Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『モリのいる場所』


 ユーロスペースで12時の回を鑑賞。8割近くのお客さんがいたが、その8割ぐらいが自分の親ぐらいの世代だった、60オーバーばっかりだったのは映画の内容なのか、謎だ。主人公が老夫婦だしなあ、親近感があるのだろうか。映画自体は非常にゆったりしたものだが、そのミニマムさ、世界がほぼ家と庭しかない世界だけど生命と自然が色鮮やかで美しかった。オフビートというか、笑いもかなり起きていた。地味な良作という感じがする。ちょっとファンタジー、沖田監督の世界観ははっきり出ていた。