Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

Spiral Fiction Note’s 日記(2025年7月1日〜2025年7月15日)

6月下旬の日記(2024年6月15日から6月30日分)


7月1日
日付が変わる前に読書していたが、うとうとしてしまい、目が覚めたらまだ上半期中だった。残り二十分ほど続きを読んでから下半期突入と同時に6月下旬の日記をはてブに、半年前の日記をnoteにアップしてから寝る。


6時少し前に目が覚める。目覚ましが鳴る数分前、左膝はあまり違和感がないし、痛みもない。整形外科で出してもらった湿布も効いているような気がする。曲げると音が鳴ることはあるけど、痛みはほぼない。
今日の派遣仕事の現場は南平台のエリアだったので、集合場所はJR渋谷駅の南改札前だった。家を7時前に出て、radikoで『空気階段の踊り場』を聴きながら向かう。途中、今日の現場として聞いていた建物を検索したら駅に向かう途中にあったので、大通りを曲がってほとんど踏み入れたことのないエリアに行き、建物だけ確認してから大通りに戻って渋谷駅へ。


8時半に改札前集合だった。僕が新南改札だと勘違いしていたが、実際には南改札だった。なぜか新南改札ができて南改札がなくなったものだと思い込んでいた。で、班長の人と待ち合わせができず、南改札の場所もいまいちわからないので、大通り沿いのファミマの前に行って、会社に連絡して班長さんにファミマ前にいると伝えてもらった。
班長の人は何度か一緒の現場になったことのある人だったので、最初に謝ってから一緒に現場に行った。このところ、高級マンションと言って問題のない建物の現場が多く、今日のところも調べてみたら一ヶ月の家賃が僕の月に稼ぐお金の二倍から三倍ぐらいだった。となると住もうと思えばどう考えても一千万以上じゃないと住めない。前に住んでいた人がいなくなったのか、誰かが購入したかで改装しているところでそこのごみ出しと資材の搬入だった。
高級マンションはセキュリティがしっかりしているので、キーがないとそもそも現場の階にエレベーターが動かないし、建物の入り口から目的のフロアに行く際にも部屋とかごとに区切られているので移動ができない。そして、産廃ごみを台車に乗せて駐車場を通って、建物横に停めたトラックに出そうとすると出るのは問題なくても、戻ろうとするとキーがないと中には戻れない。そのため、業者のおじさん二人と僕ら二人はうまく連携して動かないと戻れなくなったりしてしまう感じだった。
すごくめんどくさい。で、いつも通り台車を通すためにシートを敷いてマスキングテープとかで貼らないといけないし、搬入搬出が終わるとそれを外すことになる。めんどくさい。ただ、重いものとかごみ出しをしても量自体は2トントラック二回分ぐらいだったので、そこまで疲れたりするほどではなかった。
待ち時間や空いている時間は班長さん、僕より十歳下のプロでもやっていたスポーツ選手だった人といろいろと話ができた。わりと二人現場とかになると会話が弾まなかったり、話をしたくない人もいたりするので、そういう時は行動をできるだけ一緒にしないといけないのでちょっとストレスなのだけど、今日はけっこう話ができた。

15時半には作業が終わって解散。家に帰ろうと思って、『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』を聴こうと思って再生したのにイヤフォンから音が聴こえなくて、スマホ本体から音が鳴っていた。イヤフォンジャックの部分の金属のところがすり減ってゆるゆるにはなってきていたが、もう差し込んでもダメになっていた。
家に帰るのを一旦諦めて、ヤマダ電機に寄ってインナーイヤフォンの今使ってるのと同じシリーズを買った。うーむ、スマホのほうが四年以上使って交換時だなと思っていたが先にイヤフォンが逝ってしまった。
スーパーで食材を買ってから家に帰ってすぐに風呂にお湯を溜めて浸かってから、洗濯機を回す。いつもの派遣仕事あとのルーティンを。左膝は湿布をしてその上にテーピングを巻いていたので作業中は痛みは感じなかったが、テーピングをとっても痛みはほぼなかった。あれ、そこそこ重いものを持ったりしたけど、大丈夫っぽい。音もほとんど鳴らないしもしかしたら改善した、と思えるような状態。

洗濯物を干してから、Spotifyで『アルコ&ピースしくじり学園』(ゲスト:薮木健太郎/後半)と『あのと粗品の電電電話』、『ランジャタイの伝説のひとりぼっち集団』を聴きながらライター作業を開始。
「アルピーしくじり」は先週に引き続き、テレビプロデューサーの薮木さん。アルピーの二人も世話になっていたのもあって、昔話にも花が咲いていた。そして、番組のセットの作り方でなんばグランド花月を見て参考にした話なんかはお笑いやバラエティ番組好きにはワクワクするような話だろう。
「あの粗品」はあのちゃんが髪を切った話と、粗品のファンクラブができるって話題で音楽の話はあまりなかった。あのちゃんの武道館ライブも気がつくともう二ヶ月後だ。今年初めて行く武道館になる。そのあとに礼賛の武道館にも行くんだけど。
「ランジャタイひとりぼっち」はバイきんぐの小峠さんのお誕生日会に国崎が行った時のトークだった。立川吉笑師匠の「真打披露興行」に出演した話題は流石に来週以降かな、それもたのしみにしている。

 

7月2日
6時半過ぎに起きる。朝のルーティンをしてからライティング作業をしようと思ったが、グダグダしてしまう。TVerで『ロンドンハーツ』『伊集院光&佐久間宣行の勝手にテレ東批評』『あのちゃんの電電電波』を流しながら、佐々木敦著『「書くこと」の哲学』の続きを読み進める。
8時前からradikoで『アルコ&ピース D.C.GARAGE』『JUNK 爆笑問題カーボーイ』『星野源オールナイトニッポン』『あののオールナイトニッポン0』をいつもの水曜日のリモートワークのBGMがてら流す。「アルピーD.C」「爆笑カーボーイ」はわりと作業に集中していたので内容をあまり覚えていないが、平子さんがハワイかな、Stüssyのショップで買い物しようとしたらという話で、爆笑問題の事務所のタイタンの後輩がゲストで登場して12年結婚を隠していたこと、恋人に振られたあかちゃんという変なやつしかいない事務所感が出ていた。

星野源ANN」は小島秀夫さんの手がけたゲーム『DeathStranding2』のことや、楽曲提供したLE SSERAFIMの話とか、いやあ、こんだけ働いてたら休みとかないだろうし、歌詞とかにメッセージみたいなものはなくなるのかもなあ。

「あのANN0」はサンリオキャラクター大賞でコラボしていたバッドばつ丸の話とか、31年ぶりにベスト10に入ったペックル、名前を聞いてもまったくわからなかったのでネットで調べてみたがマジでみた記憶がないキャラだった。
武道館まで二ヶ月になっていて、ライブの前日はさすがに収録になるだろうという話だったが、実際にライブとかフェスで夏場は録音が増えるだろう。
『さんま御殿』にも出ていたが、音楽活動以外のタレント活動もかなりやっているから、もうすごい稼働になっているだろうから、心身ともに今は若さもあったり体力もあるからなんとかなっていたり、忙しすぎて感覚が麻痺してるところもあるんじゃないかなと思ったり。
武道館ライブは特別ななにかを思っていないとのことだったけど、やっぱり区切りにはなるだろうから、それ以降で活動の方向は変わるんじゃないかなと思ってる。


昼休憩になって駅前のキャロットタワーにあるTUTAYA書店で大塚英志著『八雲百怪異聞』を購入。『木島日記 うつろ舟』『北神伝綺』『北神伝綺 妹の力』『木島日記 もどき開口』上下巻と星海社から刊行されている「偽史三部作」の小説版の最新作となるのが今作。
Amazonで私家版『「彼女たち」の連合赤軍: サブカルチャー戦後民主主義 』も頼んだし、西島大介さんとの『くもはち』コミックスも出るし、太田出版から夏に『八雲と屍体』も出るみたいだし、集英社新書からも一冊出るみたいなので、しばらく大塚さん関連本を読む2025年夏になりそう。

夕方に派遣バイト先に連絡したら明日の現場は二週間ほど前に行った銀座駅近くだったので、おそらくそこまでしんどくないだろうと思えたので心にちょっと余裕が生まれた。前回ほど暇ではなくても、距離的にも内容的にもガッツリではないはず、と思ったら裏切られることがあるので安心はできないが、たぶんタバコを吸う休憩時間が多くなるような気がする。
リモートワークが終わってから、ライティング作業と読書。インタビューさせてもらって記事にする作業はやっぱり中旬ぐらいには一回最後まで終わらせて編集さんに渡せるのがベストだな、と思う。問題はこれから結構スケジュールが混み混みなろころ。

『トーキョー・シネマテック』Scene♯4(中編) 「やっぱピカレスク!! 映画の中の“悪いヤツら”ファッション! (悪役とは…つまり見た目が9割!)

夜のライティング作業と寝る前の読書の時に宇多丸さんと伊賀大介さんの『トーキョー・シネマテック』最新回とSpotifyポッドキャスト『原宿の今じゃない企画室』(ゲスト:SUSURU前編)と『奇奇怪怪』最新回を聴いていた。
プラス『三四郎オールナイトニッポン』のファンクラブ「バチボコプレミアムリスナー」で更新された過去のアーカイブ「2019.8.2」も。こちらはウエストランドの井口がファンに画像を送った「いぐちんランド事件」があった時で冒頭から井口と仲の良い小宮さんがめっちゃ笑いながら話をしていた。もう、6年の前のことなんだ。あっという間だし、その頃井口さんはまだ「M-1」チャンピオンになっていなかった。あのあとによく王者になったよなあ、すごい。

 

7月3日
5時半の目覚ましで起床。radikoで『きしたかののブタピエロ』を聴きながら朝のルーティンと出発の準備。二週間前に行った現場に再び行くことになったのだけど、集合場所や時間も同じだった。7時半に銀座駅のB8地上出口で集合だったので、こちらも前回同様に日比谷線中目黒駅から行くのがベストだと思ったので準備ができてから中目黒駅に向かう。
歩くときのBGMはradikoで『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』を。明日公開の映画『夏の砂の上』を佐久間さんはオススメしていた。監督の玉田さんが演劇をやっているので、そちらも好きで観ていて、映画は舞台の長崎という場所と時間を意識的に描いているとのことだった。


前回はわりと暇で手持ち無沙汰な時間が長かったけど、今回は午前中からわりとやることがあった。後半は重いものではないけど力を、握力をそこそこ使う作業だった。地味に明日筋肉痛になりそうな気がする。
建物の中での作業で冷房もちゃんとしているので中にいる方が涼しくて、休憩とかに行くときは外に出るのだけど、その際に汗だくになった。外でずっと作業をすることを思えば、天国とはいえないけどかなり働きやすい環境だからありがたい。
16時ちょっとで作業が終わって解散して、日比谷線中目黒駅まで帰る。そこからまた歩いて家路に。Spotify星野源さんのアルバム『GEN』を聴きつつ。


家に帰ってから一旦今日着ていた服とかを洗濯、干してからニコラへ。今年二回目になる鮎とズッキーニのスパゲティーニ きゅうりと肝のソースと白ワイン(ルガーナ リムネ 〈テヌータ・ロヴェーリア〉)をいただく。食後にはアアルトブレンドを飲みながらタバコで一服。
いつもオープンの17時から18時台という僕がよく行く時間は大学生ぐらいの女の子とかが多いのだけど、月初というのも関係あるのか今日はのんびりしていたので、わりと曽根さん夫妻と話ができた。


今日の『ラヴィット!』はキングコング西野亮廣さんのお誕生日お祝いスペシャルだった。西野さんをちゃんと芸人としておいしくイジるのは佐久間さんと「ラヴィット」(川島さん)たちぐらい。普段の「ラヴィット」ファンには今日は不評かもしれないけど、あまりにも正しいバラエティの在り方。
西野さんには『水道橋博士のメルマ旬報』連載時に渋谷ハロウィンの時にインタビューをさせていただいたことがある。その時期は何度かお会いしてお話もさせてもらったり、イベントにも行かせてもらったので個人的に大好きな芸人さん。ただ、どうしてもあの時期に西野さんの周りに集まってくる人たちはちょっと信者ぽくなってしまう感じがあって、客観的に見たり、外から見るとそれがもったいないなと思った。でも、力が集まるというのはそういうものなんだとも感じた。


Suchmos "Eye to Eye" (Official Music Video) 

 

7月4日
7時過ぎに起きたが、夢を見ていた。内容はほとんど覚えてないが、「This is 向井秀徳」ことZAZENの向井さんとなにかを話している夢だった。たぶん、雑談のようなものをしていた。
「新・家の履歴書」の話もしていたのかもしれないが、やはりなにも覚えていない。ただ、柔らかな感じの表情で気さくに話をしてくれたような印象だけ残っていた。向井さんの取材と構成をさせてもらった「新・家の履歴書」が掲載されていた『週刊文春』は先週で、昨日木曜日には最新号が出たので雑誌としては書店などから掲載号はなくなった。それが関係してるのかもしれない。

朝のルーティンをしてから資料読みも兼ねての読書。radikoで『秘密諜報員みなみかわ』『ハライチのターン!』を聴いていたらリモートワークの時間になった。「みなみかわ」は今回「土」についての話で、科学的な話でおもしろかったし興味深かった。火星とかでも土がないと生物はそだたないし、最初は苔から始まるらしい。
続いて『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』『マヂカルラブリーオールナイトニッポン0』を流しつつ作業の続きを。


お昼すぎにオフィスへ。半蔵門線青山一丁目駅で降りて一本道を六本木に南下するように歩くと東京ミッドタウンにたどり着く。この行き来は『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』を聴いていた。
都築さんが手がけているブランドというかファッションの話、株式会社yutoriと一緒に仕事をしていると言っていた。僕はファッションはまったくの門外漢だが、その会社の社長の「ゆとりくん」(片石貴展さん)という名前は知っていた。スタイリストの熊谷隆志さんのブランド「GDC」が再始動する際に組んだのが株式会社yutoriで、そのニュースが出る前から何かだったかは忘れたが名前は聞いていた。
親会社が変わって、前の会社での契約が5月末で終わった。6月からの会社の雇用の契約に変わったので諸々の書類を出したのだけど、前の会社の源泉徴収票だけ残っていたのでそちらを提出しに出社。オフィスのあるフロアで、僕たちの会社の占有エリアが今月から場所が変わっていて、最初まったく違うところに座って作業を始めたのだけど、さすがに誰も知らない人ばっかりだし、ミスってるなと思ってコンシェルジュの人に聞いたら真逆の場所だった。
MTGをして、書類を出したあとは帰宅してリモートで続きをすることにした。家での作業が当たり前になってしまっているので、他の人がいる中で作業に集中ができない。青山一丁目駅までまた戻って帰ろうと思ったけど、青山墓地を通過して青山ブックセンターに寄ってから帰った。


帰宅したら、Amazonで注文していた大塚英志著『「彼女たち」の連合赤軍: サブカルチャー戦後民主主義』私家版届いた。角川文庫版も色褪せているが家にあるけど、こちらで読み直す。


リモートが終わってから、「月刊予告編妄想かわら版」の原稿を仕上げつつ、東ブクロカカロニ栗谷『垂流的雑談のススメ』 #24「常識にとらわれない未来のスター」 とニッポン放送ポッドキャストで『トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画』ep.195「夢の変遷 計画」を聴く。
原稿が終わってから、大塚さんの小説『八雲百怪異聞』の続きを読む。

ano 日本武道館公演「呪いをかけて、まぼろしをといて。」Teaser 


ano 日本武道館「呪いをかけて、まぼろしをといて。」アップグレードチケット受付が決定というメールが届いた。僕は月額会員なので、そちらは年額会員限定らしいのだが、すでにファンクラブでチケットを確保している年額会員はプラス5000円で、ラミネートパス(サインプリント付き)&アリーナ席確保&グッズ優先販売らしい。
まあ、アリーナで観れたほうがいいのはいいのだろうけど、武道館はわりと一階、二階スタンドでもステージは近く感じるので、アリーナ席確保はそこまで魅力的なのかどうかはちょっと疑問ではある。アリーナの真ん中にステージがあるというイメージ図も見たので尚更。
ただ、年額と月額会員の差もあるけど、開催二ヶ月を切って、さらに5000円追加でどうですかっていうのはあんまり良くないんじゃないかな。anoちゃんがどうこうではなくて、スタッフとか運営とかが利益を考えて出した案だろうけど、やるなら最初に言っておかないとダメなことだとは思う。

アルピー酒井&三四郎相田の「Lightning Catapult」が帯番組になって復活、しかもCreepy NutsのDJ松永と小嶋陽菜も追加とのこと。『83 Lightning Catapult』は最終回のPodcastを配信しないままだった。
最終回をやってしまったら終わるということで、未完のままみたいな感じにして、スポンサーとか今後も続けられる道を模索していたのが、このような形になったのはよかったと思う。
Creepy Nutsオールナイトニッポン』を辞めてからメディア露出をほとんどしなくなった松永がパーソナリティーということなら彼らのファンたANNリスナーも食いつくと思う。そして自身のファッションブランドなどを手掛ける敏腕社長になった元AKBという肩書きの小嶋陽菜もファッションやビジネス的な方向からも注目されそう。配信がたのしみ。

 

7月5日
6時前に起床。radikoで『JUNK バナナマンバナナムーンGOLD』を流しながら、朝のルーティンと出発の準備。7時20分に世田谷線上町駅集合だった。家からは歩くと30分ちょっと。

6時半過ぎに家を出て『三四郎オールナイトニッポン0』をお供にして歩く。先週の録音の時に豆カレーの話が出たが、今週の生放送も引き続き豆カレーの話をしていた。


前に友だちとご飯を食べた世田谷通り沿いの居酒屋さんや定食屋さんを少し越えたところに上町駅があった。班長の方とは今日が初対面だったが、現場まで歩いて10分ほどだったので話しながら向かう。
今日の現場もマンション建設のお手伝いだった。ベランダとかにある柵とかを設置するのを手伝う感じで、その素材の搬入とそれぞれの場所にわけて置いてから設置するのを手伝うという感じだった。呼んでくれた会社の人たちも気さくな人たちで、重労働ではないが時間はけっこうかかって終わったら17時、定時ちょうどだった。班長さんと別れてすぐに家に帰宅してシャワーを浴びて渋谷へ。

雨が一滴も降らない、からからに乾いた夏の長崎。
幼い息子を亡くした喪失感から、幽霊のように坂の多い街を漂う小浦治(オダギリジョー)。
妻の恵子(松たか子)とは、別居中だ。この狭い町では、元同僚の陣野(森山直太朗)と恵子の関係に気づかないふりをするのも難しい。働いていた造船所が潰れてから、新しい職に就く気にもならずふらふらしている治の前に、妹・阿佐子(満島ひかり)が、17歳の娘・優子(髙石あかり)を連れて訪ねてくる。おいしい儲け話にのせられた阿佐子は、1人で博多の男の元へ行くためしばらく優子を預かってくれという。こうして突然、治と姪の優子との同居生活がはじまることに……。
高校へ行かずアルバイトをはじめた優子は、そこで働く先輩の立山(高橋文哉)と親しくなる。懸命に父親代わりをつとめようとする治との二人の生活に馴染んできたある日、優子は、家を訪れた恵子が治と言い争いをする現場に鉢合わせてしまう……。

土曜日の夜のTOHOシネマズ渋谷にて、玉田真也監督・脚本の『夏の砂の上』を鑑賞。
「映画『美しい夏キリシマ』の脚本、映画『紙屋悦⼦の⻘春』の原作を⼿掛けた⻑崎出⾝の松⽥正隆による読売⽂学賞 戯曲・シナリオ賞受賞の傑作戯曲を、濱⼝⻯介監督や三宅唱監督に次ぐ次世代の映画界を担う気鋭の演出家・⽟⽥真也の監督・脚本で映画化。」であり、主演を務めたオダギリジョーさんが共同プロデューサーを務めている。
オダギリジョー松たか子満島ひかり、次の朝ドラのヒロインに決まっている髙⽯あかり、演技が自然で違和感が全くない歌手の森⼭直太朗、ANNXでパーソナリティーも務める⾼橋⽂哉、光⽯研さんが脇を固めるという豪華な出演陣。
務めていた造船所が潰れてから次の仕事を探そうともしない小浦治(オダギリジョー)と姪っ子の優子(髙⽯あかり)を軸にした物語。かつて造船所に勤めていた同僚の持田(光⽯研)や陣野(森⼭直太朗)らの飲み会に治が参加しているシーンがあるが、持田と一緒に胴上げとかをしている人が確信はなかったが、斉藤陽一郎さんに見えた。エンドロールでその名前を確認できた。光⽯研さんと斉藤陽一郎さんの二人が同じ画面にいるということになると、青山真治監督「北九州サーガ」三部作全部に出ていた二人をあえて、この九州の長崎を舞台にした作品に監督やプロデューサーが出したということだろう。実際、主演で共同プロデューサーのオダギリジョーさんは三部作目の『サッドヴァケイション』に出演しているので、そういう繋がりもあるのだろう。

父になれない(なり損ねた)男が、疑似家族を体験することで「父」に、「父性」を獲得する物語というと近年印象に残っているのは、ホアキン・フェニックス主演『カモンカモン』やトム・クルーズ主演『トップガン マーヴェリック』。前者は甥っ子、後者は友人の息子と主人公の中年男性との関係性を描いていたが、今作では主人公の治と姪っ子である優子との関係性となっている。
先ほど書いた二作品は年長者の男性と若い男性という父と息子のバリエーションであったが、こちらは年長者の男性と若い女性であり、異性という部分がかなり違う印象を与える。そもそも治が亡くしたのは息子であり娘ではない。だから、姪っ子の優子は亡き息子の代わり、代替にはならない。自分とは価値観の違う妹の娘なので余計に最初は距離感がとりにくく、関係性も深めにくい。だが、生きることにどこか不器用な部分は似ていて、次第にその距離は近づいていく。
治の妻であるが別居中、しかも元同僚の陣野と不倫関係にあった妻の恵子(松たか子)との関係はほぼ終わっている。二人にとって幼い息子を亡くしたことですべてが変わってしまった。ただ、離婚していないだけの状態になっていたが、それも物語の最後に変化が起きる。
冒頭から雨が降らない坂道の多い町が描かれており、給水車が水を持ってきたり、優子がバイトをすることになるスーパーでも2リットルのペットボトルは一人に二本までとなっているなど、物語としてはずっと乾いたままで進行する。となれば、最初に娘を預けにきた阿佐子(満島ひかり)が再び治の元にやってきて預けていた娘を回収、というか連れていく。そして雨が降るというシーンで終わるということは予想できる。実際にその二つの事柄が起きて物語は終わっていく。
ラストシーンで治と優子は急に降り出した大雨の中である行為を共にすることになる。それが彼と彼女の乾いた気持ちを潤す、身体的だけでなく精神的にも。あのシーンはすごく映画的だった。そして、物語自体はわかりやすく大きな展開があるわけではないが、少しだけ治と優子が変化する。それがとてもリアルだし、僕たちの人生もそのぐらいの変化が起きるだけですごいことだし、それすら起きにくいと思えた。派手さはないが、この映画がやけに沁み込んでしまう人は絶対にいる。

 

7月6日
6時過ぎに起きる。土日両日派遣仕事を入れるということは今までやっていなかったが、今週は入れてみた。朝のルーティンと準備をしてから6時半前には家を出る。今日の現場と集合場所が五反田(駅)だった。恵比寿駅まで歩いていってJRに乗るのもいいかなと思ったが、目黒川沿いを歩いて天王洲アイル方面に向かえば五反田に出るのは経験上わかっていたので、朝早いうちで気温も猛暑になる前ならいいかと思って歩いて向かうことに。

radikoで『脳盗』を聴きながら歩く。来週もこの前みたいにTaiTanがいないから(NYに行くらしい)、玉置周啓の一人回になるらしい。
目黒川沿いは影があるところもそこそこあるので、汗はかくものの涼しげな風や水の流れの雰囲気もあって、大通り沿いを歩くよりは気持ち歩きやすかった。五反田駅に着く前には聴き終わったので、『トム・ブラウンのオールナイトニッポン0』を。このあと帰る時も続きを聴いたので、行き帰りではこの二番組がお供になった。
五反田駅から近い建物の屋上で、エアコンの室外機の設置の手伝い。業務用というか家庭用とは違う大きさの、ビルの屋上とかに並んで置かれているサイズのやつ。その建物の屋上がちょっと特殊な構造になっており、非常に室外機の搬入と搬出がやりにくい場所だった。
15時前には作業は終了したが、昼前に着替えた上着もびしょびしょになった。この時期に外で作業すると着替えがないと無理だし、汗だくにすぐになるので水分補給をしないと本当に倒れる。休憩のときに班長の人とタバコを吸いながらいろいろと話をさせてもらった。こういうときにタバコを吸うか吸わないかってコミュニケーションの取りやすさがまったくちがう。
上着は替えを持ってきていたので帰る用のTシャツにしたが、ズボンは汗で塩をふいていた。帰りも来た道を戻る形で「トム・ブラウンANN0」を聴きながら歩いて帰るが、汗が止まらない。すぐに汗だくになって替えたTシャツも色が変わってしまった。

目黒駅付近まで戻ってくるとすぐに中目黒駅という感覚になるので、だいぶ気は楽になる。池尻大橋のスーパーで晩御飯用の惣菜を買う。帰ってすぐに風呂に浸かるのだけど、体が熱を持っているし、顔も日焼けをしていて赤かったのでもう水風呂でいいやと思って、水を溜めて入る。冷たいのは冷たいけど、全身浸かっていると熱が放出されるようで気持ちいい。
風呂から上がって洗濯機を回しながら、昼と晩御飯兼用でご飯を食べる。最近、派遣仕事で汗をよくかくから飲み物をたくさん飲んでいるが、あきらかに体重が落ちてきた。2020年に東京オリンピックが開催される予定だった時期に古川日出男さんのノンフィクション『ゼロエフ』の取材に同行して、国道六号線、常磐線が通る浜通りを踏破した時が85キロで人生で一番太っていた。その後、年々体重が増えていき去年が93キロと最も太っていたのだけど、今日帰ってきてから体重計に乗ったら2020年に福島を歩いていた頃と変わらないぐらいになっていた。
派遣仕事を始めてから、重いものを持ったり運んだりするから筋トレというか、多少筋肉がついていることもあるし、体を動かしているから、家でリモートワークやライティング作業をして動かない時よりも明らかに消費カロリーが増えていて体重が落ちているということもあるのだろう。それでもまだ肥満の部類に入るので、せめて70キロ中ごろまでに落とせたらもう少し健康になるのかな。

ご飯を食べながらTVerで『サクマ&ピース シーズン5』(耐え抜け!ヒップホップ編)と『ゴッドタン』(アンガールズ田中の「勝手にお悩み先生」9)と佐久間さん関連のものを見た。そのあとは日曜の夜にいつも聴いているradikoで『川島明のねごと』『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』を流しながら日記を書いたり、『八雲百怪異聞』の続きを読んだ。昨日今日と肉体労働したので、今日はライティング作業はしない、というか休みたくてなしにした。

 

7月7日
日付が変わる前に眠ったのだけど、目が覚めたら深夜1時前だった。ほとんど寝てはいないがどこか体はすっきりしている。仕事自体は重労働ではなかったのもあって、筋肉痛とかなんかは感じなかった。基本的に外(建物の高いところ、多少影があるといえど屋上)にいたので熱を持っていた体も水風呂に浸かって放熱はできていたけど、もう少ししっかりと長い時間眠っておきたかったが、目が覚めてしまった。結局、ABEMAの『チャンスの時間』とかバラエティを流しながら目を瞑っていたが、寝落ちしたのは3時過ぎだった。
7時すぎぐらいに起きて、朝のルーティンをしてから読書の続き。radikoで昨日聴いていなかった『オードリーのオールナイトニッポン』を聴きながら、終わる頃にリモートワークを開始。土曜日の派遣仕事の行き来でスマホで聴いていた『三四郎オールナイトニッポン0』をPCの方でもう一度、終わってから「バチボコプレミアムリスナー」のアフタートーク的な「プレミアムラジオ」を。本編の最後に相田さんが飲みに行ったお店に荒川良々さんがいて、さらにそこに宮沢りえさんと森田剛夫妻が現れたというトークがあったが、こちらでは荒川良々についてもう少し話をしていた。僕も何度か見かけたことがあるが、確かに足が長いし上半身がガッチリしているのでスタイルが異様にいい。

夏の海原に浮かぶ、白い帆のヨットという風景が「何か重要なものごとを示唆している」ように思えた父は、娘に「夏帆」という名前をつけることにする。その結果夏帆は、会う人ごとに「夏のお生まれなんですね」と訊かれることになる。

「二月半ば」生まれの、「夏帆」――。

実はこれにそっくりな命名の例がある。

それが「春樹」、つまり村上春樹自身である。

村上は1949年1月12日生まれで、父・村上千秋(名前に「秋」が含まれる)は「一月半ば」生まれの息子に「春樹」という名前を与えた。

おそらく村上は、幼少期から、自分の名前を説明するたびに「春のお生まれなんですね」と言われつづけてきたはずだ。

夏帆」には、明確にその記憶が刻印されている。

村上春樹の秘められた独白――最新作「夏帆」と「私は卵の側に立つ」という宣言 

講談社の「現代ビジネス」に村上春樹さんが『新潮』で発表した短編『夏帆』とそれに続く『武蔵境のありくい〈夏帆〉その2』についての記事が掲載されていて読んでみた。二作品とも読んでいるのもあって、この記事を書いている阿佐川嗣人さんが指摘していることも「なるほどな」と思えるものだった。
夏帆」≒「春樹」というものだが、前から思っているのだけど、出版業界を代表する「春樹」は村上さんだけでなく、角川書店の二代目社長だった角川春樹さんもいて、二人の「春樹」が時代を牽引していた時期がそれぞれにあったと思う。
角川春樹の父であり、角川書店の初代である源義は折口信夫門下の国文学者だった。村上春樹の父はたしか国語教師だったはずで、そう考えると彼らは息子に島崎藤村の本名である「島崎春樹」から名付けたのではないかと思うのだけど、実際に二人がそこから名付けたかどうかは調べていないがわからない。だが、ともに二人が島崎藤村に影響を受けていてもおかしくない世代であり、国語や文学に近いということを鑑みると可能性はありそう。

昼休憩には行かずに、作業を続けた。15時から歯医者を予約していたので、15分前ぐらいになってから休憩ということで家を出た。左側の上の奥歯、実際には奥歯のさらに奥に生えている親知らずを前に虫歯治療してもらってつめものをしていたのだけど、縦に割れてしまっていた。
検索してみると縦に割れてしまうと抜歯する可能性がたかいということだったのと、リモートワークしている会社の親会社が変わって雇用主が変わってしまい、保険証を返却して、マイナンバーカードが保険証になるみたいな移り変わりの時期に入ってしまっていたこともあって、診てもらうのが延びてしまっていた。おかげでうっすら縦に割れたとわかるラインがどんどん横に開いていってしまった。
15時前に着いたらすぐに診察してもらえて、割れた部分の虫歯になりかけの部分をけずってもらってそこに詰め物をしてもらったので抜歯はしなくて済んだし、治療は十分もかからなかった。


そのまま家に帰る前に駅前のTSUTAYA書店によって『群像』最新号を購入した。今回、古川日出男さんの新作『夏迷宮』が一挙掲載だったので買うしかない。
一行目が「きのう第三次世界大戦が始まった。」という始まり、去年郡山での講演の際に郡山小説を書こうと思っているという話されていたが、その後「古川日出男の現在地」で郡山小説ではなくなった、と書かれていたのがこの小説のはずで。冒頭の「1」の次の「2」を読んだら郡山は出てきた。あの時言われていた作品だ、これは間違いなく。ただ、話されていた時よりも時間も場所もスケールアップしたものになっているのだろう。古川さんの誕生日の11日までには最後まで読み切っておきたい。

Podcast番組『Lightning Catapult』が帯番組になって復活、「三四郎ANN0」でも相田さんがこの番組について話していたけど、番組ファンとしてはうれしい限り。今日聴いてもいいのだけど、明日の派遣仕事の確認をしたら、なんか埼京線の大宮駅の一つ前ぐらいの駅に7時半集合という、遠いし時間かかるし、行きも帰りもどうせ埼京線混むし、それで仕事がしんどかったら地獄だなって思ったので、その時のたのしみとして聴くことにした。
6時半の川越行きの快速に渋谷駅から乗れば、乗り換えとかしなくても7時20分前には着く。三茶から渋谷まで電車に乗ったらすぐだけど、そもそも交通費が往復でそこそこ行くのでプラスの交通費は出るらしいが、なんかそういうことじゃないんだよなあ。めんどくさいなあ、6時前に家を出れたら渋谷まで歩いて乗車、もし遅れたら三茶から電車、正直早起きはできるし、まだ朝早い時間に下りなので多少電車も余裕あると思うのだけど、仕事の終わり時間では帰宅ラッシュの時間にハマるからそれがとても嫌。汗だくだし汚れてるし疲れてる状態で満員電車に乗ったら、精神削られてしまう。最近、早く終わったりするような現場がない、暑さ的にもしんどいのでやることやったらそっこーで終わってほしいものなのだけど、明日はどうかなあ。

この前『おやすみプンプン』久しぶりに再読したら、メンタルがかなり落ちかけた。精神状態がよくないときだったら闇落ちしていても不思議ではない、ぐらい。
この作品にも「デデデデ」にもカルト集団が出てくる。昔ならオウム真理教、今なら参政党だろうか。どうしてそんなものに騙されるんだろうとか思ったりするけど、たぶん違うよね、騙されたフリして(あるいはどこかで騙されたいという欲望があるのか、それも思考停止の一つだろうか)、いろんなことがらについて自分(あるいはそんな自分を国家に重ねたりもして)が悪くないことにするために差別を助長したり、排外主義を高らかに謳う。あいつらが悪いんだと「敵」を作る。
排外主義やカルトは個人的人権とか権利が一番邪魔で無くしたいのだから、それに加担しているあなたもやがて排除されるのに、と思ってしまう。人種とかいろんな違いがあっても、個人的人権や個人の自由は誰であろうと守られないといけないし、犯されてはならない。という当たり前のことがもう崩れて落ちているのが一番ヤバいし、怖い。
TwitterことXで参政党のヤバさみたいなものが流れてくるが、それはXしていてもフィルターバブルもあるし、届かない人には届かないし見られない、またネットに書いていることを鵜呑みする人たちはもうファクトチェックとか関係ないし、自分が信じたものが否定されることが嫌なだけだったりもする。
自民党が大敗したら、もっとヤバくなる可能性が高い選挙というのも、いろんなことに責任を取らずに、逃げ続けた政治家と僕たち国民のせいなのだけど。

ano -「ハッピーラッキーチャッピー 」【2025.07.04「BONE BORN BOMB TOUR」at Zepp Haneda】 

日本武道館公演『呪いをかけて、まぼろしをといて。』というタイトルを見て思ったのは、コメディ/ホラーのように表裏一体であり、見る角度が違うだけで、「呪い」≒「祝い」とはいえる。婚姻関係や誰かを愛すというのも呪いであり祝い。まぼろしをといたら、実体や現実が露わになる。それはハレとケでいえば、ケの日常(日々)。武道館タイトルをそんな視点で意訳するなら、「愛する日々」あるいは「現実に還る日」みたいなことなんじゃないか。

 

7月8日
寝る前に『群像』掲載の古川日出男さんの新作『夏迷宮』を最後まで読んだのだけど、もう一回は通読しないと細部と全体像をうまくつかめない気がした。タイトルにある「迷宮」に迷い込んだような、不思議な読後感。
講演の時に言われていた「郡山」は出てくる。だけど、出てくる登場人物たちがある「もの」を食べたことで、人でありながら人でない存在になっていて、いわゆる普通の「人間」の寿命を超越していていろんな時代を見てきている。そして、生き永らえているので当事者の語り部として現在にまだ存命しているという設定になっていた。
そのことでいくつかの時代と場所と現在がシームレスにつながって時間が飛んで、戻ってくる。書かれているその構造は「世界文学」的なものを引き連れていると感じられた。だが、もう少し僕もその世界に入り込まないとわからない、体感できていない部分があるのだと思う。

4時過ぎに目が覚める。本当は5時半に目覚まし時計とスマホのアラームをセットしていたのに。TVerで『あのちゃんねる』『激レアさんを連れてきた。』を流しながら、朝のルーティンと出発の準備をした。6時36分の渋谷駅発の埼京線快速に乗れば、集合場所である北与野駅に7時16分ぐらいに着くというのは前日調べていた。
となると家を出るのは5時50分ちょい前ぐらいでいい。二度寝をしないように気をつけていたから、その時間には家を出てJR渋谷駅に向かった。radikoで『空気階段の踊り場』を聴きながら歩く。番組の中で鈴木もぐらがザ・ブルーハーツ『青空』とスチャダラパーサマージャム’95』をかけていた。夏だな。

渋谷駅からSpotifyポッドキャスト『Lightning Catapult』一回目を聴きながら、埼京線の快速でほぼ時間取りに到着。もう一人の班長さんは遅延で10分もいかないが、少し遅れて到着。そのまま現場へ。
そもそも北与野駅ってどこやねんって思っていたが、大宮駅にも近いし、ほぼさいたまスーパーアリーナがあるところだった。たぶん、2008年とかにradioheadのツアーを観に行った時に一度か、二日連続か忘れたが行った気がするけど、それ以降は遠いし帰るのがめんどくさいということもあって行っていない。そういうキャパでライブをやるミュージシャンを追っていないというのもあるけど。
現場が改修工事をしているところで、僕らは左官屋さんが二階で作業する際に必要なコンクリをバケツで運んで持っていくというのが主な仕事だった。左官屋さんが建物の前の水が使えるところで半分ぐらいに切ったドラム缶にコンクリのもとになる砂とかセメントと水を入れて、コンクリートハンドミキサーで混ぜてコンクリにしていく。それをバケツで運んでいくと左官屋さんがキレイに床にある一定の厚さで塗っていく。で、ドラム缶が空になったらまた練って、運んで、を繰り返していった。
それを六回ぐらい繰り返したら、素材になる砂やセメントがなくなって今日の作業も終了。ありがたいことに12時前に終わったので昼休憩もなく、終了。こんなに早く帰れるとは思わなかったのでありがたい。
ただ、両手に一つずつバケツを持って階段を上っていくと、けっこうな重量になるので上半身がバキバキになって、最後の方は握力もなくなっていた。そして、帰ろうと北与野駅に着いたら朝の時点で遅延していた影響でちょっと電車が遅れていた。だから、埼京線乗りたくないんだよなあ、でも早く終了したので心の余裕があった。

帰りは『JUNNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』を聴きながら帰ろうと思ったけど、星野源『GEN』とano『BONE BORN BOMB』という火曜「ANN」パーソナリティーのニューアルバムを。火曜日のお昼ぐらいに大宮方面から渋谷方面に電車を乗るということは今までほとんど経験したことないけど、多くの人が池袋で降りて行った。今日も暑かったけど、作業中は建物の陰で直射日光のダメージはなかったし、電車に乗っている時間もそこそこあったので普段よりは汗だくにはならなかった。
渋谷駅からは歩いたので家に着いたのは14時半ぐらいだった。昼ごはんに冷蔵庫にあったざるラーメンと買ってきた惣菜食べてから風呂に入って洗濯をする。夕方まではそのままダラダラ過ごす。

いつもの火曜日のおたのしみに『Lightning Catapult』火曜が追加。Creepy NutsのDJ松永がパーソナリティー、そして、『アルコ&ピースのしくじり学園P』(ゲスト:伊藤亜和)と『あのと粗品の電電電話』に、『ランジャタイの伝説のひとりぼっち集団』と豪華。深夜ラジオも火曜深夜は聴くものが多いから、『きしたかののブタピエロ』『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』しかレギュラーで聴かない水曜日に移動してもらっても問題はないのだけど。

 

7月9日
6時半過ぎに起きる。違和感、いや首の後ろのほうの背中と左腕の上腕二頭筋あたりが痛い、筋肉痛というよりも筋が痛んでいる感じがする。腕を上げようとすると筋張るような。昨日のセメントを持っていく作業が思いの外ダメージを残していた。定期的に同じような作業をしていたらここまでならないのだろうけど、突発的に一気に数をこなしたら筋肉や筋がちゃんと損傷、いや摩耗する。今日、派遣仕事なくてよかった。これだと重いものを運んだりしたら痛みがひどくなっていたと思う。
radikoで『アルコ&ピースD.C.GARAGE』を流しながら、朝のルーティンと二度目の『夏迷宮』を冒頭から読み始める。「アルピーD.C」は最後の方に『Lightning Catapult』の話があった。そのまま『JUNK 爆笑問題カーボーイ』に移行して、途中からリモートワーク開始。
水曜日の仕事のBGMは毎度お馴染みなその二番組に続けて『星野源オールナイトニッポン』『あののオールナイトニッポン0』を。

星野源ANN」は途中からLE SSERAFIMがゲストで登場。星野さんが楽曲をプロデュース(作詞&作曲)していることもあって、彼女たちがゲストだったのだけど、かなり音楽や活動に踏み込んだ話をしていた。僕はLE SSERAFIMは名前ぐらいしかわからないけど、彼女たちのファンも聞きたい、聞けてよかったと思うようなやりとりがかわされていたと思う。

「あのANN0」は生放送でフリートーク、仲のいい安藤なつ宅にご飯を食べに行ったら、島崎和歌子さんもそこに来て二人が酔っ払いながら話をしたという内容だった。そして、来週は「星野源ANN」が休みで、代わりに『出川哲朗オールナイトニッポン』が放送されるらしいので、出川さんのもあのちゃんのも生放送なら、出川さんがきっと乱入してくれ、コンビネーション抜群なやりとりを聴かせくれると思う、というか期待している。

昼休憩のあとはSpotifyPodcast『奇奇怪怪』『原宿の今じゃない企画室』最新回がアップされていたのでそちらを流しながら作業の続きを。夕方以降、18時より後になってから『小嶋陽菜Lightning Catapult』の#1とTBS Podcast『LOOM』最新回「記録と記憶にまつわる考察。」(佐井大紀×燃え殻)もアップされたので夜に読書しながら聴いた。「こじはるライカタ」は月曜と火曜の深夜ラジオスターなパーソナリティーがちゃんとフリになっているような内容でかなりよかったし、この三並びはとてもいい。放送作家の福田卓也さんだからこそのラインナップだと思うし、さすがすぎる。
「記録と記憶にまつわる考察。」は燃え殻さんと佐井さんという朗読劇『湯布院奇行』で組んだこともある二人の対談トーク。話し方やそのテンポがけっこう近いと思えるお二人であり、条件反射や瞬発力ということではなく相手の言葉をしっかりと受け取ってから自分の考えや思いを伝えようとしているのも似ているんじゃないかな。深夜に聴くのがいいように感じるテンポのトーク

夕方過ぎにニコラに行って今年初めてのアイスコーヒーを飲みながら一服。恵文社のイベントで京都に行ってきた曽根さんたちにその話を聴きながらのんびりする。

宇多丸さんと伊賀大介さんの『トーキョー・シネマテック』Scene♯4(後編)「やっぱピカレスク!! 映画の中の“悪いヤツら”ファッション! (悪役とは…つまり見た目が9割!)


さらにこちらもアップされていて、水曜日あまりにも盛りだくさんすぎるだろ、と思いながら夜は『夏迷宮』を読みながらここまで書いたものをBGMにしながら続きを。
先週の日曜日の三四郎の単独ライブがあった日はなにもなくて、その次の月曜日からはリモートワークと派遣の仕事が今日まで交互に入っていて10日連続仕事があった。明日は友だちとランチして、夜は別の友だちと舞台を観にいくという休日。

 

7月10日
7時すぎに起床。radikoで『きしたかののブタピエロ』と『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』を聴きつつ、朝のルーティンをしてから『夏迷宮』二回目を最後まで読み終わる。
『夏迷宮』は「世界文学」に到達するポテンシャルを持っていて、物語の躍動と共に、僕の無意識がこの作品の軸となる構造にも触れていく。前に古川さんがブログ「現在地」で書かれていた創作論が実践されていることがわかるものだった。
登場人物であるエフはその漢字を剥ぎ取った「福島」のイニシャルにもなる名前であり、比丘尼であるアマゼと彼女と共にいた彼らの個人史と歴史が語られていく。
そこには小説『黒いアジアたち』やノンフィクション『ゼロエフ』でも書かれていた、エネルギーの問題が組み込まれていた。世界が資本主義による経済活動やグローバル化していく先での戦争やカオスが表出されてくる。だから、エフは戦地にいたと、そこから始まっているのだと理解できた。
時代や時間を越えていく語り部、そうか人魚伝説なら時間軸は縦に伸びる。不老長寿になった人たちが生き証人として語り残す事実、エフが最初に砂漠にいたこと、そしてイハがテーマパーク「郡山ピースランド」に勤務していて黒猫のナギがいるということ。
古川さんが郡山での講演会で話されていた「郡山小説」だったものが、より「世界文学」に拓かれた圧倒的なおもしろさになっていた。
郡山に造られた「郡山ピースランド」はある意味ではマコンドであり、三匙家はブエンディア家でもあるんだなって、ああ、『百年の孤独』をも取り込んでいる。そして『LOVE』『MUSIC』のスタバを僕の中に幻出させたナギがいることで猫小説でもあって、これまでの古川日出男作品に描かれていたものも深度を変えて混ざり合いながら、新しい代表作が誕生したと言ってしまってしまえる。『夏迷宮』最高な小説だった。あとは単行本になるのを待って、もっと多くの人に読まれてほしい。

下北沢駅まで歩いて小田急線に乗って新宿駅、中央線に乗り換えて中野駅で下車。11時に友だちSと駅近くで待ち合わせしていた。三ヶ月に一回ぐらい、ワンクールに一回会って近況報告などをしていて、お子さんが夏休みに入る前がいいということで今日になった。
最初に行こうと思ったお店はなんか違うなってことになって、マルイに入っている「天ぷら新宿つな八 凛 中野店」へ。「夏の味覚膳」という夏季限定のランチを注文した。ピーマン海老詰めが美味しすぎたので二人とも単品で頼んで追加した。僕は昼から瓶ビール二本飲んでしまったが、10日ぶりの休みだから自分を甘えさせた。
いやあ、天ぷら美味しかった。そのままルノアールで15時前ぐらいまでもろもろと話をしながらお茶を。

武蔵野芸能劇場は三鷹駅すぐだったが、舞台を一緒に観る予定の友だちTとは開場時間の18時半前に集合予定だった。中野駅から三鷹駅までだとあっという間なので、吉祥寺駅で降りて歩いて向かった。だいたい二十分少しぐらいの距離だった。それでも16時ぐらいなので、再び駅前のルノアールに入って、持ってきていた佐々木敦さんの新書『「書くこと」の哲学 ことばの再履修』の残りを読む。
読み終わってからこの間インタビューさせてもらった際に録音していたものをICレコーダーで聴きながらライティング作業を。その時にメモしていたプリントに大事な部分や文章に残したいものを書いたりしていく。それで二時間ぐらいがあっという間に経った。大雨警報みたいな、ゲリラ豪雨みたいなのが夜降るということだったが、空は灰色でお店を出た時には大粒の雨が降っていた。

ロロ いつ高シリーズ『校舎、ナイトクルージング』 @ 武蔵野芸能劇場 小劇場

誰もいない夜の校舎でひとりきり、昼間に集めた声を聴く。それがあたしの唯一のたのしみ。昼間の校舎に、あたしはいない。あたしは、あたしのいなかった時間を盗み聞きして、あたしのいなかった校舎を歩く。昼と夜を重ね合わせるんだ。

友だちTと合流して『校舎、ナイトクルージング』を鑑賞。「いつ高シリーズ」は自分のブログで検索してみると、vol.6『グッド・モーニング』、vol.7「本がまくらじゃ冬眠できない」、vol.9『ほつれる水面で縫われたぐるみ』、vol.10『とぶ』は舞台で観ていた。この『校舎、ナイトクルージング』は十年前ぐらいに初演があったようだが、僕は観ておらずTはその時も観ていた。
今回の「いつ高シリーズ」はロロのオリジナルメンバーは出演しておらず、オーディションで選ばれた新しい役者さんたちが出演している。作・演出は三浦さんのままだが、フレッシュさは更新されているという印象だった。
ロロ、三浦さんが描いてきた青春の爽やかさと煌めき、そしてどこか変態的な、なにかに固執していたりする印象ぶかく可愛らしさを感じさせる登場人物たちが織りなす物語。物語としては夜の校舎、教室で起こる出来事を、聴くということを特化した、それを前面化したストーリーになっていた。
最後まで観て思ったのは、役者さんたちも戯曲もどう考えても自分が好きな雰囲気なのだけど、最高とはいえないなにか、いいんだけどもう少し飛躍が、いやどこか少しだけテンポが悪かったんじゃないかなと感じていた。
僕がどんどん若者から、高校生から離れていくせいなのかもしれない。ただ、セリフのやりとりがどこかちょっとだけ噛み合っていないような気がしてしまった。それはテンポやリズムの問題だろうか。夜の校舎で静かな場面だからということもあって、ゆっくりなのかもしれないが、高校演劇のフォーマットに則って舞台設置から最後までが一時間以内なのに、僕は舞台をそれ以上に長く感じてしまった。
一緒に観た友だちTは十年前は映画『GO』のくだりがあったところが今回魔法少女ものっぽいものに変わっていて、自分の青春として『GO』があったからかなあと言っていた。アフタートークで朝を演じた小川紗良さんも稽古の途中で『GO』だったところが魔法少女に変更になったと言われていて、自分はそういう作品を見てきたので、そういうフリとかやりとりになってよかったというニュアンスで言われていた。彼女たちの世代だとよりそちらの方が身近だろうし、納得ではある。
青春の音楽というのは自分が青春時代に聴いていた曲だという話も作中のセリフか録音された音声の再生であり、アフタートークでも話題に出ていた。そう考えると僕やTにとっての青春映画は『GO』であり、魔法少女ものは青春を感じさせるものではないなと思ったりした。なにかが観ている僕の中で消化できなかったのか、合わなかったものがあった。ロロの煌めきという部分に関しても、いつもよりは光量が低かったような、それが僕の方に原因があるのか、そうじゃないのか判断がつかない。


舞台を観終わって外に出ると大雨はほとんど止んでいて、停まっていたらしい電車も動いていたので三鷹駅から中央線で新宿駅に出てからJR渋谷駅へ。そこから東横線に乗って中目黒駅で下車して駅近くにあるもつ焼きばんへ。
前に行ったのは学芸大とかにある店舗だったが、こちらははじめてだった。お店はほとんど満席だったが、二人で瓶ビールでの飲みながら串やレバカツとか食べながら観た舞台や小説とかの話を。二時間制だったので外に出てからコンビニで買った飲み物を飲みながらもう少し話して解散。
大雨のおかげで気温が下がっていて風が心地よかった。歩くには最高な状態で、『校舎、ナイトクルージング』の最後にかかったサニーデイ・サービスの曲とかを聴きながら歩いて帰った。今日は傘を持って行かなかったけど、なんとかなった。

 

7月11日
7時半に目覚ましで起きて、すぐに湯船を溜めて朝風呂へ。昨日、というか帰って深夜になっていたのですぐに寝てしまっていたので、寝起きすっきりしたいし髪も洗いたかった。
そのまま洗濯機を回しながら朝のルーティンをしてから、本日がお誕生日の古川日出男さんにお祝いのメールを送る。といっても実は昨日、新作『夏迷宮』の感想は送っていて、小説の感想とお誕生日のお祝いメールは一緒のメールで送るのは違うよなって思っていたので、昨日の時点で感想を送って、今日はお祝いということで分けた。
金曜日のリモートワークの作業用BGMはradikoで『秘密諜報員みなみかわ』『ハライチのターン!』『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』『マヂカルラブリーオールナイトニッポン0』『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』と盛りだくさん。
作業というか仕事で読まないといけないものがたまっていた。お昼過ぎの週一オンラインミーティングの前に昼休憩に出たが、気温は高くなくて風が吹いていてすごく気持ちいい。梅雨や初夏というよりも秋みたいな天気だった。

顔に極端な変形を持つ、俳優志望のエドワード。
隣人で劇作家を目指すイングリッドに惹かれながらも、自分の気持ちを閉じ込めて生きる彼はある日、
外見を劇的に変える過激な治療を受け、念願の“新しい顔”を手に入れる。
過去を捨て、別人として順風満帆な人生を歩み出した矢先、
目の前に現れたのは、かつての自分の「顔」に似たカリスマ性のある男オズワルドだった。
その出会いによって、エドワードの運命は想像もつかない方向へと猛烈に逆転していく───。

リモートワークが終わってから急いで渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷へ。本日から公開のA24×アーロン・シンバーグ監督『顔を捨てた男』を鑑賞。初日金曜日の18時半ぐらいからの上映で、お客さんは二十人もいなかったか、でもA24ファンだと思う。そうじゃない人はほとんどいないはず。
前から予告編で見ていて気になっていた作品だが、不条理劇という言葉もあるように、美醜の問題、ようは顔というもののルッキズムに対して挑戦的であり、あなたはどう?と問いかけてくるタイプの作品。
主演のエドワードを演じたセバスチャン・スタンは今年僕が劇場で観た作品だと『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』『サンダーボルツ*』に出演していて、これで四作品目。
セバスチャン・スタンは顔に極端な変形を持つエドワードを演じ、前半まではエドワードとして存在していたが、治療によってセバスチャン・スタンの顔の状態になり、その後はこの顔のままとなる。そして、新しい顔になったエドワードは、エドワードを死んだことにして偽名を使い生活するようになる。そして、変形した顔の時に知り合っていた劇作家のイングリッドと再び知り合いになるが、彼女が作った劇はかつてのエドワードをモデルにした作品だった。彼はかつての顔から作ったマスクをしてかつての自分を演じることで主役の座を射止めるが、そこにかつての変形した顔だった自分にそっくりなオズワルドが現れたことで、何もかもが狂っていく。
エドワードは顔がいわゆる普通の、変形していたときのように目を背けられたり、逆に笑われるようなことはなくなってもかつての自分の性質だったビビりであり、引っ込み思案な部分は変わらないところがある。陰と陽でいうと陰の存在であり、オズワルドはそんなネガティブ思考だったかつてのエドワードと似た存在であるが陽であり、バツイチになっているが以前には結婚もしていて子供もいるし、どこかカリスマ性があって周りの人たちが彼に注目してしまうという真逆なタイプだった。
オズワルドの登場でエドワードは手に入れかけていたものを失っていく。最終的には内面は変わっていないと思わされる終わり方をする。もちろん、顔の美醜、ルッキズム問題へのアイロニーもあるが、精神的な部分、世界をどう受け入れて、自分を曝け出すかでそんな問題はふっとんでしまう。という風に書くとそれが正しいみたいになるが、実際にはそんなに簡単なものもない。
整形する人が増えている時代において、顔さえ変われば幸せになれる、人生が変わると考える人もいる。顔が変わって人生が変わる人もいるだろうが、それはやめられなくなったり、それでも満たされない場合はどうしても精神的な負担によってメンタルにくることもあるだろう。
顔というのは目があるから見る/見られるという象徴的な部分であり、この映画は「見る/見られる」ということ、それが自分や他者をどう位置付けるのか、世界と関わっていけるかということも描いている。最後の終わり方もけっこう不思議な、そういう終わり方なんだと思ったが不条理撃のラストシーンはあんな感じの方が観客に余韻が残りやすいかもしれない。

帰りはアップされていた『トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画』ep.196「ラディコ 計画」を聴きながら人混みの渋谷を抜けて246沿いを三茶方面へ。この番組ぐらいかな、僕が聴いているラジオやポッドキャストで下ネタが普通に出てくるのは。わりと女性リスナーや高学歴や大手企業に勤める人がリスナーにいたりするのは、言いたいけど言えないことをトム・ブラウンの二人が言ってくれているからだろう。

今日(2025/07/11)は私の誕生日で、50代の最後の1年を迎えた。そんな日に何をやっているかというと、さっきまで壮絶に書きつづけていた。7月1日から新作の小説執筆に入った。その小説が、昨日の午後、私に信号を発してきて、「どうも自分は道筋を誤っているのではないか」との動揺に落ち、実際、夕方からまとまった枚数を書き直して、食後の午後9時前にも推敲の作業をやって、「これで大丈夫だろう」と思ったのだが、まともに眠られなかった。ということは、自分は間違っているのだ。今朝、起きて、睡眠不足ではあるのだけれど精神統一して、結局、目の前にある章をその2枚めから書き直す、という壮絶な作業に入った。

それで、報告が遅れているのだけれども、『夏迷宮』300枚超は無事にこの世界にドロップされた。7月7日発売の「群像」誌に一挙掲載された。うれしい。感動している。だがしかし、現実世界の、つまり世界情勢の凄絶さは、私に甘えるな手控えるな、備えを忘れるなと言っている。でも、ひとまず、周囲の反応にほんとに感動している。

古川日出男の現在地〉この、誕生日 2025.06.28 – 2025.07.11 東京・福島・埼玉

古川さんから今朝のメールに関しての返信がきていた。この「現在地」にもあるように新しい小説の原稿で昨日からほとんど寝ないで書き直されていたらしい。ひと段落して、僕とか他の人からのお祝いメールを読む時間ができたんだと思う。そんな中返信をしてもらってうれしいし、ちょっと申し訳ない。
5年前、2020年7月末から8月初旬の夏に福島県を、11月末の晩秋に阿武隈川沿い、福島県宮城県を『ゼロエフ』の取材に同行して、古川さんの背中を見ながら歩いたことは僕の誇りになっている。ほんとうにお誕生日おめでとうございます。そして、『夏迷宮』は世界文学となると思うし、多くの人に読まれてほしい。で、次の新作を執筆されていることに驚きもありながら、今年も古川さんはフルスロットルで書き続けるのだと思う。ほんとうに圧倒的だ。

 

7月12日
6時少し前の目覚ましで起きる。radikoで『JUNK バナナマンバナナムーンGOLD』を聴きながら朝のルーティンと出発の準備。天気予報を見ても30℃はぎりこえるぐらいでまだ涼しいと思える気温だったので一安心。20分過ぎには家を出て茶沢通りを北上して下北沢へ。

今日の朝と帰りBGMは『三四郎オールナイトニッポン0』を。といっても下北沢駅までは二十分ちょっとで着いてしまう。井の頭線に乗って本日の派遣仕事の集合場所である高井戸駅へ。


7時半集合で8時から17時までの仕事。前にも呼んでもらった会社の仕事で、その時は環七沿いの店舗だったが、今日は環八沿いの店舗の改修工事の手伝いやごみ出しだった。そのスーパーは僕も近所の店舗を使うのだけど、大通り沿いの車で来るのが前提の店舗は僕がいくような店と比べるとかなり広いし階もいくつかあったりする。
そこまで重いものをずっと運んだりとかはなく、外に台車でごみを運んでも汗だくになるようなこともなく、気持ち楽ちん。ただ、ほとんど17時前の定時まで仕事はやるので、そこから電車に乗って帰ったりするので、家に着くのは18時を過ぎる。改装工事もまだ始まったばっかりみたいなので、来週以降シフトを入れていたらまたここに気そうな気がする。室内での作業で大型の扇風機とか回っているのでまだマシな現場ではある。

【ライブレポート】anoの絶対聖域に響いた全身全霊の叫びと本音の言葉「僕は今を見てほしいから今を生きている」(写真13枚) 

帰りの電車でこちらの記事を読む。前にご一緒した地下アイドルに詳しい人がいたので、武道館のセンターステージになってチケットを先行で発売したあとにプラス5000円っていうのをどう思いますか?と休憩の時に聞いてみた。そういうパターンはやはり聞いたことがないとのことだったが、センターステージにしたことで客席が減ったからその分を回収するためにプラスなんじゃないということだった。
そりゃあ、そうか。最初はステージプランが決まっていなかった。というよりは普通に武道館のステージを使うつもりでアリーナの座席もイメージしていて、センターステージにしたことで見積もりが合わなくなって追加でチケ代を稼がないといけないということでこういう判断になったのだと思う。

茶沢通りの今日改装工事したスーパーとは違うブランドというか別の系列のところによって晩御飯の惣菜を買って帰り、風呂に入って洗濯機を回してご飯を食べた。
今日は夜ライティング作業をしようと思っていたけど、明日昼からガッツリやるので『八雲百怪異聞』の続きを読むことにした。

 

7月13日
6時に起床。仕事もないのにこんなにも早起きしたのは久しぶりな気がする。と言っても前日は23時前には寝て、目が覚めたのは深夜の3時前だった。そこからTVerで『さんまのお笑い向上委員会』『ゴッドタン』を流しながら目を瞑っていたらまた落ちた。
で、朝のルーティンをしてから家を出る準備を。9時からTOHOシネマズ日比谷でジェームズ・ガン監督『スーパーマンIMAX上映回をウェブでチケットを取っていた。
木曜日の大雨から多少気温が下がっていることもあって、今日の午前中も27℃ぐらいで猛暑や酷暑ではないということがわかっていたので久しぶりに歩いて行こうと思っていた。さすがに34℃を超えてくると外を歩くのはしんどいし、汗だくになってしまう。
30℃を切っていたらもう脳がバグっているのだけど、涼しいぐらいの気持ち。家からTOHOシネマズ日比谷が入っている東京ミッドタウン日比谷はほぼ二時間。朝の散歩には少し長いけど、最近は派遣仕事で歩く距離も落ちていたし、休みなので歩く距離を稼いでおくのもいいなと。

いつものルート、246沿いを歩いて渋谷に出て渋谷ストリームの陸橋で青学方面へ。そこから骨董通りを横切って青山墓地を抜けて乃木坂、赤坂、首相官邸と国会議事堂を横目に日比谷公園を抜けたら東京ミッドタウン日比谷

散歩BGMはradikoで『脳頭』から行こうと思ったが、今回もTaiTanがNY出張で玉置とゲストの二人ということになっていたが、そこまで興味を惹かれなくて、『オードリーのオールナイトニッポン』でもよかったけど、せっかく風も吹いて涼しさも感じていたので音楽を聴くことにした。
SpotifyでWet Legのニューアルバム『moisturizer』を再生。途中で最後まで聴き終えたのでano『BONE BORN BOMB』と星野源『』GENを、そちらも聴き終わって、二回目おかわりの『moisturizer』を聴いていたら着いた。

大手メディア「デイリー・プラネット」で平凡に働くクラーク・ケント、彼の本当の正体は人々を守るヒーロー「スーパーマン」。
子どもも大人も、愛する地球で生きるすべての人を守り救うため、日々戦うスーパーマンは、誰からも愛される存在。
そんな中、彼を地球の脅威とみなし暗躍する、最高の頭脳を持つ宿敵=天才科学者にして大富豪、レックス・ルーサーの世界を巻き込む綿密な計画が動き出すー

映画『スーパーマン』第2弾本予告|2025年7月11日(金)日米同時公開 


スーパーマンという名前は知って入るけど、彼を主人公にした映画や映像をちゃんと見たことはないと思う。ジェームズ・ガンが「MCU」から離れて、「DCユニバース」のため、DCフィルムズの代わりに新設されたワーナー・ブラザース傘下「DCスタジオ」の共同会長兼CEOに就任し、クリエイティブ面を担当することになった。その第一弾監督脚本作品がこの『スーパーマン』だった。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ファンとしては、彼が作る作品なら観たいと思うのは当然だし、「MCU」の停滞観や作品の乱発とコロナパンデミックと俳優協会のストなどで作品がストップや延期されたことによるファン離れもあったので、「DCユニバース」の期待値が上がっているということもあった。
クリプトン星の最後の生き残りであり、幼児の時に両親が最後の希望と願いを託して地球に送って、成長したのがスーパーマンであり、人々を守るために戦う。だが、この物語冒頭から彼は初めての敗北を喫する。そこには今回の悪役であるレックス・ルーサーという人物が暗躍し、スーパーマンを陥れるために仕組んだ事柄が影響していた。
まず、非常に現在というのが作品で描かれている。レックス・ルーサーの失墜するきっかけとなるのは、インフルエンサーのような女性だったりするし、SNSレックス・ルーサーが企んだことによってスーパーマンは罵詈雑言を書かれていたりもする。という現在性もありながら、スーパーマンは普段は普通の青年のクラーク・ケントとして大手メディア「デイリー・プラネット」という新聞社のようなところで働いている。ここで出す情報(前出のある人物がインフルエンサーと通じたことでスーパーマンを助けることに一役買う)は終盤に大きな意味を持つ、これはSNSの時代における真偽、ファクトチェックされたものかどうか、という問題における監督の考えや姿勢も入っているように思える。
スーパーマンだが無敵ではないし、どちらかというと犬のクリプト強すぎないかって思うのも良いバランス。育ての親である地球人の両親のもとに一度帰るシーンがあって、そこでの父と息子のクラークとしてのやりとりは自然と涙が出てしまった。
あと「ジャスティス・ギャング」という三人のスーパーヒーローたちもとてもいい脇役感、特にミスター・テリフィックがスーパーマンを助けるためにスーパーマンの正体がクラーク・ケントと知っている彼の恋人であるロイスと敵地に向かった時に活躍なんかは多くのファンを作ることになると思う。
ジャスティス・ギャング」も人気出そうだし、ほとんど最後にクリプトの飼い主が登場するので、そのあたりのスピンオフもありそう。確実に続編は作るとは思うのだけど、これはこれでほぼ完成系なんじゃないかな。

イギリスの「タイムズ」紙は今月4日「私の新しいスーパーマンに腹を立てる人もいるだろう」というタイトルで、ジェームズ・ガン監督にインタビューした映画の紹介記事を掲載しました。

このなかでガン監督は「スーパーマンアメリカの物語だ。ほかの場所から来てその国で暮らす移民だ」と説明したと報じています。

さらに記事は「スーパーマンの原作者は移民の家庭の出身だ」と紹介し、「UNHCR=国連難民高等弁務官事務所が“スーパーマンも難民だった”という本を出したことがある」としています。

ガン監督は映画会社がネットに掲載した動画の中で「私が当初から作りたかったのは善良で優しい心を持った人物を主人公にした話でした。なぜなら私たちが住む世界は決していいとは言えません。『優しさ』というものが最も反逆的でパンクロックだと言われる世界です。だから私が考えるスーパーマンはとても優しく思いやりがある男です。スーパーマンには強さより優しさが大切なのです。結局のところこの映画には切なさがあります。スーパーマンは実在しないからです。でも願わくは映画を見た人たちに自分もスーパーマンになれると思ってほしいです。私の願いはこの映画を見た子どもたちが15年後、スーパーマンになって世界を救ってくれることです」と話しています。


「スーパーマンは移民だ」監督が説明 人気映画も論争の的に | NHK   

信頼のジェームズ・ガンさすが、と言った内容だった。排外主義や人種差別を推し進める第二次トランプ政権が現在進行形である今(日本も参政党を筆頭に同じなのだけど)、今の時代にヒーローはどうあるべきなのか、そういう願いを込めた、希望の形をこの作品では呈示していたと思う。そういう意味ではヒーロー映画としては満点というか大事なことはちゃんとやっているし、エンタメにもなっていたし、新しい「スーパーマン」の映画になっていた。

11時半前に映画が終わって外に出た。確かに暑いとはいえなくもないが30℃ちょうどぐらいで朝よりもわずかに気温が高い程度だったので、東京ミッドタウン日比谷から赤坂見附方面、外苑通りまで出て電車に乗るか、歩いてそのまま帰るか決めることもした。結果、来た道を戻るようにして家まで、途中代官山蔦屋書店に寄ったけど歩いた。

舞台はとある中華料理屋。亡き店主の代わりに厨房に立つ牧原と、働かずに店にこもり続ける長子・美和。第45回ぴあフィルムフェスティバルPFFアワード2023で審査員特別賞を受賞した石田忍道監督による長編第2作。第25回TAMA NEW WAVEグランプリ受賞作がついに劇場公開!
物語の中心となる店主・牧原役には、次世代のバイプレイヤーとして注目される田丸大輔。どこか掴みどころのない飄々とした存在感を持ち前のコミカルさで体現する。
「人の役に立つって、つまらないじゃない」
人情ドラマかと思いきや、まさかの“パンク”が炸裂する異色のヒューマンドラマ。中華料理屋の片隅で生まれる、破天荒な“ひと夏のファンタジー”。

家に帰って昼ごはんを食べてから、オンライン試写の映画を視聴。石田忍道監督から新TwitterことXのDMで新作の『ライフ・イズ・ビューティフル・オッケー』試写の案内をいただいていたのだけど、気づいた時には試写が前日に終わっていた。お返事を変えしたら、オンライン試写もあるとのことだった。
こういうのは観ます、と返事をしたら一週間以内には観て感想を伝えないと失礼だよなって思ったので、帰ってきて時間があったので夕方までに観ようと思っていた。
作品に流れているリズムというかテンポ、牧原役を演じた主演の田丸さんの味のありながら出過ぎない不思議な存在感がよかったし、作品の雰囲気を決めていた。
冒頭の方の帽子屋さん(伊藤亜和さん)の同じ展開のループも印象的だったし、終わらない物語を書き続けている美和のその作品にある事柄が、妄想ともいえるものが爆発する場面もインパクトがあった。
平凡な終わりのない、いつか終わる日々を延長し続けているような牧原と美和の日常の物語なので、もう少し二人に感情移入できる過去の出来事の話やエピソードがあってもいいのかもしれない。ないのであれば、もっと端折ってもいいのかもしれない、例えば帽子屋さんのダンス始まりで30分を三回繰り返してみる(『ラン・ローラ・ラン』ぽい感じ?)。牧原と美和の選択やほかとは違ったことをしても結末はあえて変わらないとか、あるいは微妙に前進したみたいな展開もありなのかも。
牧原と美和の過去を描いちゃうともう少し長くなっちゃうというのもありそうだから、このぐらいの尺だと言われると、それはそれで納得はできる。
他人が誰かの人生を変えようと、正しいことだったり、いいことだと思って行うおせっかいや、あなたを気にしているんだよっていう合図だったり言葉が、向けられている本人にとっては一番腹立たしいことだったりするし、それに対して「NO」という感情も描かれていて、そういう眼差しがあることがこの映画の魅力だし、観た人の中には知らず知らずのうちに、誰かにそんな正しい暴力を振るってしまったのかもしれないと思う人もいるかもしれない。
田丸さんが演じた牧原の佇まいと他人の領域に踏み込まないで少し距離をとりつつ見守る視線、この作品や監督の謙虚さであり、他者への期待なんじゃないだろうか。


オンライン試写を見てから、そういえば今日から期日前投票が近所でも始まっていたので歩いて向かう。投票後にスーパーやコンビニに寄った。


結果的に今日は25キロちょっと歩いていた。歩きすぎだけど、明日から雨っぽいし、最近週末も派遣仕事だったりしていたからたまにはいい。今日ぐらいだと小学生ぐらいの時の夏の気温みたいで、まだ外に出て動けるし、命の危険もない。このままでいてほしいがそれは無理っぽいのでこれからは歩くのも外で仕事がある時も気をつけないといけない。
10月ぐらいまでは暑いのかな。8月31日に日比谷野音ZAZEN BOYSの「THE MATSURI SESSION」ライブがある。現状の状態で僕が観る最後のライブになると思うのだけど、雨が降るのも嫌だけど、酷暑でうだるような暑さなのも嫌だなあ。大丈夫かな。

 

7月14日
6時過ぎに起きて、可燃ごみを出してきた。まだもう少し眠い。朝からライティング作業をしようと思ったが、リモートワーク開始までにこの日記を最初から昨日までのを読みつつ誤字脱字など加筆修正して、noteのほうにも下書きをする。7月上旬の日記ははてブは16日になったらアップ、noteのほうは半年後にしているから来年の1月頭になる。
TVerで『情熱大陸』(岡崎体育)『見取り図じゃん』『有吉クイズ』を流しながら作業。『川島明のねごと』『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』は昨日の時点で聴いていたので、音声メディアものがなかった。
リモートワーク開始してからは『三四郎オールナイトニッポン0』の先週放送回と「プレミアムラジオ」今週分(バチボコプレミアムリスナー配信分)を流しながら作業。そのあとはYouTubeでみなみかわ&スーパー3助の『復讐ラジオ〜ランジャタイ国崎が来た!!の回〜』と鬼越トマホークの『【長野の星】もう中学生の奇妙で心温まる唯一無二の半生』をラジオ代わりに流しながら、のんびりと作業。今のところ僕のところにあるもので〆切が近いとか急がないといけないものはないので、気持ちゆっくりと。

『スーパーマン』犬のクリプト、次作『スーパーガール』にも重要な役割で登場! 
https://www.cinematoday.jp/news/N0149817
昨日観た『スーパーマン』のエンドクレジット近くでカメオ出演的にスーパーガールが出てくる。クリプトのご主人は彼女らしいということだけわかるシーン。すでにジェームズ・ガン監督は『スーパーガール ウーマン・オブ・トゥモロー(原題)』の撮影終了を5月時点でSNSで発表していたらしい。『スーパーマン』の続編ではなく、『スーパーガール』が次なんだ。『スーパーマン』が素晴らしかったのでこちらも期待できるし観たい。

昼休憩の時に外に出たが傘はいらないぐらい、ちょっと湿気があるが風も吹いているのでさほど気にならない。書店の新刊コーナーを見てもピンとくるものがなかった。家に帰る前にトワイライライトに寄って、今を生きるラッパーたちに子供の頃の話を聞いたインタビュー本の2作目となる『LIFE HISTORY MIXTAPE 02』を買った。この「01」は前に買って読んでいたのもあって今回も。前のはラップ好きな友だちTにあげたような気がするが、今回も読み終わったらあげようかなとちょっと思ったりしている。

夕方過ぎからはSpotifyで『流通空論』#52「日本ではなぜ「地方創生」がブレイクスルーしないのか?(大西洋さん:羽田未来総合研究所/後半)」と『83 Lightning Catapult』帯になっての二回目を。さすがにラジオと Podcast番組聴きすぎだから、そろそろ毎週聴くものとたまに聴く(話題になったら)とかにわけたほうがいいような気もしてきた。でも、聴かなくなるものってある日急に、タイミングだったりパーソナリティーの何気ない一言で興味を失ったりするから自然に任せておいた方がいいような。
歩きながら聴くことと作業中のBGMという部分が多いから、生活スタイルや仕事内容とかで変わっていくんだろう。

リモート終わる前に明日の派遣仕事の現場と集合場所がLINEで来た。先週まではある時間から電話で確認だったが、今週から内容をLINEで会社が送ってくれるようになった。そっちの方がミスも少ないし、会社の社員も電話よりは内容を送信して、OKとか了解ですと返してもらった方が仕事も減るし効率がいいんだろう。
土曜日は高井戸だったが、明日は桜上水らしい。マップアプリだと一時間二十分ほどで着くし、8時半集合なら問題はないが、あとは雨が降るか、降るならどのくらいかっていう。下北沢駅まで歩いて明大前駅京王線に乗り換えて、ということを考えると下り方面だからそこまで混まないと思うけど、時間帯的には通勤通学ラッシュの時間とあたる。歩いて行けるといいのだけど。

夜は『LIFE HISTORY MIXTAPE 02』をちょっと読んでから、インタビューさせてもらった記事のライティング作業を。上旬中に大まかの部分は終わらせたいと思ったけど、思いの外進んでいない。スケジュール通りにはいかないのもあるけど、派遣仕事で帰ってきてからはやっぱりPCに向かって作業だって感じにはなりにくい。来週の海の日が終わる頃にはある程度提出できる状態になっていたらいい。

FNCY( ZEN-LA-ROCK / G.RINA / 鎮座DOPENESS) --Baby Love (Official "iPhone 一発録り" Music Video)

 

7月15日
6時には起床しようと思っていたが、深夜3時過ぎに一度目が覚めてしまった。TVerで『あのちゃんねる』と『激レアさんを連れてきた。』を流して目を瞑っていたら落ちて、目覚ましで6時に浮上。
今日は8時半に京王線桜上水駅に集合ということになっていたが、派遣バイトは僕ひとりなので、呼んでもらった業者の担当者さんの連絡先も現場の住所もすでにわかっているので直接現場に向かってもよかった。


マップアプリで見ると家からは一時間十分ほどで今日の現場なので7時前に出て、のんびり歩いていくことにした。行きはradikoで『空気階段の踊り場』と『川島明そもそもの話』(ゲスト:勝村政信)を聴きながら。「踊り場」はコントライブでチケットがあまり売れていない福井県に行って手売りした時の音声を使いながら、「そもそもの話」は俳優の勝村さんゲストで、蜷川幸雄さん、鴻上尚史さん、同じ劇団にもいた松重豊さんとの交流、そしてレギュラー出演していたバラエティ番組『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』でのビートたけしさん、俳優として、映画監督としての北野武さんについての話をされていた。「元テレ」は毎週家で父や兄と一緒に観ていたと思う、途中から僕は『ダウンタウンのごっつええ感じ』に移行していったが、懐かしい。勝村さんの顔と名前はその番組で知ったし、当時は俳優として認識していなかった。
十数年前に住んでいた代田のあたりを横切って環七を越えて、梅ヶ丘通りを駅方面に向かう。駅のところからは赤鼓通りを世田谷線が走っている西側にまっすぐ。線路沿いを松原駅方面に北上したら、そこからさらに北上すると下高井戸駅になってしまうので、北西方面の日本大学文理学部がある方に向かうと桜上水駅。
8時前には駅に着いたので、そのまま今日の現場を下見して甲州街道沿いにあるセブンイレブンで飲み物なんかを買っていたら雨が降ってきた。もちろん、傘は持ってきていないので近くのオープンしていないカレー屋の軒下で雨宿り。派遣会社に駅に着いた連絡をいれて、今日の担当者さんに電話。
今日の仕事は一軒家のリフォームで、クロス張りの作業に関するお手伝いだった。職人さんと担当さんがクロスをどんどん剥がしていき、担当さんは他の現場へいき。職人さんと僕でクロス張りに必要な道具とかを車から二階の部屋に運んだら、もう今日やることないから上がっていいよって言われたのが11時。始まったのが9時で、途中ちょっと休憩もしている。実質二時間働いていないが、OKということなので上がらせてもらった。

雨は降ったり止んだりだったのでまた歩いて帰ることにした。ここまで短い現場は久しぶりだが、実際作業はひとりでやるし、そちらの方が効率はいいのだろう。問題は最初に長いものや重いものとか道具を運ぶ際にひとりでは無理だから、ひとり派遣を呼んでいるということみたい。
昔、父も部屋のインテリアの仕事もしていたので、家にはサンゲツのクロス壁のカタログとかがあった。帰る前にそのことを職人さんに話したら、サンゲツというのはそういう仕事をしていないと知っていないので、ちょっと話が弾んだ。
来た道を戻りながら、SpotifyでanoやWet Legのアルバムを聴きながら、途中で曽我部恵一さんの『サマーシンフォニー』やZAZEN BOYSの『I Don’t Wanna Be With You』を挟んだり。派遣仕事が早く終わったのなら、帰ってすぐに原稿をやれよ、と言われているような気がした。「新・家の履歴書」は向井さんに続く二人目の方もインタビューは終わっているが、そこまで進んではない。帰ったら夜には時間ができるので作業はできる。
ただ、歩きながら思ったのは派遣仕事で建築や解体の現場に行っているので、オフィスとかもあるけど、マンションや今日みたいな一軒家とかにもいくことがあって、『週刊文春』の「新・家の履歴書」では、出てもらう方にインタビューさせてもらって、それをもとに記事を書いて構成するのだけど、その人がどんな家に生まれて住んできたのかというライフストーリーが軸なので、どちらも「家」関することをやっているなって、今年は「家」に関する仕事をしていく年なんだろうなって思った。

男性たちから総額約1億5千万円を騙し取り、その方法を"魔法のマニュアル"として販売し、逮捕された「頂き女子りりちゃん」。

騙し取った金をすべて歌舞伎町のホストにつぎ込んでいたこと、「頂き女子りりちゃん」と名乗り、"配信"を行っていたことなど、様々なエピソードや特異なキャラクターによって、逮捕から裁判、そして実刑判決まで一挙手一投足が注目を浴びた。

その事件を、接見・裁判傍聴・関係者取材の果てに描き出す。

「りりちゃん」に引き込まれ、ゆさぶられながらも熱意と情動で対峙し続けた全力ノンフィクション

家に帰って一度荷物をおいてから、昼ごはん用の惣菜を買いに駅前に行ったので、TSUTAYA書店で第31回小学館ノンフィクション大賞受賞作の宇都宮直子著『渇愛 頂き女子りりちゃん』を購入。「家」のことに関することなのだけど、我が家の「碇本」家ではないが、祖母の生家である「河合」家のことで前から書こうとして進んでいない、祖母の兄の初生雛鑑別師だった新市さんに関することが帰りに脳裏に浮かんだ。ノンフィクションのほうがいいのか、創作の元ネタというか虚実入り交ぜた方がいいのか、いまだに悩みどころではあるが、「小学館ノンフィクション大賞」というのは一つ選択肢でもあるので、去年の受賞作を読んでみようと。
新市さんは第二次世界大戦前にイギリスに渡って、戦中はマン島の収容所にいて、戦後は北アイルランドに渡ってもう一人の仲間と養鶏場とかをやっていた。二度ほど父と母の葬式で帰国はしているが、北アイルランドで生涯を終えている。彼は移民であり、帰ってこなかった人でもある。そういう個人史だけど、今の時代にも通じるものはあるんじゃないかなって。

お風呂に浸かってご飯を食べて洗濯機をまわしたけど雨が降ったりして、乾かないだろうなと思いつつ、外に干した。で、YouTubeを開いたら、なにか気になるタイトルの動画がアップされていたので再生したら、見覚えのある「TXQ FICTION」の崩れた文字から始まった。

魔法少女山田(1)/ TXQ FICTION 

 7月14日、21日、28日の深夜24時30分から、テレビ東京で「TXQ FICTION」第3弾『魔法少女山田』が放送される。「TXQ FICTION」は、実験的なフェイクドキュメンタリー番組のレーベル名。これまでも、55年前に行方不明になった女性の公開捜索番組『イシナガキクエを探しています』、ある家族への謝罪番組の真実を追う『飯沼一家に謝罪します』が放送され、大きな話題を呼んだ。

大森:魔法少女ものは、昔ながらの子ども向けコンテンツよりも、オマージュのほうが多いジャンルです。要は、王道の魔法少女からずらすことで面白さを生んでいるんです。たとえば『魔法少女まどか☆マギカ』なら、魔法少女ものなのに鬱展開なのが新しかったじゃないですか。そんなことが起こるなんて、非常に珍しいジャンルで興味を持っていましたし、恐怖心をテーマにするときにうってつけなのではないかと思ったんです。
 こうした“ずらし”は、ある意味恐怖心にも近いものがあります。普通だったものが少しずらされることにより、恐怖心が生まれる。黒沢清監督は「普通に会っていた友達が真顔になる瞬間が一番怖い」と言っていましたが、まさにそういうこと。そこで今回は「恐怖心」をテーマに、魔法少女もののフェイクドキュメンタリー番組を作りました。内容はまだ言えないことが多いのですが、ぜひご覧いただきたいです。

魔法少女×恐怖心!? TXQ FICTION第3弾『魔法少女山田』がいざなう予測不能な世界【鼎談】大森時生×背筋×梨 | ダ・ヴィンチWeb 

おお、やっぱり大森さんが手掛ける新番組だったのか。途中でバラエティ番組っぽいシーンで普通にトム・ブラウンが出てくるんだけど、それもフリだったりするみたい。とりあえず、最後まで見るつもり。

今日深夜の「ANN」は『星野源オールナイトニッポン』がお休みで、『出川哲朗オールナイトニッポン』という話は前から出ていたけど、その次の『あののオールナイトニッポン0』のパーソナリティーのあのちゃんが体調不良ということで「あのANN0」に何度もゲスト出演している熊本スポーツのコンビ「紅しょうが」が急遽代打として『紅しょうがのオールナイトニッポン0』をやるらしい。あのちゃん大丈夫かしら。出川さんが生放送あとにあのちゃんのところにやってきて生放送でのやりとりがあるんじゃないかと期待していたが、今回はそれはなしになった。ただ、こういう時に代打で呼ばれるということはすごいことだし、結果を出したら来年とかに彼女たちもレギュラーになる可能性がある。

anoの“絶対聖域”を物語る凄まじく濃厚な時間 魂を震わすシャウト響かせた『BONE BORN BOMB TOUR』ファイナル 

『BONE BORN BOMB TOUR』は行かなかったけど、衣装が「BONE」の骨をモチーフにしているのがとてもいい。ライブレポートだとプロのカメラマンが撮っているから、どういうものなのかもわかるし、セカンドアルバムのコンセプトも伝わってくる。衣装はずっと担当している神田百実さんだと思うけど、武道館でもきっと神田さんだろうから、どんな衣装になるのかたのしみ。

夕方過ぎてSpotifyポッドキャスト番組で『DJ松永 Lightning Catapult』を聴きながら、近所のスーパーに食材を買いに行く。家に戻ってきてから『渇愛 頂き女子りりちゃん』を読みながら、『アルコ&ピースしくじり学園放送室』(ゲスト:長谷川あかり)と『あのと粗品の電電電話』、ニッポン放送ポッドキャストで『ランジャタイの伝説のひとりぼっち集団』最新回を。
「DJ松永ライカタ」はR-指定の結婚式の話から、音楽の作り方について。ちゃんと音楽担当の回になってた。これはDJとか音楽を作る人は聴きたい話なんじゃないかな。
「アルピーしくじり」は元「てれび戦士」の料理研究家長谷川あかりさんがゲスト、検索して顔を見たらSNSとかで見たことのある人だった。だが、年齢的なことなのか『天才てれびくん』は一度も見たことがない。この人めっちゃ明るい話し方なので嫌味がなくて、メディアに出て教えたりするのはとても合ってそう。
「あの粗品」は実家の話になって、粗品のお父さんのエピソードであのちゃんが肯定したことで粗品が感動していた。違う人だったら、なんでお前にわかるんじゃいという可能性もゼロではないと思うが、粗品があのちゃんを信頼しているのがよくわかる。
「ランジャタイひとりぼっち」は公開収録したものだが、冒頭から伊藤ちゃんがギャグでがんばっているし、島田秀平をネタにしたリスナーからの投稿もおもしろかったけど、国崎が千鳥の大悟さんと飲みに行った時のエピソードもすごいメンバーだったけど、どこまで本当なんだろう。あとランジャタイと知らずに見に来た人を国崎が何度もイジっていたけど、彼らしい。やっぱり、伊藤ちゃんは復帰してから前よりも存在感が増しているし、コンビ感はよくなったと思う。
渇愛』は第一章まで読んだ。著者の宇都宮さんがりりちゃんに何度も接見して話を聞いていて、彼女からの手紙も来ていてそれも中に出てくる。さすがにここまで話題になった人に関するノンフィクションでかなり踏み込んだ内容になっていたら、大賞受賞するわなと、あと著者の人がライターとしても優れているのがわかる時系列もわかりやすい。今回の出来事は何が起きて、その加害者である彼女はどんな人なのか、どうしてそうなってしまったのかというラインがしっかりしていて読みやすい。
他のポッドキャストを聴きながら今日の日記部分を書いて、他の日も多少修正とかをしていたらあっという間に21時過ぎてしまった。そこからライティング作業を開始。海の日までに流れとか大まかな部分(パート)が終わるんじゃないかな、そしたら微調整で月末には終わるはず。

今回はこの曲でおわかれです。
KID FRESINO - hikari (Official Music Video)