Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『ハドソン川の奇跡』




監督:クリント・イーストウッド
出演:トム・ハンクス(チェズレイ・“サリー”・サレンバーガー)、アーロン・エッカート(ジェフ・スカルズ)、ローラ・リニー(ローリー・サレンバーガー)、クリス・バウアー、マイク・オマリー、アンナ・ガン、ジェイミー・シェリダンほか


名匠クリント・イーストウッド監督がトム・ハンクスを主演に迎え、2009年のアメリカ・ニューヨークで起こり、奇跡的な生還劇として世界に広く報道された航空機事故を、当事者であるチェズレイ・サレンバーガー機長の手記「機長、究極の決断 『ハドソン川』の奇跡」をもとに映画化。09年1月15日、乗客乗員155人を乗せた航空機がマンハッタンの上空850メートルでコントロールを失う。機長のチェズレイ・“サリー”・サレンバーガーは必死に機体を制御し、ハドソン川に着水させることに成功。その後も浸水する機体から乗客の誘導を指揮し、全員が事故から生還する。サリー機長は一躍、国民的英雄として称賛されるが、その判断が正しかったのか、国家運輸安全委員会の厳しい追及が行われる。



 いやあ、やっぱりイーストウッドすごいなあ、と。『アメリカン・スナイパー』は二時間少しで今作はなんとたった96分で事実だったことをこんなにもうまくまとめられるのすごい。邦題のタイトルは違うつうか年寄りしか劇場に来ない理由なんではと思うし、実際に火曜日、平日の初回にTOHOシネマズ渋谷に観に行ったら7割ぐらい50代オーバーでした。奇跡て誰かの救いようのない絶望の上に成り立ってると思うんだけど、この作品にはそんな絶望はなかったと思う。。あとアメリカンジョークはマジ大切というか場を救う。
 もっともっと観られてヒットしてもいい作品なはず。