Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

Spiral Fiction Note’s 日記(2026年3月16日〜2026年3月31日)

3月上旬の日記(2026年3月1日から3月15日分)


3月16日
日付が変わってから上旬の日記をはてブに、半年前の日記をnoteにアップして寝る。


6時に起床して朝のルーティンを。可燃ごみを集積所に出すついでにセブンイレブンにホットコーヒーと朝食用のパンを買いに家を出てみると路面が濡れていた。寝る頃に雨の音はしていなかったので深夜に降ったみたい。おかげで空気が澄んでいた。
ホットコーヒーを飲みながら朝食のパンを食べてから、少し早めにリモートワーク用のPCを開く。昼からウェブサイト用のインタビューのため外出するのでタイムカード切る前にちょこちょこ作業を進めておきたかった。
自分のMacBook Airで作業用BGMを流そうと思ったが、昨日のラジオは聴き終えていたので、Spotifyのポッドキャスト『BAD PHARMACY』の続きを流した。

今日は2026年(第98回)アカデミー賞授賞式があり、我が家の環境ではリアルタイムで見れなかったので、新TwitterことXで速報を見ながらという状況で作業をしていた。個人的には主演男優賞は『ワン・バトル・アフター・アナザー』のレオナルド・ディカプリオも素晴らしかったけど、この先映画界を引っ張っていく若き才能であり『マーティ・シュプリーム』で最低だけど最高なマーティを演じたティモシー・シャラメに取ってほしいと思っていた。終盤で主演男優賞が発表となり、『罪人たち』のマイケル・B・ジョーダンが受賞した。こちらもおもしろい作品だったし、マイケルは一人二役だったのでより評価が高かったのも頷ける。
ディカプリオもティモシーも残念だが、どちらの作品も後世に残ると思うし、『ワン・バトル・アフター・アナザー』のポール・トーマス・アンダーソン監督は初めての監督賞を取ったりしたし、最多の6部門受賞となった。『マーティ・シュプリーム』は残念ながら無冠だった。

9時前にはタイムカードを切って作業をしていたが、12時過ぎてから家を出て渋谷へ向かった。今日のインタビューさせてもらう会社が新宿区で近い駅が飯田橋駅だった。一本ではいけないけど、乗り換えるのもめんどくさいので九段下駅まで半蔵門線に乗ってそこから20分ほど歩くルートにした。
余裕を持って家を出たので、渋谷駅から乗って半蔵門駅で降りて、そこから歩いた。14時からインタビューだったけど、13時30分前には着いてしまったので近くをブラブラしながら時間を潰した。行き帰りで『BAD PHARMACY』を聴いていたので、最近聴き始めたけど、去年の配信回は聴き終わって2026年に入ってきたのでもう少しで最新回に追いつく。
インタビューは話も盛り上がって、先方もたのしんでくださったみたいで最初に送っていた質問事項とはちょっとズレたり、遠回りしながら、関係ないようなことから本筋について向かっていくような流れになった。一時間ほどの予定だったが一時間半ぐらいしっかりとお話も聞かせてもらえたのでありがたかった。
帰りも同様に半蔵門駅まで歩いてから渋谷駅、そこから歩きながら帰宅。そのあとリモートワークの作業に戻って残りをやった。初めてどこかに行くことと、初めて会う人とそこそこ長い時間話をする(インタビューする)のは精神的にけっこう疲れる。だけど、そういうのってあまり伝わらない。

夕方すぎに『83 Lightning Catapult』最新回がアップされていた。「三四郎ANN0」でTOYOTA会長が生放送に電話出演して、翌週にはスポンサーになった話も相田さんと酒井さんがしていた。車好きな酒井さんがその展開にすごく驚いていて、相田さんとの温度差があるのもおもしろかった。
明日は派遣仕事を入れていたけど、午前中に土日での作業での筋肉痛というより、筋とかの痛みが多少残っているのでシフトを外した。明日はリモートワークはいつもなら休みだったけど出勤にさせてもらって、代わりに水曜日を休んで派遣を入れることにした。こういう感じでスケジュールに融通を利かせていかないと無理して体を壊したりするとリカバリーがすぐに効かない年齢になっているので、無理はしない。

 

3月17日
7時前に起床してペットボトルの回収日なので集積所に出してから朝のルーティンをして、radikoで『空気階段の踊り場』を聴きながら掃除とか諸々。リモートワーク用のPCを立ち上げて作業を開始、TVerで『ラヴィット!』のリアルタイム配信を作業用BGMに。今日は「安村&トキが初タッグ!ヤストキパーク」という内容だったけど、こういうくだらないゲームみたいなノリが一番落ち着く。

「マーク・フィッシャーはまた、ジャック・デリダの憑在論という言葉を引用して、かつて存在した未来、あるいは存在したかもしれない未来が、現在の文化に幽霊のように取り憑いている状態こそが現代であると指摘してます。特定の過去を参照しようとすると、その過去がさらに参照していた過去に取り込まれて、時間のループの中に閉じ込められたような感覚になっていく。でも、きっとそこには一次ソースがあり、それはおそらくポップカルチャーが生まれた1950年代なんです。ロックンロールが誕生したのも、消費者としてのティーンエイジャーという概念が誕生したのも、その後も参照され続けているチャールズ&レイ・イームズ、ル・コルビュジエ、ブルータリズムのごく初期などのデザインや建築が生まれたも、全部50年代でした。その後、ベトナム戦争があって、不況がやってきて、そこにレーガンが登場して『50年代の良かった頃に戻ろう』と言いました。『Make America Great Again』も、もともとはレーガンの言葉です。だから、現在のアメリカ人は50年代のフォトコピー(複写)の中に生きているようなものなんです。80年代にはまだそこに現実味がありました。なぜなら、それは最初のフォトコピーだったので輪郭も色もまだそこまでボヤけてなかった。でも、2010年代になると、僕たちは50年代のフォトコピーだった80年代のさらに劣化したフォトコピーしか手にすることができませんでした。そして2020年代の現在、アメリカンドリームの効力はますます現実味を失っています」

――(『マーティ・シュプリーム』の音楽を担当している)ダニエル・ロパティンが、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーの音楽で表現していることにも通じる話ですね。

ジョシュ「そうですね。僕らはフォトコピーのフォトコピーの時代に生きていて、そこでは資本主義も、アメリカンドリームも、本来の意味や目的が失われています。『マーティ・シュプリーム』では、ダニエル(・ロパティン)による80年代風の音楽が亡霊のように劇中を彷徨ってます。ダニエルの音楽や、そこで使用した80年代のポップソングは、いわば未来からの『これが彼がかつて望んだ未来だ。でも、実際に彼が手に入れた未来はこれじゃなかった』という声なんです。僕たちはいつか夢を諦めますが、夢はそこで死んで消えるのではなく、亡霊のように残りの人生においても僕たちを追いかけてきます。この作品は、そのような感覚に全編が取り憑かれているのです」

生や死の先にある“無限の時間”を追い求めるジョシュ・サフディ監督。『マーティ・シュプリーム』までの道、ティモシーと弟ベニーについて【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】

リモートワークを開始する前に新TwitterことXで宇野さんのポストで知ったこのジョシュ・サフディ監督へのインタビュー記事を読んだ。マーク・フィッシャーの憑在論を引用した「かつて存在した未来、あるいは存在したかもしれない未来が、現在の文化に幽霊のように取り憑いている状態こそが現代である」というのは日本のシティ・ポップの世界的な再評価や『ストレンジャー・シングス』をはじめとするネット以前の世界を描く作品のヒットを読み解く際にわかりやすい。
僕は装幀とタイトルに惹かれて、新刊で出たばかりの『わが人生の幽霊たち――うつ病、憑在論、失われた未来』を読んでから、彼の著作は買って読んでいるので、監督が話していることもわかるし、幽霊や亡霊というキーワードみたいなものはずっと考えている。「平成」自体が「昭和」の幽霊や亡霊であり、「令和」はさらにその幽霊というイメージがある。たぶん、戦後以降で戻れるなら1980年代、インターネットが出現して一般化する前の世界が思い描いていた未来には現在はなれなかった。いろんな筋道や可能性があり、そのありえたかもしれなかった未来を2026年の現在に生きる僕たちは夢見てしまう。それはメタバースやマルチバースという可能世界みたいなものが謳われたことの軸にもあったのだと考えると、ある時期にマルチバースものが一気にエンタメ作品に出てきたのは、人々の無意識の表れだったのかもしれない。
インタビューでは「フォトコピー(複写)のフォトコピー(複写)」というワードが出てきているが、コピーのコピーというと三島由紀夫の体現した美が、欧米の伝統美の模倣ではなく、植民地的な建築様式のような模倣を模倣する構造だと大塚英志さんが書いているのを思い出す。マーク・フィッシャーも三島由紀夫も自殺したという共通点もある。三島は自決だが、最終的には自ら命を絶っている。


お昼前に松陰人社駅すぐの「GOODFEELING COFFEE」というお店で友だちSとお茶をしながら一時間ほど世間話。二ヶ月ぶりぐらいに会ったのだけど、その期間に色々とあったと話してくれたが、とりあえず元気そうだったのでよかった。

その帰りに池尻大橋のオオゼキに行ったついでにあおい書店で速水健朗さんの新刊『機械ぎらい』を購入。この新書の担当編集者さんが企画を通してくれた対談原稿が諸々と確認とOKが出たのでもうちょっとしたら公開になるという連絡があってホッとした。

夕方過ぎまでWチェックしないといけない文章とかを読んでいた。そのあとは月曜日にしたインタビューを原稿にする作業を進めた。Spotifyのポッドキャスト『DJ松永 Lightning Catapult』『あのと粗品の電電電話』がアップされたのでBGMに。
朝に『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』がアップされていたけど、今日のゲストは株式会社Luupの代表取締役CEOの人だった。個人的にLuupは嫌い。歩いていても危ないと感じることが多いし、交通ルール守ってる奴の方が少ないので早く駆逐されてほしい。海外でも事故とかもあって大抵禁止とかサービスが消えているという時点で、乗っている人大丈夫かと疑ってしまう。ということで久しぶりに聴かずに再生済みにしてしまった。
「松永ライカタ」はスピの話から四千頭身の都築と一緒に旅行に行ってもいいかなという話をしていて、これは多分実現しそう。「あの粗品」は粗品があのちゃんと音楽のほうで一緒にライブとかをしたいって話をしていたけど、今年は「ケロロ」の映画の主題歌を二人がやっているが、あのちゃんとしてはもっと早く言ってくれないと難しいと言っていた。あのちゃんクラスだとリリースやライブも一年とかじゃなく、二年とか先まで決まっているんだろうなっていうのは想像に難くない。

今日と明日のリモートワークと派遣仕事を入れ替えたのだけど、明日の派遣仕事はいつも通りな学芸大学駅集合で、人数も僕が行った中では一番多いのでまたデスクとか重いものを運ぶのだろう。あとうちの派遣スタッフからそこが人気がないからか、平日だからかうちは僕ともう一人の二人で残りはほかの派遣会社の人たちだった。
この場合はもうハズレ中のハズレなのは決定。定時の17時まで終わらないし、力仕事で重いものを運ばないといけないが、別の派遣会社の人たちは今まで何度か一緒に仕事をしているが、仕事をちゃんとしないというかやる気がなかったり、協調性がなかったり、ちょっと難がある人が来る可能性が高いので行く前から憂鬱になってしまう。もう明日は最悪だという気持ちのモードで行ってできるだけ穏便に終わってまだマシだったなと思えるのが今のところ考えられるベスト。

My New Band Believe - Love Story (Official Video) 

 

3月18日
5時半前に目が覚めた。6時に目覚ましをセットしていたので諦めて起きることにして、朝のルーティンをしてからTVerで『永野&くるまのひっかかりニーチェ』を流しながら出発の準備。6時半前に家を出る。寒くはないが暑くもない、曇っているが風は吹いていなかった。

行き帰りのBGMはradikoで『星野源のオールナイトニッポン』を。ラスト三回。星野さんにいろんな質問が来ていたが、スタッフからのメールも来ていたりして、それに答える際にはわりと真面目な感じになっていた。
放送作家の人からお悩みに関しては、自分がやりたいことだったり、誰かに見つけてもらいたくても、思ったようなことにはならないから自分でやりたいことを企画書を書いて出したりして、少しでも可能性を近づけたり行動してきたと言われていた。
誰かに見つけてもらいたいと思っても、その相手が自分に求めるものが自分の行きたい方向とも限らない。だから、自分のやりたいことは自分で方向性を作っておく、プレゼンしてやっていくしかないという星野さんの話はグッときた。
集合する学芸大学までは片道で歩いて40分ほどなので、行き帰りと昼休憩の時で二時間ほどなので聴き終わる形になった。


駅で集合して、今日は五人。一人は何度も一緒の現場になっている人だし、仕事もできるから頼もしいのだけど、あと三人ははじめて、というかうちの派遣がいなかったらしく、ほかの派遣からのヘルプ。まあ、そういうことはたまにあるけど、いろいろと問題があったりもする。
屋上に移動させていた椅子を階段でバケツリレー的に運んだり、この前三階から二階に下ろした段ボールの中をデスクとかチェストとか大きな棚に入れたりとか、最初はちょっと移動させるのでちょいとしんどかったけど、あとはそこまでもなかった。結局、定時の17時ぎりぎりまで。ずっと作業をしてるし、早く帰れるわけでもないのでお得感はまったくない。

帰る前に世田谷公園近くのサミットに寄って晩ご飯のおかずを買う、といういつものこの現場の流れ。すぐに熱めの湯船に浸かって疲れをとる。もう、体を使ったら風呂に入らないとダメだ。めちゃくちゃ重いものを運んだりしてなくても、階段で椅子とかを運ぶだけでも足腰にダメージはきている。洗濯機を回しながら晩ご飯を食べながら、『ラヴィット!』を見ていた。

【全世界初解禁!】待望の最新作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』予告編 <7月31日(金)日米同時公開決定!>


ついに公開日も決定していて、予告編が公開になった。ということで7月31日は休むしかない、仕事は入れない。リモートワークも有休があれば使うし、なくても絶対に休むと決めた。
風呂から上がってのんびりしていたら、疲れが出てきたのか眠くなってきた。読者やライティング作業をしようと思ったけど、諦めて早めに寝ることにした。22時前には布団に入って目を瞑る。体が疲れているのがすごくわかる。

3月19日
早めに寝たので一度日付が変わったぐらいに目が覚める。疲れはさすがに取れていない。TVerで若林さんの代役として南海キャンディーズの山里さんがMCをしていて、ゲストがキングコングな『あちこちオードリー』最新回を流しながらまた眠る。
5時に目覚ましをかけていたので、一度起きて可燃ごみを集積所に持っていく。午前中は雨っぽい予報だったが雨はまだ降っていなかった。肩甲骨とか上半身が筋肉痛なのか、なんとなくダルいので6時半ぐらいまで二度寝。
起きてから近所のセブンイレブンへ。ホットコーヒーを買おうと思ったら、いつも飲んでいるボスのペットボトルのコーヒーにミルクラテが出ているのでそちらと朝食用のパンを買う。花粉がすごく待っているのか、帰り道で何度もくしゃみをしてしまった。

昨日、聴けなかった『あののオールナイトニッポン0』をリモートワーク開始まで聴く。あのちゃんが花粉とかアレルギーのため鼻詰まりとか頭痛があったみたいで全身麻酔してからの鼻の奥とかの手術なのかな、前にDJ松永もしていたようなことをしてから、生放送にやってきていた。
最初は少しふざけてるのかな、みたいな話し方だったが、手術して一日入院した方がいい状態なのに、手術した先生に仕事があるのでと話してOKしてもらったらしい。この日は熊プロとジャンボの二人がもともとゲストだったため、なんとかなったけど、笑ったりすると鼻の奥の方から血が出てしまうというすごい状態だった。二人はもっといろいろと番組が終わることもあり、話したかったみたいだけど、これはこれで「あのANN0」らしい。

8時ぐらいからはタイムカードを切らずに一時間ほど昨日休みだったリモートワークの連絡事項とかを確認したり、軽く作業をしながら『ラヴィット!』を流していた。明日が春分の日で祝日、会社も休みで三連休なので今日中にいろいろとやっておかないといけないこともあった。確認関係とか諸々。
『ラヴィット!』あとにradikoで昨日の『佐倉綾音 論理×ロンリー』を作業用BGMで流し始めたら佐倉さんは花粉のアレルギーがひどすぎてお休みになって、石川蓮華さんが助っ人で登場していた。となると今回はすぐに聴かなくてもいいかなって気持ちになったので、『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』のほうを聴き始めた。明日から公開の『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の話もあったり、『ゴッドタン』でのカカロニの栗谷の借金が1000万円できた話の放送の裏話なんかを。

昼休憩になってから、Spotifyのポッドキャスト『奇奇怪怪』最新回を聴きながら、代官山蔦屋書店へ。「盗」のイベントのこと、今までラジオやポッドキャストを聴いてくれた人たち以外に広がっていることについて、ラジオのうちうちになっていくことよりは、「祭り」感を求めているというTaiTanの話もわかる。同時にリスナーの立場からしたら、閉じられている方が好きだったという意見とかそうなっている人もいるだろうなというのもわかる。
どんどん新しいフェーズに入っていけば、初期にいた人はどんどん消えて、それ以上の多くの新規の人が入ってきてメジャー化や一般化していくものなんだろう。どちらを取ろうともそれをやっている人、この場合はTaiTanを中心とした人たちがどちらに向くかだし、なにを選ぶか次第なので、外野が文句を言っても仕方ないし、さびしいとか自分達の方向に向いていないと思うのならそっと離れるしかない。

「ネットの向こう側」の不道徳な領域を描き出すポスト・トゥルース時代のノンフィクション!

★反響を呼んだ著者デビュー作に、25000字超の増補を加えた完全版!★

本書ではアメリカ西海岸文化から生まれたインターネットの思想的背景を振り返りながら、
ダークウェブに現れたサイトや人物、そこで起きたドラマの数々を追う。
「自由」という理念が「オルタナ右翼」を筆頭とした反動的なイデオロギーと結びつき、
遂には「近代」という枠組みすら逸脱しようとするさまを描き出す。

今日発売なので、たぶん人文書のコーナーにあるだろうなって思ったら、木澤佐登志著『完全版 ダークウェブ・アンダーグラウンド 社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち』が新刊のところの棚に面出しして置かれていたので購入。
2019年に刊行された際に読んでいるけど、7年後の現在に完全版としてどういう部分が追加されているのかがすごく気になった一冊。マーク・フィッシャーとかを知って読むようになって、こういう書籍も興味をもつようになった。

リモートワークが終わってからすぐに湯船に浸かる。どうも肩甲骨あたりの痛みというかダルさが残ってしまう。あと先週上唇の真ん中あたりにできた口唇ヘルペスが潰れたものがほぼ治ったと思ったら、昨日ぐらいから今度は下唇の真ん中より少し左側に新しい口唇ヘルペスができてしまった。今膨らんでいる。もう少ししたら潰れると思う。そうするとまた治るのに一週間ぐらいかかる。
僕はストレスがたまってくると口唇ヘルペスができやすい。なんとなくだが、学芸大学駅近くの現場に行く回数が増えているのが一つは原因になっている気がしている、ストレスの悪循環 in 皮膚。

午前中には聴かなかった『佐倉綾音 論理×ロンリー』の佐倉さんの代理の石山蓮華さんとアシスタントとして安住紳一郎さんによる放送回を。
「あのANN0」でもあのちゃんは鼻とか喉の手術をしたけど、生放送残り三回だしゲストも決まっていたので出演していたが、佐倉さんは花粉症に伴う声帯炎による喉の不調のためにお休みということで、声優だから喉の状態が一番大事なのもごもっとも。
代わりに石山さんというのも付き合いがあるのからわからなくもないが、佐倉さんが大好きだと公言している安住さんがアシスタントというのも助っ人として強力すぎる。
安住さんの大ファンの佐倉さんは嫉妬するだろうし、今後にもつながるよい展開だ。安住さんが石山さんに佐倉さんとアンジェリーナ1/3(アンジー)の三人の関係はどうなの?って聞いていて、放送を聴いていると仲はよさそうだし、この三人がTBSラジオの新世代という感じもあるのかな。「JUNK」はおじさんしかいないから対照的でもある。

21時の少し前から22日朝8時からグランドシネマサンシャイン池袋で上映の『プロジェクト・ヘイル・メアリー』IMAXのチケットを取ろうと待機。時間になったのでいざ、とクリックしたら混み合っていますと出てエラーに。何度も繰り返して一分ほど経ってから繋がった。まだ、幸いにもちょっとだけ高いプレミアムクラスの端っこが残っていたのですぐに押さえて支払いまで行けた。危なかった。
誕生日に映画を観るというのは毎年たいていやっているのだけど、今年はかなり観たい作品(初見)で、しかもIMAXラージで観たかったのでチケットが取れなかったら最悪だった。そのために三連休のうち最初の金土は派遣仕事を入れていたので、報われる気持ち。

 

3月20日
5時半の目覚ましで起床。朝のルーティンをしてから6時過ぎには家を出る。派遣仕事の集合場所が7時30分に日比谷線築地駅だったので、一本で行けるルートとしてradikoで『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』を聴きながら中目黒駅に向かう。
火曜日の「松永ライカタ」で松永が都築となら一緒に旅行とか、DJ教えてもいいよ、みたいなことに対して言及していた。松永がこの番組のリスナーでもあるので、パーソナリティーとしては自分が上だみたいなことを言っていて、それが都築っぽくてよかった。


雨は地上出口に出た時からちょっとずつ降っていた。築地に来たのは久しぶりだったが、少し早めに着いたので二番出口から歩いてすぐの信号を渡った現場を見にいく。建物がない。27年完成予定でまだ地下をかなり深く掘っている状態みたいだった。こういう現場は一度くらいしか来たことがなくて、その時はハツリの手伝いで耳栓をしないと耳がやられるようなしんどいところだった。今日呼んでくれた会社ははじめてだったのでなにをするのかわからないという不安。
30分に前に二回ほど一緒の現場になった人と合流して、現場のフェンスの中に入って、呼んでくれた会社の人たちと合流して朝礼、そのあと新規入場の書類とかを書く。
僕らは吊り上げ機で先やり防水の作業で使う防水シートとか必要なものを上と下にわかれて下ろすのを最初にやった。僕は地下20メートルの土台となる部分はできているところに降りてそれを受け取るというのをしていた。
雨が強くなってきたので、一旦作業中止。職人さんたちは防水剤をつける作業を続けたいがそれが雨で流れたり、ズレるので待ちということになった。早めに休憩したけど、雨は止まなかったので11時には早めに昼休憩。
12時半までと言われたので小雨の中、歩いて東銀座駅方面にまっすぐ歩いて行った。歌舞伎座が見えたりして、場所が把握できた。銀座も近いし、どこか本屋に行って時間を潰したいと思ったので、GINZA SIXなら蔦屋書店が入っているので向かった。
昼休憩の途中で「都築サクラバシ」は聴き終えたので、『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』をお供に。GINZA SIXは観光客とかでお客さんもけっこういたが、特に欲しい本は見つからなかった。トイレとかを済まして12時前には現場の詰所に戻って、ローソンで買ったサンドウィッチを食べた。
雨は止まなかったけど、明日までに終わらせないといけないらしく、小雨の中、防水シートとかを壁に貼っていく作業をする職人さんたちに言われたシートを運ぶなどの手伝いをしていた。
15時過ぎの小休憩の時に明日の現場もここで、もう一人もここだということがわかった。親方みたいな職人さんが雰囲気のいいおじさんで、僕ら自体も作業はキツくないし、いい雰囲気なので明日も一緒でちょっとホッとした。16時半前には片付けて作業終了。明日も作業は引き続きなので気はかなり楽。

築地駅ではなく、東銀座駅まで歩いて日比谷線に乗って中目黒駅まで。帰るときには『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』を聴きながら。冒頭すぎに裏番組の『ナインティナインのオールナイトニッポン』から岡村さんが小木さんに生電話をしてくるという、久しぶりのクロスオーバーというか、生放送の二番組が繋がるという展開。
「旅猿」で小木さんが岡村さんと東野さんとロケした時にれんこんチップスをもらって、ラジオに持っていこうという約束をしたらしく、それを確かめに電話してきたという流れ。そこから20分か30分近くおぎやはぎとナインティナインの四人が電話でやりとりをしていた。たまにはいいよって思うし、生放送ならではのラジオになっていた。


歩いて帰っている途中の目黒川が桜の時期だから川沿いにちょうちんが設置されて点灯されていた。雨が止んで気温が上がればすぐにでも桜は咲くんだろう。咲いたら咲いたで土日は目黒川沿いは人で溢れるので、桜が咲いていないけどちょうちんの灯りが川面にうつっている今の方が風情があるかもしれない。
スーパーに寄ってから帰宅して、すぐに湯船に浸かる。重いものを運んだりとかしんどい作業はしていないけど、ずっと雨に濡れているような感じだったので体が冷えていたので、熱めの風呂であたためて生き返ったような気持ちに。風呂がいちばんリラックスできる。

映画衣装のリアルとストリートの嘘、Tシャツで読み解く日本人のファッション 伊賀大介×高畑鍬名 

18時にスタイリストの伊賀大介さんとマイメン・パン生地くんこと高畑鍬名さんの対談を構成した記事がアップされた。
Tシャツのことから伊賀さんが最初に映画で衣装として関わった『ジョゼと虎と魚たち』をはじめとし、映画の衣装をやることについてなど、ファッション、映像に興味ある人はぜひ! 文字数も一万文字以上とボリュームもあるが、かなりおもしろい内容だと思うのでいろんな人に読んでほしい。

ご飯を食べてから、『トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画』ep.230「1ヶ月ぶりの収録、荒れる計画」を聴く。前の二回はオズワルドとのコラボ企画だったので、久しぶりのトム・ブラウンの通常回。
ライティング作業できる状態ではない、というか思ったよりも疲れていた。速水さんの『機械ぎらい』読んでいたら寝落ちしてしまった。

ぷにぷに電機 × Kan Sano × Shin Sakiura『学芸大前』OfficialMV 

 

3月21日
6時前に起床して朝のルーティンをしてちょっとだけゆっくり。6時半過ぎに家を出て中目黒駅に向かう。

土曜日の朝の散歩&ウォークのお供の定番、『三四郎のオールナイトニッポン0』を聴きながら。先週が「日本アカデミー賞」特番でお休みだったので、休みを挟んでの小宮さんのテンション高め。「ANN」二部だけど、一部よりもネット局が増えたらどうなるんだみたいなトークを展開。一部には上がりたいとかはもう思っていないんだろう、でも、二部では続けたいという気持ちは感じられる。
築地駅ではなく、東銀座駅で降りて直接現場前に。昨日一緒だった派遣の仕事仲間とは駅集合ではなく現場前に7時45分に集まろうと話していた。お互い遅れずにその時間に集合して中へ入って、職人さんたちが来るのをタバコを吸いながら待った。


昨日と同じ現場で、作業もその続き。親方が土曜日に終わらせないといけないと昨日から言っていたのだけど、この現場は日曜日は工事全体が休みだからだったらしい。今日は僕らを呼んでくれた会社の人たちと僕たち二人で六人、他の作業をしている人も数人で、あとは監督という少ない人数だった。
朝礼の時に昨日はしなかったラジオ体操がいきなり始まった。覚えていないけど、なんとなく音に合わせて体が動いた。終わりの職人さんたちもやっていたが、なんか微妙にみんなリズムとか動きが違う気がして、正しいのはどれかわからない、でも、体を作業の準備として動かとけってことだろう。
昨日は地下20メートルぐらい下だと思ったけど、鉄製の臨時の作業用の階段を降りて一番下まで行って見上げると、30か40メートルぐらいはありそうだった。下のエリアの防水シートを設置していくのだけど、早く終わりそうな流れではあった。
昼休憩は昨日同様にGINZA SIXに足を伸ばした。現場の前の道をまっすぐ進むと銀座和光と歌舞伎座がある。観光客がかなり多い。現場も築地市場近くなので日本人よりも観光客の方が明らかに多かった。コンビニとかも海外の人ばっかりで、観光地って感じで賑わっていた。


GINZA SIXの蔦屋書店をうろうろしていたら、『三好達治詩集』が目に入った。せっかく本屋に二日連続来たし、建築仕事をしている日に銀座で詩集を買うのも一興かなと思った。三好達治の名前は知っているけど、詩を読んだことがなかったのでなにかの縁かなって。
昼休みが終わってから、残りの部分の先やり防水作業をして、片付けをしていたら16時を少しすぎて終了。親方たち職人さんたちが言うには、昨日雨降って作業が止まっていなかったから、今日は昼過ぎには終わっていたのになって。昨日はほかの業者さんがスタイルを貼ったりとか作業できるエリアが進みにくかったりとかあったので仕方ない。

日比谷線で中目黒駅まで帰る。駅を出たら人がすごく多くて、警備員みたいな人がアナウンスをしていた。まだ桜は開花していないが、目黒川沿いに桜が咲くシーズンになると多くの人がやってくるので、その対応だったみたい。昨日同様に、池尻大橋方面に向かう時に見た目黒川沿いはまだ全然桜は咲いていなかった。
帰ってからすぐに湯船に浸かって、洗濯機を回す。今日の作業中にまだ土台とか剥き出しの鉄骨とか鉄の棒とかがむきだしになっているところでものを運んだりとかしていたので、ズボンの膝のところは破けて、肉が切れて血が出ていた。あと股の下も鉄骨を越えようとした際にひっかけて破れてしまった。解体ごみとか出す際にはそこまで破れたりしないけど、建築のまだ最初のころとかのところは金属系のちょっとするどい箇所とかに衣服が引っかかって破れたりすることがある。まあ、しょうがない。血が出た部分もそこまでひどくないからよかった。でも、破れた部分はどんどん広がっていくから何度か選択して現場に行ったら使い物にならなくなる。

【全員集合】久しぶりの1時間トークSP!&脱退ドッキリで大号泣(みりちゃむ・福留光帆・森脇梨々夏・風吹ケイ・立野沙紀・二瓶有加) 


晩ご飯を食べてから、『NOBROCK TV』の「DRAW♡ME」の六人が集合した配信を見る。ほんとうに仲良くなったのもわかるし、今後も彼女たちの活動は続く。でも、こういう時にもどっきりをしないといけないというのは佐久間さんのバラエティ脳というかお笑いを絡めないといけないという病気にも見えてくる。
オーディション番組ではないけど、それぞれがこの配信で出てきて、売れていくハネるのを見ているというドキュメンタリーの延長線にあるからこそ、見守っているユーザーが多いし、応援したいと思わせている。そういう意味ではアイドルのこの二十年ぐらいのアップデートの一つの形にはなっていると思う。

 

3月22日
6時に起床。昨日も疲れてしまっていて22時前には眠った。途中一度目が覚めた。日付が変わって誕生日になっていた。44歳、四十代前半最後の一年、来年45歳になれば、四十代後半のアラフィフに突入。深夜に目が覚めてトイレにということは加齢とともに増えてはきているけど、体力がなくなっているから六時間とか七時間ぶっ通しで眠ることができなくなっている。
朝のルーティンをしてから、家を出て副都心線渋谷駅へ向かう。朝一の道玄坂は連休の中日が終わった朝にしては歩道を歩いている人はそこまで多くなく、少しだけごみ袋が散乱していてカラスが舞っていた。いつもの光景の穏やかなバージョンみたいな道玄坂。池袋駅まで一本。何度来ても迷ってしまう池袋地下の迷宮をサンシャイン通り出口を目指す。そこまで迷わずに到着したら7時半でちょうどグランドシネマサンシャイン池袋がオープンになる時間で待たずに中に入れた。

行き帰りのBGMはradikoで『脳盗』と『オードリーのオールナイトニッポン』をお供に。『脳盗』は柴田聡子さんがゲスト回。柴田さんってトークしている感じはわりと明るいし、大ヒット曲が好きだとか、曲のイメージとは印象がいい意味で違う人だった。TaiTanと玉置コンビが彼女のミュージシャンとしての才能を評価しているから、失礼のないというか、ちゃんとしたラジオ番組になっていて、いつものゆるさとか慣れている感じがないのも新鮮だった。
「オードリーANN」は春日さんが家族でいちご狩りに行った話。ケチというか、倹約家、無駄遣いしたくない人というのは前からわかっているけど、話をいつも聞いて思うのは、スーパーでいちごのパックを買ったら700円でいちご狩りは一人3000円だから、パックに入っている個数を考えると一人どれだけ食べないと元が取れないという考えが下品だなって思う。
作っている人や売っている人の利益とか例えば運送代とかもある、飲食店も同様なんだけど、そういう当たり前のことは考えてない。クレカとか使ってポイントを貯めて、いかにお得にするかみたいな考えの人もいるけど、店側はクレカとかキャッシュレスだとその使用料が取られるから利益は減る。でも、サービスとしてやっているとか考えたことのない人がポイ活とか言ってるんだろうなって、なんかそういう世界になっているし、流れなんだろうけど、下品だと僕は思ってしまう。そういう人を否定はしないけど、心ではそう思う。長くは付き合えないタイプだろうな。


未知の原因によって太陽エネルギーが奪われ、数十年後に地球は氷河期に突入する。原因解明に向けて宇宙に送り込まれたグレースは、科学の知識だけを武器に80億人の命をかけた人類最後の賭けに挑むが、この危機を救おうとする小さな相棒と出会い、共に愛する故郷を救うため宇宙の超難題に挑む。

主人公の中学校教師のグレースをライアン・ゴズリングが演じ、『オデッセイ』も手がけたドリュー・ゴダードが脚本を担当、「スパイダーマン スパイダーバース」シリーズの製作・脚本などで知られるフィル・ロード&クリストファー・ミラーが監督を務めた『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を朝一の8時5分の上映会で鑑賞。
三連休の最終日の朝早い回だけど、注目度も高く満席だった。僕は通常席よりは1500円ほど高いプレミアクラスの席でミルクーポンがついていた。シアター12がある最上階には飲み物や食べ物を提供しているエリアがあったのを記憶していたので、途中の4階フロアのフードやドリンクのエリアをスルーして急いで12階に来たら、朝早い回はそこはまだ稼働していなかった。残念だが、ミルクーポンを使うのを諦めて上映中は飲み物を我慢することにした。
ネタバレ厳禁と謳われていた原作小説は元旦明けに読んでいた。だけど、予告編でがっつり異星人とのバディものという売り方をしていたので、小説のほうでのネタバレ要素は予告編を見るとわかってしまうものになっていた。それでもグレースと異星人のロッキーの交流とそれぞれの故郷を救うために互い知力などを協力して解決しようとするのが見どころであり、推したい部分になっている。
大画面でのSF、宇宙の光景は素晴らしい。物語としても正直ネタバレとかどうでもいいと思った。満足度も高いと思うし、かなりヒットするだろう。同時にいい映画なんだけど、ちょっと退屈にも感じてしまった。たしかライアン・ゴズリングがインスタかなにかのSNSで今作は『E.T.』と『インターステラー』を合わせたような作品と紹介していた。
僕は『インターステラー』における多元宇宙か可能世界の表現は大好きだし、この20年ぐらいだと年間一位にしている映画に『第九地区』や『宇宙人ポール』がある。どちらも地球にやってきた異星人(宇宙人)が自分の惑星に帰ろうとする物語であり、元祖として『E.T.』があげられると思う。
異星人(宇宙人)というのは移民のメタファーでもある。その複雑さをSFというジャンルにすることで少しはわかりやすく感情移入できるものにしていたと思うし、移民排斥運動が世界中で起きる前に、ひどくなる前の物語だった。そういう作品には今更地元に帰ろうと思えないが、ここがダメならそれしかないかという上京組の自分としてはわかる部分もあったりした。
というふうに好きな要素がたくさんあるし、「スパイダーマン スパイダーバース」シリーズのフィル・ロード&クリストファー・ミラー監督しているので大好物だと思ったのだけど、そこまで響かなかった。大画面に広がる宇宙が眠気すら時折誘った。終わってから、考えてみたけど、僕はそこまでバディものに惹かれないのかもしれない。今作の見どころは明らかに人間と異星人の交流と力を合わせていくバディの要素だから。
あとはこの作品の前に劇場で観ているのが『マーティ・シュプリーム』だったから、あの人間としては最低だけど、夢に向かっていくマーティという個性に魅せられていた。それもあってかどこか物足りなく感じてしまった部分があるのかもしれない。観る順番が逆だったら、今作ももっと評価したかもしれないし、バディの関係性にもう少し魅力を感じた可能性もある。
IMAXラージで観れたことはよかったし、大画面でいい音響システムがあるところで観るべき作品だと思う。そして、大抵の人、多くの人は満足度が高い一作だろう。そうじゃない僕みたいな人は少数派だろう。


副都心線で渋谷駅まで帰ってから、歩いて我が家へゴーホーム。三茶駅のキャロットタワーの地下にある東急ストアに昼ごはんのおかずを買いに行く。その帰りにトワイライライトに寄って、この前熊谷くんに頼んでいた舞城王太郎著/木下龍也短歌提供『短歌探偵タツヤキノシタ』を購入して、ちょっとだけ世間話。
帰ってから二時間ほど昼寝をしてから、夕方からリモートワークの仕事で月曜日の午前中には提出しないといけない原稿が終わっていなかったので就業外で作業をする。
Spotifyのポッドキャストで最新の配信回に追いついてきた『BAD PHARMACY』の残りを聴きつつ、19時からは『川島明のねごと』、20時から『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』をほぼリアルタイムで作業用BGMとして流しながらずっと作業を。22時を少し過ぎたぐらいになんとか最後まで終わったので一安心。

22時半前にニコラに行く。三連休の最後の日曜日だけど、お客さんはカウンター以外のテーブルの方はほとんど埋まっていた。最初にカウンターで時折一緒になる常連さんが僕の誕生日にお酒一杯と自分につけといてと言ってくれていたみたいで、その白ワイン(フィアーノ カイアッファ)をいただいた。それに合うものをくださいと曽根さんと由賀さんに聞いて、苺とうど、小松菜、オイルサーディンを出してもらった。
梨っぽさがあるような、白桃っぽくもある美味しい白ワインと塩味がほどよく苺の甘さ、うどと小松菜の食感もよかった。食べ終わってからアルヴァーブレンドをいただいていたら、由賀さんが文旦とホワイトチョコ、マスカルポーネのタルトを44歳お祝いバージョンで出してくれた。柑橘系が好きなので文旦も多めでうれしいしありがたい。
24時の閉店で他のお客さんたちが会計して帰ったからお二人と飲みながら、久しぶりにゆっくりと話をさせてもらう。これからのこととか色々と。1時半過ぎにはお礼を言って帰宅する。いい一日だった。

柴田聡子 | Satoko Shibata - Movie Light _ Official Music Video 

 

3月23日
7時前に起床して朝のルーティンをして朝風呂に浸かってから洗濯機を回した。小雨が降っていたが、昼からは止むみたいなので、できるだけ濡れない場所にいつもとは角度を変えて外に干す。
とりあえず、昨日やっていた作業の続きをすぐに再開。9時タイムカードを切るまでは早めに作業をする形に。TVerで昨日放送したバラエティを流して、8時からいつも通りな『ラヴィット!』をリアルタイム配信で流していた。
10時前には昨日からやっていた作業がひと段落して、確認してもらえるように送信した。昨日働いた分もあるし、とりあえず休憩時間も使って一休み。さすがに時間を短縮するために電車で渋谷まで出てヒューマントラストシネマ渋谷へ。


12月のマスコミ試写を含めて、今回で三回目の鑑賞となる『マーティ・シュプリーム』を。昨日、誕生日に観た『プロジェクト・ヘイル・メアリー』がもう少し物足りなかったので、満足感を得たい、好きな作品を浴びたいと思った。
平日の昼前だけど、観客は20人ほど、年齢層も偏っていないし、男女差は半々ぐらいとバランスがよかった。アカデミー賞主演男優賞とかなにか受賞していたら、もう少し注目度が上がっていて人数も増えていたかもしれない。
内容がわかっている状態で観てみると、物語の流れに沿って、必要な人はワンシーンとかでもちゃんと抜いていて、カットに意味があるんだなと改めて気づいた。終盤の日本でのマーティがエンドウにPRイベントでの卓球勝負で、真剣勝負でもう一回やろうというシーンで、「もう一回」コールが起こる発端となるおじさんは、マーティのセリフに反応して立ち上がって、もう一回真剣勝負だみたいな流れのちょっと前にワンカット抜かれていた。初見ではそういう部分は気づかないし、何度か観ているからあの人だとわかる。
回数を重ねると泣けるシーンとか、このあとにいいシーンが来る前フリだとかわかってしまうので、パブロフの犬いたいに条件反射的に早めに泣けてしまったり、マーティがグウィネス・パルトロー演じるケイにもう一個ジュエリーくれっていう場面で字幕が出る前にわかってしまって笑ってしまった。
大満足。やっぱりPARCO渋谷でのポップアップストアで売っていたティモシー・シャラメが映画の宣伝も兼ねて着ていたトラックジャケット買いに行けばよかったと思ったりもする。観終わってすぐに家に帰って、リモートの続きを。昨日実質四時間ちょっと作業を早めにしておいてよかった。余裕があるので、確認後の対応もできるし、慌てないで作業が続けられた。

明日の派遣仕事は毎週恒例な、週に一回は行っている学芸大学駅の現場だった。二名から四名の予定で僕が班長。もう一人はとりあえず、他の派遣から。先週もそうだったけど、うちの派遣の人がそこの現場に入りたくない、呼んでくれている会社をNGにしている人もいると話には聞くのでまた先方が欲しがっている人数が集まらないのだろう。
結局、夕方には確定した人数とかうちのスタッフが来るなら誰が来るか教えてほしいと連絡したが返信がなかった。そういうことをされると僕は信用ができないし、いうことを聞きたくなくなる。派遣会社のくせに人を扱うのが下手なのは考えものだ。
明日の朝、集合時間の7時半ぐらいにならないと人数もわからないし、誰が来るのかわからない。めんどくさいし、火曜水曜日はその現場のお店が定休日なのでいろんな職人さんたちが来る。お店の人たちがいないので工事の際に大きな音とか出せるというのもあるが、先週のように天井や床の作業が進むとなるとまたデスクとか重いものを運んだり移動させる可能性が高い。人が少なかったら一人当たりの負担が増える。最初からわかって行くのと、行ってからわかるのでは気持ちの問題としてまったく違う。このところ、毎週のように口唇ヘルペスができて潰れて、治ってまた違う箇所にできるのは、やっぱりここの現場でのストレスだ。

リモートワークが終わってから、朝入ったけどもう一度湯船に浸かってから、「BS NOBROCK」を見たり、Spotifyのポッドキャスト『83 Lightning Catapult』最新回なんかを流しながら自分のライティング作業をして、ちょっとだけ読書をして寝る。

 

3月24日
6時に起床して朝のルーティンをして、radikoで『空気階段の踊り場』を聴きながら出発の準備。「踊り場」は冒頭で他の収録で来ていた銀杏BOYZの峯田さんがいきなり乱入してきて二人が本当に驚いていた。もぐらが高校時代にバイトをして銀杏のライブを熱狂的に追いかけていて、地方とかに行った際にお金もあまりないので泊まるところもなく街を歩いていたら、ライブ終わりの峯田さんと遭遇してご飯を奢ってもらったり、ホテルに泊めてもらうなどの交流があったというのはラジオとかで聴いて知っているけど、そういう関係性なのかがわかるやりとりは微笑ましい。

学芸大学駅の改札前に7時半集合だったので、6時半過ぎに家を出る。行きはSpotifyのポッドキャスト『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』を聴きながら。ゲストはデザイナーのHIROKI TSUZUKIこと四千頭身の都築拓紀。平子さんはファッションが好きだったりするので、ちゃんと服についてのトークにもなっていた。
都築は三四郎にしろアルピーにしろ上の世代の芸人との絡みが抜群に噛み合うし、阿吽の呼吸もあるし、ちゃんとイジられるのでとてもおもしろい。都築が文化人枠として出るという文化人コントにもなっている。


先週は水曜日に来た現場、今日は三人で他の二人とも何度か仕事をしたことがあったのだけど、最大四人と言われていたので、集まらなかったんだろうなって。
屋上に逃している、すのこの上に置いてあったデスクとか棚を午前中に三階に下ろしてから、すのこを解体して、その木材を一箇所に集めた。その木材も階段とかで下ろすのかなと思っていたが、明日クレーンかなにかでまとめて下ろすということだったので一安心。
午後からも木材とかを言われた場所に運んで、残りは三階の壁沿いのエリアに棚とかをレイアウトを見ながら運んで設置したりした。ずっとそこそこ重いものを運んでいたので疲れたし、屋上で作業をしている時はかなり気温が上がっていて暑くなっていたので汗ばんだ。疲れはしたけど、時間が過ぎるのは早く感じのでそこだけはよかった。いつも通り17時の定時に終わった。


帰りは『DJ松永 Lightning Catapult』を聴きながら。途中で世田谷公園近くのサミットに寄って晩ご飯のおかずを買うというここの現場のいつものルーティン。帰ってすぎに湯船に浸かって疲れを取ってから洗濯機を回してご飯を食べた。
洗濯物を干していると、窓から三メートルぐらいのところに壁があって、その上に隣というか、うちのアパートの二階ぐらいの高さが一番下の地面みたいな建物があって、そこの大家さんらしいおばあちゃんと挨拶して、ちょっと世間話。
僕の住んでいるアパートの元々の大家さんはだいぶ前に亡くなられていて、そのお家と庭みたいなところに今は一軒家が四軒建っている。住んでどのくらいと言われたので、その大家さんがいた時だからって話をしたら、おばあちゃんもその大家さんとはご近所で知り合いだったのでその話になった。そういう会話もたまにはいいな、と思った。
そのあとに『あのと粗品の電電電話』を。「あのANN0」もあと二回なので、あのちゃんが週に一回ラジオとかポッドキャストで話すのはこれのみになるはずだが、二人ともこのポッドキャストの元であるテレビ番組『あのの電電電波』が改変突破したのか? いつまで続くんだみたいな話をしていて、大丈夫なのかとちょっと不安になった。

構成でお手伝いさせてもらった去年3月に刊行された井上伸一郎さんの『メディアミックスの悪魔 井上伸一郎のおたく文化史』が「星雲賞」のノンフィクション部門の候補作になったとのこと。いやあ、めでたいしすごい! 
井上さんも幼少期からSFもたくさん読まれていたというのはご本人からも伺っていたので、とても喜んでいらっしゃるのでないかなあ。読んだことのない人はぜひこの機会に手に取って読んでみてください。

 

3月25日
6時半に起床して朝のルーティンを。天気予報を見るとこれから天気が崩れて雨らしいので、昨日夜に干した洗濯物でタオルとか乾きやすいものは中に、ズボンとかは雨に濡れない角度に干し直す。
radikoで『アルコ&ピース D.C.GARAGE』を流しながら『短歌探偵タツヤキノシタ』の続きを。舞台が舞城王太郎作品の定番の福井県が舞台になっているけど、主人公の小学生で短歌探偵のタツヤキノシタの父の地元が福井ということでやってきたが、東京で住んでいるのは同じく舞城王太郎作品によく出てくる東京の調布市なのだろうか。まだ二編目なのでその辺りは出てきていない。
8時過ぎにはリモートワークの作業を開始。昨日の休みの際に来ている連絡とかスラックなどをとりあえず確認。作業用BGMは「D.C.GARAGE」に続けて『JUNK 爆笑問題カーボーイ』を。
冒頭から太田さんが木村拓哉さんのYouTubeに出た話をしていたけど、テンション高すぎて、本当に木村さんのことが好きなんだというのが伝わってきた。うるさいよ、とは思うけど、そういう風に同性でもメロメロにしてしまう魅力や心遣いができる方なのだろう。
そう考えると、木村さんは太田さんとも関係性が続いているし、おじきとして慕っている明石家さんまさんとの関係性もある。対して、中居さんは松本人志さんと仲良かったということを考えると元SMAPメンバーとお笑い芸人の付き合いが現在の評価や状況をわけたようにも思えてしまう。

「爆笑カーボーイ」を聴き終えて、次は『星野源のオールナイトニッポン』を。次の時間帯に放送されている『あののオールナイトニッポン0』同様に今回を含めてラスト二回。ダウ90000のYouTubeチャンネルで「in 武道館」においてジングルコーナーでダウメンバーによるものが流れたことを蓮見さんたちが話していて、あんなイベントをやりたいと語っていたというリスナーからのメールがあり、本番後にも蓮見さんが星野さんにイベント後の感動を伝えたという話題が出たり、星野さんと親交のあるトム・ミッシュからのコメントと次に出るアルバムからまだ未解禁の新曲が流れたりと終わりに向かうというよりも、通常回みたいな感じ。最後もいつもみたいな放送になるのかな。

昼休憩で外に出る。小雨が降っていたので傘をさしたが、時間が経つにつれて強くなってきた。池尻大橋のあおい書店に行こうかと思ったけど、代官山蔦屋書店まで行こうと思った。緑道沿いの桜は咲き始めているが、まだ満開ではない。だが、この状況で雨が降っているので、満開になる前にちょっとずつ散ってしまうそう。目黒川沿いも少しだけ見たけど、まだ五分咲きとか満開にはなっていなかった。

雨の中を「あのANN0」を聴きながら歩く。先週は熊プロとジャンボがゲストだったが、鼻の手術をしたばかりで普段のように話せなかったあのちゃんがほぼ完全復活していた。
手術の一連の流れをフリートークで話していたが、担当医が足の骨を折っていて手術室に松葉杖をつきながら入ってきたとか、麻酔する際に、腕に「両鼻」と手術する箇所を書かれたりしたというエピソード。
ほんとうに一人しゃべりでここまで話せておもしろいってすごいし、レギュラーになる前の単発の三回とかの頃と比べるとあのちゃんのトークスキルは段違いに上がったし、おもしろさも磨きがかかった。星野さんもだけど、来週で終わってしまうのが寂しすぎる。

古川日出男さんの新刊『夏迷宮』の装幀デザインが新TwitterことXでアップされていた。前にMTBさんが装幀とポストされていたので、水戸部功さんなんだろうなとは思っていたが、こういう感じなのかと驚くし、インパクトもあってカッコいい。
古川さんの小説の装幀はデザインはメガノベルやギガノベルといわれるような大作であったり、周年などの記念年に刊行されるものに関しては、ほぼ水戸部さんが手がけられている。
デビュー10年目に刊行された『聖家族』は菊地信義さんが手がけられていたが、それ以降は菊地さんの弟子筋である水戸部さん、というふうになっている。今作は『群像』に『夏迷宮』と『冬迷宮』という形で掲載されたものが単行本になる形だけど、掲載された時に読んでいるが、古川日出男作品の新しいフェーズに入った小説だし、これこそまさに現在のアメリカによるイランへの攻撃など、今僕らの目の前で起きている戦争などを予見しているような作品にもなっている。この想像力が現実を照射していく、まさに世界文学。

帰宅して昼ごはんを食べてからリモートワークを再開していたら、ラインで明日の派遣仕事の詳細が来た。また学芸大学駅集合のいつもの現場だった。しかも6人とそこそこの大所帯で、また僕が班長だった。
火曜日の感じだと屋上から下ろすものはあとは椅子ぐらいなのでそこまで重いものはないので、三階に下ろしているデスクとかロッカーのレイアウトとかそういう作業になるんだろう。レイアウトする時運ぶのだって、高低差はないけど、ずっと運んでいるとけっこう疲れる。
まあ、4月から建築業界は閑散期に入って仕事が減るのだけど、3月末になっているので、減り始めているみたいだから、希望を出したシフトで派遣があるのはまだありがたいと思った方がいいんだろう。しかし、明日は昼過ぎぐらいまで雨だし、終わるのは定時の17時だし、人数が多いのもそこそこめんどくさいので憂鬱ではある。一人現場でパッパッと搬入とか搬出して早めに帰れる現場行きたいなあ。
作業を少ししてからTVerで『水曜日のダウンタウン』を見て、radikoで『佐倉綾音 論理×ロンリー』を聴きながら寝る。「水ダウ」はなんか通常回なんだけど、ハネない感じだった。「佐倉論理」は先週のお休みに関してのトーク。安住アナが出たことに対して、ずっと大好きだからこその心の声みたいなのが出ていたような。イベントにサプライズで安住さん来ちゃったりしないかな。

 

3月26日
6時過ぎに起床して朝のルーティンをしてから出発の準備してから外に出ると雨。傘をさすのは嫌だけど、さすがに夕方ぐらいまでずっと雨予報だし、歩いて30分ほどかかるので仕方ない。
行きのお供はradikoで『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』を。新しい特番の収録でのエピソードを話していたけど、やっぱりネトフリとかのバラエティなのかな。今のご時世、制作費もそこまで出ないだろう時代にテレビの特番でセット三つとか作るようなものをやるのかな。話を聞く限りはどういう番組なのかはあまりよくわからなかった。
学芸大学駅の改札前で派遣スタッフ、僕を含めて六人集合。三人は前にも一緒に仕事をしたことがあって、あとの二人は初めて。人数がいるから、しんどいだろうなって思うし、雨だし気が重い。
結局、三階のデスクとか棚のレイアウトのために、屋上から下ろしてきて島にはなっているけど、混在して置かれているそれらを元々の配置図を見ながら移動させてセットしていく。まあ、午前中に半分ぐらいはできた。で、昼休憩のあと午後からもその続きをして15時の小休憩に入る時にほぼレイアウトは完了。しんどい。昔ながらの重い金属製のデスクや棚を何個運んだか、わからない。
で、16時ぐらいに雨が止んだから、ということで屋上にある三階の椅子を下ろしてと言われた。心の底からバカなのか? と思ったし、監督の補佐している人にも文句は言った。で、屋上から三階まで下ろすのを四人、残り二人は下ろした椅子を貼っている番号のところに移動させた。で、僕は屋上から送られてきた椅子を屋上から三階までの階段を運んだ。五十往復以上したと思う。終わる頃には汗だくだし足腰にけっこう来た。で、17時前に作業が終わった。めちゃくちゃ疲れた。

帰りは「佐久間ANN0」をすぐに聴き終わったので、Spotifyのポッドキャスト『奇奇怪怪』最新回を聴きながら。いつも通りサミットで晩ご飯のおかずを買う。雨は止んでいたので傘がとても邪魔だ。
家にかなり近い場所まで帰ると三宿の交差点に出る。松屋の上にある「香港麺新記」という店の店名のネオンがなんかいい。一度も行ったことがないので今度の帰りに寄ってみようかしらと思いながら、その前におかずを買ってしまうし、朝家を出る前にお米をセットしてしまっている。朝出る時に行くと決めていないと行けない。


帰宅して湯船に浸かって、洗濯機を回して晩ご飯を食べながら、TVerで『ラヴィット』を流す。年に一回ぐらいの頻度でやっていると思うけど、キングコングの西野さんがゲストというか、西野さんイジるのNGと冒頭から言いながら全体的にずっとイジり続けるというバラエティでしかないバラエティ。最高だわ。西野さんも『ラヴィット!』や佐久間さんのテレビやYouTubeでイジられているのたのしそうだしうれしそう。
重いものを運んだりすると握力もなくなるけど、利き腕の指がなんというか感覚が鈍くなる、曲げたりするとちょっとした違和感が出てくる。

toe - キアロスクーロ - 2025.10.25 @ 両国国技館(結成25周年記念特別公演 “For You, Someone Like Me” 「この世界のどこかに居る、僕に似た君に贈る」)

 

3月27日
5時半には起床して朝のルーティンをして、すぐにリモートワーク用のPCを立ち上げて、昨日とかに来ていたメールとかスラックとかを確認して、早めに作業を開始。
作業用BGMはradikoで『ハライチのターン!』『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』を流しながら。
8時過ぎまでに昨日来ていた修正とか諸々を片付ける。8時半前には家を出て渋谷に向かう。この行き帰りで『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』を聴いていた。改変を乗り切り来年度も放送するのでテンション高めだった。

偶然ラジオから流れたセックス・ピストルズに衝き動かされたカメラマンのユーイチは、ロックミニコミ雑誌「ロッキンドール」に出会い、とあるライブハウスへと足を運ぶ。そこで出会ったボーカルのモモ率いるバンド「TOKAGE」のライブに衝撃を受け、無我夢中でシャッターを押した。そこは音楽もバンドも観客たちも何にも縛られない生のエネルギーに溢れた異空間だった。カメラマンとしてライブの撮影を依頼されたユーイチはモモたちと交流を重ねる。やがて彼らの音楽は瞬く間に若者たちを熱狂させ、日本のロック史を塗り替えていくのだが−。

今日から公開初日の田口トモロヲ監督&宮藤官九郎脚本&峯田和伸主演の『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』をヒューマントラストシネマ渋谷にて鑑賞。このために早く起きて作業をやっていた。
9時台と早い上映だが、20人ぐらいは入っていた。年齢層は高め。物語の舞台が1980年前後なのでこの作品に出てくるバンドや音楽にリアルタイムで接していた人は60代ぐらいになる。終盤で1982年と出てくるが、僕ですらその年に生まれているのでその時に20代なら今は60代から70代になる。

 映画『アインデン&ティティ』の銀杏BOYZの峯田和伸主演&宮藤官九郎脚本&田口トモロヲ監督の座組で映像化した『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』。
「たった一年だったけど、東京のパンクは俺たちが作ったっていう事実は絶対に残る」というカメラマンのユーイチ(峯田)のセリフが予告編にあるように、この物語は1978年の一年に起きたロック・シーンに大きな影響を与えた若者たちのムーヴメントを描いているようです。
 ここからは妄想です。と言いたいところですが、予告編で「大人じゃないよ、こんなことするのは」とスタッフに言われ、未知ヲ(仲野太賀)が「愛の表現だ」と返すと、「ションベンだよ」と言われてさらに「愛だー!」というシーンがあります。これは田口監督のバンド「ばちかぶり」時代の逸話でしょう。実際のエピソードはもっとひどいので、興味ある方は調べてみてください。
 D.I.Y.のスピリットで楽曲も録音スタジオもレコードも作って、インディーズというジャンルを誕生させ、ライブでのオールスタンディングを導入した若者たちの衝動と可能性。現在に続く、音楽史を変えた一年を再体験できる物語を劇場で目撃したいと思います。この映画が流行って70年代後期パンクファッションが流行る未来が訪れるかもしれません。

↑毎月「BOOKSTAND映画部」で書かせてもらっている「月刊予告編妄想かわら版」の先月号で今作を取り上げたのだけど、映画を観ながら思いっきり間違えてたって気づいた。
仲野太賀演じる未知ヲは監督の田口トモロヲさんがやっていたバンド「ばちかぶり」時代のエピソードだと書いてしまってるけど、「未知ヲ」という名前からしてそうなんだが、「ザ・スターリン」時代の遠藤ミチロウさん。マジでミスっていた。
「田口のライブ中のパフォーマンスは奇抜なもので、ライブスタート時に炊飯器で飯を炊き、ライブ中に炊き上がったご飯の入った炊飯器の中に脱糞したパフォーマンスが伝説となっている(このパフォーマンスは、ガガーリン時代のものである)。」と「ばちかぶり」のwikiにあるのだけど、ガガーリンとスターリンを混同していた可能性もなくはない。凡ミスすぎて恥ずかしい。
あと峯田さん演じるユーイチが観客に語りかけるような、時代背景とかを説明するセリフがあって、第四の壁をちょこちょこ破ってくることが何度かあった。最初は違和感があるというか、無駄な説明なんじゃないかなって思ったんだけど、ずっと観ているとこの物語に出てくる人たちは実在する人がモデルだし、バンド名とかは変えてはいるけど、歌っている曲はそのバンドの曲だったりする。語り部がリアルタイムでは知らないこと、このあとにどうなるかわかっていないのが普通なんだけど、わかっているというのがこの物語が史実に基づいていて歴史であるということをわからせる構造になっているんだなって。そうすることで、一年で東京ロッカーズたちが音楽シーンを変えていく中で売れていく、そういう変化とともにあるものは道を外したり、法に触れたりするなどの出来事があるからより切なさも鮮明になるし、あっという間に何かが変わったという速さの証明にもなっていたように感じられた。
23年前の2003年公開の『アイデン&ティティ』に出演していたメンバーでいうと、中村獅童、大森南朋、マギーという峯田さんのバンドメンバーだった人たちも出ていた。峯田さんはまだ50代に入っていないが、ほかの三人は53、4歳。『アイデン&ティティ』の時でも峯田さんは25歳ぐらいで他の三人は30歳ぐらい。今作に出ている若葉竜也や仲野太賀が30代前半。もう少し若く見えるけどあの当時の彼らよりは上なんだなと思うとなんだか不思議。

物語の舞台となった1978年から1982年ぐらいまで、主人公のユーイチこと本人である地引雄一さんが実際に撮った写真や映像も差し込まれてくる。その写真がストリート感もあるし、被写体になっているバンドマンだけでなく、観客たちもそれぞれにいい面構えだし、カッコいい一枚ばかり。今みたいにスマホで誰でも画像や動画を簡単に撮れなかったから、その場にいた誰かが記録者として撮っていないとその光景は歴史にはまったく残らないものとなってしまう。だから、これは当事者でありながらも、レンズという装置があるからこそ第三者側にもなれた地引雄一という人がいて、彼が現場をカメラで撮りながら、 当時のことを文章に書き残していたからこそ生まれた物語でもある。
『映画:フィッシュマンズ』というフィッシュマンズのドキュメンタリー映画もあの時代に家庭用ハンディカムが普及し始めたからこそ、バンドの裏側が記録として残っていたからこそ作れたと思う。でも、その時そこに居た人がカメラを回していなければ、あるいはメンバーやスタッフがその時に回していたからこそ残っている。
と書いて思い出したのは岡崎京子さんの原作短編を映画化した『チワワちゃん』で村上虹郎演じるカメラマンアシスタントがどこにいてもずっとハンディカムでチワワを中心としてみんなを撮っていていたこと。彼だけはチワワにやらせてもらえない、お預けをくらっているというのがわかるんだけど、それは彼は仲間内ではあるから当事者なのだが、カメラのレンズを通して見るという第三者的な視点の人物だからチワワはやらせなかったのではないかと僕は思った。それで、彼がカメラを手放そうとしたら、ある出来事が起こった、というふうに記憶している。で、『チワワちゃん』は最初に観た時にハーモニー・コリン監督『スプリング・ブレイカーズ』じゃんって思った。物語のテンションとか流れが参考にしてるんじゃないかなって思えるものだった。『スプリング・ブレイカーズ』はA24が会社を始めた年に公開されていて、実はA24の歴史においても重要な作品だったりする。公開当時の2013年にシネマライズで観た記憶がある。あそこは2016年に閉館したから、ミニシアターを代表する映画館がA24の始まりの作品を上映していたことになる。

「BOOKSTAND映画部!」のレビューコーナー「月刊予告編妄想かわら版」2026年4月号が公開されました。4月は『OCHI!-オチ-』『炎上』『これって生きてる?』『SAKAMOTO DAYS』を取り上げました。



帰りにあおい書店で燃え殻さんの『ブルーハワイ』文庫版を買う。その後はリモートワークを19時ぐらいまでした。
19時から神保町駅のPASSAGE SOLIDAで開催される「古川 日出男 × 豊崎 由美 『予告された殺人の記録』(新潮文庫)を読む」の現地参加チケットを取っていたけど、昨日の派遣仕事で重いものを運んだりしたせいか利き腕の右腕にダルさを感じていた。こういうダルさはほっとくと風邪とか体調悪くなる前兆な気がするので、行くのを諦めて作業をしていた。で、22時前には寝ることにした。現地参加するつもりだったので、派遣仕事は明日入れていなかったので、もう休み。できるだけ休養を取れるように寝ることにした。

 

3月28日
で8時半ぐらいまで眠った。途中深夜に一回目が覚めて、radikoで『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』を流しながらまた眠って、7時過ぎに起きて、もう少し眠れると思って結局その時間に。

予定はない。まあ、とりあえずradikoで『三四郎のオールナイトニッポン0』を聴きながら散歩へ。代官山蔦屋書店に向かう。昨日、漫画家のつげ義春さんが亡くなったと新TwitterことXのタイムラインで流れてきた。今まで何作か全集やコレクションで作品は読んでいたが、手放していたのであったら買おうかなと考えていた。
「三四郎ANN0」はMLBにロボット審判が登場したという話から、『ターミネーター』ネタをぶちこみつつ、結局「野球」というキーワードがやりすぎ、嘘ついているみたいな意味で「野球をしている」という小宮さんの叔父さんの大袈裟な話や嘘についてのトークに展開していった。


代官山蔦屋書店に行く前の緑道の桜はまだ7分咲き程度、満開ではない。目黒川沿いをのぞいてもいいけど、人がそこそこいるだろうし、多すぎて立ち止まらないでくださいという幕とか諸々されているというのも見ていたので、無理していくこともないなと思った。そのままいつものルートで蔦屋に行ったら、ちくま文庫のつげ義春著『ねじ式/夜が噛む』があったので、『現代詩手帖』最新号と一緒に購入。
そのまま道玄坂のほうに歩いていって、ヤマダデンキに寄っておもちゃコーナーでガンプラを見たけど、白いガンダムはやっぱり入荷していなかった。単純にあれを作ったら「ジークアクス」系もだけど、しばらくガンプラ無視したいのだけど、生産してないのだろうか、よくわからない。
途中、スーパーで昼ごはんのおかずを買って帰って、『夜明けのラヴィット!』を観ながら食べてから洗濯物を回した。14時をすぎた頃にLINEが届いた。明日派遣仕事の希望を入れていたが、年度末で建築業界が閑散期に入ってきたので仕事量が少なく、明日はお休みですという連絡だった。まあ、可能性はあるとは思ったけど、4月になる前にそれかあ。
土日両日休みというのは一月末以来だった。その時は土曜日に観劇してそのまま飲みだったので日曜休みと自分で希望を出していた。うーむ、明日の予定をどうしようかなと考えていたら、この前お会いした人と飲みましょうと約束していた日時が決まった。その流れで知り合いにLINEで連絡とかして、4月のスケジュールが二日ほど埋まった。
明日は試写を入れて四回目となる『マーティ・シュプリーム』をTOHOシネマズ日比谷で観ることにした。今のうちに劇場で観ておくべきだし、僕は配信になったらおそらく、なにか書いたりする時に確認する以外は観返さないタイプだから、好きな映画だから劇場で金を払っておきたい、というシンプルな理由。
その後は先週の『脳盗』にゲストで出ていた柴田聡子さんのアルバムを出た順に流しながら、『ブルーハワイ』『短歌探偵タツヤキノシタ』を最後まで読んだ。途中、晩ごはんを買いに外に出たが、ちょうどいい気温で茶沢通りとかは平和な感じで、ニュースで見る世界はなんなんだろうと思ってしまう。
あと四月以降の執筆スケジュールをちょっとだけ変えた。派遣仕事も希望を出しても入りづらくなっていくので、何もない日が増えるだろうから、閑散期が終わる六月ぐらいまでに一つ長い作品を仕上げようと思っていたが、もう一つ書いてみたいのでその二作品に時間を使うスケジュールにした。

 

3月29日
6時半に起床して朝のルーティンをして出発の準備。7時過ぎには家を出る。TOHOシネマズ日比谷はミッドタウン日比谷内にあるが、スクリーン12と13だけは隣というか地下で繋がっている東京宝塚の地下一階と離れている。チケットを取った『マーティ・シュプリーム』はそのスクリーン12で朝の9時40分から上映だった。
家から歩いて東京宝塚までは歩いて二時間ほどの距離。派遣仕事も休みだし、散歩がてら歩いて向かう。最初はradikoで『脳盗』を聴きながら。TaiTanがSNSなのか番組宛てとかなのか、前よりもおもしろくなったと言われているということについて話をしていた。前みたいにカルチャーについてずっと話すというのではなく、そのカルチャーであったり、作品が生まれる土台や状況のほうに自分の興味が向いているということ、でも、それらは結びついているけど、あまり理解されないという風なことを、わりと本音を出しているように聞こえた。
彼がやっている仕事は多岐に渡るし、広告的なものが多いからどうしてもビジネス的な要素が増えている。カルチャー的なことだけを聴きたいリスナーからすると昔の方がよかったとか、今は金儲けの話ばっかりだと思われることもあるだろう。その辺りのバランスというか伝わり方は難しいと思う。個々人の価値観もあるし、仕事だったり、置かれている状況で聴こえ方がかなり違うから。でも、もともと広告をしていた人だし、「盗」のイベントもラジオのうちうちではなく、広がっていくことを考えているのだから、カルチャーの話が聴きたいという人はどうしてもズレは生じる。カルチャーの話だけなら、『コンテンツ過剰接続』みたいなポッドキャストのほうがいいのかもしれない。六本木ぐらいで聴き終えたので、『オードリーのオールナイトニッポン』へ。
先週に引き続き、中型バイクの免許取りたいなみたいな話で、オードリーの二人は僕よりは少し上なんだけど、家族もいて仕事もあって稼げている人たちの話だなって思ってしまって、停止してSpotifyで昨日配信が始まっていたYeのニューアルバム『Bully』を聴きながら霞ヶ関を目指す。
日比谷公園の中を抜けて目の前の信号を渡るとすぐに東京宝塚のビルに到着。9時からオープンだったが10分ちょっと前に着いてしまったので、時間潰しにミッドタウン日比谷のTOHOシネマズ日比谷に。このところ足を運んでいなかったけど、フードとドリンクのコーナーが先に機械でお金を払って、その番号札でできたら呼ばれて商品を持っていくという形に変更されていた。なんかニュースで見たことがあったけど、これか。

シャンテでは映画を観たことはあったけど、この東京宝塚のビルに来たのは初めてだった。U-NEXTのポイントを使ってプレミアムシートにしたが、六割ぐらいは客席は埋まっていたんじゃないかな。アカデミー賞では無冠だったけど、年齢層も若い人ばかりでもなく、そこそこ年齢が上の世代もいたりして、どういう客層だったのかちょっとわからない。ここの映画館は広さもいいし、音もよかった。
『マーティ・シュプリーム』は去年の12月のマスコミ試写で観させてもらった際には映画美学校、公開初日はホワイトシネクイント、二回目はヒューマントラストシネマ渋谷(odessa)、今日の三回目はTOHOシマネズ日比谷(東京宝塚ビル)と全部スクリーンや劇場の広さも違ったけど、どこもよかった。
「エブエブ」や「ワンバトル」とか年間一位にする作品は三回ぐらいは劇場で観てる。配信で観てもやっぱり映画って思えないから、好きだなって思ったものは劇場で公開中に何度か観たい。
何回観てもマーティは最低のクソヤローだ。よくよく考えたら、スタートアップ企業とか立ち上げる胡散臭い奴らとも近いメンタリティだなって思うところもある。だけど、マーティの行動の軸にあるのは金儲けのためじゃない。世界一位になるために選手権に出るための渡航費を稼ごうとする手段は諸々と最低なところはあるが、最後に日本に行くためにはプライドを捨てる。それでも果たしたい夢があった。そういうロマンを求める姿勢と価値観がある。最後には自分だけの世界から解き放たれて大人になるのだけど、そういうところが全部自分には突き刺さる。だから、この映画が大好きだ。



帰りは永田町駅まで歩くことにした。ほどよい気温でTシャツに厚めのカーディガンを着ていたが汗ばむくらいだった。日比谷公園の桜はほどよく満開で花見をしている家族連れとかがいた。その向こうには霞ヶ関の官庁のビルが見える。そう考えると日比谷とかってやっぱり東京の中心部なんだなって、そういうところで花見も一興。
渋谷駅で降りて道玄坂の反対方向に向かって歩いて帰る。途中でナイキのランアプリがうまく起動しなくなってしまった。結局、家についてから一度アンインストールして、再度インストールしたら直った。東京宝塚から家に帰るまで歩いた距離は計測できなかったのが残念。
夜はいつも通り、radikoで『川島明のねごと』『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』を流しながら、ニコラの曽根さんに借りたままでの東浩紀著『平和と愚かさ』を途中まで読む。

 

3月30日
5時過ぎに目が覚めて、可燃ごみを集積所に出しにいく。寒くはないが暑くもない、このくらいの気温がほどよい。朝のルーティンをしてから、タイムカードを切らずに早めに数時間リモートワークの作業をすることにした。
ラジオ関連は昨日の時点で消化していたけど、radikoで『川島明 そもそもの話』(ゲスト:ダウ90000蓮見翔)とSpotifyのポッドキャストで『視点倉庫』『永野はミスターTBS』なんかをBGMに。
8時からはTVerで『ラヴィット!』をリアルタイム配信で流す。「今日は何の日」みたいなことからのその日ごとのテーマで曜日ゲストやレギュラーがやりたいことを言ってコーナーが始まるみたいな流れがなくなっていて、料理をしながら、クイズに答えて上位三人が最終的に作り方を教えてもらって、番組で作った3代目たいめいけんのオムライスを食べれるという流れだった。そのあとはデザートのコーナーで月曜日は食べ物に特化したいのかな、そうなるとバカバカしさは減ってしまう。リニューアルのひとつなのか、試行錯誤中なのか、とりあえず番組が続くのはいいことだけど、前の雰囲気が好きな人はちょっと嫌かもしれない。

イントロダクション
国内興行収入15.3億円、観客動員数 120万人を記録し、韓国では邦画実写映画の歴代2位となる観客動員数122万人を記録した、『今夜、世界からこの恋が消えても』(2022年)。
通称「セカコイ」の熱狂から4年、監督:三木孝浩×音楽:亀田誠治×原作:一条岬、そして主演に道枝駿佑を迎え、“「セカコイ」チーム”が再集結。ヒロインには道枝と初共演となる生見愛瑠が出演。“歌をつくる二人”を通して愛を描く感涙必至の映画『君が最後に遺した歌』が3月20日(金・祝)に公開!

詩作が密かな趣味の主人公・水嶋春人(みずしま・はると)が、文字の読み書きをすることが難しい「発達性ディスレクシア」を抱えながらも歌唱と作曲の才能を持つヒロイン・遠坂綾音(とおさか・あやね)と出逢ったことで、彼の平凡な人生計画は大きく変わりはじめる。“歌をつくる”時間を共にしながら、恋心を抱くも才能に翻弄され、それでも互いを愛おしむ二人の、およそ10年にわたる感涙必至のラブストーリー。

ストーリー
ある日、クラスメイトの遠坂綾音に詩を書いていることを知られた。
文字の読み書きをすることが難しい"発達性ディスレクシア"の症状を抱える彼女に代わり、僕が詞を書き、彼女が歌う。
"文字"のない君と、夢のない僕。何かが欠けた者同士。
それは僕にしかできないこと、そして彼女にしかできないことだった。
二人だけの歌、二人だけの居場所、二人だけの秘密の暗号。
君と見つけた日々が、たった10年しかないと僕は知らなかった。
あの時、言えなかったけど…本当は…。

道枝駿佑×生見愛瑠が泣ける!『君が最後に遺した歌』を推す理由【宇野維正のMOVIE DRIVER】 



リモートワークを10時過ぎまでやって家を出る。午前中にすべきことも終わり、あとは資料で読むものがたまっているけど、朝早くした分休むことにして前に宇野維正さんが取り上げていた『君が最後に遺した歌』が11時前から上映だったのでそれで時間を調整することにした。
行き帰りは柴田聡子さんのアルバムを聴きながら、スマホでこの作品を調べたらメディワークス文庫から出ている小説が原作らしい。観ていないが2022年公開の映画『今夜、世界からこの恋が消えても』も同じく一条岬さんの原作小説で、三木孝浩監督で音楽は亀田誠治さん、今作同様に主演は道枝駿佑さんという座組だったらしい。
道枝さん主演ということもあり、10代から20代の若い女性(春休みだろうから高校生から大学生)ぐらいが多かった。タイトルで「遺した」とあるぐらいだから、生見愛瑠が演じる遠坂綾音が最終的には亡くなるのだろうなとわかるんだけど、どういう風にクライマックスに持っていくのかが気になっていた。彼女が発達性ディスレクシアの症状を抱えていることで、詩を書いている道枝演じる春人と一緒に曲を作り始めるという高三から物語は始まり、最終的には彼女がプロのミュージシャンになって、二人が再会して結婚して子どもが生まれて、数年後に彼女が亡くなるので時間として10年弱の期間を描いていた。原作も未読だけど、春人は祖父母と暮らしており、両親は幼い頃に事故で亡くなったと説明されている。また、綾音の両親も不在で叔父(萩原聖人)が育てている。主人公とヒロインともに父と母がいない、両親不在という設定だった。
綾音が東京に行こうとする際に、春人は一緒に行きたいという気持ちがあっても育ててくれた祖父母のためにも高校を出たら公務員試験を受けて自立しようとしているため行けないという設定になっていた。両親がある種、二人の夢を妨害したり、壁にはならないが、いないことで彼には地元を離れられない理由となり、彼女には後押ししてくれる叔父のおかげですんなりと上京できるという差異が生じていた。この辺りは両親がいると別のドラマを展開させないといけないので、ストーリー上最初から省くためにこのような設定にしていたんじゃないかなって思った。著者の一条岬さんのwikiを見たら、尊敬する人が祖父母とあったので、なにか納得してしまうところがあった。
主人公とヒロインを見守る大人たちがみんなやさしい、レコード会社の人たちもわりと二人の判断を尊重してくれてる。この物語には基本的には二人の壁になるようなはない。ずっと思っていて、それが伝えられて幸せになったけど、「遺した」歌というタイトルへ向かっていく。そこで感動的ではあるのだけど、ある種パターンではある。こういう場合はどうしてもこのパターンを何度か観ていると全振りできない。若い観客のほうが絶対に沁みるし届くし感動できると思う。道枝ファンも満足だろうし、めるるは演技できるんだろうなって知らしめている。

どうしても音楽映画でもあるから、金曜日に観た『ストリート・キングダム』のことを考えてしまう。僕は演者もだし、音楽的にも後者の方がハマってしまう側なのだけど、それは例えば一つは峯田和伸という存在が改めて大きかったんだと思う。
ゼロ年代にGOING STEADYから銀杏BOYZへ、童貞的なブームとかの時代に峯田さんがいて、メンヘラ的なものが一般化して10年代に大森靖子を筆頭にカルチャー的なミスiDやAKB以降の地下アイドルとかが出てきて、そういうものが土台になってそこから萌芽したものがこの数年ぐらいで形になったりしている。そういうものの一つの結晶みたいなものが20年代にな入ってからソロになったあのちゃんだったんだろうと思う。
銀杏BOYZのライブも何度か観ているけど、anoのライブの熱は近いものがあると思うし、峯田さんに惹かれた人たちのように救われた人たちのように、anoのライブからなにかを始める人が、触発される人が救われる人がいると思う。
強引に二人をつなげるなら、峯田さんもあのちゃんも役者としてドラマや映画に出れる(主演を張れる)側の人、というのもけっこう大きな共通項かもしれない。

映画を観終わってすぐに帰宅してリモートワークの続きを。あとはずっと仕事で読まないといけない資料を読み続ける。途中で派遣バイトの会社から連絡が来た。明日の現場に身分証がいるということで、マイナンバーと暗証番号がわかるかというものだった。閑散期に入っているので仕事があるのはありがたいが、場所が和光市だった。名前は知っている。副都心線に乗ると和光市行きってあるから、けっこう遠い印象がある。遠いところは嫌だけど、行きますと答えておいた。人数も多いし、デスクとかそういうオフィス系のものの搬出だろうから、ワンチャンちょっと早く終わるかもしれない。あとその現場がほとんど行くこともないし、入れないところだし、今この時代にそこに行くというのも意味がありそうだなって思えたから。
作業中は「バチボコプレミアムリスナー」で配信された二週間前の「三四郎ANN0」とradikoで先週放送分、続け様に「バチボコプレミアムリスナー」でアップされていたアフタートークと三四郎づくし。

仕事が終わってからひとっ風呂浴びて、ポッドキャスト『83 Lightning Catapult』と相田さんは引き続き。で、日記を書きながら、さっき書いたところの峯田和伸&あので『ナイトライダー』を一緒に歌った『あののオールナイトニッポン0』の動画を見る。明日が最終回だ。東さんの『平和と愚かさ』を最後まで読んで寝る。明日の現場とリンクしている、と思う。

 

3月31日
5時半に起床して朝のルーティン。radikoで『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』を流しながら出発の準備を。今日の現場は8時50分に東武東上線和光市駅の改札に集合だった。副都心線に乗れば東武東上線に接続してくれるので、一本でいける。ただ、和光市には行ったことがない。副都心線に乗っても池袋駅までは行くがそれより先には行ったことがないので距離感とか土地勘がない。あと、時間的には朝の通勤通学ラッシュの時間帯とちょっとかぶりそうだったので、余裕を持って出た方がいいなと思った。
渋谷駅までは歩いて30分ちょい、電車は各停だと15駅で36分ほど、最低1時間10分はかかる。8時半前には着いておきたかったので7時過ぎには家を出た。派遣仕事でこの時間に出るのはけっこう珍しい方に入るぐらいには遅い。

行き帰りのBGMはSpotifyのポッドキャスト『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』(ゲスト:美容外科医 井上真梨子)と『コンテンツ過剰接続』(特集 DREAM BIG「『マーティ・シュプリーム』と溝口勇児」前後半)を。
「文化人」は美バストの女神と言われているらしい、美容外科医の井上さんがゲスト。カウンセリングで人の話をたくさん聞いてきたのが出ているような、アルピーの質問に対する回答とかもしっかりしていて落ち着いてるし、相手の話をちゃんと聞いているのがわかるものだった。施術もバストだけで三万件ぐらいやっていて、数をこなせば技術は上がると言っていた。プラスでカウンセリング的に患者の話を聞く力があれば、どんどんお客さんは増えるということなんだろう。男性の患者さんもけっこういるらしい。
「コンテンツ」はサナエトークンで話題の溝口勇児と映画「マーティ」を接続しながら語る内容。僕はサナエトークンとか溝口という人もほとんどわからないし、知らなかったけど、このトークで諸々わかった。けっこうホリエモンこと堀江貴文さんの話も出てきた。
幻冬舎の見城さんとかをはじめ、編集者で表舞台に立ったり有名になっている人は、一回文章にしたり、編集をするからこそ謙虚であり、失敗をしにくいのではないかという話もあった(見城さんが謙虚かと言われるとそうは思えないが、今わりと世に出ている編集者の人とかをまとめると失敗しないのは謙虚さっていう話)。このポッドキャストも出演している一人は編集をして何度も自分の声や内容を聴いているのとその編集者たちと姿勢は近いものがある、と話していた。
マーティが失敗していくのは謙虚さが足りないと話も聞いていてわかるし、そのせいで彼がなにかを解決しても次の課題やピンチが訪れてしまう。ジョシュア・サフディ監督の皮肉的な物語、故にコメディ要素もあるものは僕は好きだし、最終的にマーティの前に現れる圧倒的な存在、子どもの話ににもなっていった。
それは因果応報であり、輪廻的なものでもある。『ワン・バトル・アフター・アナザー』のポール・トーマス・アンダーソン監督は自分たちの革命の失敗を次世代に押しつけない、次世代である子どもたちに未来を託すという内容だったのも、彼が50代というのもあっただろうし、ジョシュア・サフディが40代という年齢差から見える世界の違いもこの二作品の違いになっているのだろう。
これだけ語りたい要素がある映画だし、「コンテンツ」の二人も話していたけど、彼らが30代とか40代になったら、マーティへの感じ方も変わるところがあるんじゃないだろうか。村上春樹が『プールサイド』で「35歳は人生の折り返し地点(ミッドライフ・クライシス)」の話を書いているが、いわゆる35歳を越えて「中年」になって、ドリームビッグがどんどん遠のいて、いろんな可能性が失われていく年齢になっていく時には見え方は変わるし、その年齢になってから見えるものや感じるものはある。ただ、批評性があり雄弁な彼らがそういうものも頭では理解して、近づいたら余裕で越えてしまうのかもしれないけれど。


和光市駅改札に今日の派遣スタッフが全員で8人集合して、現場までは四人ずつに分かれてタクって向かった。バスとかで近く停まる便がないらしく、歩くと20分ちょっとかかるみたいな話で、会社からタクるように言われていた。となると帰りどうするんだろうなって思ってしまう。一人で勝手に帰るのも、ということが頭をよぎる。
施設の中に入るまでに受付で身分証とか出して書類を書いたりして、搬入作業が開始できたのが10時半ぐらい。10トントラックが四台だった。ゼネコン的な会社の工事現場の詰所というか事務所になるところのオフィス用品の搬入とレイアウト。雨はずっと降っていたけど、人数もいるし、そこまでしんどいというほどのことではなかった。作業が最終的に終わったのが15時半ぐらい。レイアウトをやらなかったらもう少し早かったんだろうけど、そういうのも含めてなので仕方ない。
駐屯地の中はけっこう桜が咲いていて、それも一興だった。雨が降っていて、風も強い、桜の木も触れていて、ちょっと散って舞っている。その近くでこの施設にしかない車両とかが並んでいる。とても非日常だし、なんだか違和感。だけど、そういう現実がここにはあった。
まあ、アメリカというかトランプのせいで、それに批判もしないで媚びている高市のせいでもあるけど、どう考えても事態が好転する様子はなく、いろんなことがしんどくなりそうな春。2026年の秩序が崩れ落ちてしまった日々の中、戦争や最悪な出来事が僕らの日常に影響を与えている。そういう日々の中で、この現場に来たのは忘れないことになりそうな気がした。
帰りは雨も降っていたけど、タクシーも捕まりそうもないので、みんなで歩いて駅に向かうことになった。結局、早く帰りたい気持ちで早足にもなったのでナイキのランアプリを見ると15分もかからずに駅に到着。そこからは電車で一本、渋谷駅まで各駅で帰る。道玄坂に出たら雨がやまないままだったけど、歩いて帰った。
途中のスーパーで晩ご飯の惣菜は買っていた。雨で全身が濡れてしまっていたので、すぐに熱めの湯船に浸かる。階段とかでちょっと重い机を上げたりもしたけど、めちゃくちゃ重いものがあったわけではない。だけど、筋肉を使う仕事をしたあとは湯船に浸からないと疲れが取れない気がする。派遣仕事終わりのルーティンになっているから、シャワーだけという選択肢はない。

風呂から上がってから洗濯機を回そうと思っても雨がまだ降っていて、天気予報を見たら23時ぐらいにもまた降るらしいので諦めてご飯を食べた。そのあとは『DJ松永 Lightning Catapult』『あのと粗品の電電電話』のポッドキャストを聴きながらのんびり。
「松永ライカタ」は暇な時にどこ行くか話で、正直そこまでおもしろさを感じないし、松永のトークはもっと自分の価値観や思いを一方的に自分本位で語るのが面白いと思うので、印税とかで生活にも余裕がある人の余暇のたのしみをどうしようか話がちょっと多い。そのわりにリスナーから情報送ってもらったりするのでそこまで広がりがないのが残念。
「あの粗品」はテレ東のほうの『あのの電電電波』に出たゲストが挨拶もろくにしないとか粗品が後半はずっと文句を言っていた。放送後ならアフタートークさもあるが、今日の夜にテレビは放送するので、それを聴いてから見る番組はちょっと感じが変わりそう。

今回はこの曲でおわかれです。
銀杏BOYZ・峯田和伸&若葉竜也がLIZARD「宣戦布告」をカバー!映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』スペシャルMV