Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『イニシエーション・ラブ』


 堤監督『イニシエーション・ラブ』鑑賞。面白かった。原作未読だけど映像化不可能とか言われてるような小説はたいてい叙述トリックなんで堤さんのスタイルで映像化したのは正しすぎる判断だなあと思った。木村文乃に怒られたいとなぜか思いました。




 岩井秀人×快快『再生』@KAAT 鑑賞。
 繰り返されること。役者の身体性が躍動するが繰り返されることで、肉体の疲労が出てくる故に変わらざるえないもの。舞台というものの強さを思い知らされる。そして残酷さも。快快的な多幸感よりも再生される毎日の日々がいつか終わる哀しさと喜びだった。



 元カノさんにかつて言われた人間わらしべ長者という言葉通り、縁もあり面白い人に出会わせてもらえているなあと思う。二十代も楽しかったけど三十代もそれ以上に楽しい。