Spiral Fiction Note’s diary

ライター&「monokaki」編集部スタッフ。「水道橋博士のメルマ旬報」で「碇のむきだし」、「週刊ポスト」で「予告編妄想かわら版」、「PLANETS」で「ユートピアの終焉ーーあだち充と戦後日本の青春」を連載中です。

『クワイエット・プレイス』試写


 東宝東和試写室で『クワイエット・プレイス』鑑賞。

泣き叫んでもいけない、
愛してるとも言えない、
エンド・オブ・ザ・ワールドで生きるある家族の話。

 アメリカで大ヒットしたみたいで前に試写も前評判高いから早く行った方がいいと言われてたけど、超納得。
 めっちゃ怖いけどおもしろい。『IT』を越えた ヒットというのもわかる。日本だと『IT』中高生や大学生が連れだって観に来ていたけどそういう客層に届けばヒットしそう。

 『クワイエット・プレイス』は『カメラを止めるな!』同様にネタバレ禁止的な内容で、ワンアイデアが作品の核にあって長さも90分ぐらい。音を立てたら即死という世界が舞台のホラー作品。観た後にネタバレができないけど、観た人と語りたいという欲望が生じる強さも共通してる。
 そもそもホラー映画なのに、登場人物が音出したらもうアウトって設定は当然ながら、劇場で映画を観ているこちら側も同じわけで、もう絶対にここでヤバいこと起きますよねってところがより余計に怖い。というか怖すぎる。
 『クワイエット・プレイス』が公開されたら、たぶん、『カメラを止めるな!』がちょっと引き合いに出されると思う。ある種同時多発的なものも感じられてくるんじゃないかな。アメリカで大ヒットしたのも、日本で『カメラを止めるな!』のムーブメントを知っていたらどこかわかるような気がするのかなって思ったりした。