Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

Spiral Fiction Note’s 日記(2025年8月16日〜2025年8月31日)

8月上旬の日記(2025年8月1日から8月15日分)


8月16日
日付が変わって8月上旬の日記をはてブに、半年前の2月下旬の日記をnoteにアップしてから寝る。


6時前に起きるつもりだったけど、残念ながら5時過ぎに目が覚めてしまった。四時間ちょっとしか寝ていない、二度寝する方が怖いのでそのまま。朝のルーティンをしてから出発の準備をしてから、radikoで『JUNK バナナマンバナナムーンGOLD』を聴きつつ時間を潰す。

赤えんぴつ全国5都市ツアー詳細発表 11月に東京キネマ倶楽部2DAYSからスタート 

バナナマンのフォークデュオ・赤えんぴつのライブツアーがあるらしい。赤えんぴつの武道館ライブの二日目には友だちのお母さんと行った。彼女が亡くなったあとにお母さんから連絡をもらって、娘が大好きだったバナナマンのライブだから行きたいから、一緒に行ってほしいと言われてご一緒した。だから、このツアーのことを知ると亡くなった友だちが生きていたら、また観にいく機会は、お母さんと二度目のライブを一緒に行っていた可能性もあったんだなあって。そんな感傷的な気分になってしまって、その先はもうラジオを聴かなかった。

今日の派遣仕事の集合場所が浜松町駅の改札だった。8時半ということだったので、距離を前日にマップで見たらほぼ二時間歩いたらたどり着くことがわかったので歩いていくことにした。
三四郎オールナイトニッポン0』が二時間番組なので、土曜日の朝の散歩がちょっと長めになったぐらいだと考えて、とりあえず246沿いを渋谷方面に歩いて急山手通を恵比寿方面に、そこから広尾に出て、今まであまり歩いたことのない名前のついたいくつかの坂を上り下りして芝公園方面へ。
三四郎ANN0」半分以上は『パイレーツ・オブ・カリビアン』ネタというかその名前をしていた。翌々週のスペシャルウイークゲストがジャンポケの太田さんだと発表。二年ぐらい前に相田さんのアキレス腱が切れた時に、アキレス腱が切れたことある先輩として呼んでいたはずだが、今回は小宮さんの財布が無くなったエピソード繋がりで呼ばれるらしい。たぶん、もう一人誰か呼びそうだなあ。



東京タワーがキレイに見える横断歩道を抜けていくと前に派遣仕事できた芝公園駅のところに出た。そのまま東に歩いていくと浜松町駅へ。


世界貿易センタービル南館から浜松町駅の南口に。昔、ここってあったかなと思ったけど、僕が浜松町に来たのは数回ほどしかなく、こちらではなく今は建て替え中の世界貿易センタービルのほうには一度行ったことがあった。そこの40階には展望台があって、東京湾が見渡せた。
ゼロ年代後半に付き合っていた彼女さんの会社が浜松町駅付近にあった。古川日出男さんの『サマーバケーションEP』の物語をなぞって井の頭公園神田川の源流から川沿いを歩いた。秋葉原の先にある柳橋のところから神田川隅田川に飲み込まれていく、そしてこちらもすでになくなってしまったが晴海客船ターミナルのところまで歩いて東京湾を見るということを僕は何度も行っていた。
その流れで目黒川沿いを東京湾まで歩いてみたことがあった。目黒川沿いを歩いていくと天王洲アイルに辿り着いて東京湾に出る。その時、僕はそのまま北上して東京タワーを横目に浜松町駅まで歩いた。
少しだけ休憩中の彼女に会って話をしてから、なんとなくアメリカの9.11という悲劇がおきたツインタワーも世界貿易センタービルという名前だったから、僕は展望台に上った。それから電車で家に帰ったことがあった。現在は建て替えということもあり、2021年1月31日には展望台は50年の歴史に幕をおろしている。
そういう経験をもとに、目黒川沿いを歩いて展望台に上るまでを小説にして書いたことがあった。新人賞で最後の方に残って、編集さんから連絡があって、編集部に行ったのが2011年1月、東日本大震災が起こる少し前のこと。
東日本大震災が起きた日は浜松町で働いていた彼女は実家の埼玉方面は電車が止まっていて帰れなくなって、歩いて僕の家まできた。たぶん五時間ぐらいかかったんじゃなかっただろうか。あの時はみんなパニックだったし、交通網は停止していた。普段そんなに長い距離を歩くこともない彼女がそのぐらいの時間がかかったのも理解できる。
今日歩いたら二時間ほど、「三四郎ANN0」を全部聴き終わる前に着いた。そういう時間の感覚とか浜松町駅とか世界貿易センタービルという名前とか、14年前のことが僕の中で巡っていた。
亡くなった友だちの家からはスカイツリーが見えた。もう一人の友だちとその息子くんの四人でスカイツリーへ行ったことがあった。そういうこともあってか、僕の中で東京タワーとスカイツリーという、東京の象徴的な塔は僕の中で思い出というか、そういうものと紐づいている。
きっとスカイツリーが出てくる作品を書かないといけないというのは友だちが亡くなったことでより意識的になったんだと思うけど、きっと前に東京タワーが出ている物語を描いていたから、その対として無意識に僕が求めていたのかもしれない。

二ヶ月に一回ぐらい呼ばれる会社さんの作業の手伝い、僕らは三人で駅から少し歩いたところの高層ビルの中にある所の閉店に伴う解体というか機械とかを出していく仕事。エレベータも何機もあってもその中の特定のものしか使えないという話だったが、全部使えることもなり、今日と明日で作業をするという予定だったのが今日中に終わらすモードに。
17時定時終了予定で、終わったのが16時半。普段ここの作業は早く終わるイメージだったので、全部やってしまうことにしたのでそのぐらいかかったみたい。
あと明日の派遣仕事もシフトを入れていたが、仕事が薄いらしくないということで休みになってしまった。もしかしたら、今日中に終わらなかったら明日も解体作業と機器の搬出はあったはずなので、今日疲れるほどがっつり出しことで明日の仕事がなくなった、という気がしてしまう。
呼んでくれた会社の人たちは明日の仕事がなくなっても請け負った分はできているし、僕ら派遣を呼ぶ金も使わなくてすむからいいにこしたことはない。だけど、なんか損した方な、変な感じ。お盆中だから他もあまり仕事がなくて暇っていうのはしょうがないんだけど。


帰りも歩こうかと思ったけど、最後の方は外でトラックにどんどん積んでいたら汗だくになってしまって、さすがに無理だなってわかったので浜松町駅から恵比寿駅までは電車に乗って、そこからは歩いて帰ることに。途中恵比寿神社によってお参り。僕以外にも数人参拝者がいた。
家に帰ってからすぐに風呂に浸かって洗濯機を回して、帰りのスーパーで買ったご飯を食べる。全身が疲れているのがわかる。明日休みになってしまったので、ライティング作業は午後からできるので午前中は映画を観ることにしたいのだけど、前日だし連休中だし人気先はそこそこ埋まっている。
U-NEXTのポイントがあったのでTOHOシネマズのチケットに交換して、気持ち無料なら観ておこうかなって作品のチケットをウェブ購入。日記も書いたし、明日ライティング作業をするので寝るまでは読書を。

サカナクション「years」 -Music Video- 

 

8月17日
22時ぐらいには寝落ちしていて、深夜2時過ぎに一度目が覚める。TVerで『さんまの向上委員会』『ゴッドタン』を流していたら再び眠りの中へ。
6時過ぎに起床。朝のルーティンをしてから、しばらく横になったままで過ごす。午前中の予定は決めたので、午後からどうしようかなって思っていたけど、休みになってしまったのでもう休日モードでいいかな、と。
radikoで『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』と『脳盗』を聴きながら、自分用のライティング作業を。『脳盗』の中でA24の『mid90s ミッドナインティーズ』に出てきたあまり自分を出さず話もしないがずっとビデオカメラを回していた人物の話があった。最後のエンドクレジットで彼が撮った映像とか画像が出てくるのがいい、とTaiTanが話をしていて、それに通じるのが『花束みたいな恋をした』のラストシーンでの主人公の麦と絹の二人が幸せだった時のワンシーン、というかストリートビューに映っていた話に。ああいうのがいいんだよっていうのはすごくわかる。
映画『チワワちゃん』でも一人ずっと家庭用ハンディカムを回していた人物がいたが、彼はグループ、遊び仲間の一人であるので当事者だが、カメラというレンズ越しに客観的に友だちたちを見ていた、そういう視線、映すという行為が時には加害性を持つが、iPhoneでもスマホでもなんでもいいが、撮影する時に発生するなにか、時間が経過して残ったもの、その視線のありかみたいなことについては考えることに意味があるように思える。

行方不明になったオカルト雑誌の編集者。彼が消息を絶つ直前まで調べていたのは、幼女失踪、中学生の集団ヒステリー、心霊スポットでの動画配信騒動など、過去の未解決事件や怪現象。
彼はなぜ消息を絶ったのか?いまどこにいるのか?
同僚の編集部員女性記者とともに彼の行方を捜すうちに、恐るべき事実に気がついた。
すべての謎は「近畿地方のある場所」へとつながっていたのだった…。

9時15分から上映回のあった『近畿地方のある場所について』をTOHOシネマズ渋谷にて鑑賞。さすがに満席でもないし、四割か三割ぐらいの入り、友だち同士できている大学生ぐらいも何組がいたけど、僕みたいに一人で来ている中年以上もわりといたので、夏休み上映のホラーものにしては年齢層はウケていそうな若い世代よりも気持ち高めに感じた。
9月に続編を公開する『カラダ探し』もワーナーブラザーズなので、ワーナーはこの時期にホラー映画を作るってことが決まってるのかな。実際予告編でも『カラダ探し2』が流れていたけど、時期的になんで8月とかじゃなくて9月なんだろう。同じホラー系だから公開時期をズラしたのかな。
近畿地方のある場所について』は「月刊予告編妄想かわら版」でも取り上げたのだけど、ホラー苦手だしこのまま観ないままかなって思っていた。しかし、派遣バイトが今日は仕事が薄いということで仕事がなないのが昨日夕方にわかって、とりあえず午前中に観れる映画&U-NEXTのポイント使っておこうということでこちらで。気持ち無料だったらいいかなと。
原作を読んでない&ホラー苦手なんで、「来るぞ来るぞ」みたいなシーン、カメラの動かし方とか演出でわかるからそういうところは薄目にしてショックを和らげておくチキン野郎です。怖いんだけど、終盤は笑ってしまうというか、あれで冷める人多そうだなって思った。
トンネルに入ってからのある人物の行動とか急に違うモード入っていくのにも笑った。ホラー自体がコントと紙一重、表裏の関係性なので見方を変えたら怖さはなくなって、笑えてきてしまうのでその辺りのリアリティラインとか演出が難しいんだろう。コント師にホラー描いてもらって、ホラー作家にコント書いてもらうコラボ増やせばいいのに、といつも思う。コント師による短編ホラー小説集とかきっと出来はいいんじゃないかな。
キングオブコント」である時期からコントの設定とかセリフで観客(女性しか入れていないのかもしれないし、聞こえるのが女性だけかもだけど)から笑いではなく、悲鳴に近いものがあがることが起きるようになってきた。そうなると笑いが爆発しなくなるし、以前とはどうも感覚が変わってきたなと思うことが何年か前ぐらいから起きている。それってこの裏表問題も関わっている気がする。

『リング』小説版の主人公は父親(原作者の鈴木光司さんが反映されている)だったが、映画化する際には主人公は母親(松嶋菜々子が演じた)にしたことで作品としては軸として母性、劇場版「リング」シリーズとしても母性の物語になっていった部分がある。少し前に後悔していた矢口史靖監督『ドールハウス』もホラーと母性の物語になっていて、劇場版『リング』の終盤の井戸の底で貞子を母親が見つけるシーンのオマージュ的な、Jホラー的なシーンのオマージュみたいなシーンがあった。
近畿地方〜」の原作小説と映画版のラストはどのくらい同じなのか、映画版オリジナルな展開なのかは未読なのだけど、今回もわりと母性で物語を終結させていっていて、劇場版「リング」シリーズの系譜というか、産める身体として、母=女性とホラー的な生まれる死ぬと呪い(祝いの反転として)みたいなものは相性もいいし、理由がつけやすいというのもあるんだろう。
ただ、いろんな設定を回収していないことに関しては僕はどうでもいいけど、最後の方のある映像というか、出てきた存在とかって出さない方が良かった気がする。どうしてもあのビジュアルはCG感がありすぎるし、急に違うリアリティラインになった気がしてしまう。
まあ、白石晃士監督は『貞子vs伽椰子』も手がけていて、あの作品の最後は大爆笑してしまったけど、あのラインみたいなことをしちゃったようにも思えてしまった。やっぱり、姿を出さないで謎のままにしておいても良さそうな気がしてしまった。
僕は原作である単行本を読んでいないので、映画版ではどこまで変わっているのかわからないけど、原作者の背筋さんも関わっているみたいだから、映像用にブラッシュアップや設定は変えているのだろう。だとしたら、やっぱり終盤まではホラー映画として楽しめていたので最後だけもったいない。
映画の中で説明というか、失踪した編集者が集めていた資料としてビデオテープに録画した映像や家庭用ハンディカム的な映像とかニコニコ動画とかの映像が流れる。そこにあるレトロ感、若い世代からしたら「平成」と感じるような90年代っぽさとかが意図的に使われているし、ネット文化の隆盛と一般化による都市伝説や陰謀論がより広がりやすくなって、身近にリアルになったことがこういう作品を成り立たせているし、今ホラーが流行っている流れにもつながっているのだろう。そういうもののミクスチャーとしてホラーが新時代を迎えている。考察ブームとかも入ってるのかな、僕はその辺り詳しくないけど。

Eddington | Official Trailer HD | A24 


予告編の時にA24とアリ・スター監督が組んだ『Eddington』も流れていた。アメリカでは7月公開していて日本は公開が発表されていないのだけど、最後に11月みたいな日付が出ていたから年内に公開するのか、見間違いか。


12時前には映画が終わったので家に帰ろうと道玄坂を上っていたらたまに行くうどん屋がまだ空いていたので、いつものざるうどんととり天と卵天を。やっぱりざるがいい。

【フェア・展示】大竹伸朗展 網膜

35℃ぐらいだったのか、日差しが暴力的、また酷暑モードに戻ったらしい。行き帰りはradikoで『オードリーのオールナイトニッポン』を聴いていた。そのまま家に帰るのもなって思って、代官山蔦屋書店へ。大竹伸朗さんの展示があって、Tシャツとかグッズが売っていた。ある時期、ずっと「ニューシャネル」とか大竹さんのデザインしたTシャツばかりを着ている時期があった。あれも伊賀大介さんの影響だった。

代官山蔦屋書店から家に帰る時には、なんとなくモードを変えたくてSpotifyで『トキトケトーク』の放送作家。大井さんゲストの後編を。
前編は先週代々木での派遣仕事終わりに歩いて帰っている時に聴いた。曲とかが誰かといたとか、どこで聴いたみたいなことに記憶をつなげるけど、ポッドキャストでもそういうことあるんだなって。蓮見さんと大井さんの声で、代々木の帰りの景色がちょっと浮かぶという不思議。

かつて南樺太豊原市(現ユジノサハリンスク)にあった、日本放送協会・豊原放送局。それはわずか3年8か月で“消滅”。極北の放送局で一体何が起きていたのか?戦後80年の今、その知られざる実態が明らかに。
8月16日(土)に「北海道スペシャル 極北ラジオ 樺太・豊原放送局」を放送。古川日出男さん(作家)が出演され、ナレーションには森田美由紀さん(元NHKアナウンサー)を迎えます。

スーパーで買い物して汗だくで帰宅してご飯を食べてから、昨日リアルタイムで見ることができなかった『極北ラジオ 樺太・豊原放送局』をNHKプラスで視聴。NHK終戦80年ということで戦争に関するいろんな番組を作っているが、その一環でNHK北海道が作成したもの。古川さんが当時の局長が書き記した「消滅報告書」を朗読されるというので知って見ようと思ったのだけど、ほんとうに知らないことだらけだった。
資料が残っていること、そしてそれを正しく伝えるということ、何が起きたのかということをしっかり検証することで次世代に残す、繰り返さないために、かつて居た人たちの人生や生活が戦争であったり、大災禍で奪われてしまうことを、ちゃんと考える時間。


『しあわせな結婚』第一部の重要ポイントを復習!第1話~第5話あらすじまとめ 

『極北ラジオ 樺太・豊原放送局』を見終わってから、夕方までは家でのんびりしようと横になっていたらうたた寝しそうになって、このままだとなんかもったいなと思って、四話まで見ていた『しあわせな結婚』最新回である五話を。第一部がこれで終了みたいだけど、物語が大きく動き出したが、このあと真犯人とか出てくるとして、けっこう展開難しそうだけどそういう話になっていくのか。
ラストシーンでネルラ(松たか子)と刑事の黒川(杉野遥亮)が橋の上で向き合うのだけど、この青い柵の橋すごく見覚えがある。池尻大橋のマック前の246を渡ってすぐの目黒川のところの常盤橋っぽい。たぶん、そうだと思うと、ネルラ一家って池尻大橋か中目黒方面に住んでるのかな、とか関係ないことを思った。

夜はいつも通り、radikoで『川島明のねごと』『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』をほぼリアルタイムで聴きながら、読みかけのままだった大江健三郎著『懐かしい年への手紙』を最後まで読み切る。
不思議な、作品で、うまく咀嚼できないのだけど、なにかが読者の中に残ってしまう小説。純文学的なものとメタフィクション的な要素、森という場所というモチーフを何度も何度も書き続けていくことでより強度の高い、螺旋状の上に上っていくような作品書いていた、やはり大江健三郎という作家は恐ろしくて素晴らしい小説家だった。

 

8月18日
6時半に起きて可燃ごみを集積所に出してから、朝のルーティン。今週のスケジュールを見てみる。リモートと派遣バイトで埋まっている。ライティング作業もできる時間が限られているので、先日飲んだ友だちからオススメというか、これをやってみたらという〆切があるコンテストの〆切が9月末だから、今月中に全体像を決めないとたぶん間に合わない。リモートワークが始まるまでそのことで作業を進める。

リモートワーク開始。お盆休みもあったり、僕が金曜日に有給を使っていたけど、他のスタッフもそこそこ休んでいたり、他社の人たちも同様なので仕事がたんまりたまっているというわけではなく、ほとんどいつも通りな感じで作業をする。
スマホで聴いたのでPCでは聴いていないことになっている『三四郎オールナイトニッポン0』をradikoで、バチボコプレミアムリスナーのアフタートークを続けて聴く。そこからニコニコ動画の「ビュロー菊地チャンネル」内の『大恐慌のラジオデイズ』第191回を作業用BGMに、この最新回二時間を越えているので聴くものがあまりない月曜日にはありがたい。

13時を過ぎて昼休憩の時に家を出たら、もう猛暑でもない酷暑モードにまた戻っている。これは長時間外にいたら絶対にヤバい。駅前のスーパーで惣菜を買ってすぐに帰る。Spotifyポッドキャスト番組『流通空論』最新回(#57「たべっ子どうぶつ」を映画化したIPビジネスの最前線(TBSラジオ・須藤孝太郎さん前編))がアップしていたので聴きながら仕事の続き。この人が『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』と『タコピーの原罪』のアニメを仕掛けた人みたいで、IPの使い方とかの話でもあり、おもしろかった。
夕方過ぎに『83 Lightning Catapult』最新回がアップされていた。酒井さんがごまからごま油を作るという宿題をやった話最高だった。「妻がヒカルの動画を倍速で見てる」というお悩み相談については、ヒカルやコムドットというイケメンなYouTuberに対する嫉妬とかの問題ではないかという話も、たしかに。ヒカキンならいいけど、彼らはという部分はなるほど。

担当編集者さんから「新・家の履歴書」でお話を聞かせてもらった方から原稿の確認が終わって、少しだけ修正があったけど、このまま編集部に出すという連絡があった。来週明けにはゲラが出て、9月4日発売号に掲載される予定らしい。
思ったよりも早かった。もう少し後ぐらいかと思っていた。発売日の前日にはあのちゃんの武道館ライブで、発売日は彼女の誕生日だ。そして、掲載される人は少なからずあのちゃんとも関係があるので、僕としてはリンクしている、シンクロしているように感じられるのだけど、たぶん、ほとんど人にはわからないし、聞いても「ふーん、そうなんだ」という感じだろう。でも、大事なのは僕にはそういうものがつながっているように見えること。

【芸人トークかもめんたる 面白い話をたくさん聞いたのに、最後は喧嘩になりました 


明日の派遣バイトの現場が家から歩いて行けるところだった。でも、その住所のあたりはあまり行かないところだった。Googleマップで行く経路とその現場の建物の画像をチェックした。
暑い日にはなりそうだけど、メインの作業は荷上げみたいなのでしんどいだろうけど、もしかしたら早い時間で終わるかもしれない。という甘い考えをしながら、ニューヨークのYouTubeチャンネルでかもめんたるがゲストのトークを聴きながら、ライティング作業を。寝る前に『ヴァインランド』と『トピーカ・スクール』を少し読む。

 

8月19日
5時に目が覚めてしまった。ほんとうは6時半に目覚ましをセットしていたのに。諦めて起きることにした。
TVerで『あのちゃんねる』の平野レミさんとのクッキングの二回目を。前回好評だったのだろう、すぐ二回目がという感じだが、仕切りが前回はオズワルドの伊藤からダイアン津田にチェンジしていた。あのちゃんと平野レミさんの相性というか一緒に何かすると目が離せない感じ、どこかは似ている部分がありそうなところとかこの組み合わせは強い。
そのままテレ朝の番組つながりの『耳の穴かっぽじって聞け!』を。とろサーモンの久保田さんとウエストランドの井口さんという「M-1」王者の立場だから言えるようなお笑い養成学校に通う生徒の本音のアンケートにガシガシツッコんでいた。そこに今は芸人の番組よりタレントが出るものが多いみたいなものがあって、二人がちゃんと勉強しろと言っていたが、実際戦後の芸能界というもの芸能事務所はジャズメンたちから始まっていて、そのプレイヤーたちがクレイジーキャッツドリフターズに、ワタナベプロダクションを創立するのだけど、そういう歴史はちょっとした昭和の芸能史とか読めばわかることなのだけど、そういうことも知らずに養成所で芸人がすごいのにって思っているやつはさすがに世間知らずすぎる。
今日の現場は家から歩いて行ける範囲のところにあり、でも、集合場所が祐天寺駅に7時半だった。ただ、ひとりなので駅に行くと無駄な遠回りになるので7時半ぐらいに現場住所近くに着いていればいいやと思って家を出た。
radikoで『空気階段の踊り場』を聴きながら246を越えて下馬方面へ。最後の方でおじさんになりすまししてメールを送って、電話で今日はそのコーナーじゃないんだよって言われていた女性がいて、生放送ぽくてよかった。

世田谷公園に近い場所が現場だったけど、あまり行ったことのない場所だった。8時から始まったが、作業は荷上げということだったが、ボードが二百枚とその他諸々がトラックで運ばれてきた。ボードは最初の時に150枚、二回目に残りの50枚をまずトラックから下ろすのもしんどい、最後の方は運転手さんから受け取って壁に立てかけていくと腕が攣りそうになった。
で、エレベーターのない現場で一階から四階まで各50枚ずつぐらい運んでくれと呼んでもらった会社の人に言われた。とりあえず一階に50枚、二階に60枚運んだらお昼になった。その時点で両太ももがつったりしていたし、汗だくになっていたので休憩をこまめにとって水分を補給していたがTシャツや作業用の軍パンが引くほどびしょびしょになっていた。
昼休憩のあとに三階は50枚、四階は40枚だったので足腰もヤバいのでまず一番上の四階を終わらせないと夕方までに終わらないと思って運び出す。しかし、一枚をあげるのもなかなか大変。途中から二階に置いたものから四階へあげていったが、乳酸溜まりまくりなのか一枚あげたらちょっと休まないと無理になってしまった。
そもそも荷上げだとしてもこの量を一人でやるの無理じゃない? あとこの派遣バイトって荷上げとは違うし、荷上げはほとんどないです的なことを最初に面接に行った時言ってたよね? あと荷上げだとしたらいつもの日給だとわりに合わなすぎる。おそらく荷上げ専門の人を雇ってこれをやってもらったら僕に日給の二倍とまではいかないが近い金額を払うことになるはずだ。
呼んでくれた業者の人がこの荷揚げの量を一人でできると思って呼んでいるのか、派遣元が二人呼ばないといけないのに人がいないとかで一人になったのか、こんなことになった原因はなんだろうと思った。正直疲れすぎてムカついていた。
呼んだ業者の人もさすがに無理だと思ったらしく、残りはとりあえず一階に入れておいてと言われた時には外に残り70枚ちょっとあった。もう、一階に運ぶのですらしんどい。その人が出ないと行けなくなったと言い出したので最後の40枚ぐらいは二人で運んだ。
マジで一人で運べる量じゃないし、せめてエレベーターとかあればまだなんとかなるが、ボードがギリギリの階段はきつすぎる。

家に帰る時には身体中が痛いというか、筋肉が消耗しているし汗はそれでもどんどん出てくるし、なんとか家にたどり着いて一息つきたいってモード。途中でめがねアイドルとして有名だった人がママチャリに乗っていて、お子さんになにか楽しまそうと言っている姿が見えた。
いつもは普通に湯船に入るけど、この筋肉痛とか筋が攣る感じは冷やした方がいいなとおもって水風呂に入る。最後の方は水すらゆるくなっていた。風呂に入りながら、派遣先に定時終了の連絡をラインで送った。その際に今日の現場の状況を伝えたら、「この内容は一人分の内容ではありませんね、依頼を受ける際に確認するべき内容です。次回依頼時には確認します、大変申し訳ありませんでした。」と返信があった。確認していないってこと? 作業の内容だけでどのくらいの量があるかが一番大事だろう、それによって人数も決めないといけないはずだし、いやあ、謝られても意味がないし、今日多めに支払ってくれるわけでもないので、そのまま既読スルーにしといた。

風呂から上がって洗濯機を回してから、駅前のスーパーへ晩ご飯をおかずを買いに配信されていた『DJ松永のLightning Catapult』を聴きながら歩く。生成AIで簡単に曲は作れるが、リスナー的にそれ聴きたい?みたいな話。前に爆笑の太田さんがTaiTanにAI出てきて小説はまだ書こうと思いますかって聞かれて、書きたいから書くだけだしAIは関係ないよねって言ってた。うん、受け手もこいつプロンプト指示上手いだけなんだなあって早かれ遅かれ思うようになる。優位性は一般化したら消えるんじゃないか。
アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』のゲストは長井短さんだった。改めて、いい芸名だなって思ったし、夫のロロの亀島さんの話題が出るかなって思ったらわりと冒頭で亀島さんがアルピーのラジオリスナーという話をしていた。あと平子さんが長井さんは『装苑』ぽい顔だよねって言っていたけど僕もそう思う。
『あのと粗品の電電電話』は「テレ東音楽祭」の司会だった国分太一がいなくなったのに、なんで俺らに司会させてくれなんだという粗品の怒りから始まり、終始のテンションだった。あのちゃんが喉の状態があまりよくないから、粗品がどんどん話していたようにも聞こえる。
『ランジャタイの伝説のひとりぼっち集団』は聴いたはずなんだけど、この日記を書きながら流していたら内容がほとんど入ってこなかった。みなみかわさんのライブに行った話だったらしい。

 

8月20日
前日のボードの荷上げで体がボロボロだったのでかなり早く寝た。5時前に一度目が覚めた時には思ったよりは回復している、痛みは軽くなっていた。と言っても肩や腕は上げようとすると鈍い痛みがあるし、ふとももやふくらはぎは触ると筋肉痛で痛みはある。日常生活なら問題はない、少しだけ段差があったり足の上げ下げがあるとその痛みが認識されてしまうという感じ。
今日はリモートワークだけなのでそのままTVerでバラエティを流しながら7時半近くまで二度寝。起きてから朝のルーティンをしてからradikoで『アルコ&ピース D.C.GARAGE』を寝転んだまま聴いてから、『JUNK 爆笑問題カーボーイ』を流しながらリモートワーク開始。
太田さんが声優で出演しているNHKアニメ『アン・シャーリー』の話から遠藤周作作品の話に展開していった。太田さんの熱のこもった作品やその原作となった小説を書いた作家を語るのを聞くとその作品を見たり読んだりしたいと思えるし、本当に自分が感じたことをただただ話している、という姿勢はとてもカッコいい。多さんが信じられるというのはこういう嘘のない言葉を言える人というのが大きい。

そのまま『星野源オールナイトニッポン』を。来週のスペシャルウイークが「その他ジングルSP」ということもあり、今までの傑作選が流れていた。それを応募していたリスナーが今やスタッフになっていたり、とかラジオは長く続くとそういうことが起きるのもたのしみかもしれない。

星野源からあのということで『あののオールナイトニッポン0』を。ガチャガチャをしまくったという話とか、気持ち早口というかテンションが高いのか、疲れすぎていて通常モードではないか、というふうに感じられるあのちゃんのトーク。もう二週間もすれば武道館ライブだ。さすがに当日はこのラジオは録音だと思うけど、どうするんだろう。


「港の空の色は、 空きチャンネルに合わせたTVの色だった」――無数のテクノ犯罪者たちが跳梁跋扈する魔都、千葉市〈チバ・シティ〉の片隅。喪失した電脳空間〈サイバースペース〉への没入〈ジャック・イン〉能力の復活を対価に、若きコンピュータ・カウボーイのケイスはヤバい仕事を引き受ける。 命懸けの攻防のなか、彼は裏で事態を操っていた自律型人工知能、冬寂〈ウィンターミュート〉と邂逅する……唯一無二のセンスと鮮烈な表現力で「サイバーパンク」を確立した伝説的SF!


ニューロマンサー〔新版〕』、そして「ギブスン復刊計画」への疑問、すべて答えます。|Hayakawa Books & Magazines(β) 

昼休憩の時に銀行とスーパーに寄った後にTSUTAYA書店でウィリアム・ギブソン著『ニューロマンサー〔新版〕』を購入。前の表紙もよかったけど、こちらはもう少し現在より。

夕方にSpotifyで『小嶋陽菜のLightning Catapult』最新回を聴きつつ、作業の続き。放送作家の福田さんとのやりとりも聴いていて好き。

架空名作劇場「人情刑事 呉村安太郎」
テレ東×フィルムエスト企画! 映像も芝居も90年代にしか見えないが、描かれるのは令和の日本ーーー そんな〝存在しない名作〟を勝手に作ってお届けする「架空名作劇場」シリーズ。 今回お送りするのは、1990年代に社会的なブームを巻き起こした?人情で事件を解決する往年の刑事ドラマ「人情刑事 呉村安太郎」。 主人公の呉村安太郎を演じたのが、昭和を代表する名優・加賀美勲(平子祐希)。呉村が通う高級バーのママ・大森真由美を演じたのが往年の大女優・三篠慶子(友近)。 人情刑事“呉さん”が今、蘇る! 第1夜「殺人フードデリバリー!団地妻の秘密」 第2夜「闇バイトが殺される!復讐のニセ老婆」 2025年8月11日・18日月曜深夜24時30分放送!

 

平子祐希アルコ&ピース)&友近出演!“存在しない名作ドラマ”を勝手に作ってお届けする企画「架空名作劇場」の放送が決定! 

リモートワークが終わってからテレ東で放送された架空名作劇場「人情刑事 呉村安太郎」の一話と二話を。『伊集院光&佐久間宣行の勝手にテレ東批評』でアルピーの平子さんがゲスト出ていて、この番組の話をしていたのもあって、ようやく見た。
〝存在しない名作ドラマ〟という日本語としてありえない言葉によって、ありえないものが存在してしまうという謎の現象が起きている。
元ネタでもある『はぐれ刑事純情派』ならテレ朝だろ、と思うけど今のテレ東は遊び心満載でこういう番組をやってしまう。
ヴェイパーウェイヴをドラマでやったらこうなるというレトロフューチャー感もある。やっぱり『ストンジャー』シングス』とか80年代舞台ものや、日本のシティ・ポップの世界的なヒットみたいなものもインターネット前夜だったいうのがデカいし、今よりはマシな未来があったのかもしれないという分岐点がその辺りにあって、世代を超えて哀愁をよんでいるんじゃないかな。マーク・フィッシャーが語っていた憑在論を思い出す。僕たちの周りには亡霊たちだらけ、たぶん、令和のホラーブームはそれも関係している。

 

8月21日
6時過ぎに起床。寝汗をかなりかいていた。しっかり眠れた気がする。きっと大きないびきもかいている。目が覚めるというのはいつも不思議だ。
たまに「あっ、落ちる」みたいな意識が薄れていく感覚があるけど、あのあと意識がなくなって寝ている状態の自分をスマホでもいいけど録画でもしてないかぎり見れない。このまま急になにかあってこの部屋で死んでしまったら、と思うと怖い。しばらく見つからないだろうし。
昨日寝てしまって見れなかった『あちこちオードリー』をTVerで見る。ゲストは古田新太さんと小池栄子さん、特に古田さんのキラーフレーズが声を出して笑ってしまった。とてもいい回だったし、若林さんも村上龍さんの話を前のめりでしていた。
朝のルーティンをやってからのんびりとリモートワークを開始。お盆明けではあるが、まだみんな通常モードには戻っていない&ズラして休んでいる人もいたりするので作業はそこまで期限がヤバイとかはないのでのんびりと。
やることはやっているけど、他の人のチェックとか他の会社の人の確認とかを待つ時間がどうしてもできるので、急ぎ用がないともいえる。
radikoで『きしたかののブタピエロ』と『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』を作業用BGMに。
「ブタピエロ」は高野の得意な剣道でコント赤信号の渡辺リーダーと戦った話があったり、二人のトークは「バナナの天ぷら」を全部聴いてからこの放送も最初から聴いたのもあって、パーソナルな部分がわかっているからたのしいという気持ちになる。
「佐久間ANN0」は由比ヶ浜にいってBBQを大学の先輩や同期や後輩とした話題。しかし、大学卒業して20年以上経っても何人も繋がって一緒に飲んだりできるという環境ってかなりレアだと思うし、実行できているのがすごい。ライフスタイルもだし、正直いい会社に就職したとしてもその間にいろいろとあったりしたら、昔馴染みのところには顔を出しにくい人がいてもよさそうなもの。佐久間さんの周りの人たちはそれぞれの職業でちゃんと出世できる能力とかがあったということなんだろう。

『永野はミスターTBS』#33 僕たちは、カート・コバーンの未来を生きてるんだ ゲスト:ジェーン・スー 


リモートが終わってから、三週連続かな、ジェーン・スーさんがゲストなこちらを。『ゴーストワールド』とかこの二人の世代が観たり聴いたりしてきたものの話で、意気投合しまくっていたし、永野さんもたのしそうだった。

 

8月22日
6時前に起床、もう目覚ましが鳴って起きる、手前で自然と目が覚める。火曜日の派遣仕事でボードを二百枚運んだことによる後遺症というか、上半身は肩周りが、下半身は太ももとふくらはぎにまだ痛みがある。
家の中で椅子に座って作業をしている時はあまり認識しないが、階段の上り下りとか段差があったりすると特に太ももとふくらはぎの筋肉痛というか限界を超えた後の痛みが継続しているのがわかる感じになる。
朝のルーティンをしてから、radikoで『秘密諜報員みなみかわ』『ハライチのターン!』『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』を聴いていた。
「メガネびいき」途中でリモートワークを開始。そのまま、『マヂカルラブリーオールナイトニッポン0』と『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』といういつもの金曜日の作業用BGMの流れ。
「みなみかわ」は今までのちょっとSFとか近未来とかの話ではなく「腸活」についてで、趣向が少し変わってきた?
「ハライチ」は二人の家族の話で、岩井さんの両親が元ヤン的なマインドでその息子がアニメとか詳しいというのが実は日本の文化の移り変わりを感じる。
「メガネびいき」は映画館に『国宝』と「鬼滅の刃」劇場版のヒットでΖ世代がたくさんきているという話題について話していたが、単館系の話もしていたけど、おぎやはぎの二人はそこまで映画に詳しいわけでもないし、映画館で映画を観まくるというタイプでもないので言っていることが的外れではないけど、実際にTOHOシネマズみたいなシネコンと単館系に足を運んでいる身としてはズレてるところを感じた。
「マヂラブANN0」は野田クリスタルが足の肉離れしたことで、リスナーからイジられるメールが来ていた。
「都築サクラバシ」はキムタクのYouTube動画の再生回数の話と年の離れた高校生の弟とその友達が泊まりに来た時に起きたことをトークしていた。木村さんの二郎系ラーメンを食べに行った動画が400万回とか再生するが伸びているのは知っているが、僕も見ていない。今まで二郎系ラーメンを食べたことがないけど、僕は並びたくないし注文の仕方もいろいろありそうだし、たぶんいくことはないと思う。

昼休憩の時に駅前のスーパーに行った時にTSUTAYA書店に寄ったら、高畑鍬名 a.k.a.パン生地くんの単著『Tシャツの日本史』が数冊平台に置かれてた。この単行本が売れて増刷をしたら数年後に文庫増補版にしてもらって、四千頭身の都築がTシャツをズボンみたいに履いてた(ということが前にあったんですよ、三四郎ANNゲスト時にイジられまくった)&フジロックヒロトがTシャツ履いてた現象についても書いてほしい。ということも本人にLINEした。

村田:Tシャツを履く?
小宮:それがオシャレなんだって。本当にTシャツを履いていたのよ。
村田:ははははは(笑)
小宮:むちゃくちゃ笑ってます。
都築:はあ~。服に理解がない人と話すのが一番疲れるんだよね。Tシャツを履くんですよ。で、上はTシャツを着るんですよ。
村田:おかしいじゃないですか!
都築:全然違うよ。カリスマなの!
村田:都築、まだ売れたい?
都築:まだ売れたいけど、それを出しろの一つにしようとはしてないよ。
村田:ええ~!?
小宮:Tシャツを履いて、Tシャツを上に着て。ちょっとやりすぎかなと思っていたんだけど、それがオシャレなんだって。
村田:どっちが上半身か、分からなくなるじゃないですか!
都築:分かるだろ、腰の位置で!

三四郎・小宮、四千頭身・都築のハイファッションに困惑「ワンピースを、履いてる?」

この引用した前のパーパーのほしのディスコと都築がスペシャルウイークゲストだった時に、都築が上下Tシャツのセットアップを着ていて、ほしのディスコに下のTシャツをノーパンで履かれていたような気がする。

『Tシャツの日本史』前史としての『Tシャツをめくるシティボーイ』の雑

後日こちらをnoteにアップした。最初の起点となった展示と都築響一さんのメルマガで連載していた『Tシャツをめくるシティボーイ』を読んだ僕の日記からの抜粋をまとめてみた。

【9月の新刊】ピュリッツァー賞作家ジェニファー・イーガンが「人間の意識と記憶」に迫る最新作『キャンディハウス』(谷崎由依訳)

イーガンは、もともと作家になりたいと思っていたわけではない。高校と大学の間のギャップイヤーを利用して、考古学の発掘に出かけた。ペンシルベニア大学に入学する前は、カリフォルニアと日本でモデルとして働き、文学を専攻。「背が高くて頬骨の高い女子は、誰でもスカウトされるのよ」と彼女は控えめに手を振る。ニューヨークで自活できるほどのブッキングはなく、最後の月の家賃は祖母が肩代わりしてくれたという。

大学の休みを利用して帰省したイーガンは、若き日のスティーブ・ジョブズと出会い、1年間付き合った。イーガンは、慎重に言葉を選びながら、ジョブズが『The Candy House』に与えた影響についてこう語る。「テクノロジーは危険なものだと信じて疑わない私にとっては、こうした装置には最初、純粋にユートピア的なヴィジョンがあるということを書きながら思い出すことができました。このような技術は、消費者に渡って初めて、発明者に悪意があったのではなど、皮肉が向けられがちです。しかし、彼と一緒にいたとき、私は純粋にユートピア的なヴィジョンを目の当たりにしていました」

「テクノロジーユートピア的なヴィジョンを見出していた」ーー米作家ジェニファー・イーガンが語る、近未来小説とスティーブ・ジョブズから受けた影響

ジェニファー・イーガンの『ならずものがやってきた』がとても素晴らしい作品だったので、この新刊も楽しみなのだけど、上記の記事読んだら「スティーブ・ジョブズと付き合っていた」というすごいパワーワードが出てきた。今まで知らなかった。

リモートワークが終わってからニコラにいって、ガトーショコラとアルヴァーブレンド、おかわりでアアルトブレンドをいただく。
明日の派遣バイトの詳細が送られてきたのだけど、府中市だった。遠いよ、集合場所の西府駅って初めて聞いた。遠いよ。

『トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画』ep.202 日本の夏、能楽堂の夏 計画



東ブクロカカロニ栗谷『垂流的雑談のススメ』 #31「カズレーザーに続く芸人は??」 


家に帰ってから風呂に入ってから、金曜夜に聴いているこの二つの番組を流しながら、読書を。

人と会うことは今月の10日までだった。そこからは完全に新作小説の執筆にダイブしている。ただし作品のために外側から降臨してくれるような、さまざまな映画、さまざまな音楽との出会いがあり、それらはほとんど偶発的に生じているのだが、ある意味では1日に何時間も未知と触れ合いつづけている。しかし基本的には、劇烈な体勢で書きつづけている。

今日は8月22日だが、私は12日後にその新作小説を脱稿しなければならない。12日。このカウントダウン。毎朝、起きるたびに「今日を入れて、あと○○日だ」と数える。ほとんど自分の両頬を平手で叩いている。カレンダーにも残り時間が書かれ、手帳にも書かれている。

古川日出男の現在地〉仕事場に〈宇宙〉を持つ、あるいは待つ 2025.08.09 – 2025.08.22 東京・埼玉

古川さんは新作を書き続けている。脱稿日から考えると再来月には何かの文芸誌にこの小説は掲載されるのだろう。『夏迷宮』が新しい代表作になるのでは、と思っていたのだけど、次の作品が『夏迷宮』に近いモードなのか、はたまたまた違う方向性なのか、読者としてはたのしみでしかない。

星野源 – Mad Hope【MAD HOPE Japan Tour 2025】 

 

8月23日
6時前に起床する予定だったのに、5時前に目が覚めた。まだ4時台、もう一眠りは怖い。朝のルーティンをして、radikoで『JUNK バナナマンバナナムーンGOLD』を聴きながら出発の準備を。
とりあえず、8時に南武線西府駅に着いていないといけないのだけど、派遣バイトで交通費はどこに行こうが一定の700円が日給の中に入っているのに、調べてみると最寄りの田園都市線三軒茶屋駅から南武線西府駅までは片道ほぼ一時間で550円かかる。往復で考えるとなんかすごい損してしまう気がする。
他のルートを調べてみると京王線だと下北沢から明大前、そこから分倍河原駅まで乗って南武線で一駅乗ると西府駅。電車に乗る時間をできるだけ削りたい&交通費を抑えたい&多少は歩いておきたい(NIKE RUNアプリで距離を計っていて、月300キロを目標にしている)となると、下北沢駅まで歩いて電車よりも50分ちょっと歩いて明大前駅まで行って、そこから特急で分倍河原駅までなら20分程度。そこから20分もかからない距離で西府駅に着くことがわかった。
せっかく早く起きてしまったし、電車も土曜日だけどいつ事故とかアクシデントで遅れるかもしれないので早く着いておくほうが気持ち的にも安心できる。

6時になる頃に家を出た。土曜日午前中のBGMはいつも通りradikoで『三四郎オールナイトニッポン0』を聴きながら歩く。とりあえず、環七に向かって東松原駅、そして明大前というふうに北西に進む。
三四郎ANN0」は小宮さんのAirPodsの片耳が新幹線で落としてしまった話&相田さんが新居の内見に行った話、そして来週のスペシャルウイークのゲストがすでに発表されているジャングルポケットの太田さんに、プラスでタイムボムのニックという芸人が小宮さんが英語を習いたいということで教えてもらうということで来ることになったと話していた。
なんか聞いたことある人だなって思ったら、あのちゃんがブレイク前に山里さんと一緒に出ていたバラエティで若手芸人を殴ったエピソードがあったけど、その殴られた人らしい。ニックがヨハン・ゼバスティアン・バッハという家系で「お金持ちキャラ」らしく、金持ちエピソードはこと欠かさないみたいだし、太田さんとのゲストでハネるかもしれない。
久しぶりに京王線に乗った。上京して最初に住んだのが柴崎駅だったので、20年以上前に住んでいたエリアに向かっていく。調布には行ったりしていたけど、府中方面には知り合いも住んでいなかったし用事もなくて、今回行く西府駅という駅も初めて知った場所だった。
分倍河原駅で降りて、マップアプリを見ながら西方向に歩いて20分ほどで到着。30度近くはあったと思うけど、まだ日差しも暴力的ではなく汗だくだくにならなかった。


今日は派遣バイトは六人で、班長さんは前に世田谷線の駅の現場で一緒だった人。改札横のニューデイズの冷ケースとかの交換の手伝い。店内にあるものをまず出してから、新しいものを搬入する。
そこまで時間もかからないだろうなと思ったけど、昼休憩なしでそのままやって終了。早く終わるに越したことはない。来た道を引き返すようにして分倍河原駅まで歩く。

帰り道はradikoで『グループ魂オールナイトニッポンX』を聴きながら。十数年ぶりにグループ魂が「ANN」に出演したらしい。バイト君こと村杉蝉之介さんがクスリ関係で逮捕されて活動休止したので俳優業もこのバンド活動もしてないけど、彼はもういないのが普通になっているんだなって。捕まったのはこの数年だけど、時間が経っているのを感じた。
聴き終えてからグループ魂のファーストアルバム『Run魂Run』をSpotifyで聴いた。発売は2002年、ちょうど上京した年だった。柴崎に住んでいて、近くのナムコワンダーシティプラボ調布店でバイトしていた頃。
その時に同じバイトで専門学校の先輩でもあった友だちが去年亡くなった。ゲーセンバイトの人たちはその頃は柴崎やつつじヶ丘周辺に住んでいて、その後に僕は下北や三茶方面へ、彼女は初台とかを経てから蔵前へ、引越しをしてからはほんとうに調布方面に来る機会はほぼなかったのでなんか懐かしい気持ちになっていた。

ano -「絶絶絶絶対聖域 」ano TOUR 2024 追加公演「絶対聖域」豊洲PIT 


明大前駅で電車を降りて、再び歩いて家に向かう。途中で環七沿いに入って若林方面に歩いていたら、浅野いにお著『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』で門出と凰蘭が小学生の時にケンカしたシーンで出てくるのはこの辺りだった。
あと二週間もしないうちにあのちゃん、anoの初武道館ライブが開催される。幾田りらもゲストで来て、「デデデデ」のコラボ曲を三曲全部歌ってくれるとうれしいのだけど。その翌日、あのちゃんの誕生日に発売予定の『週刊文春』に取材・構成した「新・家の履歴書」がこのままなにもなければ掲載される予定。僕の中ではいろいろとリンクしているので、たのしみではある。ただ、その時に一緒に取材して校正などしてくれた編集者が部署異動してしかったので、後輩の編集者さんに引き継ぎと紹介をしてもらわないと次の三回目がいけない。

15時前には家に着いたけど、汗だくだくになりすぎてしまった。午前中とは違って太陽が高くて日差しが強かった。すぐに湯船に浸かってから洗濯機を回す。この暑さなら夕方前から干していても朝には乾いてしまっている。
その間に明日の現場の詳細が来ていて、歩いて行けるところだったのでとてもうれしい。がっつり定時までやろうが終わっても歩いて30分もかからないから、億劫にならない。今日みたいに遠い場所でも早く終わればラッキーの気持ちの方が増すから、当たり外れがデカすぎる。

【原点回帰】帰ってきたツッコまれたい女たち!操り師板倉先生&ブチギレうますぎ女優伊勢川乃亜コンビに、ダウ90000蓮見が苦悩を暴露! 


夕方すぎまで昼寝がてら寝る。疲れがかなり取れた。それから「佐久間宣行のNOBROCK TV」の最新回を見た。いやあ、めちゃくちゃおもしろかった。ちょうど、友だちからダウ蓮見と令和ロマンくるまが一緒にやるライブがあるから抽選申し込み応募して取れたら行こうという連絡をしていたので、なんかタイムリー。

そのあとにライティング作業をしてから、読書している時に寝落ちしてしまった。最近、前に読んでいてそのままになっていた三島由紀夫豊饒の海シリーズ」とか中上健次『鳳仙花』『奇蹟』の続きがまた読めるようになった。
新刊とかはちょっとずつ読んでいたけど、こちらはなんか億劫になっていた。「豊饒の海シリーズ」二作目『奔馬』をようやく読了した。三作目『暁の寺』に入ったところ。『鳳仙花』『奇蹟』の林業関係の仕事をしている登場人部たちの言動とか仕草みたいなものが前よりも身近に感じられるようになっていた。

 

8月24日
6時半に起床。8時半に渋谷駅のハチ公口の交番前集合といつもよりはかなり余裕のある時間だったので、そのまま朝のルーティンをしてからTVerで『さんまの向上委員会』『ゴッドタン』を見ながら、でも寝落ちしないようにしていた。
7時半過ぎに家を出る。radikoで『脳盗』を聴きながら渋谷駅方面に。六本木に行く時に南平台がある246を歩くのだけど、今日の現場がその道路脇にあったので下見も兼ねて先に場所だけ確認して、道玄坂に戻って渋谷駅へ。
『脳盗』は玉置休みで、Peterparker69がゲストだったが、ラッパーのJeterが来ないでプロデューサーのY ohtrixpointneverとマネージャーの松尾さんが出演。この松尾さんという人が前にTaiTanのアシスタントをしていたというつながりもあったらしい。

Peterparker69,野田洋次郎 - Hey phone (Official Music Video) 


この曲は前に聴いたことがあるような気がする。ユニット名もどこかで聞いていたのかもしれないので、初めてって感じがなかったし、TaiTanが先輩でありMCとして楽曲のことについて聞いているのも聞き応えがあった。


交番前で集合して四人で道玄坂を上って行った。班長の人は何度かご一緒しているし頼りになる人なので安心。9時から鉄筋とかトラックに積まれていたものを階段で上ったフロアの横に持っていくという荷上げ作業だった。
もしかしたら、これだけ運んだら終わりなのでは、と思っていたら本当にそうで、10時過ぎに終わった。これまで一番最短だったし、家からも近いしありがたすぎる現場だった。


三茶はサンバフェスが土日に行われるのを知っていたけど、池尻大橋近くの氷川神社前には縁日の屋台がたくさん並んでいた。

『トキトケトーク』#23【ダウ蓮見×三宅香帆】芥川賞直木賞「該当者なし」からフランス革命

帰りにはこちらを聴きながら歩く。そういえば、三宅さんが多忙でマネージャーさんがつきましたって新TwitterことXでポストされていて、スルーしていたけどその人の名前が飯塚さんって女性で、ああ、TaiTanのお姉さんか!と気づいた。
マジでこの世代の人たちがどんどん面白いことをやっていくんだろうなって思うし、個人だけど、クロスオーバーしながら前の世代のどうしようもないこととかつまらない習慣を壊していく新しい価値観を提示していくんだろう。
もしかしたら、蓮見さんや三宅さんやTaiTanさん、令和ロマンのくるまさんとか30歳前後の人たちに影響を受けた今の二十代前半ぐらいがかんぜんなゲームチェンジャーになるのかもしれない。
僕らはただ彼らの世代が作ったりするおもしろいものを観たり聴いたりするぐらい。邪魔もしないし、もし文句があっても悪口とか不満をぶつけないで心の奥にしまっておくしかない。狭間の世代でもはや踏み台にすらなれない僕らは下の世代がおもしろい世界に変えてくれるならそれでいいし、僕らは切り捨てられた世代だという被害者意識がどうしてもあるけれど、きっと上にも下にも本当の意味でそのことは伝わりはしない。残り時間を考えても半分を切っているだろうから、生活をいかに大事にベースにできるかとかを考える時間をもっと持った方がいいんだろう。

はてブにこの日記を半月ごとにアップしていて、毎日平均すると50ぐらいのアクセスがあればいいほうだけど、昨日300、これを書いている時点で140ちょっとぐらいのアクセスがあった。有料のはてブproではないので詳しい流入先やどんなワード検索で来ているのかはわからない。
アップしているブログで一番読まれているのは圧倒的に『熱海の捜査官』最終回について。GoogleやYahooのアクセス元サイトの一位もそうだし、どちらも60%とかを超えるほどの割合になっている。なんとなくそう数字が微増している気がするので、『熱海の捜査官』でこの二日ほど伸びたような気がする。違うかもしれないけど、なんで伸びたんだろう。

毎回大反響「サマソニ翌週のポップカルチャー事件簿」も5年目に突入!
国内外ともに流動性を失ったヒットチャート、ビーフ合戦がシーンに及ぼす悪影響、アニメだけでなく実写も国内の注目作連発でいよいよ外国映画の居場所がなくなりつつある映画界、ホラーブームの功罪、フジロックよもやの巻き返しとフェス勢力図の変化、ミセス騒音問題などなど。毎週のようにポップカルチャー発の大きな事件が起きている2025年の夏。
一方、6月には宇野が急病で生死を彷徨い(本イベントで完全復活となります)、7月には宇野&柴のキャリア最大の恩人である渋谷陽一氏が逝去。永遠に続くものなど何もないということを実感せずにはいられない夏にもなりました。

観覧チケットを取っていた『宇野維正×柴那典 ポップカルチャー事件簿 復活の2025年夏編』の開場時間が17時半からだったので、17時前には家を出た。お昼と比べると多少気温が下がっているが、暑かった。
派遣仕事を入れていたので早く終われば、家に帰ってシャワー浴びて間に合うかなと思っていた。観覧チケットはありがたいことにアーカイブ視聴もついているので無理だったら家で視聴するつもりだった。ありがたいことに今日の現場が午前中には終わったので風呂にも入って洗濯もして昼ごはんも食べて、ちょっと昼寝する余裕があったので、Loft9へ。
会場チケットはほぼ完売の満席、男性率が八割ぐらいだったように見えたが、お二人のファン層、今まで書かれてきたものを読んできた人たちなんだと思う。
宇野さんが病気で倒れられてから、こうやってイベントに出演できるほど復活されたのがほんとうによかった。時折、声が枯れるような感じがあったのは、退院するまで一ヶ月ほど入院していたり、それによって体重が十数キロ減ったとかも関係しているのかもしれない。実際人と話していないと声帯を使わないので声が出にくくなるので、一時的なものなのだろう。

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の製作、及び東宝と共同配給を手がけているのはアニプレックス。『国宝』の製作を手がけているのは2年前からそのアニプレックスの完全子会社となっているミリアゴンスタジオ。アニプレックスソニー・ミュージックエンタテインメントの完全子会社なので、『鬼滅』と『国宝』は東宝の作品であると同時に(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントではなく)ソニー・ミュージックエンタテインメントの作品であるとも言える。

『鬼滅』と『国宝』がソニー・ミュージックエンタテインメントの作品であること、つまり現在の日本映画界の因習や規範の外側で生まれた作品であることは、製作幹事にテレビ局が入っていないこと、企画の初期段階から海外マーケットを見据えていることにも表れている。

記録連発の『鬼滅』と『国宝』 実は「夏の二強」ではなく「夏の一強」である理由 

先週、宇野さんがReal Soundに執筆されていたこの記事。今年の大ヒット映画『国宝』『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』がソニーの作品となっているという話もあって、今エンタメ業界はいかにアニメの利権を取るか、握るかという流れになっている中、ソニーというと音楽というイメージはまだあるが、実は音楽業界の大手であるソニー・ミュージックエンタテイメントがアニメでも覇権を握っているという話もイベントの中でもう少し詳しく話されていた。
株式だけではなく親会社と子会社などの関係性などもちゃんと知って見ていないと物事の本質というか現在におけるパワーバランスやなにが中心にいるかがわからない。柴さんも政府関連の仕事や大きなミュージックアワードに関する仕事をすることで構造のことやどこの誰が何を言ってたかで動く流れがあるという話もされていた。
お二人とも音楽、映画についてジャーナリストとして20年以上業界を見ているからわかることもある、構造の変化から状況を話してくれるので何が起きているのかわかる。おもしろいのと同時に何も知らないで例えばSNSに書いたり、どこかで話すということのある種の危険性もトークから感じた。
業界に関わる人と外側の人はもちろん立場も見えているものも違うのだけど、やはり無知なままでなにかを書いたり話すことは不様なことになるし、相手の力量を知りもしないで喧嘩を売るのはあまりにも愚かすぎるとしか言いようがない。僕たちはパッと見で条件反射してなにかを言ったり書いたりしてしまうことがあるけど、本質を見極めないでそれをすることは自分の信頼も失うことになる。だからこそ、ちゃんと考えること、同時に信頼できる情報やファクトチェックすることがこれから大事になってくるし、自分を守ることにもなる。
後半のほうに出てきた嵐復活に関して、新潮社からインタビュー本を出して先に手を打ってきた元ジャニーズ事務所藤島ジュリー景子さんとこれからダウンタウンチャンネルで復活するであろう松本人志さんの話も今後のエンタメ業界の大きなトピック。
ジュリーさんは手のひら返ししたメディアの人間をおそらく許さないので、手持ち札といえる今爆売れしている所属アイドルたちを紅白には出さないだろうとか、どういう人がなにをやったかそれに対してどうしようかと微笑んでいるのではないかという話。
そして吉本では松本さんに批判的なことを表でも唯一言っていた霜降りの粗品がこれからどうなるか、二人の関係性はどうなっていくのか、という話題も出ていた。復活した(するであろう)日本の芸能、エンタメ業界に影響力のある二人がこの秋以降にどう動くかでまたパワーバランスが大きく変わる。二人が沈黙している間に行われた事柄に対して、どう動くのかでタレントもスタッフも天国から地獄へということもありえる。
そんな中、令和ロマンがKアリーナ横浜でライブをやるという発表があった。令和ロマンが終わらしたもの、終わらしたあとに何が始まるのか、終わった側とされる人たちの復讐、ぶり返しがどこまで起きるのか。というトークもあったが、僕はそういうことを考えたことがなかったので、この先の展開がすごく気になってきた。
終わってから歩いて家路に。今日は渋谷を二往復したので派遣仕事自体はそこまで疲れなかったが、体はちゃんと動かせることができた。コロナビールを三本空きっ腹で飲んでいたせいか帰ったらすぐに寝落ちした。

 

8月25日
4時に目が覚めた。かなり汗をかいていた。エアコンは寝る前に切っていたらしく、すでに室内はもあっとしていて暑くなっていた、まだ日が出る前ぐらいなのに。可燃ごみの日だったので、集積所に出しにいったら気持ち外の方が涼しかった。
とりあえず、ベッドに戻ってエアコンをドライにしてTVerでバラエティを流しながら目を瞑った。目覚ましが鳴る6時半過ぎまで眠れた。
起きてからいつものルーティンとリモートワーク開始までは読書の続き。radikoでいつもなら日曜日中に聴いている『川島明のねごと』『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』をBGMがてら流す。有吉さんが大河ドラマ『べらぼう』出演する話とか小指を机とかで打って骨折した話とかTKOの木下さんが海外に行く話とか、有吉さんの番組で毎週ってなるとこのラジオなんだけど、声質とかリズムが心地いいのかな。
リモートワークは諸々の確認があったり、Webサイトの次に出す記事のことをやっていたらすぐに時間が過ぎていった。

【Aマッソ加納 & ひょうろく】愛はスパイス 第六話「いい夏を育ててる」 


休憩で外にスーパーに買い物と銀行に。家に戻ってきてからYouTubeに佐久間さんプロデュースでと蓮見さん脚本の3分ドラマ最新回がアップされていたので昼ごはんを食べながら見た。すいかにまつわるエピソードなんだが、加納さんとひょうろくさんの組み合わせすごくよかった。あと隣ですいかを食べ始めた男からもう一つ出してきたすいかを進められた女性の反応とその後の流れもコントみたいでもあるけど、ありえるのかもしれないみたいなギリギリのラインみたいな感じでたのしみめた。

リモートワークのBGMとしてSpotifyポッドキャスト『流通空論』#58『タコピーの原罪』ヒットとキャラが乱反射する時代(TBSテレビ・須藤孝太郎さん後編)と『83 Lightning Catapult』#8【恋愛の匂わせ】を流しながら作業。「流通空論」は前編はけっこうおもしろかったんだけど、後編はそこまででもなかった。「83ライカタ」は思ったより相田さんが質問に対して鋭いというかそれ言っちゃうんだっていうことをはっきりと言っていた。こういう時は相田さんがのっていて、酒井さんはそこまで出ずに話を促していた。

BOOKSTAND映画部!」のレビューコーナー「月刊予告編妄想かわら版」2025年9月号が公開されました。9月は『ヒックとドラゴン』『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』『宝島』『テレビの中に入りたい』を取り上げました。


【究極の飲み会】錦鯉渡辺とガチ飲み。みりちゃむがタイプすぎる・芸能界の師匠はみちょぱ・ヘロヘロ団準レギュラー決定!? 


リモート終わって風呂に入ってから、こちらを。派遣で肉体労働してなくても湯船に浸からないと疲れが抜けない気がしてしまう。まあ、風呂に入るのが単純に好きだし、ストレスにならない。シャワーだけっていうのはこのところほとんどなくなってきたのは、疲れを取るという意味合いもかねて湯船に浸かるという意識になっているからだろう。
錦鯉の渡辺さんと佐久間さんは年齢がほぼ同じの同世代の50手前、二人ともおいしものを食べて飲んでっていうのが大事で好きなのが伝わってくる動画。おじさんしかいなけど、この動画が好きな人は老若男女たくさんいると思う。飲み会で老害ムーブをかましてくるおじさんたちにはない温度というか、みんなが飲みに行きたいのはこういうどうでもいい話をしながら「うまい」とかだけ言っている空間なんだろう。でも、それがめちゃくちゃ難しいことであり、そんな空間はほとんどないということも知っている。
明日の派遣バイトの現場がまた一人でこの間みたいに歩いて行けるわりと近いところだった。このパターンで前回はひとりで荷揚げして今だに多少足腰と肩に痛みが残ってるから、明日もちょっと不安だ。土日の現場が当たりすぎたせいで、そろそろまたしんどいのかきついのがやってくるだろうなって思ってしまう。どっちに転ぶか。

 

8月26日
4時過ぎに目が覚める。暑いからなのか年齢的に長時間眠れないからなのか、多分どちらの要素もある。TVerを流しながらもう少しがんばって寝ることにした。6時半に起きてから朝のルーティンをしてから出発の準備。
radikoで『空気階段の踊り場』を聴きながら本日の現場へ。ひとりなので集合場所に指定された駅に向かわずにそのまま直接、目黒川近くにあるけど、今まで行ったことのないエリアだった。一軒家だけどお金持ちっぽい建て売りではない家が並んでいた。そこの建築中の一軒家が現場。
8時に開始して大工の職人さんの手伝いをメイン、最初だけ長い材木を二階に運ぶ作業があったのでまた荷揚げかと思ったが、運ぶのはそれだけだったので助かった。ただ、長い材木をあげる階段はカーブしていてそのままではあたってしまうので、ある地点で角度を変えたり、横持ちから縦にして壁に当たらないようにしないといけなかった。そのあとは清掃をしつつ、その時々に言われたお手伝い。

休憩中には佐久間宣行さんがスペシャルウイークゲストだった『キタニタツヤのオールナイトニッポン0』を聴きながら、ガラ袋を敷いて二階のエリアで寝転んでいた。キタニタツヤさんが井荻出身で、佐久間さんが大学2年生から5年ほど下井草に住んでいたというお隣地域にいたことで話が盛り上がっていた。
前に『メディアミックスの悪魔 井上伸一郎のおたく文化史』の取材で井上さんとバンダイが最初にあった上井草駅周辺を訪れたことがあったけど、あのエリアなんだなって思いながら聴いていた。16時半過ぎまでほとんど定時までだったが、家から近いのがほんとうにありがたい。

と思ったら、明日の現場の人が足りていないのか、新浦安駅集合だった。新浦安って、千葉県じゃん、電車でほぼ一時間かかるし、問題はこの夏休みシーズンに夕方の定時に終わったら、隣駅舞浜でディズニー帰りの人たちが乗ってくる&そこから渋谷方面に帰るまでは新木場駅で乗り換えて永田町駅とどこもかしこも仕事帰りの人たちが乗ってきたら混む。
派遣仕事で汗だくになって、帰りも着替えてもやっぱりなんか嫌なんだよな。せめて、作業が早めに終わって夕方前に電車に乗って帰れたらいいのだけど。

Spotifyで『DJ松永のLightning Catapult』最新回がアップされていたので聴きながら家に帰る。途中スーパーに寄って惣菜を買い、明日何時に起きて渋谷に行って、そこから何時の電車に乗ったら、集合時間よりも少し早いぐらいの時間で着くかを調べていた。電車で行く以上遅延の可能性も高いし、早く行って待っている方が安心だし無難、ギリギリの時間に到着は危なくて僕はできない。
家に帰ってからすぐに湯船に浸かってから洗濯機を回す。明日も派遣仕事だけど、夜のうちに乾くだろう。そのあとにご飯を食べてから、ちょっとのんびりしながら『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』『あのと粗品の電電電話』とニッポン放送ポッドキャストで『ランジャタイの伝説のひとりぼっち集団』を。
「アルピー1番やばい」ゲストはルポライター/エッセイストの國友公司さんで、新TwitterことXを見ると、この後のラインナップは質問募集しているので出演順がわかるのだけど燃え殻さん、脚本家の政池洋佑さん(映画『ハケンアニメ!』を手掛けているみたい)、クリエイティブディレクターの三浦崇宏さん、作家の背筋さん、フリーライターのヨッピーさん、作家のカツセマサヒコさん、作家の山下素童さんとなんかこの後のラインナップ偏りすぎじゃない? 今回のゲストの國友さんの書籍『ワイルドサイド漂流記 歌舞伎町・西成・インド・その他の街』というのは何度か目にしたことがあったけど、トーク聴いちゃうと読みたくなってくる。大学生時代に男娼をして金を貯めて、アジアを自転車で旅していたとかエピソードが強すぎる。
「あの粗品」は粗品があのちゃんのセカンドアルバムのツアーに行った話。ZEPPツアーは行かなかったけど、武道館ライブで今までの集大成的なことになるのか、セカンドアルバムを主体にしてシングル系の知られている曲を入れ込んでくるのか。幾田りらがゲストでやってきて「デデデデ」関連の曲をやるのかどうか。たぶん、来るしやるだろうから浅野いにおさん作詞作曲した『SHINSEKAIより』をライブ初披露してほしい。
「ランジャタイひとりぼっち」はかもめんたるの槙尾さんにBARに連れていってもらった話、ほんとうに槙尾好きだなあ、国崎。三茶のマキオカレー一回ぐらい行こうかな。下北沢のヒトコワ話の真相はタイムスリップしてしまうみたいな話で、前にも「三四郎ANN0」で小宮さんが聞いた話として言っていた気がする。
寝る前に明日は千葉県に行くので、舞台がチバ・シティなウィリアム・ギブソン著『ニューロマンサー〔新版〕』を読んだ。絶対に新浦安とは関係ないけどね。この小説はApple TV+でドラマシリーズをやるらしいんだけど、サイバーパンクだし日本で撮影する必要はないか。でも、千葉でちょっとは撮影するんだろうか。

 

8月27日
23時前に寝たはずだったのが深夜3時すぎに目が覚めてしまった。これはまずい。疲れているはずなのに寝てすぐに目が覚める状態が続いているし、今日も5時半ぐらいに起きて派遣バイトの準備をするつもりだったのに、この時間は寝てないとこのあとがこわい。TVerでバラエティを流してもなかなか寝付けれず、radikoで『アルコ&ピース D.C.GARAGE』を流しつつ目を閉じていた。4時半前には落ちて、5時半の目覚ましで起床。一時間でも寝れたのはありがたい。
朝のルーティンをして昨日夜に洗濯して干していた作業用のズボンやTシャツの汚れてもいい、すでにボロボロになっているものを取り入れて着る。Tシャツとタオルとアームカバーは昼休憩の時に着替えるので着ているものとはもうワンセットをいつも持っていく。

今日の集合場所は新浦安駅に7時50分ということだったので、渋谷駅まで歩いて行き半蔵門線に乗って永田町駅有楽町線に乗り換えて新木場駅、そこから京葉線に乗って三駅。渋谷駅からうまく乗り換えていっても一時間かからないぐらい。余裕を持って6時になる前に家を出る。
radikoで『あののオールナイトニッポン0』を聴きながら向かう。今週の日曜日にLoft9で行われた宇野さんと柴さんのトークイベントの冒頭でFRUITSZIPPERの話があった。CHAIの「ネオかわいい」からFRUITSZIPPERの「ニューかわいい」という流れについてだった。CHAIが解散した頃にブレイクし始めたのがFRUITSZIPPERというのはカルチャー的にも語られるべき交差だったと言われていた。FRUITSZIPPERはももクロやでんぱ組的なアイドルの歴史や流れを受けつつ、きゃりーぱみゅぱみゅがトップであるアソビシステムから出てきたことなども重要だし、ミックスがされている。新しい自己肯定感の「かわいい」という文脈で彼女たちは時代を作るかもしれない。ゲストのFRUITSZIPPERメンバーである早瀬ノエルとあのちゃんのトークは温度感が近いのか、ゆっくりだけど聴きやすかった。
あのちゃんは来週が武道館ライブ。このあと仕事の休憩中に武道館の座席がわかったのだけど、スタンド一階の北エリアだった。北? 今回アリーナの中央に360度から観れる中央ステージが作られることになったので本来ステージがあって、その背面となる北エリアは客が入ることはない。今回はそこに演者がいないので北エリアも客を入れるみたい。武道館の一階は傾斜があって観やすいのだけど、普通に考えたら南エリアに向いてあのちゃんはライブをする気がするので、背中側が多くなりそうな。あと360度だとライブ中の映像とかを映すスクリーンはどうするんだろう。


新浦安駅で何度か現場が一緒になった班長さんと合流し、バスに乗って現場の団地エリアへ。さすがに遠すぎるよ。ある部屋の解体の廃材出しの手伝い。エレベーターが一階、四階、七階しか止まらない。あとづけで外側につけたらしく、そういうことになっているらしい。
現場が四階だったのでエレベーターが使えたのが救い。8時半から16時半まで、休憩中には5分ぐらい歩いたところにあるローソンでドリンクを買っては飲んでいた。直射日光はあたらない日陰だったりはしたけど、基本的には四階で班長が室内で解体したものをどんどん台車につんだものを僕が受け取って一階へ、そこから横付けしている廃棄物を載せるトラックに、呼んでくれた会社の人が一人いて渡して積んでもらう。一階のエレベーターまでは台車だが、トラックまでは階段があるため台車から僕が運んでいく。五段ぐらいしかない階段でも重いものをもって何度も往復したらひざにくる。

昼休憩の時から『星野源オールナイトニッポン』を聴いていた。ジングルスペシャル。休憩中は解体中の部屋で近くのローソンで買ってきたものを食べて寝転んでいた。左右の窓を開けていて、風が部屋の中に入ってくるのでそれが気持ちよかったし、エアコンが使えなくても部屋の中が暑いということはなかった。
16時半ちょいすぎで終わってすぐに帰る用意をしたが、バスだと新浦安駅まで10分もかからないけど、なんせ本数がたくさんあるわけでもなく、スマホで検索したら20分後ぐらいにくるということだったので、歩いて28分ぐらいかかるとしてもそっちのほうがいいやと思ってマップアプリを見ながら歩く。


何の縁もない新浦安の道路沿い、「星野源ANN」を聴きつつ。駅に着く頃には終わっていて、Spotifyポッドキャスト『奇奇怪怪』最新回がアップされていたので帰りの電車はこちらをBGMに。帰りは朝の反対方向に進む感じで渋谷駅まで。18時過ぎたころに渋谷駅に着いてそこから歩いて家の方に。『奇奇怪怪』を聴き終わる頃には家に近づいていたが、そのまま『小嶋陽菜のLightning Catapult』を。
すぐに湯船に浸かって洗濯機を回して洗濯物を干した。晩ご飯を食べているときに編集さんからゲラのチェックのメールが届いたので食べ終えてから原稿のPDFを見ながら赤でチェックをして戻す。これで来週のあのちゃんの武道館の翌日の四日、武道館のライブタイトルと同様のCD『呪いをかけて、まぼろしをといて。』が出る日に発売予定の『週刊文春』に取材・構成した「新・家の履歴書」が掲載されるはず。
明日の現場は歩いたら一時間ちょっと、でもまだ自分のテリトリーの場所といえるところだったのでまだよかった。ただ、ひとりでまたマンションとかのリフォームとかスケルトンにする解体の手伝いっぽいから産廃ごみとか出す感じかなあ。
今日はリモートワークのほうは有給にしていて、派遣仕事を入れていたからこちらが三連チャンになってしまったけど、やっぱりこれは一日は空けたほうがいいかなあ、体力とか筋力とか疲れが溜まっている気がする。寝ても回復しきっていないみたいな。

 

8月28日
5時半前に目が覚めて、可燃ごみを集積所に出してから朝のルーティンをしてからTVerで『永野&くるまのひっかかりニーチェ』を流しながら派遣仕事の出発の準備。
昨日夜干した洗濯物を取り込んで、いつもの作業用の服を着て、着替え用のワンセットと今日は上履きみたいなものがいるということなのでスリッポンをバックパックに。ヘルメットがないと楽、重くはないけど畳めるタイプのではないので幅を取るからいらないと言われるとうれしい。
radikoで『きしたかののブタピエロ』を聴いてから7時半前に家を出る。集合場所は用賀駅だったが、一人なのでそのまま教えてもらった現場住所まで歩いていくとちょうど一時間、朝歩くにはちょうどいい。曇り空で日差しも凶暴ではないのでまだマシなほう、やっぱり32度ぐらいだとなんとかなる。35度を超えてくると歩くのもかなりしんどい。
『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』を聴きながら弦巻通りに入ってからはまっすぐな道を。「佐久間ANN0」は渡辺直美スペシャルウイークのゲストで収録回だった。デビューしてから怒涛の快進撃というかすごい売れ方をしていて、二十代で破竹の勢いだったのが佐久間さんのインタビューアーとして徹したことでかなり引き出していた。
あと渡辺直美の人生を変えた、アメリカ進出の背中を押した一人が千鳥の大悟さんだったこともいい話だったし、大悟さんの一言がなかったら進出していなかったかもしれない。そういう意味でも『ピカルの定理』に千鳥が参加していなかったら、たらればを言い出したらキリがないけど、そういう出会いとか関わりで人生が拓けることもある。


用賀駅からはたぶん10分ほどの現場、はじめて名前を聞く業者さんだなって思って電話したら、前に広尾の現場で会った人で、大工さんと解体屋さんもその時にいらっしゃった方々だった。その時は大元の業者の下の業者さん、今日いた人が大元の代わりに僕らの派遣元に依頼をしていたらしく、呼び元の名前が大元のところだったみたい。
部屋のリフォームのための最初の解体、床とかも全部取る。フローリングを職人さんたちが外していくのをどんどん仮置きの場所に運んで行き、あと資材の搬入もあったのでそれを運び入れたり、という内容。
マンションの敷地内から外のエリアに出れるが、中には鍵がないと入れない。だから、仮置きのところに持っていって中に入ろうとすると専用のキーがいる。それを渡されていたけど、搬入する時は鍵をあけてそこそこ重い不燃タイガーボードを運びいれようとするとめんどくさい。で、僕を呼んだ業者の人は昼休憩後には他の現場に行き、残った職人さんたちと作業。16時半に産廃ごみのトラックが来たので17時定時だったのでそっこーでごみを積んで終わらせた。


家まではまた一時間歩いて帰ることにした。帰りにニコラに寄ってビールとサルシッチャとラルドのクロスティーニを食べる気満々だったけど、お店に入ろうとドアを見たら、混み合っていて提供までに時間がかかりますと張り紙がしてあったので今日は諦めた。食べたら帰って風呂に入って洗濯したかったので、ちょっとそういう時間を考えて、明日とかにお店に来ることにした。
用賀から歩いて帰っているときにやっぱり昨日の新浦安と比べたら歩いて一時間っていう場所は超近い。昨日は渋谷から電車で一時間、そこからバス乗って現場だった。16時半に終わっても新浦安までのバス待つと20分とかだから30分駅まで歩いて、新浦安駅から渋谷まで帰るというルートだったけど、トラック二台分の産廃ごみを出したあとに帰りが遠いのはマジできつかった。
肉体労働したあとは体の状態としても疲れがたまっているし、実際汗をかきまくったあとだったりするから、人が多いところにいたくないし、混み合っていたりなにかハプニングが起こりそうな可能性があるところに近づきたくない。だったら、歩いているほうが基本的にはリスクを回避できると僕は思っている。
最近リフォームのためになにもない、スケルトン状態にするという最初の解体作業の現場に入る割合が多いような気がする。そういう床のフローリングとかも取り払って、さらにその下の断熱材とか床暖房とかも撤去とかドアとかも全部出したり、便器とかも取り外して全部産廃ごみとして出すのを作業をしながら見ていると、ああ、ここに住んでいた人の痕跡や時間がなくなっていく、リセットして上書きされていくんだなぁ、と思う。そこにいた誰かがここでの生活をやめたり消えたり、あるいは急に亡くなったりしても関係ある人以外には喪失は感じない、ただなくなっていくだけだ。リフォームするところは大抵そこそこいいマンションだったりするから、次に住人のためにとかそこを買っている人が貸出するためとかいろいろと理由はあるんだろうけど、そんな風にして空間というものは上書きされるかあとかたなく壊されていく。そんな場所で知らない誰かの新しい生活が始まるかもしれない、ただ前に居た人のなにもかもがほとんど消去された新しい空間で。

 

8月29日
6時半に起床。三日連続で派遣仕事に行ったのだけど、寝て起きたら疲れはたまっていないみたいでよかった。さすがに前に整形外科で診てもらった膝に関して痛みはほとんどないけど、曲げたりすると固い感じはこのところずっとある。柔軟性がかけているのか、負担がかかっているからそうなっているのかわからないけど、それもあってできるだけ仕事終わりには湯船に浸かっている。
寝る前にradiko四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』を半分以上聴いていたので、朝のルーティンをしてから、続きを聴いてから『秘密諜報員みなみかわ』『ハライチのターン!』を流しながら『ニューロマンサー』の続きを朝読書。
『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』『マヂカルラブリーオールナイトニッポン0』をBGMにしてリモートワークを。来月頭に出す記事が重なっていたのだけど、僕がやるべき作業は終わらしたのであとは他の人のチェックとか待ちまで終わらしたので、あとはのんびりといつもの業務。
お昼休憩の時に駅前に行って、TSUTAYA書店の新刊コーナーを見たら、フィリップ・K・ディック著『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?〔Deluxe Edition〕』が一冊あった。発売日には数冊あって、後日見たら一冊もなくなっていたけど、再入荷したのかな。ディック好きだけど『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』がめっちゃ好きかというとそうでもないしなあ。「ヴァリス」三部作をまとめて一冊とかの〔Deluxe Edition〕にしてくれたら欲しいけど、需要ないだろうな。『ニューロマンサー』読んでいるけど、時折早川書房のタームみたいな読書の時期がある。

本作は2020年、アメリカ・ニューメキシコ州の小さな町エディントンを舞台とした“炎上スリラー”。コロナ禍で町はロックダウンされ、息苦しい隔離生活の中、住民たちの不満と不安は爆発寸前となっていた。保安官ジョーは、IT企業誘致で町を救おうとする野心家の市長テッドと「マスクをする・しない」の小競り合いから対立し、突如「俺が市長になる!」と市長選に立候補する。ジョーとテッドの諍いの火は周囲に広がっていき、SNSフェイクニュースと憎悪で炎上。同じ頃、ジョーの妻ルイーズは過激な動画配信者の扇動動画に心を奪われ、陰謀論にのめり込んでいく。
アリ・アスター最新作は“炎上スリラー”、「エディントンへようこそ」が12月に公開決定 

公開日が決まって発表された。アメリカでは7月公開なので5ヶ月遅れで日本公開。
A24作品は日本だとハピネットファントム・スタジオ独占配給になったので、同時公開とかはなくなった。アメリカでヒットしなければ日本公開はスルーみたいなことにもなるし、たいてい半年近いタイムラグが起きるのがA24ファンとしては痛い。

リモートワークが終わってからニコラに行って、アアルトブレンド、おかわりでアイノブレンドを飲みながら一服。
明日の現場の詳細がLINEで来ていたが、恵比寿駅集合というていになっていたが、また一人なのでそのまま現場に直接行けばいい感じなので現場住所をアプリに入れて調べてみた。
恵比寿駅からだと歩いて15分ほど、家から246沿いを歩いて向かうとほぼ一時間の場所。まあ、一応恵比寿駅周辺ということになるらしい、前に広尾に行ったのとあんまり変わらないような気もする。三週間ほど前に二人だったけど床のタイル、一枚35キロを搬入した現場の呼んでもらった会社だったのでちょっとだけ嫌な予感がする。でも、一人だから量はそこまでないかもしれない、その辺りは当日にならないとわからない。搬入したら終わりだったらいいけど、そうはならないものなんだよなあ。アタリかハズレかは明日わかる。

『トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画』ep.203「発足、みちお親衛隊 計画」が配信されていたので聴きながら時間をつぶす。最初からケンカというか口論に近い声量とテンションでのかけあい、やりあいがあってトム・ブラウンぽさが全開。

地下鉄の改札を出て白い地下通路を歩いていく。天井には【出口8】の看板。しかしいつまでも出口に辿り着くことができない。何度もすれ違う同じ男に違和感を感じ、やがて自分が同じ通路を繰り返し歩いていることに気付く。そして壁に掲示されている、謎めいた【ご案内】を見つける。通路のどこかに【異変】があれば引き返し、なければそのまま前に進む。【1番出口】【2番出口】【3番出口】…正しければ【8番出口】に近づき、見落とすと【0番出口】に戻る。次々と現れる不可解な異変を見つけ、絶望的にループする無限回廊から抜け出すことができるのか?
 インディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATE氏がたったひとりで制作し、累計販売本数180万本超の世界的大ヒットを記録したゲーム『8番出口』が実写映画化。「あのゲームをどうやって映画に?」と謎につつまれた映画プロジェクトだったが、わずか30秒の特報映像と俳優・二宮和也の主演情報が解禁されると、爆発的に全世界に拡散され、Xのポストが2900万インプレッション超えをするという「異変」が発生。その他の登場人物については「VIVANT」で強烈な個性を放った河内大和、唯一無二の存在感を放ち続ける国民的ミューズ・小松菜奈など、数少ない出演者情報のみが公開されている。『告白』『悪人』『君の名は。』『怪物』など数々の映画を製作し、初監督作『百花』で第70回サン・セバスティアン国際映画祭にて日本人初となる最優秀監督賞を受賞した川村元気が監督・脚本を務めた本作は、第78回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション【ミッドナイト・スクリーニング部門】に選出。超日本的な地下通路映画は、瞬く間に世界へと羽ばたき、カンヌの地で開催されたワールドプレミアで「圧倒的に新しい映画体験!」「重層的かつ現代的なテーマが編み込まれ、まったく新しいゲームの映画化となっていた」「まさかの展開、緻密な物語に驚かされた!」と絶賛され、アジア、ヨーロッパなど既に30以上の国と地域での上映が決定。

二宮和也の存在感が凄い!すべてが世界基準の『8番出口』を解説【宇野維正のMOVIE DRIVER】 



本日公開の川村元気監督『8番出口』をTOHOシネマズ渋谷にて最終回を鑑賞。ほぼ満席だった。もともと絶対に観るというつもりはなかったけど、今日公開の『九龍ジェネリックロマンス』『愛はステロイド』は観るつもりでいたけど、公開時間がスケジュールにうまく合わなかった。
川村監督は前作『百花』も観ていたし、小説も読んだりしているので気にはなっていた。この原作というか元になっているゲームの『8番出口』はやったこともないし、なんとなくタイトルだけを知っているぐらい。この数年で、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を筆頭にゲームの映画化した作品のヒットが増えているので、その流れのひとつとしても観ておいてもいいのかなって。
基本的にはほぼワンシチュエーション、出演する人も数えるほど。冒頭の電車に乗っているシーン、そして地下鉄の8番出口を主人公があるルールに則って目指すというシンプルなものなので、普通に映像にしても一時間もかからずに描けそうなものを95分にしている。
電車に乗っている時に赤ん坊連れのお母さんが車内にいて、赤ちゃんが泣きだすと目の前のサラリーマンの男がキレ始めて母親に文句をいうというシーンから始まる。主人公(二宮)はノイズキャンセルのイヤフォンをしてその声を遮断して派遣先へ向かおうと地下道を歩いていると、元カノ、どうも別れることを話し合った彼女(小松)から電話がかかってくる。彼女から告げられたのは妊娠しているということ、そしてどうしたらいいかという相談だった。そこから彼女の元に向かおうとするとある空間に閉じ込められる。異変があれば引き返し、なければ進んでいき、成功すれば1から数字が増えていき、最終的には「8番出口」へ辿りついて脱出ができるらしいことがわかる。
主人公以外には歩き続けるサラリーマンの男、女子高生の女、そして小学一年生ぐらいの男子、それぞれがどうやらここに閉じ込められてしまっていることがわかる。8を横にすると♾️になるという意味だろうが、ミスすれば回数を重ねていてもまた0に戻ってしまう。どうやら死んだり、殺されたりはしないが、繰り返しの輪廻からは脱出できないらしい。
主人公とその男子は関係があるらしいことも中盤にわかるが、この子は彼女が妊娠した子供の未来の姿だろうということが匂わされる映像が挿入される。最初に脱出できない地下道自体が子宮とかのメタファとかなのかなって思ったりしたけど、元のゲームからどのくらいオリジナルの要素をいれたのかはわからないけど、出産する堕胎するという判断が裏テーマらしいということもわかる。
同時にすべてを説明するわけではないので観客の想像に任せる部分もある。主人公が「8番出口」に辿り着き脱出したあとにはまた円環の輪のように最初の場面に戻る。そして、彼が冒頭とは少し違う行動を取ろうとしたというところで終わる。冒頭はノイズキャンセルで赤ん坊の鳴き声や怒鳴るサラリーマンの声を「ないもの」とした主人公はこのループから抜け出したことで、それらを自分ごととして捉えるようになったという変化に見えるようにしている。
だが、彼のその行動の変化はわかるけど、赤ん坊を抱いている母親に文句を言っているサラリーマンに行動を起こしたら、何かは変わるだろうが実際にサラリーマンともみくちゃになったりケンカになったり、事故が起きる可能性もある。母子に被害が出ないとも限らないけど、その変化が大事だという描写もわかる。
ビジュアルとしてもインパクトもあるし、90分ちょっとという時間、謎も多少残っているし、嵐の二宮主演で人気ゲームの映画化ということを考えるとかなりお客さんも入るだろうからかなりヒットするんじゃないかな。スタッフロールを観ていたら衣装は伊賀大介さんだった。伊賀さん話題作とかヒット作にかなりの数関わっているなあ、ほんとうにすごい。

 

8月30日
5時半に起床。今日の派遣仕事は7時20分に恵比寿駅東口に集合ということだったが、僕ひとりだし駅から歩いて15分ぐらいかかる渋谷区東4丁目というエリア。國學院大學渋谷キャンパス1号館近く、家から恵比寿駅に行ってからそこまで行くよりは現場に直接行ったほうが時間的にも短縮できるので、直接向かうことにして6時半過ぎに家を出た。

片道一時間ちょうどぐらい、往復で約二時間ほどかかるのもあって、『三四郎オールナイトニッポン0』が行き帰りで全部聴けた。
今週のスペシャルウイークのゲストはジャングルポケットの太田さんとタイムボムのニックという組み合わせ。音楽家のバッハの子孫だとかエピソードがすごいニックに三四郎がどんどん真実を聞いていく感じに。ニックのエピソードはかなり膨らんでいるものはあるものの、元の話自体もすごかったりするし、あながち大嘘ではないことがわかる。地元のオークランドだったかな、かなり治安が悪いらしく、今までの人生で四度ほど拳銃を向けられたことがあったり、学生時代に強盗にあったり同級生にボコボコにされたりと地元エピソードが強すぎたし、おもしろかった。
財布を何度も無くしてしまうということで呼ばれていた太田さんがニックとも昔から知り合いだったこともあり、四人でのトークはどんどん加速していって、コントみたいになった終盤はかなり盛り上がっていた。これでニックはラジオにももっと呼ばれるようになるんじゃないかな、四千頭身の都築さんがこのラジオでハネたみたいになるんじゃないかなとリスナーとして思ったり。


今日はタイルの搬入とそれを階ごとに必要な分を言われた場所に置くという作業だった。最初にタイルの会社の担当さんといろいろと話せたのもあって、それが終わったら帰っていいよという言質をとったので言われたものをどんどん運んで11時30分すぎぐらいに終わった。
ここはすべての階にエレベーターが停まるわけではないけど、言われた階の半分ぐらいには停まったのでなんとかなった。五階までは上がれるけど、その上の六階と七階は階段で上がらないといけないとかもあったけど、重めのタイルだけど数が膨大でもなかったのでそれも助かった。
担当さんにOKをもらって来た道を再び家に向かって歩く。お昼は37℃という温度だったみたいけど、そこまで酷暑という感じもなかったができるだけ日陰を選んで帰った。それでも着替えたTシャツは家に着く頃にはびしょびしょだった。
湯船に浸かるのはとりあえず諦めてシャワーを浴びてちょっとだけ休憩してから、着替えて渋谷へ。246ぞいに出てしまえば上の首都高の影があったりするので直接強い日差しを浴びることはないのだけど、そこまでが15分ぐらいはあるからそこで汗だくになる。緑道でニコラのカウンターでご一緒したことのある方が買い物帰りで、すれ違った時に声をかけてくださったので気づけて、少しだけお話をした。
渋谷PARCOに着いたのは14時ぐらい、いやあ、六階の任天堂とかのゲーム関連のフロアに人がわんさか、日本人の家族連れだけでなく観光客もたくさんいて、一階からのエスカレーターも混み合っていた。8階のホワイトシネクイントに着いたら人はほとんどいなかった。

ルー(クリステン・ステュワート)と、ボディビルで名をあげることを目指しながら旅をしているジャッキー(ケイティ・オブライエン)が出会い、2人は恋に落ちる。しかし、町の裏社会を仕切るルーの父親をはじめ、ルーの家族が抱える闇に二人は巻き込まれていく…。

ホワイトシネクイントで観ようと思っていたA24×ローズ・グラス監督『愛はステロイド』だが、上映が14時35分からの回しかないため、微妙に観に行けないなと思っていた。
午前中に仕事が終わったのでいける!と思って帰りながらウェブでチケット取った。土曜日ということもあってか六割ぐらい埋まっていた。しかし、なんなんだこの邦題。確かに観ていたら作中でステロイドを打つシーンはあるし、ジャッキーはステロイド依存していくから、依存してしまうとかやりすぎると壊れてしまうという意味でこの邦題なんだろうなとは思うし、わかるけどさ、原題が『Love Lies Bleeding』だからなあ。
父性と男性性の支配と暴力に対して、ルーとジャッキーという同性愛カップルたちが傷つきながらも乗り越えようとしていく、というラインはある。ルーの父親は裏社会の住人でもあり、射撃場を経営している。拳銃やライフルが放たれる銃撃音が響くシーン、拳銃が男性器のメタファであり、銃撃することは射精と同じ意味になる。父親が裏社会のボス的な存在であり、射撃場を経営しているということが父性と男性性をわかりやすく象徴している。
ルーとジャッキーの二人は互いに大事に思う存在となっていく。しかし、ルーの姉の夫が家庭内暴力を振るっており、そのことで彼女たちの人生が狂い始める。そして、起きてしまった事件の後始末に父親が出てきたことで二人はさらに窮地に落とされて、支配から逃れられないような展開になっていく。
終盤において、ステロイドを打ちすぎたジャッキーにある変化が起きる。それを観て正直笑ってしまった。最近のA24作品だと『終わりの鳥』にも同じような描写があったと思う。A24的な神話感ともいえるし、なんか良くも悪くも『サブスタンス』の流れがあるんだなって思った。
ある時期まで多かったゾンビものにおけるゾンビという存在は(グローバル化した)資本主義とGAFA(やMATANA)に隷属した僕らのメタファーでしかなく、それはもはやただの現実でしかないから減ってきているんだろう。
今作や『サブスタンス』のようにある物質を過剰に摂取したことにより主人公や登場人物たちがキマイラやモンスター的な存在になっていく物語が描かれているのは偶然かもしれないが、創作者たちが今の時代の雰囲気を感じて形に、表出しているのかもしれない。
ラストシーンで禁煙していたはずのルーがタバコを吸っていて、車の助手席で寝ているジャッキーという構図がすごくよかった。ルーに好意をいだいていたデイジー(アンナ・バリシニコフ)は日本だったら=LOVE大谷映美里がやったら似合いそう。
昨日観た『8番出口』も『愛はステロイド』もどちらもメインの登場人物が吐瀉するシーンがある。自分がいる現実がぐるりと変わってしまったり、耐えきれない状態になったりすることで吐いてしまう。僕は吐くシーンがある作品はいいものが多いと思っていて、それは体がなにかに拒否反応を示すこと、つまり変化があって一度は体が拒否するようなことが起きるほうがその人物が変わっていくことになる前触れだから。

家に帰ると月初に注文していた新音楽制作工房のアルバム『未来のコドモたちの食べ物』が届いていた。PCのiTunesに音源を取り込もうと思ったら、曲名とかアルバム名とかが取得できませんというメッセージが出てきたので、読み込んでから二枚分全部曲名とかを自分で追加した。
Spotifyのほうでだいぶ前にアルバムで配信されているので音源としては聴いていたものだけど、フィジカルがほしいし、菊地成孔さん率いる新音楽制作工房のはじめてのCDとしての物質にちゃんとお金を払いたかった。

昨日夜に古川日出男さんが朝にお兄さんが亡くなったということをXに書かれていた。それを読んでお悔やみのメールを送った。僕はノンフィクション作品『ゼロエフ』の取材でご一緒したし、書かれている作品からお兄さんの影響を知っていたし感じていた。お会いしたことはなかったけど、そういうところからお会いしたような気持ちになっていた。
古川さんとお兄さんは10歳ほど年が離れているはずで、小学生の頃に車の免許を取って実家のしいたけ栽培の家業を継がれていたお兄さんの運転で映画に連れて行ってもらったりしているという話を聞いていた。
偶然なのだろうけど、ZAZEN BOYS向井秀徳さんもお兄さんと年が離れていて、小学生の向井さんにお兄さんはプリンスのアルバムを聴かせたり、映画館に連れて行っていた。菊地さんのお兄さんは小説家の菊地秀行さんで年齢差は13歳ほど離れていて、物心ついた頃にはお兄さんは東京の大学に行っていた。
一回り以上離れたお兄さんが読んだり聴いたりしてきたものが詰まった部屋に少年は入り浸って自分よりも上の世代のカルチャーに触れていった。というふうに今の僕が影響を受けている創作者の人たちは年の離れたお兄さんがいるという共通点がある。ということを久しぶりに考えたりした。

 

8月31日
6時半前に起床。ぐっすり眠れたようで疲れは残っていなかった。TVerで『ゴッドタン』『さんまの向上委員会』を流しながらダラダラする。夕方まで予定はないし、今日は休日という気持ちだった。
朝のルーティンをしてから、radikoで『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』を聴きながら読書。どうも東ブクロさんの声が違うしメール読みが下手というかいつもみたいにスムーズにいかないから、誰かが代わりにモノマネをしながらやっていたのかな。そういうのを最後まで言わないでやりきるのもさらばらしいいといえば、らしい。
8時半を過ぎてから、代官山蔦書店まで朝の散歩がてら向かう。radikoで『脳盗』を聴きながら。まだ午前中だけど気温が高くて山手通に入った頃にはかなり汗をかいてしまった。夕方に日比谷野音に行く方法としてこの気温で二時間歩いて行くのは危険だなって思ったし、渋谷まで歩いて電車で永田町駅で降りてそこから歩くのもありか、とか何種類か方法を脳内で考える。
書店の外文コーナーにチャーリー・カウフマン著/木原善彦訳『アントカインド』が入荷されていた。気になっているが、税込で15400円する。高い、さすがに海外小説で五千円とか六千円台はまだ買おうと思うのだけど、特別な装丁になっているし、それもカッコいいけれどここまで価格が上がったのはなんでだろう。原作権というか独占翻訳権みたいなものが高騰しているのか、アメリカとか物価が上がっているからそれに合わせるとそうなってしまうのか。脚本家としても知られているチャーリー・カウフマンの小説だから気になっているけど、手がでない。
帰っている頃には『脳盗』を聴き終えたので、『ヤーレンズオールナイトニッポン0』を。月に一回担当しているので毎回聴いているけど、この二人は固有名詞や誰かが言った言葉とか歌の歌詞とかタイトルがすぐに出てくるのがすごい。ボケとしていったそれらのワードをすぐに理解して「なになにだろ!」みたいなツッコミをしたり、さらにのって咥えたりする反射神経がいつもおもしろいし、彼らだけのテンポだなって思う。
家に帰ってからパン生地くんの単行本『Tシャツの日本史』の下地となった都築さんのメルマガ連載中に読んだ時に書いていた日記の部分を抽出してまとめたり(発売日のところにあるnoteのやつ)、昼ごはんのレトルトカレーを食べたら辛さ5マジで辛かった。甘口カレーを食べるような辛さダメ人間には向かないことを改めて感じた。radikoで『オードリーのオールナイトニッポン』を流しながら14時ぐらいまで読書したりうとうとしたり。

14時半過ぎてから家を出る準備。渋谷まで歩いてから半蔵門線に乗るか、銀座線に乗るか決めようと思った。Spotifyで最近聴いている音楽を流しながら歩く。246沿いに出るまでに暑いけれど、思いの外まだ行けそうな気温だなって思った。多少風があったのもありがたい。
銀座線だと虎ノ門駅で降りてから10分ほど歩いて日比谷公園に向かうルートに、半蔵門線だと永田町駅で降りてから30分ほど歩いて日比谷公園に向かうルート、道玄坂を下っているとUNIQLOのところの地下道から半蔵門線いけてしまうのでそっちにした。
永田町駅で降りてから、首相官邸と国会の前を通って日比谷公園に。首相官邸近くでデモをしていたが、石破首相やめろデモらしかった。裏金とか日本を貧しくしたのも、法律を守らなかったりしたのは石破さんではなく、安倍とかその界隈や歴代の首相や自民党なんだけど。彼らは移民が増えると犯罪が増えるとか排外主義を高らかに言い出しているが、日本が貧しくなった理由、それで自尊心を傷つけられたら国家がとか日本がとかファーストとか言い出す。バカすぎる。トランプを支持した南部の白人男性と同じ状況だ。
自分たちが虐げられている理由を他者や移民のせいにする。でも、それって君らを動かしたい力や勢力がスケープゴースト的に敵やターゲットを言っているのを間に受けている。それで差別や排外主義的な行動を取ったら、それをされた海外の人たちやその子どもは日本のことが嫌いになるだろう、恨むだろう、憎むだろう、それって将来的に考えて日本の魅力が損なわれて危険な状態になるだけだ。そういう考えには至らないんだろう。まあ、友だちや知り合いがそういう言動をしたら、何も言わずに僕は距離をとって関わらないようにすると決めている。

日比谷公園に着く前にコンビニに寄ってポカリと炭酸水とサッポロ黒ラベルを二本買っていた。Cブロックって今までそこまで来ていない気がする。たいていBだったような。日比谷野音でのライブはZAZEN BOYSが一番観ている回数は多い。だから、改修工事前の最後のライブはZAZEN BOYSに締めたいと思っていた。だから、チケットが最初の先行で落ちた時は焦ったがそのあとの主催プロモーション先行で取れて一安心。
中に入った瞬間にサッポロ黒ラベルをもう一本売店で購入。ライブが始まってから暑いとはいえ、風も吹いていたし、時折気持ちいいなと思えた。公園で都会の森みたいな場所にあるからこそ、熱がたまらないで夕方以降にはヒートアイランド現象も起きない。そういう場所での開放感、観やすい座席などここでのライブが最高になる条件はたくさんある。

第一部「地獄のブルーサンダー」はZAZEN BOYSとかもめ児童合唱団(合唱)、第二部「地獄の諸行無常」は向井秀徳アコースティック&エレクトリック松重豊(朗読)となっていた。
野音は座れるので開始してすぐの頃はほとんどの人は座っていた。僕もそうだったが、三曲目『HONNOJI』で立ち上がってからはずっと立ったままでゆれた。時折ビールを飲んでゆれた。『安眠棒』は最高にカッコよかったし、『ブルーサンダー』『永遠少女』の二曲はかもめ児童合唱団がステージに登場してコラボ。いつもThis is 向井秀徳が歌っている歌詞を合唱団(少女多め、この時に十数人いたが、一人以外は女の子だったような)が歌うと新鮮だし、なんかおもしろいし、魅力的でもあった。『永遠少女』に関しては歌詞の内容もだけど、実際の少女が歌うことでより意味が出るし、多層化していた。これってすごいことだよ。NUMBER GIRL時代から「少女」とつく曲はあったけど、実際の少女が歌っているのはさすがに初なのでは。
小休憩中に飲み終わった缶ビールとかペットボトルを捨ててトイレを済ます。最初に松重豊さんが登場して朗読を開始。最後に今年中に岩波書店から出る自分のエッセイを読んでいたことが明かされた。その後、向井さんが出てきて『ポテサラ』『YAKIIMO』といもの曲が続く。松重さんは長崎県生まれで九州で育っており、向井さんは大阪生まれだが出身としては佐賀県なので九州男児同士によるコラボとなっていた。話している時にも九州の方言、イントネーションを出していたのもそういう同郷意識なんだろう。
松重さんはNHKの『おげんさんといっしょ』で音楽好きというのは知っていた。おげんさんこと星野源さんも向井さんの影響を受けているし、ナンバガのカバーも以前披露しているぐらいだから、星野さんと会った時には今回のライブの話をするんじゃないかなあ。
『はあとぶれいく』で第二部が終わって、アンコールで出てきたのはかもめ児童合唱団、第一部よりも人数が増えていて、男子が六人ぐらいになっていた。女子はそのままかな。いきなり電気グルーヴ『シャングリラ』の歌唱が始まって、会場は大盛り上がり。踊れる曲だし、合唱している子どもたちはなんか可愛いし、でも歌詞は「夢でキスキスキス」とかだから歪さはあって暗闇の中に浮かび上がる野音のステージはインパクトがあった。
そのあとに向井さんが一人で出てきて、『ブルーサンダー』を語り弾き。していたらステージ前の最前列の柵のところから乗り越えてステージ行こうとしているコートっぽいのを着た男性がいて、ステージにあがったらダンスを始めた。あれ、なんか見覚えがあるというか、知っている景色だぞ、たぶん森山未來なんじゃない?とみんなが思い始める。
コロナパンデミックの最中、無観客ライブとなったNUMBER GIRLのライブの終盤の『OMOIDE IN MY HEAD』の時に森山未來はステージに乱入して踊った。それを僕は動画で観ていた。それが無観客ではなく有観客の中でリプレイ、もう一度行われる形を目撃してしまった。もう、最高すぎる。今の日比谷野音でのZAZEN BOYSのライブとして圧倒的にたのしくて踊れて、サプライズ満載だった。素晴らしかった。
今日のライブでは、『ブルーサンダー』と『永遠少女』の二曲は二回演奏されている。かもめ児童合唱団と松重豊さんとのコラボで『永遠少女』が歌われていることも向井さんのメッセージだろうし、今の時代への返答なんだと思う。松重さんのご家族が長崎出身であること、歌詞の内容が第二次世界大戦における光景を描いていること、そして、今年は敗戦から80年後であること、世界中で戦争が起きていること、そういう時代だからこそ『永遠少女』を日比谷野音で鳴らしたのだと思う。


日比谷公園から出て、とりあえず永田町駅に向かって歩き出す。首相官邸前は夕方前のようにデモの人もおらず、警官たちだけがいた。信号が青になると思ったら青にならず、左右前後の信号がすべて赤になっていて、警官の人に「少しお待ちください」と言われた。ちょっと待っていると首相官邸から黒塗りのセダンというのか、同じ車種の車が六台続いて出てきた。ああ、あそこから首相とか関係者が乗っている車が出る時は信号停めるんだ。不満とかでもなく、ただそうなんだなって思った。

帰っている時に新TwitterことXを見ていたら、『オールナイトニッポンお笑いラジオスターウィーク2025』が9月の第二週に開催されるらしい。家族チャーハンもいるし、長野さんもいる。キングコングナインティナイン霜降り明星という並びもすごい。ダウンタウン以降の吉本のエースコンビたち。僕が聴くとしたら、家族チャーハン、ニューヨーク、キングコング、オードリー、ニッポンの社長マヂカルラブリー三四郎、永野(好みの問題&いつものレギュラーで聴いている番組)になる。ラジオって声だけど、苦手な声とか長時間聴けない声の種類ってあるので好き嫌いがわかれてしまうという仕方ない部分がある。

永田町駅までは20分ちょっとかかるが、夜風が心地よくて歩くにはちょうどよかった。池尻大橋駅で降りて歩いて家まで帰って、今日の夕方以降の日記を書いた。

今回はこの曲でおわかれです。
ano「骨バキ☆ゆうぐれダイアリー」Lyric Video