ちょうど一週間前に「ソラニン」試写会で観ましたが、かなり好きな作品です。しかしながらですね、キャストの宮崎あおい/高良健吾/桐谷健太/近藤洋一のメンツはメディアに出まくりというか出さされ過ぎというか、契約上そうなっているとは思うんだけど制作会社のアスミックもきちんと興行収入稼ぎたいのもわかるけど、あんまり過剰にメディアに出すとインタビューとかで内容がわかった感じで観に行かない人も増えるし、この作品の客層からいうと逆効果だと思うんだよね。
だって、あんまり公開規模大きくするとそこまでのキャパシティ(「ソラニン」原作ファンや出ている役者のファンの数)ではないだろうし、逆に公開規模からすると転ける感じになるんじゃないかな。
単館系の上映でわりとこじんまりとした公開の方が成功しそうなんだが。じわじわ広まる方が単館系はヒットになるし。
今出ている「スピリッツ」に「ソラニン」サイドストーリーが載っていてやっぱり浅野いにおさんは短編が上手い人で、仄暗く存在する不安とか悲しみを景色とともに書き上げれる人で、逆のうっすらとした期待や喜びもかける、特に短編ではそれが映える漫画家だと思う。
コミックで追いかけている「スピリッツ」連載の「おやすみプンプン」を読んでみたらなにやら重要人物だった「愛子」が出てきて大人になっていて、まあ文化系男子が好きそうな女子に。「ソラニン」サイドストーリー「はるよこい」に出てくる女の子もそうだなって。
宮崎あおいが演じた芽衣子は、そう、ある種の文化系女子っぽくないんだよね、それが微妙な違和感として残る。宮?あおいは可愛いけど可愛すぎるけど芽衣子は可愛すぎない、まあ平凡な田舎から上京してきた女の子で、だけども物語の中でたまに可愛く思えたり、こういう感じの女の子いるよなって思えるからいいと思うんだけど。
でも、映画館行ってもう一度は観ないとなあ、教室で観たから音と室内の暗さがなくて普通に外の光が入ってきてたから映画って感じがあんまりしなかったし。
「演奏と読書」のブログに書いている作家の藤谷治さんのチェロが盗難に遭ったらしい。27日のお昼に下北の藤谷さんのお店からなくなったらしいのでもしその日その周辺でチェロケース持ってた人がいたら藤谷さんに知らせてほしい。
古川日出男「LOVE」の文庫を読了。この作品のサウンドトラックにはBECKがよく合う。作中で「ベックだけは聴いておきなさい」ってトバスコが叔母さんに言われるんだよね。まあ、二人ともマジメにふざけてる感じが似ているし作品に出てる。
Beck - Devils Haircut ++
そういえば昔なぜ日本にはBECKみたいなアーティストが出てこないのかって話があったような気はするが。
Jónsi - Go Do (Jónsi & Nico Muhly @ Bethnal Green Live Sessions)
明日にはシガーロスのボーカルであるヨンシーのソロアルバム「GO」が出るので朝一で買いに行って聴きながら今書いてるやつのBGMに。今は暇つぶしみたいな小休憩、ブログとか日記書くのは神経使わなくていいから。
神経使わないでさらさらと物語とか書いてみたいな、降りてきた〜みたいな所謂トランス状態みたいな降臨、あるいは霊媒師みたいな降霊術のように浮かんでいる物語を着地させれるような、それには訓練で必要で毎日同じように書くと年に何度かそんな日が来るって古川さんが言ってたな。
今日の夕方に家の電気が消えて、二回ぐらいして、で三回目はテレビやDVDの電源も落ちて、明らかに外で工事してる業者のミスじゃねえかって思うんだけど、ダメなミスだろ。もしそのまんまになったらパソコンの充電切れたら終わるよって不安になった。
ヨンシーとスマパンが同じ日ならサマソニになんとしても行くんだが。別にワンマンやってくれるならサマソニに行きたくない。ヨンシーはワンマンするだろ、普通に考えたら。つうか来てくれ。
Smells Like teen Spirit - Nirvana (HD)(Live) Reading Festival 1992
今日一日書きながらのBGMがニルヴァーナでテンションが微妙です。たぶん一番好きな曲は「ABout A Girl」です。
Nirvana - About A Girl
カートが死んだ年に生まれた子は今年高校一年になるらしい。ビリー・コーガンには生き続けてほしい。
Zwan - Honestly - Letterman 23-01-03
Zwanも好きだったんだけどなあ。
「本屋大賞候補の藤谷治さん、小説中にも登場する愛用のチェロが盗難被害に」と下北沢経済新聞に載ってます。見つかるといいなあ、僕も盗難に遭ったチェロで曲を聴かせていただいたし。
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