Spiral Fiction Note’s diary

ライター&「monokaki」編集部スタッフ。「水道橋博士のメルマ旬報」で「碇のむきだし」、「週刊ポスト」で「予告編妄想かわら版」、「PLANETS」で「ユートピアの終焉ーーあだち充と戦後日本の青春」を連載中です。

『愛と酒場と音楽と』



仕事終わりに、映画の日なので『きみの鳥はうたえる』二回目を観て、そのまま続けてユーロスペースで『愛と酒場と音楽と』を。三作品それぞれタイプの違うオムニバス作品。
一作品目はセリフがほぼなく、裸の人間の髪を切るところから意外な感じになるのだが、すげえシンプル。
二作品目はワンシチュエーションもので、登場人物がかなり癖のある話し方をする。みんなが同じようなスピードで話すので、流れていくけどセリフは残りづらい。間とテンポ、対比になるような人物がいたほうがもっといいのだろうということを終わった後にご挨拶した海老澤さんに伝えた。
三作品目はメルマ旬報執筆陣の小川紗良さんが監督主演しているもの。こちらはムーラボ作品だったので、音楽が主体でラップのリズムとMVのように映像を編集しているので観やすい、頑固な父親とのやりとりなど、大まかに省力したかカットしているのだと思う。イワシ屋の息子の高校生の男の子が『リリイ・シュシュのすべて』の頃の市川隼人っぽかった。