ウェス・アンダーソン監督『犬ヶ島』を渋谷のHUMAXで鑑賞。主人公のアタリの養父(市長)がやってることは現在の内閣やこの数年のポストトゥルース時代の政治の表象のようだった。
数の論理で少数派や反対意見を排除する危険さと愚行さに対してかわいさや楽しい表現の中にクリティカルな態度を忍ばせている。エンターテイメントに必要な態度。そういうものがあまりにも日本のメジャー作品にないことは危惧したほうがいい。
ウェス・アンダーソン監督『犬ヶ島』を渋谷のHUMAXで鑑賞。主人公のアタリの養父(市長)がやってることは現在の内閣やこの数年のポストトゥルース時代の政治の表象のようだった。
数の論理で少数派や反対意見を排除する危険さと愚行さに対してかわいさや楽しい表現の中にクリティカルな態度を忍ばせている。エンターテイメントに必要な態度。そういうものがあまりにも日本のメジャー作品にないことは危惧したほうがいい。