集者さんたちの意見とか考えが聞けたのもよかったし、そういうところを見てるんだなって思うこともあった。まあ、それを記事に落とし込んだりするのが来月頭ぐらいにやらないといけない仕事。
半蔵門線に乗る前ぐらいに明日の派遣仕事の詳細が届いた。恵比寿駅集合で住所としては広尾だった。歩いて一時間ぐらいと近いっちゃ近い。元請けの呼んでくれた会社はたぶん行ったことのないところだった。資材搬出入で派遣は僕一人なのでそこまで物量は多くないかもしれない。と油断しているとこれ一人だと無理だろって量があったりすることもある。さて、二月ラストはアタリなのかハズレなのか。


池尻大橋駅で降りて、オオゼキで晩ご飯のおかずとか具材を買って家に帰ってからリモートワークの続きを。仕事が終わる直前ぐらいに佐川急便から荷物が届いた。どちらも3月13日公開予定のジョシュア・サフディ監督『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』関連のもの。ひとつはワンオートリックス・ポイント・ネヴァーことダニエル・ロパティンが手がけた映画のサントラCD。ポスターも付いているが、初回限定でピンポン玉がついていた。もうひとつは海外版ポスターとムビチケが1つになったもの。試写で観ているが公開日には映画館で観るのでムビチケはあっても困らない。そして、海外版のポスターデザインのほうがいいと思っていたので購入していた。A3サイズのポスターだが、同じくA24作品『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の限定ポスターの横に置くと「エブエブ」ポスターのデカさがよりわかった。

STUTS, Julia Wu - With U feat. Daichi Yamamoto (Official Audio) 

 

2月28日
6時に起床して朝のルーティンをしてから、radikoで『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』を聴きながら出発の準備。8時半に恵比寿駅から少し歩いた住所だと広尾のエリアに着いていればよかった。歩くとほぼ一時間で到着するので、7時半前に出ても充分間に合うが、余裕を持っておきたいので7時前に家を出た。

起きてから新TwitterことXのニュースというかトレンドのところ『三四郎のオールナイトニッポン0』にトヨタ会長の豊田章男さんがサプライズ電話出演とあった。マジか、と思いながら広尾方面に向かいながらBGMとして最初から聴く。
最初の40分ぐらいで会長が登場し、三四郎の二人と電話でのやりとり。小宮さんがこの四週間ほど、会長を自分の「親父」だというノリで話をしていた。最初の一回目でそれを受けて会長のインスタに両者の共通項でもあるフィールドホッケーをしている会長の大学生時代の写真に「三四郎ANN0」の画像を被せたものをアップした。それを受けて次週も、さらに、と続いて今週の冒頭で理想の上司の一位に麒麟の川島さんが事務所の先輩のウンナンの内村さんをはじめて抜いたことを話題にしていたので、また会長の、親父の話をするんだろうなって思ったら、案の定した。そして、三四郎のふたりにスタッフが内緒にしていた電話がいきなりかかってきて、会長だったという展開。二回、小宮さんがガチャ切りしたが、三回目から本物らしいことがわかる。最後に小宮さんがお願いとしてランクル10台かスポンサーになってくださいと発言。会長のノリがよすぎたこともあって、言えたところがあるが、下手したら企業間で揉めかねない。
これで終わりかと思ったら、反省会みたいに二人がなっているところに再び電話。会長のところにいり30年以上の社員さんが「軍人」(三四郎ANNリスナーの呼び名)で、その人がいろいろと会長に伝えており、もう一回電話してみたら、ということで再びの会話に。まあ、いろんな人のいろんな立場や今後が大きく動く可能性がある放送回になったが、TOYOTAの会長が深夜3時の生放送ラジオに電話で出演というのはちょっと類を見ないと思う。本当にTOYOTAがスポンサーになる可能性が大きくなった。そして、内容もこの一ヶ月ほどの会長が親父トークを聴いていたらおもしろすぎた。

現場に到着するものの、9時にならないと一次請けの会社の担当が来ないということで近所を歩いて時間を潰そうと思ったら、渋谷川沿いに公園があった。
時間が来たので現場の入り口に戻って、呼んでくれた会社の人の車から道具とかを台車に積んで、あと今回の作業で使うバーチを四枚ほど現場のある階に運んだ。QRコードを読み込んで新規の入館記入をしていたら、LEO今井似の担当さんが車を置いてきて戻ってきた。最初に手元をやってもらうと思うと言われていたが、そこまで作業はないらしく、やることはないので10時半まで時間を潰していてと言われた。

ということで「三四郎ANN0」の残りと『トム・ブラウンのオールナイトニッポンGOLD』を聴きながら、広尾や恵比寿付近を散策がてら歩く。一時間ほど歩いて、この道は六本木通りのここに出るんだとか、普段歩いている場所と繋げたりしていた。
10時半に戻る時に電話が来て、担当さんは休憩というか車に戻っているので、QRコードの退館手続きしたら帰っていいよと言われた。マジで何にもしてない。バーチは一枚20キロほどあるかもしれないが、たかだが数枚だし、疲れていない。担当さんの会社がとりあえず、人が足りないと困ると思って派遣会社に要請していたのか、あるいは一次請けのところに二人と申請していたので人数が欲しくて呼んでいたのかはわからないが、広尾まで歩いて20分もしない時間で荷物を運んだだけで一日分の仕事になるというアタリだった。ありがたい。

13歳の誕生日、ジョエルのもとに手紙が届く。母を亡くした彼を生き別れた父が引き取るという。父のいる南部の古い屋敷で待っていたのは、ミス・エイミーとその従兄弟のランドルフ。アイダベルという風変わりな少女とも親しくなるが、なぜか父は姿を現さず、屋敷では奇妙なことが続き……。早熟の天才・カポーティのデビュー長編にして幻想的魅力をまとう米文学の記念碑的作品を、村上春樹が新訳。

LIQUIDROOMに行って帰るようなものなので、帰り道は旧山手通りを歩いて246へ出る感じで歩く。サミットで昼ごはんの惣菜を買って、あおい書店でトルーマン・カポーティ著 /村上春樹訳『遠い声、遠い部屋』を。今日のお昼以降は完全にオフみたいなものだし、この一冊を読み切るのもいいかなって。晴耕雨読ではないけど、一応働いたし、午後は晴読モードにすることに。
家に帰ってからすぐに湯船に浸かった。派遣仕事はまったく疲れていないが、今日だけで20キロ歩いていたので体を休める。ご飯を食べて洗濯機をまわす。気温が20℃とか越えているし風もあるので洗濯物がすぐに乾く。歩いているときにくしゃみがでまくったけど、花粉はえぐいぐらい舞っている。
洗濯物を干したら、明日の派遣仕事の詳細がきていて西新宿の現場でタイルカーペットの搬出入で二人だった。まあ、歩いて一時間半ほどだし、明日も歩くことにした。二人ということは搬出入といっても量がめちゃくちゃあるわけではないだろうと予想だけして。

昼ごはんを食べながら、『夜明けのラヴィット!』を見た。木曜日レギュラーになったあダウ90000の蓮見考案の「夏目漱石を超えろ!センスワード選手権」が開催されて、アフタートークで蓮見が最初の見本したあとにもう一度やったのだけど、最後の一言ではなく、「えっと、えっと、えっと」と言い出すと別の展開になるという芝居をやったため、急遽そのコマンドをいうと別展開になるのを青木マッチョがやらされることになった。これがかなりうまくいっていた。
昔日曜日に見ていた『笑っていいとも!増刊号』みたいなノリの『夜明けのラヴィット!』だけど、芸人が多いけど、蓮見さんみたいな演劇の人がいるとかのほうがバリエーションも広がるし、こういうお笑いでもあり演技でもあるみたいな企画もできたりする。文化人がもう少し出てもいいのかもしれない。

今回はこの曲でおわかれです。
Thundercat - 'She Knows Too Much (feat. Mac Miller)' (Official Video) 

Spiral Fiction Note’s 日記(2026年2月1日〜2026年2月14日)

1月下旬の日記(2026年1月16日から1月31日分)


2月1日
東京芸術劇場のシアターイーストでた組『景色のいい観光地』を観てから、一緒に行った友だちと予約していた牡蠣とお肉のお店で飲んだり食べたりして、副都心線中目黒駅で降りて、一度行ったことのある商店街にある焼き鳥屋で二軒目。
10時ぐらいには帰宅したけど、けっこう酔ったまま31日の日記を書いて、日付変更まで起きていようと思ったが寝てしまった。日付が変わって少しして目が覚めたので、上旬の日記をはてブに、半年前のものをnoteにアップしてすぐに落ちる。

9時過ぎに起床。二日酔いはない。朝のルーティンをして湯船に浸かってから朝散歩へ。radikoで『脳盗』と『オードリーのオールナイトニッポン』を聴く。
『脳盗』は最後の分岐点、世界中で話題になっているらしい「2016年」についてのトーク。「2016」年はTaiTan&玉置コンビは22歳ぐらいか、音楽活動は始めていたが、まだルーキーだったぐらいみたい。
Yogee New WavesやSuchmosが台頭し始めた頃。当時僕は三十代前半なので、新しい世代が出てきたんだなあと思っていた。Suchmosは日比谷野音のライブに行くぐらいには好きだった。だけど、近過去ではあるが、彼らが言うようなノスタルジーを感じないのは、そこで起きていることの当事者性が薄かったからだろう。
自分たちの世代が新しいことを始めるんだ、みたいな希望を感じないままロスジェネって中年になったんじゃないかなあ。
「オードリーANN」は先週に引き続き、若林さんが喉の不調のためお休みで春日さんひとりトーク。先週みたいに仲のいい芸人が来るのではなく、放送作家のサトミツさんを相手に過去のトークをもう一回するって流れに。

散歩中に新TwitterことXでモーリー・ロバートソン さんが亡くなられたことを知る。文藝春秋社の目崎さんが担当された『日本、ヤバい。 「いいね」と「コスパ」を捨てる新しい生き方のススメ』が最後の著書となった。この本の構成として僕はお手伝いさせてもらった。
語りおろしだったので、何度か文春の会議室でお話を伺ったけど、頭の回転が速くてユーモアを交えてたのしくほがらかに話されていて、大好きな音楽の話をすると止まらなくなるお茶目な人だった。お悔やみを申し上げます。



17時からニコラで曽根さんとアアルトコーヒーの庄野さんが雑談をするイベント『駆け込みアアニコ vol.16』があった。一時間半ほど二人が話しながら、僕ら客も時折ちょっと参加したりする感じで和やかに終わった。そこから打ち上げにいつもの大好きな居酒屋さんへ。
元旦にも曽根さんたちと新年会がてらお邪魔したけど、料理も美味しいしお店もにぎやかだけど、客層もある程度の年齢の人たちなので若い人たちが騒ぐような感じではないのでとても居心地がいい。
一旦、食べ終えてからまたニコラにみんなで戻ってから軽く飲みながら雑談を。二日酔いになるほど、飲んだりするわけではないけど、僕は明日ウェブサイトの仕事でインタビューがあるのでほどほどにした。日付が変わってから一人先においとまさせてもらった。珍しく二日連続でお酒を飲んだ。

 

2月2日
6時の目覚ましで起床して朝のルーティンをして、湯船に浸かって昨日からの飲みモードから通常モードに戻す。お風呂に入らないで寝るとどうも一日の終わりのボタンを押していないみたいな気持ちになる。
喉がちょっと枯れている感じがしたのは、二日連続飲んで話をしたからだろうけど、うがいをしっかりしたら違和感はだいぶなくなった。普段リモートワークだし、家で一人で過ごしているのもあって、喉をあまり使わない、話をしないのでこういう時に喉を使ったなってわかる。
寝る時にradikoで『川島明のねごと』を聴いていたので、『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』を作業BGMに。有吉さんが冒頭に第二子が誕生したと下ネタみたいな話から普通に言っていて、サポートというか月替わりの事務所の後輩の二人が驚いていた。
8時からはTVerで『ラヴィット!』のリアルタイム配信を。ネプチューンのホリケンさんが掻き乱していて、いつもとは違うたのしさとちょっとした緊張感があった。ピーターパンと言われたりする童心というか無邪気さがある人だけど、急にするどいことを言ったりするので、本当は理論家だったり、構造みたいなものが好きだったりするのではないかなと思ったりもする。

11時すぎまではリモートワークを続けながら、お昼の取材の準備などをしていた。今日のインタビューは久しぶりにカメラマンさんにも来てもらって撮影もある。僕がスタッフをやっているウェブサイトは二年とは言わないが、それに近いぐらいメールインタビューがほとんどになっていて、対面での取材をしていなかった。親会社が変わって体勢も前とは違ったりとかもろもろあったから。
今回の取材で先方が撮影OKと言ってくれたので、すぐにカメラマンさんに電話して日程を確認してお願いをした。個人的にフリーランスなライター仕事もしているので、できるだけ自分が編集者にされたくないことはしないし、金額だったり支払い日とかもだし、発注書もすぐに送ったり、作業に関する詳細はちゃんと伝えている。取材のリマインドも金曜日には送っていた。それは当然だと思うけど、編集者の人はいろんな仕事があるし、優先順位とかあると抜けたりすることがどうしても出てくる。
ケアとは言わないけど、そういう細々としたことが信頼関係の土台になったりする。今のところ一緒に仕事をしている人はこういうことをちゃんとしてくれる人だから、仕事ができているし、僕も嫌な気持ちにならない。

半蔵門線永田町駅有楽町線に乗り換えて、護国寺駅ではなく一つ前の江戸川橋駅で下車。正月に歩いた神田川のところを通る。江戸川公園の先にホテル椿山荘がある。講談社に行くときは護国寺駅講談社直結になってしまって、おもしろみがないのでだいたい江戸川橋駅から歩いていく。
行き帰りはSpotifyポッドキャストで『視点倉庫』を聴いていた。編集者の吉田さんがゲストではないけど、一緒に話す回や三宅さんのアイドルについて語る回(好きなものを饒舌に早口になって語る時に勢いと熱みたいなものがちゃんと伝わってくるのがすごい)だったり、哲学者の朱喜哲さんゲスト回を。去年の10月配信回までは辿り着いた。
13時過ぎからとある編集部の編集者さんたちにインタビューをさせてもらう。一時間ほど経ってから、残りは撮影の時間に。編集者さんがかなり話してくれたので、あとは文字起こしして構成するのがこれから一週間ぐらいリモートワークのメインの作業になる。
うちの会社のスタッフさんとカメラマンさんと講談社前で解散して、また江戸川橋駅に向かって歩く。電車に乗って帰宅してからリモートワークの続きを。

明日はリモートワーク仕事が元々ない日だったので、派遣仕事のシフト希望を出していた。いつも詳細が来る時間にもLINEが来なかったので、帰りの電車の中で会社に連絡してみた。仕事量が少ないので休みだった。そうなると、スケジュール崩れちゃうなって思って、水曜日のリモートワークを明日に入れ替えてもらって、水曜日を休みにして派遣のシフトを出した。この辺りが崩れると金銭面でだいぶ変わってしまうので、背に腹はかえられない。

月曜日の夕方に配信される『83 Lightning Catapult』を聴きながら文字起こしの準備などを。そのまま「三四郎ANNバチボコプレミアムリスナー」のアーカイブでアップされていた先々週の放送と、相田周二アワーになった。
三四郎ANN0」は放送翌日に仕事があってもなくてもスマホradikoアプリで一度聴く。そしてPCの方はこの一つ前のアーカイブがアップされたら、それを聴いてから先週の一番最新回の二回目を聴いている。プラス「バチボコ」では15分ほどのアフタートークが限定配信されている。そのぐらい聴いているのに、「三四郎ANN」のトークはたいてい覚えていない。内容がないのがこの番組の魅力でもあるけど、そういう流れていく感じが自分は好きだし、合っているのだろう。

 

2月3日
6時に一度起きてペットボトルの回収日なので集積所に出してきてから、まだ眠いので一時間ほど追加で寝る。朝のルーティンをしてから、radikoで『空気階段の踊り場』を聴きながら、日曜日に曽根さんにお借りした東浩紀著『平和と愚かさ』の続きを読む。

リモートワークが始まるまで、毎週月曜日の朝早く配信される『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』(ゲスト:小田切ヒロ)最新回を。ヘアメイクアップアーティストの小田切さんのことは知らなかったが、ちょっと複雑な家庭環境で、義母が毒親だったことやその母の連れ後の姉妹との関係性が今の仕事に役立っているというポジティブな思考の人だった。
コミュニケーション能力が高いのもわかるし、美容というものでお客さんや関わる人の内面のケアでその人の人生も変わるという姿勢がそうさせるみたい。二週連続なので撮れ高があったのだろうし、実際トークを聴いていておもしろかった。
9時前からリモートワークを開始。昨日取材したものを記事化するための準備などを。文字起こしして、そこから構成して初稿をまず完成させる。来週には先方に確認してもらえるようにはしたいのでちょっとがんばらないといけない。今週はあと火曜日と金曜日しか出勤しないから。
8時からTVerでリアルタイム配信だった『ラヴィット!』を自分のPCのほうで流していた。MCである川島さんと田村アナ二人の誕生日ということでサプライズたくさんの誕生日会。
競馬大好きな川島さんはジョッキーの武豊さんが出てきた時にすごい驚き、申し訳ないって感じになっていて、この人はやっぱり好きな人に対しての謙虚さとリスペクトがある人だとわかる。そういう人柄がこの番組の根底にあるから続いているのだろう。


昼休憩の時に池尻大橋駅のあおい書店に行って、乙一著『さよならに反する現象』を購入。明後日ランチに行く友だちが乙一さんのファンなのでプレゼントしようかなと思って。やっぱり三茶駅前のツタヤ三軒茶屋店が閉店してから、書店に行く回数が減ってしまったし、ふらっと新刊が見れなくなってしまったのが悲しい。いろんな装幀がみたいのに。


夕方前に今回の衆議院議員選挙の投票所入場整理券(はがき)がポストに投函された。8日はこのままいけば派遣仕事を入れるつもりなので、近くの投票所に期日前投票をしにいった。無駄な金を使って、逃げて謝ったら死ぬみたいな政党にはもちろん投票しなかった。
この投票済証ってSNSとかでアップしている人を見かけることがあるが、僕は毎回目にした記憶がなかった。いつもあるけど、見落としていただけなのだろうか、不思議だ。
明日の派遣仕事の詳細が届いた。集合場所が東急田園都市線田奈駅だった。まったく馴染みがない知らない駅だったのですぐに検索したら、溝の口駅から各停で十一駅先。
ただ、最初は9時半集合で作業開始は10時だったが、少し経ってから10時集合の10時半から作業開始になりましたと連絡があった。明日の現場の会社は今回はじめてだからどのくらいの作業量なのかわからないけど、遅い時間開始はワンチャンある。


戻ってきてからリモートで原稿の作業の続きを。Spotifyポッドキャストで『DJ松永のLightning Catapult』『あのと粗品の電電電話』最新回を。結局19時過ぎまで作業をしていた。

19時からは「NOBROCK FES 2026」の配信を買っていたのでリアルタイムで見はじめた。大喜利が強いアイドルのドラマチックレコードの新居歩美さんがネタを考えた「東中野は滅びました」をAMEMIYAさんが歌ったのはおもしろかった。そのままどっきりでAMEMIYAさんが引きこもり時代もあった新居のことを歌ったネタで彼女が号泣していたけど、見ていると泣けるものだった。これが前半のハイライト。
「NOBROCK」に馴染みのある人たちが出てきてミニコーナーをしながら、最後は一夜限りのアイドル「DRAW♡ME」の初ライブとなった。YouTubeでもMVを公開している『素直でごめんね』をもう一回歌うのかと思いきや、本当に初披露となる曲を歌って終了。最後に佐久間宣行さんがもう少し彼女たちの活動を見たいと言ったので、今後も活動はあるみたい。このまま加速したら佐久間さんとセットで紅白はありえるんじゃないかな。

kurayamisaka - metro (mv) 


いつもライブに行く友だちから最近ハマっているとオススメされた。

 

2月4日
6時過ぎに起きて、朝のルーティンをしてから出発の準備を。昨日の時点で電車で最寄駅から集合場所の田名駅に直接行くのではなく、多摩川を越えて川崎市に入るまでは歩くことに決めていた。ただ、集合時間が10時、作業開始が10時半といつもの現場に比べるとかなり遅い。7時前に家を出て246ぞいを多摩川に向かって歩き始める。

行きの最初の二時間はradikoで『星野源オールナイトニッポン』を。スペシャルウイークだけど、ゲストはなし。代わりに3月に武道館とオンライン配信で行われる番組イベントのコマーシャルをリスナーから募集して選考するという放送回。
毎週ジングルを募集していたり、今回のものもだけど、パーソナリティーが星野さんというミュージシャンだからこその企画でもある。星野さんが「タマフル」のジングルかな、匿名で送っていて採用されたということが昔あったし、音楽をやりたい人のきっかけを作りたいし、どこか背中を押したいんだろう。

多摩川を越えて神奈川県川崎市へ。このところ、田園都市線の川崎方面の現場がちょこちょこある。朝早い時間だとけっきょく電車は混むのでできるだけ歩ける範囲で歩いているけど、今日みたいに集合時間も遅い場合も散歩のつもりで歩く。
家から二時間弱で溝の口駅へ。そこから各駅に乗って田名駅へ。家から田名駅までどのくらいかかるか調べたらほぼ五時間。ということは溝の口駅からここまで歩くと三時間ほど、けっこう距離がある。

電車に乗っている途中で「星野源ANN」を聴き終わり、同じくスペシャルウイークな『あののオールナイトニッポン0』を。ゲストは俳優の岡山天音さん。あのちゃんがブレイクする前に出ていたドラマで共演していて、本田翼さんも含めて何度も遊んだりしているという話は以前にもトークでしていたが、このラジオには初登場。
いつものニッポン放送で聴いていたら、26時から政見放送があるみたいでいつもより30分短い一時間番組になっていた。
他のネット局はいつもどおり一時間半らしいので、聴けなかった分は家に帰ってから茨城のLuckyFMで補完した。新TwitterことXの番組のポストにあるナス大王を抱いている岡山さんのくだりはこの30分のほうだったので、ニッポン放送だけ聴いているとなんでナス大王がいるのかわからない状態になる。
二人のトークの感じは聴いていると、あのちゃんが心を許しているのがわかる。本田翼ゲスト回同様に、あのちゃんではあるけど、どこか安心しているような口調や間になっている。あのちゃんがトイレに行ってしまって、急にひとり喋りをさせられるけど、そんなに嫌がっていないとかも二人の仲良い感じが伝わる。どうでもいい話をわちゃわちゃとしながら笑ってるそんな距離感が感じられる穏やかな放送だった。

──そういう状況の中でも、2025年9月3日の初の日本武道館公演「呪いをかけて、まぼろしをといて。」では、音楽を通して人と繋がった実感があったんじゃないでしょうか?

武道館に立ってる時は僕と1万2千人とで純粋に音楽を楽しめた、ほんとにいい時間でした。それだけの人がライブを観たいと思って来てくれたことがほんとに嬉しくて──「あのちゃんのライブに行く」って、ファッション的なものにならないと思うんです。「このアーティストのライブに行ったら自分がセンスあると思われる」とか「このアーティストの音楽を聴いてる自分、イケてるよね」みたいなプラスアルファがまったくないぶん、ライブに足を運ぶのはハードルが高いと思うんですけど、それでもあのちゃんの音楽が好きで、ライブに行きたいと思ってくれてる人たちの信念が眩しすぎたし、かっこよくて、それにすごく心やられました。360°お客さんに囲まれてたからこそ、それをダイレクトに感じれたし。

【インタビュー】2025年は、あのちゃんにとってどんな年だったのか?──初の武道館、CDJ年越しアクトを経て、新曲“ピカレスクヒーロー”へ。さらに加速するanoの音楽活動に迫る!

数日前に読んだロッキングオンジャパンのanoインタビュー。今年はホールツアーがあるけど、近くの場所がないので追加でまたNHKホールとか東京のいい箱でやってほしい。さすがにサードアルバム出ないかな、でも出るとしたら下半期でそのままツアーとかの流れはありそう。セカンドアルバムと武道館ライブで一つの到達点には達したから、その先がどこに向かうのかは見てみたい。

今日の現場は前に品川の一軒家の二階の窓ガラスを外して戻すだけ(クレーンで冷蔵庫を入れる作業の手伝い)というおそろしいぐらい当たりな現場で一緒だった人と。彼は今日呼んでくれた会社の現場も何度も行っているみたいで、だいたい午前中に終わることが多いということだった。
駅から少し歩いたところにあるJAの大きな建物、その駐車場のところに市場があり、その調理場の厨房機器一式撤去という内容を会社からは伝えられていたが、実際は新しい厨房機器の搬入だった。お昼休憩なしの13時前には終わった。呼んでくれた会社の人も五人ぐらいいたし、設置は彼らプロがやるので運んだりするのをちょっと手伝うぐらいで、そこまで重いものを運ぶということもなく、俺たちいらなくないかと正直思うほどだった。
こういう時って作業に関しての見積書とかで作業人数も含めて計上していて、その分の人件費があるから足りない分を派遣で補ったりしているのか、あるいは搬入と設置の金額がそこそこよくて会社に余裕もあるので人を多くしてスピーディーに作業ができたらいいやという考えなのか、どっちかなって思うが実際のところはわからない。

電車に乗って帰宅。多摩川を降りたら歩いて帰ってもよかったけど、今日発売だった漫画のコミックスが買いたかったので池尻大橋駅で降りてあおい書店に。新刊台のところになかった。店員さんに調べてもらったけど、そもそもそのシリーズの入荷はこの店にはないみたいだった。閉店したツタヤ三茶は一応新刊はあるていど入っていたので買えていたけど、こうなると買うために渋谷に出たりとかしないといけないから、買いたいのに近くで買えないというストレスが生まれてしまう
諦めて家に帰ってすぐに湯船に浸かって洗濯をして、遅めの昼ごはんを。18時ぐらいまでのんびりしてから、「月刊予告編妄想かわら版」の原稿を書く。下書きではないけど、とりあえず選んだ作品で予告編があるものは一旦最後まで書いておいた。時間をおいて清書というか加筆修正すれば完了。
普段はリモートワークな水曜日、作業中に火曜深夜のラジオは聴いているけど、派遣仕事をしたので聴けていなかったものを夜に聴く。radikoで『アルコ&ピース D.C.GARAGE』(ゲスト:スリムクラブ内間)と『JUNK 爆笑問題カーボーイ』(ゲスト:ウエストランド)を。
D.C.GARAGE」は平子さんがかつて番組での相撲対決で脱臼をさせられてしまったというスリムクラブ真栄田さんの相方の内間さんとその頃の話をしたりするというもの。一時間あっという間だった。内間さんとの絡みほどよくおもしろかった。
「爆笑カーボーイ」は冒頭で先日亡くなった映画監督の長谷川和彦さんについて太田さんが語っていた。やっぱり『青春の殺人者』『太陽を盗んだ男』という二作、三作目は撮らないで死んでしまったゴジさんだけど、その二作がどれだけ多くの人に影響を与えたのか、特に今の50代より上の映画好きな人には人生を変えてしまった作品だと思うし、ゴジさんという存在は大きかった。僕は上京して映画学校に入ってから観たけど、あのインパクトもそうだし、映画としてもすげえおもしろい。あれに憧れちゃったらやっぱり逸脱するものに惹かれてしまうようになる。

ゴダイゴ - イエロー・センター・ライン 


青春の殺人者』といえばこの曲。たまに聴きたくなる曲。もともとは中上健次の小説が原作になっている。そして、村上龍さんの『コインロッカー・ベイビーズ』はゴジさんが監督で、龍さんが脚本という座組で何作か書いたが全部ボツになって、その一つが原型になったと言われている。ゴジさんがいなければ、『コインロッカー・ベイビーズ』が生まれていなかった可能性が高い。その後、ゴジさんはレナード・シュレイダーが書いた脚本を元に『太陽を盗んだ男』を作ることになった。
村上龍さんのエッセイを読んでいると芥川賞を受賞した時期も半期しか変わらず、少し年上の中上健次を兄のように慕っていた。中上健次とゴジさんは同年の生まれだから、そういう先輩たちがいたことが村上龍という小説家に影響を与えていると思う。村上龍論を書くなら彼らのことは抜いて語れないんだろうなって。とちょうど今『半島を出よ』を読んでいるので、いろいろと繋がっている気がする。

 

2月5日
7時に起床して朝のルーティンをしてから、TVerで『あちこちオードリー』を見ながら昨日の日記を書く。8時になったので『ラヴィット!』をリアルタイム配信で。9時半には家を出て下北沢駅へ向かう。

行きはradikoで『佐倉綾音 論理×ロンリー』のトム・ブラウンゲスト回を。冒頭に「アトロク」出演していた宇垣美里さんが佐倉さんに誕プレを渡しにきた数分以降、佐倉さん曰く汎用人型決戦兵器であるトム・ブラウンの二人が襲撃、わりと冒頭は佐倉さんが叫んでる、悲鳴があがっていたが徐々にノリが加速していき、いい組み合わせになっていた。一般的な反応はわからないけど、僕はトム・ブラウンのポッドキャストファンなので大好物だった。

11時に吉祥寺駅から歩いて数分のところにある山本のハンバーグ前に集合だったが、「論理×ロンリー」聴き終えてからは、『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』のオードリー若林さんゲスト回を。昨日の「あのANN0」同様に政見放送があるのでニッポン放送では一時間といつもよりも30分短いので、残りはSpotifyのほうで聴くことになったが、帰りの途中までのお供に。


二年前に亡くなった友だちと仲の良かった僕ともう一人の友だちは三ヶ月に一回ぐらいの頻度でランチに行っている。今回はその友だちが「山本のハンバーグ」が食べたいと言うのでこちらへ。
行ったことないなと思っていたけど、赤坂見附にも店舗があって、地図を見たら昔、ピカソ赤坂店でバイトしていた頃に店長に何度か連れて行ってもらったことがある場所だった。その当時は「俺のハンバーグ」という店名だったが、いつの間にか「山本のハンバーグ」になっていたらしい。赤坂の店舗に行っていたのは12、3年前だったけど、その時も頼んでいたような気がする鬼おろしポン酢ハンバーグのご飯セットにあらびきソーセージをつけた。大根おろしとかさっぱりしたものが年々好きになっているけど、年齢とかの問題だろうから仕方ない。
お店もすぐに満席になっていて、人気店みたい。長居をするのもなんなんで食事が終わって出た。


お隣の茶房武蔵野文庫へ。ランチを食べたばかりだったけど、このお店はカレーが目玉みたいで店内ですごくいいスパイスの匂いがしていたので、ちょっと食べたくなった。ここでお茶で二時間ほど。亡くなった友だちの話とかもしたけど、雑談をして解散。亡くなって二年だから今年で三周忌だった。いろんなことがあっという間。
家に帰ってから、聴けていないポッドキャスを聴きながらライティング作業をしたりしたけど、基本的には休日モードでのんびり。日曜日は雪みたいな予報が出ているけど、選挙の投票日だけど、大丈夫なんだろうか。期日前投票はしているけど、いろんな地域で投票すらできない人がたくさん出てしまったら、選挙の民主主義の意味がなくなってしまう。

 

2月6日
6時に起床して朝のルーティンをして、布団に転んだままで『ハライチのターン!』を聴いてから、『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』を作業用BGMにして昨日していたライティング作業の続きを開始。
リモートワークは9時からだが、早めに今やっている原稿を一旦完成させて社員さんのチェックをしてもらうために、昨日も少し進めていて朝もタイムカードを切る前に作業をしていた。
8時からTVerで『ラヴィット!』のリアルタイム配信を流すという最近の定番な流れ、タイムカードを切ってから10時半ぐらいには原稿がとりあえず、仕上がった。確認をしてもらうために社員さんに投げて、他の作業をのんびりと進めていた。
今日は村上春樹さんの小説『夏帆とモーターサイクルの男、そしてスカーレット・ヨハンソン』(「夏帆」シリーズ完結らしい)が掲載されている『新潮』を昼休みに買いに出ようと思っていた。近くのあおい書店に行けばありそうだったが、昨日のお昼ぐらいに漫画家の西島大介さんから「PARCO GAME CENTER」の内覧会の案内をDMでもらっていた。だが、その内覧会が昨日だったので吉祥寺から帰ってきて気づいたこともあり、諦めていた。オープンは今日からだったので、昼休みに渋谷に出て様子だけ見て、帰りに『新潮』を買って帰ろうと思った。
行き帰りのBGMはradikoで『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』を。ちゃんと年末年始のベトナム旅行の話をちゃんとしていた。「三四郎オールナイトニッポン 年越し初笑いSP」に都築が出演した際の裏話とか。


12時過ぎてからPARCO渋谷の4階について「PARCO GAME CENTER」のエリアに入ったら、西島さんがいたのでご挨拶を。6階にニンテンドーショップなどのゲーム関連のフロアもあるから海外からの旅行者らしき人もわりと入ってきていた。お土産がてら西島さんの作ったゲームブックを購入。
西島さんはゲームに準備とかスタッフさんとの打ち合わせが終わったらしく、お茶しにいくことになった。スペイン坂にあるカフェの人間関係でひと休憩してから、「SHIBUYA GAMES WEEK」のスタンプラリーもかねてサクラステージのほうに一緒にいくことになった。

大画面で見る西島さんがデザインした“ゲーハチ”ことゲーミングハチ公も大画面だと映えていた。サクラステージはできて少し経ってからきた時はさっぱりな印象だったけど、お客さんは入っていたし、TSUTAYAの書店も大きく展開していた。
スタンプラリーは三つたまるとオリジナルシールをくれるみたい。どうも僕がもらった“ゲーハチ”の後ろ姿のキラのやつは当たりというか枚数がかなり少ないとスタッフさんに言われた。


西島大介著『ゲームブック スペースインベーティアン』(西島さんが作ったゲームの基盤〈ゲームボーイのソフトサイズはすでに製造中止になっているけど、それを作れる人たちがいるらしい、など初めて聞く話はお茶している時も教えてもらった〉を売ろうとしたら、PARCOの6階にニンテンドーショップがあるから諸々とダメだったらしい、サクラステージには展示されている)&『サイバーパンクはチバシティの特産品』(僕がサイバーパンク詳しくないので西島さんがくれた一冊。ちょうどスプロール三部作(『ニューロマンサー』『カウント・ゼロ』『モナリザ・オーヴァドライヴ』新装版)を読んでいるのでありがたい。



サクラステージのTSUTAYA書店で『新潮』最新号と噂だと格ゲーの「スト6」しかしていないという純文学な更地郊著『粉瘤息子都落ち拓』を購入。本を買いに出たので目的は達成した。なぜか西島さんと渋谷でスタンプラリーを回るという謎な昼休みになったけど。
西島さんとマークシティで別れて帰宅してリモートワークの続きを。朝早めに作業をしていたので、昼休みがちょっと長くなっても差し引きしたらまだ余裕があった。
夕方すぎても明日の派遣仕事の詳細が来ないので、LINEで連絡したら仕事量が少ないということでお休みになった。ああ、予定がまた崩れるし、映画も微妙に観たいものが今ないんだよ、『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』二回目か、うーむ悩みどころ。

仕事が終わってから、近くに売っていない悲しみのせいでAmazonで注文していた大塚英志原作/西川聖蘭漫画『文化工作者 七條特高の冒険』4巻を読みながら一息。風呂に入ってから、Spotifyで『ミスター永野はTBS』『視点倉庫』、ニッポン放送ポッドキャストで『トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画』最新回を聴きながら日記を書く。「永野」はラランドがゲストだけど、新TwitterことXとインスタとSNSをやめた永野さんの心境話、「視点倉庫」は受験勉強の時のことを三宅さんがトークだった。そういえば、正月から聴き始めたこのポッドキャスト過去回は全部聴き終えた。
ニッポン放送圧縮計画」は今週水曜日に「論理×ロンリー」にゲスト出演する前の収録だったらしく、この時点でたんぽぽを積んでいく&布川さんの髪の毛をお土産にもっていくことを決めていたことがわかるという内容だった。「論理×ロンリー」リスナーがこの番組を聞くかと言われたら、たぶん聞かないだろうな。でも、過激さという部分ではちょっと似ている。
寝る前に『粉瘤息子都落ち拓』と『夏帆とモーターサイクルの男、そしてスカーレット・ヨハンソン』をそれぞれ少しずつ読んで寝落ち。前者はまだ「スト6」対戦する前のところ、後者はタイトルにある「スカーレット・ヨハンソン」がなんなんのかわかった。あとこのシリーズの一回目から登場している「モーターサイクルの男」が夏帆に言い出した自分の正体みたいなことが「そっちにいくの?」という村上春樹作品ではわりと珍しい単語が出てきた。

 

2月7日
のんびりと8時過ぎに起床して朝のルーティンを。派遣仕事が入っていなかったので予定がないのでのんびりと読書しようかなって思ったけど、やっぱり午前中は散歩したいモードに。

9時を過ぎてから家を出る。雪が降っていた。パラパラとではなく、ひら、とほんの少しだけ空から待ってきていた。傘もいらないし、歩くのに邪魔でもない。ただ、雪の破片みたいなものが時折地上へ舞い降りてきていた。
三四郎オールナイトニッポン0』のスペシャルウイークゲストはバッドナイス常田と峯シンジというどういうメンツなんだっていう。年越しSPで失敗した、やらかしたバッドナイス常田にやりにくくて仕方ない峯シンジに相手させるというどっちに転んでも番組の長年ファン以外はたのしめない内容になっていた。まあ、ひどかった。ちゃんとひどくておもしろかった。
冒頭は先週の放送で小宮さんが「メタル小宮」というエピソードからTOYOTA会長の息子だみたいなことをノリで話していたら、会長本人のインスタでそのことをネタにしたポストが投稿されていて、三四郎の二人もビビってしまうことが起きてしまった話など、もしこのままいろんな流れがあってTOYOTAがスポンサーになったら、「三四郎ANN」は次の15年も20年ぐらい安泰になるかもしれない。とファンとして一瞬考えてしまった。

代官山蔦屋書店に行ってから、帰ろうかと思ったけどそのまま渋谷へ。そういえば、「ジークアクス」のガンプラ「シャリア専用リック・ドム」発売日だからお店に色々と入荷されるんじゃないかなってLABI渋谷のおもちゃコーナーへ。新発売のものはあったし、それを目当てに来ている僕よりは上の世代だと思われるモデラーがかなり来店して、そのデカい箱を両手で持ってレジに行っていた。
「白いガンダム」があったらいいなと思ったけど、なかった。「赤いガンダム」は入っていた。こういうのを見ると製造ラインってどうなってるんだろうなとか、需要と供給のバランスをバンダイがどう調整してるのかなって思ったりする。
コロナパンデミックぐらいからガンプラ熱は高まって、人気モデルは即完したりプレミアがついたりするようになっていて、品薄状態が続いていた。かといって作りすぎると在庫過多になってしまう。余っていたら人は欲しがらない。僕みたいにたまに覗いてみてもないから欲しいなという気持ちに、欲望をわかせるためには、足りていないほうがいい。あと材料とかも円安の影響で価格が上がっているとかもあるかもしれない。とか手に入らない分、そんなことを考えながら、渋谷から家に向かって帰る。

昨日、西島さんからいただいた『サイバーパンクはチバシティの特産品』の最後に掲載されている「サイバーパンクはいつ始まり、どこへ行くのか。」年表、西島さんからはウィリアム・ギブソンニューロマンサー』の旧版の装丁デザインはテイ・トウワさんがコラージュしたものだと教えられたのだけど、そのことも書かれている。
年表には高橋幸宏さんの『ニウロマンティック〜ロマン神経症〜』が『ニューロマンサー』のタイトルの元ネタになったとある。そして、テイ・トウワさんが今田耕司さんの音楽をプロデュースした際にKOJI 1200の楽曲には『Now Romantic』があり、高橋さんとテイ・トウワが同じバンドメンバーとなった「METAFIVE」があり、その二人と小山田圭吾が抜けたメンバーで「TESTSET」を結成し、そのニューバムの中には『Neuromancer』という曲が収録されている。こんな風にサイバーパンクの歴史と日本の電子音楽やテクノには関係性が深かったんだなってお昼ぐらいに読み直して、関連する音楽を聴きながら思った。

TESTSET - Neuromancer (Official Music Video) 



西島さんが「SHIBUYA GAMES WEEK」で販売しているCDのデザインは“ゲーハチ”をメインにしたものだが、「これは細野晴臣のジャケットオマージュだよ」と言われたけど、あまりYMO関連の人たちの音楽を聴き込んでいない僕はピンと来なかったが、調べてみたら細野さんの『S-F-X』、これか! 昨日話したことの解答編みたいな今日。
小説を少し読み進めてから夕方まで寝てしまった。
起きたら、明日の派遣仕事の詳細がきていた。一人なので気楽、現場の最寄駅が銀座線京橋駅だった。銀座線は微妙に使いにくいイメージがあるのは、渋谷駅だとヒカリエのところまで行かないといけないから。日比谷線茅場駅から歩いて行けるのがわかったので、中目黒駅から一本で行ったほうが安上がり。雪が夜中どのくらい降るかで朝出る時のテンションが変わるけど、何度も呼ばれている会社だし、解体ごみの搬出とかで僕一人ならそこまで量は多くないはず。土曜日が休みで日曜日は仕事があるっていうのは珍しい。


夏帆とモーターサイクルの男、そしてスカーレット・ヨハンソン』(〈夏帆〉その4(完結))を読み終わる。
これまでに『新潮』で掲載された三編も読んでいるが、特に今回の流れや主人公の夏帆が対峙することは読んでいると『海辺のカフカ』が浮かんできた。主人公のカフカが本来はやるべきことをナカタさんに代行してもらったという展開があったが、「夏帆」では主人公の夏帆が代行されることもなく、ちゃんと自分自身でやるべきことをしていると感じた。
夏帆が描いている絵本の世界では通過儀礼や英雄神話における一度死んで甦るということが象徴的に物語に組み込まれていて、それを描いている夏帆自身が現実/あるいはもう一つの現実世界で追体験していくというメタ的な構造にもなっている。また、スカーレット・ヨハンソンは今作の絵本の中に出てくる猫であるが、猫小説な部分もある。
夏帆と彼女の母親の関係性の物語であり、父殺しではなく(象徴的な)母殺しをすることで本当の母を救う(関係性の歪さを修正する)のだけど、春樹≒夏帆であるなら、父殺し/母殺しすることで父/母との和解を求めているようにも思えなくもない。


金曜ナイトドラマ『探偵さん、リュック開いてますよ』2026年2月13日(金)よる11:25~/第6話PR 


寝る前に第5話を見終わって予告編が流れたら、ゲストは夏帆さんだった。夏帆さんが演じるのは人気女優と活躍する人物で、主人公の一ノ瀬洋輔(松田龍平)とは高校の同級生であり、思い出の人と再会みたいなバラエティ番組に彼を呼ぶことになる。その司会が三四郎だった。いやあ、好きな人しかいない。小宮さんも夏帆ファンと公言していた。「三四郎ANN」にR-指定がゲストで、さらに夏帆さんがたぶん映画『RED』の宣伝もかねてゲストでやってきた放送があった。そのときに、三四郎がR-指定に夏帆さんの前でラップさせたら、夏帆さんファンだこともあり、珍しくR-指定がラップを失敗した。夏帆さんと三四郎の共演はその時ぶりなんじゃないかな。

 

2月8日
6時に起床して朝のルーティンをして、玄関のドアを開けて外を見る。雪がうっすらと積もっていた。微妙だ。とりあえず、中目黒まで歩いて日比谷線に乗って茅場町駅まで行くつもりだったので、日比谷線のサイトを見て通常運行なのを確かめる。
7時半前に着いたら電車に乗って8時前に茅場町駅に着く。そこから歩いて10分ほどで今日の現場のビルだった。中目黒までは歩いて40分はかからないが、もしものことを思って少し早く家を出た。
雪はひらひらと舞っていたが傘がいるほどではない。寒さ対策で上も下もヒートテック的なものを普段の作業する時の服の一番下に着込んでいたので震えるほどの寒さではなかった。

行きの最初はradikoで『脳盗』を聴いていた。今日呼ばれた会社にはTaiTan似な社員さんがいて、彼が現場担当者だったので昨日の時点でわかっていた。聴いているとTaiTanの祖父が亡くなった話をしていたが、彼の中にあった祖父へ対する愛憎というか、入り組んだ気持ちや思いが溢れ出る放送になっていた。
茅場町駅に着く頃には聴き終えたので、『オードリーのオールナイトニッポン』を。オードリーの二人がNFLスーパーボウルの取材でアメリカに行っており、現地からの生放送&ミスター綾部ことピースの綾部さんがベスト回。ほぼ同期な三人だが、陽キャすぎる綾部さんのアメリカでの生活に若林さんと春日さんも驚いていたし、一緒にいて話せることをとても楽しんでいるのが伝わってきた。綾部さん最高におもしろかった。


月に二回ほどは現場が一緒になる解体業者さんに呼ばれたのだけど、彼らではない業者が解体したごみの搬出とタイルカーペットの剥がしとごみ出しが今日の作業だった。普段は彼らが解体したごみを出しているけど、台車に乗せて一階に一緒に降ろしている時にTaiTan似の人が「解体が雑すぎる」と怒ってはいないが呆れていた。
今日呼んでくれた会社の人たちだと台車に乗せて降ろす際にボードだったり鉄筋とか金属系のものはエレベーターに入るようにちゃんとサイズを合わせて切ったりしているが、今日のはそうではなかった。これは運びにくさもあるのだけど、デカかかったりとかサイズが不揃いだと壁だったり、エレベーターの内部とかを傷つけてしまう可能性がある。だから、ちゃんとサイズを合わせたほうが事故というか、傷つける可能性が減る。そういうことをちゃんとしているかどうか、ということを彼らはプロとしてやっている。
14時に一台目の四トンのコンテナ産廃トラックが来て、ボードとか解体ごみを三人で出した。二台目は15時前に来て、剥がしたタイルカーペットと残りのごみを積んで終了。16時前には作業が終了して帰宅へ。中目黒駅まで電車に乗って、そこからは歩いて帰宅。ごみを積んでるぐらいで雪は止んでいた。

家に帰ってから湯船に浸かって疲れをとる。洗濯機を回して晩ご飯を食べる。洗濯物が深夜に乾かずに凍ると嫌だけど、とりあえず干した。夜はradikoで『川島明のねごと』と『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』をリアルタイムで聴きながら読書を。

 

2月9日
朝6時に目が覚める。可燃ごみを集積所に出してから戻る。もう一眠りして、7時半前に起きて朝のルーティンを。TVerで『有吉クイズ』を寝転んだまま見る。ハチミツ二郎さんと一緒に電動車椅子散歩の第二弾、来週はヒコロヒーが参加しての後編らしい。このままBSで本当にハチミツさんの番組が始まるといいのだけど。
9時から虫歯の治療があるので、一時間早めにリモートワークを開始。昨日の時点で「ねごと」「サンドリ」は聴いていたので、Spotifyポッドキャストで「論理ロンリー」のトム・ブラウンゲスト回をもう一度。4月の銀河劇場での番組イベントのチケットが取れていた。佐倉綾音さんを見るのは東京03Creepy Nutsの武道館でのライブに続き二回目。まずは彼女の声優ファンの人たち、そしてラジオリスナーなのだろうけど、こういう場合はどのぐらいの比率になるのか。そういうところも見たい。
歯医者に行ってすぐに治療、虫歯で削ったところに銀歯を入れるだけなので、十分ほどで終わる。行って帰っても三十分ほどしかかからなかった。半年以内には歯石除去をしてもらうようになったから、虫歯も前よりも早く発見できるしひどくなる前に治療してもらえるようになったのは個人的にもよかったと思う。
帰宅してからは、PCの方で「三四郎ANN0」のバッドナイス常田と峯シンジがゲスト回を再び聴きながら作業の続き。急ぎのものはないのでのんびりできるのはありがたい。

昼休憩になってから、散歩がてら渋谷へ。PARCO渋谷のホワイトシネクイントに行って、金曜日から公開のヨルゴス・ランティモス監督『ブゴニア』のムビチケを購入。試写で観ているけど、絶対に劇場で観たいしパンフもほしい。そういえば、ヨルゴス・ランティモス監督作品は『哀れなるものたち』『憐れみの3章』と今作と三作連続ホワイトシネクイントで上映になっている。
『マーティ・シュプリーム』もここで上映なのはうれしい。ホワイトシネクイントはわりとA24作品を上映してくれる映画館なので、単館系好きとしてはありがたい。

夏帆主演ドラマ『ある小説家の日記』が放送されるというのを新TwitterことXで見る。オリジナル脚本みたいだが、脚本を書いた上原哲也さんという人は「坂元裕二氏に師事」と紹介にあるので、どんなドラマを書いたのか期待も興味もある。まあ、夏帆さん主演だから絶対見るけど。

リモートワークが終わってから、ニコラに行ってバレンタインブレンド(おかわりはアルヴァーブレンド)をば。曽根さんと由賀さんと選挙の話とかをしたりする。話をしていて曽根さんにオススメされたので貸してもらっている東浩紀さんの『平和と愚かさ』の最後の方のエッセイを先に読んでみることにする。

風呂に入ってから、友だちからおもしろいとLINEでオススメしてもらったadiko15周年記念ポッドキャスト太田光と15人のしゃべり手』を聴く。太田さんとナイナイの岡村さん二人でトーク。けっこう水道橋博士さんの話題が出てくる。博士さんは大丈夫だろうか、と思いつつ二人の懐かしい昔話をたのしむ。
二人とも芸能界という場所で生き延びた人たちだから話せることがある。売れなかったり、辞めていった人たちは話すことができない、そういう人たちのことを残っている人は話し続けてくれるのはうれしいし、生き証人的な意味を持つ。これを聴いて博士さんちょっとは元気になったらいいのだけど。

 

2月10日
ふだんはリモートワークが休みな火曜日。だけど、明日が祝日なので代わりに出勤という感じ。祝日が月曜日の日も火曜日を代わりに出ることはあるが、水曜日が祝日は珍しいというか、いつもとはちょっと違うのでなんだかスケジュールがズレる。
7時前に起きて朝のルーティンをしてから、『平和と愚かさ』の第三部「断章」のエッセイ部分を読む。「顔と虐殺」はルワンダの虐殺、「声と戦争」はベトナム戦争について書かれていた。東さんの『観光客の哲学』やダークツーリズムに書かれた書籍に繋がっているものだった。選挙の時もそうだが、僕は東さんの言っていることにけっこう共感するのは、彼が一人の経営者として、町工場の親父的な視線があるから、実際に派遣で建築や解体の現場に行くようになってより身近に思えるようになってきた。
radikoで『空気階段の踊り場』と『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』を聴きながら読書をして、8時からはTVerで『ラヴィット!』をリアルタイム配信で流しながら部屋の掃除とかをしてからリモートワークの準備。

午前中は今朝配信されたSpotifyポッドキャストアルコ&ピースの#文化人が1番やばい』の先週に引き続きのゲストはヘアメイクアップアーティスト小田切ヒロさんだった。この人めちゃくちゃしゃべるし、ポジティブマインド。育った環境とかは毒母だったりといいものとは言えないものの、それが今の自分の仕事に役立っているという考えにしていたりと逆境に強い。いや、そうしないと生きていけなかったのかもしれないとも思う。生き残った人はやっぱり強い。そして、そういう人が優しいかどうかはわからないけど、自分ができちゃう人だから他人をどう評価するのかは気になる。

昼休憩の後は特に聴くものがなくなったので、U-NEXTで『ひらやすみ』を第一回からずっと流しながら作業。確認待ちの状態になっているので、だらだらとのんびり仕事をしていた。
たまに隣の部屋から声が聞こえる。話し声だったり、何かを叫ぶような声、正直不気味。壁が薄いのはアパートだから仕方ない。でも、音が聞こえてから外に僕が出る用事があった時に隣の部屋のドアの上のガラスみたいなところは暗いままでどうも電気をつけていない。基本的に夜でもほとんどついていないけど、音はする。あとドアに郵便受けにチラシだけではなく、封筒とか何かの書類が入っている郵便物がたまっているのが一番怖い。明らかにヤバいだろうなって思う。生活音はしている。人が来て話しているというよりは、オンラインか電話とかで話している声はするし、時折大笑いしている音も聞こえてくるのも正直引いているが、それらの要素を鑑みるとうるさいと壁ドンとか注意に行くとなにをされるかわからない、たぶんなんらか精神的にヤバい人なのではないかと思ってしまう。何度か見かけたことがあるが、20代か30代前半のおとなしそうな男性。だが、最初に越してきた時に部屋の中から何かが崩れるような音とかしていて、数日後にダブルベッドとか家具がめちゃくちゃ捨てられていた。ワンルームのアパートに絶対それはいらないだろうという大きさとか量。誰かと生活をしていたが、一人になって処分したように見えた。そういうすべての要素が関わりたくないと思わせる。早く引っ越してほしいが、こういう奴に限ってずっといそうだ。やっぱり一人暮らしの部屋で大笑いしているのは怖すぎる。
という状況なので、基本的にラジオとかポッドキャストTVerとか動画なんかの音は大きくしてもいいんじゃないかなと思うのだけど、こちらとしてはなにかに巻き込まれくないのでそこそこの大きさにしている。それもあって、散歩がてらラジオとかを聴きながら歩くのが自分にとっては安心できるし落ち着く。


リモートワークが終わってから、湯船に使ったり晩ご飯を食べてから、Spotifyの『DJ松永のLightning Catapult』『あのと粗品の電電電話』、ニッポン放送ポッドキャストで『ランジャタイの伝説のひとりぼっち集団』最新回を聴く。「松永ライカタ」は昨日の「83ライカタ」でも話に出た「JAPAN PODCAST AWARDS」にノミネートすらされてないじゃない話とソニー傘下のレーベルの話。「あの粗品」はほぼApexのことについて。「ひとりぼっち」はゲストがぐりんぴーす、「サンドリ」にたまにアシスタントで出ている落合さんのコンビみたい。四人とも声のトーンに近いので話が弾けているように聞こえない。
明日の祝日は派遣仕事を入れていて、詳細が来たが二週間前にいった学芸大学駅から歩いて少しの現場だった。やることをやったら帰れるという現場ではなく、8時から17時までの定時きっかり。ただ、終わり時間も決まっていて歩いて行って帰るから帰宅時間もズレることもない。ただ、朝からお昼前ぐらいまで雨だというのがとても憂鬱。歩いていくけど、傘をさしていくのもいくのも嫌だし、寒いし濡れるし、そして帰りには雨は止んでいて傘がいらないというのがすごくストレス。

 

2月11日
6時に起床して朝のルーティンをして出発の準備。PCで新TwitterことXを開いたらDMが来ていたので開く。ラジオイベントやライブに一緒に行く友だちHから「『あののオールナイトニッポン0』終了するね」というものだった。青天の霹靂というか、朝からびっくりした。通常のTLのページに戻ったらトレンドのところに終了するというものがあって、本当に終わるんだなって。となると最初に聴きたいところだが、いつもの流れが個人的には気持ちいいので、すぐには聴かないことにして家を出る。

派遣仕事は学芸大学駅集合の月に数回は行く現場、今日は四人で僕が班長だった。それだけがめんどくさい。行きは『星野源オールナイトニッポン』を聴きながら歩く。四十分もかからなくて到着、他の三人のうち二人は何度か一緒でもう一人の人は初めて一緒になる人だった。ベテランが多いので安心。
星野源ANN」は最初のところで映像作家の山岸聖太さんがゲストで登場して、北海道からの生放送。3月の武道館イベントは友だちHと先行で取れたら行こうと話しているけど、倍率どんなもんなんだろう。


雨の中、歩いてきたが夕方には止むということだったので傘はささずにちょっと濡れていた。歩いて五分ほどの現場に行く。ここの現場はきっちり定時までやるので今日は17時に仕事が終わるのがわかっている。だから、帰りは18時前というのも決まっているので、安心ちゃ安心。
午前中はあまり仕事がなかったので言われた箇所の清掃とかをしていた。午後はほかの職人さんが溶接とかの作業をし終わってから防炎シートを外したり、その箇所を水流してきれいにしたりしていた。結局、一日常濡れていた。特に靴とソックスが濡れているので寒かった。

昼休憩で「星野源ANN」は聴き終えたので、17時に仕事が終わってから帰る時に『あののオールナイトニッポン0』を聴き始めた。
TwitterことXで知ったように「あのANN0」が3月末で終了とのこと。四年前の単発から、レギュラーになった三年前からの放送は今まで全部聴いている。始まりから最後までをちゃんとリアルタイムで全部聴いているラジオはほとんどないし、その終わりにも付き合えるのは今回が初めてかもしれない。寂しくもあるけど、毎週あのちゃんがラジオで話しているのを聴いていれば、寝る時間がないほどの忙しい中でできるだけ生放送をやってくれていた彼女にはありがとう、と感謝しかない。あと七回かな、最後までたのしく聴きます。
放送では先週の岡山天音さんの話だったりしたけど、途中ぐらいで去年の終わりぐらいに自分で決めてラジオをやめることにしたのを決めたと。そこであのちゃんも言っていたけど、ゆらゆら帝国がバンドとして完成したから解散したように、「あのANN0」もやりきって完成したから自分からやめるって、それもすごくあのちゃん的でいいなって思うし、はじまりがあれば終わりがある、のだから、その終わりを自分で決められることは確かに幸せなことだと思う。このところANNはフワちゃんや永野芽郁は自分でではなく、辞めさせられる形になったから尚更。
そうなると「あのANN0」が終わって4月からほかのレギュラーがステイだとすると残っているパーソナリティーは全員男性なので、ネクストレギュラーはあのちゃんに引き続き女性だと思うし、さすがにここも男性だとちょっときついと思う。だとすると去年一度やっている『三宅香帆のオールナイトニッポン0』の可能性はかなりあるんじゃないかな。俳優、アーティスト、アイドルじゃない文化人枠そろそろ復活してもよいと思うし。

12月の頭にあった書籍刊行の合同取材で、うちの媒体の撮影と少しだけインタビューさせてもらった最後にあのちゃんに「毎週ラジオ聴いてます」と伝えられてよかった。

77歳になった村上は、今もなお驚くほど多作です。最近、新作小説を完成させ、日本でこの夏に出版される予定です。現在、英語への翻訳も進められています。

思いついた物語は、これまでの作品とは違い、より楽観的なものだと感じたと彼は語った。また、主に女性の視点から書かれた初めての小説であり、彼にとって新たな領域でもある。村上は、自身の女性キャラクターを一面的で周縁的、そして過度に性的に描写されていると批判する者もいるが、若い女性の視点から書くことは、これまでとは違う感覚ではあるものの、驚くほど自然だと感じたと語った。

「僕は彼女になったんだ」と彼は言った。

村上は、物語の中心となる若い女性、夏帆が芸術家であり児童書のイラストレーターであること、そして物語が奇妙な方向へ進んでいくこと以外、ストーリーについて多くを明かすことをためらっていた。

Haruki Murakami Isn’t Afraid of the Dark

家に帰ってから湯船にちょっと高めの温度のお風呂に浸かって体の芯から温める。数日前にニューヨークタイムズにアップされていた村上春樹さんのインタビュー記事を、翻訳機能で日本語にして読む。この話だと『新潮』に掲載されていた「夏帆」シリーズは夏ぐらいに単行本として出るみたい。
夜は思ったよりも疲れが出てきて、何にもする気が起きなかったので、radikoで『アルコ&ピースD.C.GARAGE』『JUNK 爆笑問題カーボーイ』、Spotifyポッドキャスト小嶋陽菜のLightning Catapult』を聴きながら、読書をしていたけど、何度も寝落ちしてしまい、目が覚めて深夜何時かなって時計を見たら23時半ぐらいだった。これはもう疲れてるなって思ったので、読んだり聴いたり見たりするのは諦めて目を瞑って就寝モードへ。

 

2月12日
6時過ぎに起床して朝のルーティンを。普段はリモートワークがない日だけど、二月頭にした取材の原稿起こしとかそれにまつわるetcで作業時間を確保していたこともあり、六時間だけ出勤という形にしていた。
radikoで『佐倉綾音 論理×ロンリー』『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』を午前中の作業用BGMにしていた。8時からはTVerで『ラヴィット!』を入れるとちょうどいい。
「論理ロンリー」は先週のトム・ブラウンゲスト回の振り返り、佐倉さんもたのしかったみたい。ラジオイベントは昼と夜があり、夜はTBSラジオ『こねくと』の石山蓮華土屋礼央の木曜コンビがゲストということが発表された。正直、『こねくと』は聴いていないので、とりあえず昼の部が取れていてよかった。昼はゲストいないかもしれないし、誰か呼ぶかもしれないみたいなことを言っている。ソロでもいい気もするし、くるとしたら東京03の飯塚さんなんじゃないかな。僕としてはトム・ブラウンが来て破壊的なイベントになってもいいけど、多くの佐倉綾音ファンはそれを望まないだろうし。
「佐久間ANN0」はNOBROCKフェスの話や前日に3月末でANN0をやめると発表したあのちゃんについて、佐久間さんも言っていたけど、ある時期の菅田将暉同様にドラマや映画もやり、音楽もやって深夜の生放送のラジオやっていたのが異常だし、さらにあのちゃんはテレビのバラエティにも出ていたのでよくやったよと業界の人だからこそよりその大変さがわかる言い方をしていた。あと番組本の四冊目が出るという発表があって、表紙のイラストを描いているのが、この前読んだばかりの『外天楼』の石黒正数さんだった。
リモートワークは15時に終了して、6時間労働。15時半ぐらいに少し早めに家を出た。緑道沿いと246ぞいのスーパーの前でこの前ニコラでお会いしたご夫婦それぞれとばったりと会って、ご挨拶を。知り合いに町中で会うとなんだかうれしいし、心がほっこりする。
途中で代官山蔦屋書店に寄り道。人文思想系のエリアにみすず書房が今度出す書籍に関するコーナーができていて、マイメン・パン生地くんこと高畑鍬名著『Tシャツの日本史』が面だしで棚に置かれていた。代官山蔦屋書店はアート系のエリアもあるし、ファッション関連の雑誌も豊富だし、場所柄的にもファッション関係の人もよく来店するので、そういう人にも届くといいのだけど。

APPLE VINEGAR -Music Award- 2026 Opening Party
ASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文が2018年に立ち上げた新進気鋭のミュージシャンが発表したアルバムに贈られる作品賞、「APPLE VINEGAR -Music Award-」。
文学界での芥川賞を参考に、デビュー・アルバムに限らず、ミュージシャンがそのキャリア初期に発表した作品を評価する仕組みを作り、今後の作品制作をサポートする賞金を贈呈することで若手ミュージシャンを応援できれば、という思いを持ってスタートしました。
この度、2026年の第9回スタートにあたり、昨年の大賞受賞アーティスト、MONO NO AWAREとDos Monos(Band Set)の2組を迎えて初のイベント開催が決定!オープニングにGotch Bandも登場。第9回APPLE VINEGAR -Music Award- 2026のスタートをファンとともに祝福するスペシャルイベントをぜひお見逃しなく!

TaiTan だから、さっき荘子itが「俺もアジカンに精通してた」みたいなエピソードを挿入してましたけど、「お前はバンプだっただろ?」みたいな欺史が発動してますね。お互い中学の同級生で「俺はこっちで、お前はあっちな」みたいにやってたはずなのに、こっそり歴史を改ざんしたなって。僕は「アフターダーク」から音楽に入ったので、それが今に繋がってると思うと感慨もひとしおです。

―誰が一番のアジカン好きかアピールする場になってきましたね。

加藤 俺らはよく高校のとき、山の中腹にある倉庫で練習してたんですけどね。

玉置 俺もそう、図書室とかで。

荘子it 俺は『ギター・マガジン』に載ってたアジカンのインタビューで、オブリガードとかオクターブ奏法って言葉を初めて知った。

TaiTan いやお前ら、「ループ&ループ」のドラム演奏したことあるか?

加藤 俺、ギターソロ弾いたことある。

TaiTan いやいや、ドラムのオープンハイハットやれよ。

玉置 俺は「ブルートレイン」のドラム叩ける。

TaiTan それは嘘。「ブルートレイン」のドラムはマジでムズイから。俺は中高5年間ドラマーだったからわかるけど、あれだけは無理だ。

APPLE VINEGAR -Music Award- 2025 受賞者インタビュー MONO NO AWARE × Dos Monos

LIQUIDROOMで「APPLE VINEGAR -Music Award- 2026 Opening Party」というライブを。オープニングアクトとしてGotchさんがバンドで登場、演奏したのはソロで出している曲を四曲かな。ソロのライブを観たのはだいぶ前だったけど、サードアルバム『Lives By The Sea』の最後に収録されている同名曲はメンバーとセッションしながら演奏していてとてもよかった。アジカンとは違う音楽というのもよくわかる。
今回のメインであるMONO NO AWARE と Dos Monosは上記のインタビューで話していた対バンが形になったわけだし、玉置&TaiTanはポッドキャスト『奇奇怪怪』とTBSラジオ『脳盗』でコンビを組んでずっとやっている。その人気のすごさも感じる客層で多くの人が『奇奇怪怪』に関するグッズやTシャツを着ていた。やっぱり音声メディアから入った人はイベントとかにちゃんとくるし、金を払う。
Gotchさんがやり続けていること、そしてアジカンというバンドが与えた影響、インタビューに出ているそれぞれのバンドの四人がいかに自分がアジカン好きかみたいな話をしているのも微笑ましい。そして、ずっと活動をしているGotchさんがいて、誰かに影響を与えるような表現だからこそアジカンはいまだに支持されているし、信用されているんだと思う。
『奇奇怪怪』『脳盗』を去年から聴き出した新参者なのもあるし、MONO NO AWARE と Dos Monosのライブは今まで観たことがなかった。これがきっかけになればいいなと思って、いつもZAZENBOYSに一緒に行く友だちAを誘ってきたが、彼も二組の音源もほぼ聴いていない状態だった。

一組目はDos Monos。モードが変わってからのアルバムや曲はちょっとだけ聴いていた。バンドセットということもあり、サックスに松丸契がいるのも普通に考えたら激ヤバ。個人的には衝動的で破壊力のある没のラップはライブだとすごかったし、盛り上がった。荘子itは最初はギターを弾いたりしながら、後半は一気に駆け上がるタイプのラップをしていた、華がある。TaiTanは客層的にもラップを始めると客の盛り上がり方が早いし歓声が一番上がっていた。三人の中ではバランサーみたいな部分もあると思うが、早口のラップはカッコよかった。
MCでTaiTanが中学で同じクラスで隣の席だったのが荘子itで、今でも一緒にバンドをやっていて、大人になってから最初にできた友だちが(玉置)周啓くんって言っているのは感動的なエモーショナルな風景だった。
インタビューでもお互い答えているが、誰と一緒にバンドを、音楽をやるかが反映されているのが今回の「APPLE VINEGAR -Music Award- 2025」で受賞したアルバムになっていると答えている。そういう音楽や景色がそこには広がっていた。

二組目はMONO NO AWARE。四人組のバンドだけど、玉置の歌い方も独特だし、ギターポップバンドだけど、リズムが少し変態的というかおもしろい。ZAZENBOYSと対バンを前にしていたのもわかるというか、MCで玉置がフジファブが好きで影響を受けたというのもわかる。初期フジファブのあのリズムを継承しているし、好きだったんだろうなってわかる音が鳴っていた。
しなやかだけど芯が強いと感じさせる音楽、正統派ロックバンドのゴリゴリなサウンドではない、なんていうか音を楽しんでいて八丈島出身というのもあるのか、どこか島唄的なシャーマニズムぽさも感じる。歌が祈りであり祭りであるという太古から続くものが今に続いていて、それを彼ら四人の肉体を通して現在に慣らしているような。
二組が対照的かというとそうでもないと思ったのは、たぶん今メンバー同士の関係性ややっている音楽への向き合い方が近いし、方向性が違っても自分たちの表現に対するものは近いベクトルなんじゃないかな。僕はどちらも大好きだったし、最高にいい音楽だった。

前者はMCで荘子itが戦争ができる国にしたくないと言っていたし、今回の選挙の話をしていた。後者もMCで玉置がそれを受ける形で近いことを話していた。たしかにGotchさんの活動や発言はリベラル側に思えるし、実際にそういうシンボルのひとりだと思われているところがある。だからといって、政治的な思想とか考え方が近い彼らが受賞したわけでもない、ただアルバムの出来がよかったから。でも、それを作る過程でそれぞれのパーソナルな部分や思想や環境が反映されて表現がアウトプットされている。そういうものが届いているし、評価もされている。
ライブに来ていた人たちは彼らの音楽が好きだろうし、音声メディアのファンだろうから、そういう部分に共感したり、近いものを持っていると思う。だけど、荘子itがここにいるほとんどの人間は自民党には入れていない人たちが集まっていると思うというようなことを言っていたけど、たぶん入れてるやつはそこそこいたんじゃないかな。特に若い、彼らの音楽を聴いている人たちの方が自民党に票入れてる可能性が高い。
もう、それはどうしようもないんだなって思う。高校の同級生はradioheadが大好きでずっと聴いていたのに選挙でガーシーに投票したと聞いて、ああもう無理だなって思ったことがあったが、政治的な発言とか活動をしているバンドの音楽を聴いていようがそういうものは届かないし、関係ない人には関係がない。
Gotchさんのソロやさまざまな活動を応援している人とアジカンのファンは重なっている部分はあるけど、たぶん客層も違うし、思想も違う。ただ、ビッグバンドであるアジカンだからこそ届く人がいるし、知られている部分がある。そういうものだと思うようになったのはこの何年かだ。僕も荘子itが言うようなことはわかる気がするし、そうであったらいいなと思うが、この世界は思ったよりも複雑だし、なによりも創作が届いていてもその作り手の思想や考え方が届く人の方が少ないんじゃないかなって思う。

セットチェンジしている時に、伊賀大介さんと上出遼平さんがいらしたので、少しだけお話。上出さんは初めてお会いしたので挨拶しかできなかったけど、この二人は『奇奇怪怪』『脳盗』でも何度も名前も出ているし、団地のほうで出演もしているで来るんじゃないかなって思っていた。こういう場所に来て会えて話せるということがやっぱり大きい。

帰りに『奇奇怪怪』でも話していた、在庫が残っていてそろそろ消費期限が近づいているというポテチを一人に一個ずつ配っていたのでもらった。友だちAとは恵比寿駅周辺で別れて歩いて家に帰った。
行きはSpotifyポッドキャストで『奇奇怪怪』最新回を聴いていて、帰りは『視点倉庫』最新回とMONO NO AWAREの『東京』を何度かリピートしつつ。

MONO NO AWARE - 東京 @ BAYCAMP2020

 

2月13日
日付が変わってから寝た。『ハライチのターン!』を聴きながら。一度6時前に目が覚めた。もう少し寝ていたい、部屋が少し寒い。7時まで寝ることにして、『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』を少し聴いた。
目覚ましで7時に再び起床。一、二年前だったらライブで3時間近く立ちっぱなしで行き帰りも歩いていたら、翌朝はちょっと腰が痛くなったりしていたけど、このところはそういう痛みは出ない。ちゃんと寝ると回復している。派遣仕事でいつもではないけど、重いものを運んだりして、上半身の筋肉が前よりはついているし、動くようになったことで腰への負担とかが減っているのではないかと思う。実際、ライブとかでビールを飲んでいると血流がよくなって誤魔化していた腰の痛みがわかってしまうことがあったけど、最近はそれもない。だけど、タイルカーペットを剥がす作業とかを続けていればいずれ腰とかやっちゃうだろうなと思う作業もある。
8時過ぎてリモートワークの準備をしつつ、TVerで『ラヴィット!』をリアルタイム配信で流す。伊藤英明さんが前からそこまで期間をおかずにゲストで出演して、罰ゲームのビリビリ椅子に二度耐えていた。この人の不器用そうに見えて、なにか真剣だけど間違えているような、誠実そうでふざけている部分があるのは人間として魅力的だ。
午前中は請求書作ったり、事務的な作業をやっていた。あとはお昼にアップされる記事のチェックとかをしていたらあっという間にお昼になった。
近所のセブンイレブンに行って軽めのご飯を買おうと思って、おにぎりコーナーに行ったらえびマヨがいつもの三角形のノリのやつじゃなくなっていた。なんか米の量が明らかに減っている。せちがらい。

午後からはradikoで午前中に半分聴いていた『マヂカルラブリーオールナイトニッポン0』と『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』を。「ANN0」は月曜日からキタニタツヤ、火曜日があの、水曜日が佐久間宣行、木曜日がマヂカルラブリー、金曜日が三四郎というラインナップ。
あのちゃんが今年度でやめるので水曜日が空く。マヂラブはこの前横浜アリーナでラジオイベントをやっているので安泰、三四郎もこのまま15周年までは問題がなければ続くはず、佐久間さんもトークで仕事の流れでこの時間帯のほうがよさそう、キタニタツヤは聴いていないのでわからないがあのちゃんが辞めるのであればアーティストを残したいだろうからたぶんステイ、やっぱり火曜日以外は続くんだろうな。
「都築サクラバシ」はベトナム旅行話は終わっていて、他の曜日担当のDenが山添にケンカ打って失敗した話や、閉店する店の最後の日に一番乗りするというやつの話とか、彼が「ANN0」に来たらおもしろいかもって思ったけど、やっぱりラジオ大阪でやっているからこそのおもしろさがある。

59歳なのに思いっきり歩けるのは幸福なことだ。私は『あるこうまたあおう』最終話を予定どおりに脱稿させることが叶った。その最終話を書きながら、その執筆は時に魔界に墜ちるような様相も呈したのだけれども、ずっと、ずーっと真摯に向き合いながら、ああ東日本大震災からなんだか15年間ほぼずっと歩いているみたいだ、と感じた。そして、たぶん、それは事実なのだ。15年間歩いている。そして、いま、これが書けた。書き上がった。人に届けたい原稿が。この世界に届けたい原稿が。

時どき、世界に「ありがとう」と言いたい。
そんな気持ちになる。

古川日出男の現在地〉私は私を救済したものを、人を、出来事を忘れない 2026.01.24 – 2026.02.13 茨城・東京・埼玉・京都

古川さんのブログが更新されていた。『あるこうまたあおう』最終話が脱稿されたとのことでめでたい。来月の『群像』に掲載されるだろうから、買って読まねば。震災からずっと歩き続けていると書かれているが、20年の『ゼロエフ』の取材で福島県宮城県を一緒に歩かせてもらったことで、僕は歩くことが好きになったし、それまでとは違う世界が見えるようになったと思うし、「ありがとう」という気持ちがとてもわかる。と思う。蜷川さんほどの解像度や角度ではないけど、それでも歩いている。

『哀れなるものたち』で観客を魅了したヨルゴス・ランティモスが、再び誰も見たことのない痛快な傑作を生み出した!製作には、『ミッドサマー』のアリ・アスターと『パラサイト 半地下の家族』製作チームが名を連ね、この最強の布陣が、韓国の伝説的なカルト映画『地球を守れ!』(03)を、これ以上ないほど現代的なエンタメ作にパワーアップ。混沌とした時代を毒気たっぷりのユーモアで描き出す、まさに“今”こそ観たい一本が爆誕した。

物語の幕開けは、女性社長誘拐事件。被害者となるやり手のCEOを演じるのは、ランティモスとは5作目のタッグとなるオスカー俳優のエマ・ストーン。演技の限界を更新し続け、『ラ・ラ・ランド』『哀れなるものたち』でアカデミー賞🄬主演女優賞に2度輝き、誰もたどり着けない境地へと向かう最高峰の俳優だ。対する誘拐犯で陰謀論者のテディには、『シビル・ウォー アメリカ最後の日』の「どの種類のアメリカ人だ?」で観るものを震撼させ、『憐れみの3章』でもゴールデングローブ賞にノミネートされたジェシー・プレモンス。テディの言いなりかと思いきや前代未聞の展開の鍵を握ることになる従弟のドンには、オーディションでランティモスに発見され、これが映画初出演となる新たな才能エイダン・デルビス。

人気絶頂のカリスマ経営者として脚光を浴びるミシェル(エマ・ストーン)が誘拐された。犯人は、陰謀論に心酔するテディ(ジェシー・プレモンス)とドン(エイダン・デルビス)の2人組。ミシェルが地球を侵略しにきた宇宙人だと信じてやまない彼らの要求はただ一つ。「地球から手を引け」彼らの馬鹿げた要望を一蹴するミシェルだが、事態は思わぬ方向へと加速していき——。

ヨルゴス・ランティモス監督最新作『ブゴニア』公開初日、PARCO渋谷のホワイトシネクイントにて鑑賞。去年の12月に試写で観ているけど、映画館でも観たかったし、パンフも買いたかった。ポスターデザインとパンフのデザインは大島依提亜さんだった。やっぱりこういう作品はアートワークもちゃんといいものになっている。

映画の感想は一回観ているので、その時と感想はあまり変わらない。最後の方の展開で好き嫌いはわかれるんじゃないだろうか。僕はやっぱり前作『憐れみの3章』の三つ目の物語のラストの不条理さ、ブラックユーモアがひどくて爆笑してしまったけど、その系統にあると思うし、悲劇なのか喜劇なのか、そして何が真実で嘘なのか、ジェシー・プレモンス演じるテディの妄言に見える言動と彼が語る陰謀論の行く先を笑えるのかどうか。そして、この作品におけるそれらを飲み込んでしまう、成立させてしまうエマ・ストーン演じるミシェルの存在感。
エンドロールのところで多くの人が横たわっているシーンがいくつか出てくるか、あれがまさに神話的な絵に見える。何度もいうけど、ヨルゴス・ランティモス監督とA24は現代の神話を作ろうとして最後にぶち壊す。それはまだ人間を信じているからかもしれないし、諦めているからかもしれない。
二回目の鑑賞で思ったのは、個人的には圧倒的に『哀れなるものたち』がヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンコンビの作品で好きだけど、二番目は『憐れみの3章』だなって、この作品はおもしろいんだけど、たぶん、短い方がインパクトも増したし、アイロニーみたいなものももっと突き刺さったのでは?と思ったり、そう考えると『憐れみの3章』ってもっと評価されてもよかったのではないだろうか。

夕方に明日の派遣仕事の詳細が来た。半蔵門駅から歩いてすぐのところで、呼んでくれた会社も現場も見覚えがあって、スケジュールで検索したら11月末に行ったところだった。大きな建物だったけど、まだ工事終わってなかったのか。そして、その現場は定時までちゃんとやった気がする。明日は17時までたぶん仕事は終わらないし帰れない。もっとも残念なことは詳細に書かれていた仕事内容にタイルカーペット剥がしがあったこと、腰やられる。

 

2月14日
6時に起床して朝のルーティンをして、ちょっとだけ『JUNK バナナマンバナナムーンGOLD』を聴きながら出発の準備をする。

土曜日午前中の散歩のお供な『三四郎オールナイトニッポン0』を聴きながら渋谷へ向かう。昼間は13℃ぐらいと少し暖かいという予報もあったけど、6時台に歩いていても寒さは感じないし、手も手袋もなくても問題ない。
三四郎ANN0」は小宮さんの父ことトヨタの会長の殿堂入りの話から、先週のスペシャルウイークの二人についてのほぼダメ出し、それからラグジュアリー忍者というノリで話したことを気ままにフリートーク


半蔵門駅に7時半集合だったが、10分前にはもう一人も来たので早いけど歩いて数分のところの現場へ。前回来たのは11月末だったが、呼んでもらった前と同じ担当さんに聞いたらほとんど解体と修繕は終わっていた。前はトイレの解体をやるために養生をして、天井を落としていったものをガラ袋に入れたり掃除をしたりしていた。
今日はタイルカーペット剥がしと会社からは詳細が来ていたが、それはタイル業者の人がやってくれていて終わっているらしく、地下一階のトイレとシャワールームの解体の手元と清掃、そのフロアにためてあった解体ごみの搬出だった。
11時には2トントラックが来てごみ出しを僕らでしようと思ったら、トラックに二人乗ってきていてその人たちが、駐車場に出していた解体ごみをトラックに積んでくれた。ありがたい。あんまりトラックの人が全部積んでくれるという現場にはあまり入ったことがないので新鮮。
前回の昼休憩は監督さんのセキュリティカードで出入りしないといけないため、一回出てしまって何時何分戻ってきてくれたら開錠するということだったので、靖国神社の喫煙所でタバコを吸いながらラジオを聴いていた。今回は電話番号を教えてくれたので近くのセブンイレブンでご飯を買って帰ってきてからは5階の事務所でのんびり休むことができた。
今日初めて現場が一緒だった人は年齢でいうと一回りは上の人だが、深夜も働いているみたいで、この二日間ぐらいこの派遣仕事と夜の飲食を繰り返すというすごいスケジュールになっていてほとんど寝ていないと言っていた。午前中の30分休憩も昼の一時間休憩もほぼ寝ていた。
話しているとわかるのだけど、受動的なタイプの人なので自分からなにかをやろうという感じはない。だから、指示されるまで動かないし、考えないようにしているように見える。その人は派遣で12年と言っていたので、僕が班長というのはその人の性格をわかっている会社がそうしたのだろう。
派遣仕事を初めて一年ほどだけど、年齢も上でこの仕事も何年もしているけど、呼んでもらった会社の人の指示を聞かなかったり、やらなくていいことをやって怒られたり(もちろん危険だということもある)、言われなかったら動かない人はわりといる。ちゃんと指示できるような人は大人数の現場とかで班長とかをやっている。こういうところは年齢でもないし、たぶん経験もさほど関係がなくて、性格とかタイプによる。長年生きてきて自分のパターンみたいなものができあがっているから、良くも悪くももう変わることもない。
昼休憩終わってから、一時間ほどで解体屋さんが地下一階のトイレとシャワールームの解体作業が終わったので片付けて清掃をしたりして15時には作業が終了。定時は17時だったので早く上がれてよかった。

渋谷駅で降りて、帰る前にLABI渋谷店に寄っておもちゃコーナーを除いたが「白いガンダム」はなかった。先週も見たシャリア専用リック・ドムはまた入っていたが、隣に『∀ GUNDAM』に出てくる「ターンX」のプラモは入荷されていて置かれていた。定価でも7000円ぐらいだった。
さすがにこの価格帯だとただ二時間ぐらいプラモが作りたいだけな僕には荷が重いし、高い。二千円台だとちょうどいいけど、ストレス発散がてら作ってもいいかなというものはなかった。

帰りにスーパーに寄って惣菜を買う。すぐに湯船を溜めて仕事終わりのひとっ風呂。重いものをほとんど運んだりしていないけど、解体現場はどうしても埃だったり、ボードとかの粉が舞っているので体についてしまう。特に鼻の穴の中がそれらがたまって黒くなることがあるから、風呂に浸からないとそれが取れる気がしない。
道玄坂を歩いているときに明日の現場の詳細が来たが、人形町駅近くだった。先週の雪が降った日に呼んでもらった会社で、派遣は僕一人の解体現場だから解体ごみはさほど多くなくて、ごみ出しが済めば作業が早く終わる可能性が高い。
土日に派遣仕事を入れると少しでも定時よりも早く終わればなって思ってしまうのは、世間が休みなのに働いているというどこか損しているような気持ちになるからだろうし、少しでも短い時間でその日の日当がもらえるという当たりな現場なら、その日自分が働くことを選択したことも間違ってなかったなって思えるからかもしれない。職人さんたちも早めに帰りたいからわりと早く終わる現場が多いけど。

 “思い出の人”と再会する番組に呼ばれた一ノ瀬洋輔(松田龍平)は、高校時代の同級生で現在、人気女優として活躍する神林リカ(夏帆)と22年ぶりに再会。高校当時、リカからラブレターを受け取ったのに返事をしなかった洋輔は、番組MC(三四郎)からその理由を問われるが黙り込んでしまい…。その放送を見ていた清水としのり(大倉孝二)と南香澄(片山友希)が盛り上がる横で、室町圭(水澤紳吾)は怒りに震える。実は、かつて室町はリカに片思いしていたが、洋輔が“禁断の発明品”でリカの心を奪った…!? そんな中、洋輔はリカから連絡をもらい再び会うことに。旦那であるタカシ(中島歩)の行動が怪しいので素行調査をしてほしいということだった――!?

洗濯機を回して晩ご飯を食べてから、昨日放送された『探偵さん、リュック開いてますよ』最新回をTVerで。ゲストは夏帆さん、三四郎の二人も冒頭の再会番組みたいなバラエティの司会という感じで出演しているが、ラジオではまったく触れていなかった。
神林から連絡をもらった一ノ瀬が、彼女の旦那の相談をされる流れで二人が歩いているのが関内とか横浜のエリアでKAATに行くときに見たことある場所だなって思いながら見ていた。
神林の夫のタカシが中島歩さんなのもいい配役だし、松田龍平夏帆の二人のやりとりもほどよい距離感なのが伝わってくる。一ノ瀬はあることを隠していたので後ろめたい気持ちもがあるが、それを見抜いている神林という関係性と距離。上旬の日記のメイン画像は今月号の『新潮』にしたのは『夏帆とモーターサイクルの男、そしてスカーレット・ヨハンソン』を読んだからなのだけど、最後に同じ名前である夏帆さんが出ているドラマという結びというのは自分の中では繋がっているというか韻を踏むような気持ちだったりもする。

今回はこの曲でおわかれです。
電光石火 - SUSHIBOYS(Official Music Video)