戸部田誠×大谷ノブ彦×相沢直×小島研一「てれびのスキマに大谷ノブ彦がキキマス!」『タモリ学』(イースト・プレス)『有吉弘行のツイッターのフォロワーはなぜ300万人もいるのか』(コア新書)刊行記念
http://bookandbeer.com/blog/event/20140420_bt/
バイト終わりに先週行った友人がやっている焼き肉屋がある東中野に行って忘れた眼鏡を回収し新宿から下北沢へ向かう。開場の18時半にちょうどB&Bに到着すると文春の目崎さんがもう店内にいて原田専門家さんや中山涙さんもいらした。前売りも当日券も売り切れの大盛況なイベントだった。
けっこうきつきつなイスなのでいっぱいだなって思っていた。
戸部田誠×相沢直×小島研一のお三人がまずは登場して関係性というか諸々説明をして最後にダイノジの大谷ノブ彦さんが入ってきて開始。
『タモリ学』(イースト・プレス)『有吉弘行のツイッターのフォロワーはなぜ300万人もいるのか』(コア新書)の二冊が出たスキマさんこと戸部田さんの経緯とか、メルマ旬報連載の傑作選である『有吉〜』についてとか。相沢さんはスキマさんとは前から繋がりがあって、メルマ旬報連載を本にしたいと小島さんが言ってとか。『タモリ学』は二年とか前に話があって書いてたら樋口さんの『タモリ論』が先に出て焦った話などなど。
樋口さんの『タモリ論』ではタモリさんは絶望大王と言われているがスキマさんは希望の側から語っている。大谷さんが最後の方でこの事に補足というかタモリさんが片目を失明しても尚いまのような感じであるのは「これでいいのだ」「笑ってもいいとも」的な希望的な話をされていた。
相沢さんが『有吉〜』に書かれている芸人さんの年表を作っていてそれを見ながらトークになったが、90年代ぐらいからスタートだったと思うが、大谷さんが銀座七丁目劇場の話など自身の体験や見てきたものを話されていてスキマさんや相沢さん小島さんも驚いたり頷いていたりしていたのが印象的だった。
大谷さんがタモリさんの事を書いているスキマさんにウッチャンナンチャンの内村さんについて書いてほしいと言われていた。『内村プロデュース』があったからスベリ芸とか認知されてお笑いの感じが変わったんじゃないかとかと。ふかわりょうやさまーずの三村さんとかいじられることで変わった人とかいじる人とかの話も面白かった。
有吉さんが一時だけだけど巨人師匠の弟子だった話から師弟関係にあるっていうのは縛りとかいろいろあるけどいいことなのではないかという話もあった。これはいろんなジャンルでもそうだなって思ったり。
大谷さんが巨人師匠に一定の期間で怒られる話とかも面白くイベント?に出てくださいといい言ったらお前シャブやってるやろ!と言われたとかw 躁状態だったらしくそうみられたらしい。大谷さんは優しい感じがした。四人の中ではもちろんしゃべりのプロだけどもスキマさんがほとんど話さない人でもあるんだけどうまく自身の経験や体験談、知っている事を出して年表と照らし合わせながら当事者だけど少しズレてしまったと自覚している芸人としてお話をされていた。その感じがとても優しい人なんだろうなって思えた。一度だけバーでご相席させていただいた坂口恭平さんにどことなく似ていると思ったのは口調なのか雰囲気なのかわからないけど水道橋博士さんの星座に集まる人のある種の過剰さはどことなく似ているのかもしれない。
優しさと狂気が同居している。故に人が惹かれる要素があるし過剰さは迷惑なのかもしれないがほっとけないものも感じるし、面倒見もよさそうな気がする。
最後に大谷さんが言われた話がいつか誰かの口から語られる事になればその時またお笑いは大きな変化があるのかもしれない。
大谷さんのトークでの体験談は面白く、相沢さんのスキマさん愛が感じられて、説明ヘルプな小島さん、あんまり話さないスキマさんw というトークイベントは終止笑っていた。お笑いファンの方が多かったイベントだと思うのだけど来て良かったと思うイベントになったと思う。僕はかなり楽しめた。終わった後に客席に酒井若菜さんがいらしたのでびっくりした。
スキマさんに相沢さんに大谷さん、酒井さんにスタッフでもある木村さんと『水道橋のメルマ旬報』連載陣がいたので、目崎さんと僕も合わせたらけっこうな比率。
終わったのでスキマさんや相沢さんに、初対面だった大谷さんにご挨拶して酒井さんにもご挨拶を。年表にスキマさんがメルマ旬報fesで酒井若菜さんと2ショット写真撮ってそれを待ち受けにしているとでていたのでじゃあやっぱりねということでスキマさんに若菜さんに2シャット写真撮ってもらいましょうと言ってお二人をパシャリ。スキマさんもすぐに待ち受けにしたことでしょう。僕はさすがに今回は違うだろうと思って言いませんでしたけどね。うん、若菜さんキレイだったなあ〜。
メルマ旬報連載から本になったのは凄いなっていうのももちろんあるし羨ましいので僕は僕のことをしっかりしていきたいと思った。帰りは目崎さんと校正してくれている鯨井くんと軽く飲んで解散。
B&Bはメルマ旬報のホームグランド感がどんどん出てきているなって思います。
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