Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『兎と猫と、裸と。』



 『MUSICA』のDragon AshのKjこと降谷建志ソロデビューに関するインタビューを読んだ。けっこうインタビューする人が降谷さんのソロ作品から彼のアイデンティティやバンドに対しての想い、ソロでやることだったり初期衝動から深く掘り下げていた。
 先行シングルである『Swallow Dive』からアルバムに向けてのほかの楽曲の歌詞とかにも言及していてかなり降谷さんの気持ちについて触れている。アルバムはかなりプライベートないち個人としてのDragon Ashでは鳴らさないというか書かなかった歌詞になるようだ。バンドとしてのDragon Ashの大ファンだけどもやはり降谷建志というずっと憧れている人が鳴らす音や言葉は聴きたいし楽しみだとしか言えない。爆音先行視聴会当たればいいけど。




 『週刊プレイボーイ』を買う。ヌードモデルの兎丸愛美さんの『兎と猫と、裸と。』を見たくて。立ち読みしたんだけど買っておこうと思った。
 「遺影」という単語が彼女の表情にある刹那的なものと結びつく感じ。瞬間の重なりあいの先にある終焉をみすえてるような瞳。だから彼女の裸体は性的な魅力はもちろんあるけどどこか哀しみを伴っているような気がするのかもしれない。この瞬間だけが人生だというような、でも今、この時に過ぎ去っていくものが積み重なっていく。地層のように過去になっていく。自分は現在にしかいれられないのに。だからこそ最先端である「今」について彼女は写真に刻もうと思ったんだろう。
 彼女がこの先ずっと続けて行くのかはわからないんだけど様々な写真家さんに現在進行形の「今」を撮られ続けていくと彼女の肉体の記録としての地層が積み重なっていくことになるんだろう。一番キレイだからこそ美しくせつないなのかもしれない。変わり続けるもの、一瞬という刹那はまさしく「今」の「遺影」になるのだろう。




syrup16g - are you hollow?/きこえるかい

落ちない飛行機で
君の街まで飛んで行けたなら
行けたなら


無意識の闇から
君の姿を引きずり出せたのに
出せたのに

MUSICA(ムジカ) 2015年 04 月号 [雑誌]

MUSICA(ムジカ) 2015年 04 月号 [雑誌]

DELAYED

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