Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』


 廣木監督の初小説の帯にKjが帯文寄せていたことに目がいくクラスタ



 郷太さんの新著『ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い』GET。
 

呪いとは祝いの逆のベクトル。呪縛と祝福は背中合わせかもしれない。80年代という時代に起きた奇跡的な作品に集まった煌びやかなスターたちの関係性とアメリカという国の白人と黒人の問題、音楽と映画(映像)に関して西寺郷太という稀有な文章も書けるミュージシャンが自らの想いと記憶、資料と熱意を持って記した一冊。


この奇跡のあとに起きた呪い、80年代が終わってグランジオルタナティブという90年代の季節がやってくるのは当然だったのかもしれない。この場所にいなかった呪いから逃れたスターたちのその後も。


そして9月にはそこに居なかったプリンスについての『プリンス論』が刊行される。
情報が過多になり、検索すれば出てくるネットが当たり前になった世界ではその「検索ワード」がわからなければもう検索も知ることもできないのだ。郷太さんはこういう時代があったことを知らない世代に対して知っていることを伝えようとしている。それは音楽の歴史だしポップスの時代と今に繋がるものたちを橋渡しする役目は自分にしかできないと自負しているからだろう。
知らないことがあるのは幸せだ。僕は80年代前半生まれだから全然知らなかったことばかり。また当たり前のように知っているミュージシャンの見え方が音の聞こえ方が変わってくる一冊。




「僕も芥川賞とったんですよ」



 昨日は友達に飲みに行こうぜ!て言ったらストリップ行こうと思ってたと誘われたわたしは初ストリップをば。初音ミクとか浜崎とかなんか踊り子さんの趣味なんかなあ。脱いでる時間のほうが短いというかそれまでの踊りとか演出とか構成みたいなものがあって、ストリップというものに対してのイメージが変わった。あと何人もの踊り子さんの女性器を見るとエロいとかそういう部分が飛んでいく感じ。あれも不思議。




 『水道橋博士のメルマ旬報』vol.67配信されました。連載「碇のむきだし」は藤井隆さんのニューアルバムの一曲『Quiet Dance』が今年ベストぐらい好きなのでそこから短編書きました。写真モデルはいつもありがとうな兎丸愛美さんです。やっぱり目が素敵。





映画『ピクセル』の宣伝な立体造形物。映画観に行こう。




 シネカリテで『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』観る。終始眠さが襲ってきたのでなんか楽しいミュージカル的なオシャレな映画だったな、ぐらいで。
 ベルセバ好きか嫌いかだったら好きだけど思い入れもないけど、この映画のオシャレ感はそんなに好きじゃない。








 パルコで裏ビックリマン展。