Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「kikUUiki」

 昼間に起きて緑道を歩いて池尻に、それから少しずつ肥大化して空を浸食していく大橋ジャンクションを横目に道玄坂にといつも通りの徒歩で歩いていく。しかし、暖かいので汗がだらだら。
 この分だと来週の春分の日には中目黒の桜も咲くかもなあ。僕にとっての東京の桜は目黒川沿いの桜並木なので、上京してから毎年見に行ってるというかどんどん住む場所が近づいていってる。


フジファブリック 茜色の夕日


 タワレコの渋谷でサカナクション・ニューアルバム「kikUUiki」を買った。去年のナノムゲンフェスでもアジカンと同じぐらい盛り上げてたしなあ、ユニコーンスピッツの客のレベルがひどすぎて笑えたけど。
 この2バンド終わったら席に荷物置いて席取りしないでってアナウンスしてるのにほぼ占拠してた荷物が消えて帰っていったという。ファンが年齢重ねて三十、四十になると若者よりも逆にルール守らないっていう。フェスとかのルール守れないのが顕著に目に見えてしまった。


 その後、サカナクション同様に北海道から東京に上京というか、北海道に戻ったけど東京に帰ってきた専門の同級生の只石と会ってお茶をしながら話をした。写真とか小説の話をして、で映画の話をして、自主制作またやろうかって話。
 以前に撮った作品を原宿のキネアティックっていうとこで上映したんだけど、彼はもう映画じゃなくて写真に移行したんだけど、この間東京に来た時に僕ともう一人の専門の友達の高塚と酒飲みながら話した時に僕ら二人に映画撮れって言われてまたやりたくなってくれたらしい。成功だったな、あの飲み。


 あとは期限付きでやるとこの意味のなさとか問題。「三十まではやりたい」とか「三十まで上手くいかなかったら他のこと考える」とか「三十過ぎたら就職考える」とか僕も嘘付いてとりあえず「三十」まではやらせてって家族に言うけどさ、「三十」までやってしまったらもう一生やり続けるに決まってんじゃん。誰もそこツッコんでこないんだよね。


 他にしたいこともないのに辞めてどうすんの? 辞めるぐらいなら最初からしないし、もう他の選択肢なんかないよ。「三十」までにそういうジャンルで世に出れたらかなり優秀なクラスだし、三十代後半で出たって新人だよ、若い方だから。
 だって、期限なんかないんだよね、終わらないからやり続けるに決まってるのに、そういうことに気付いてない。僕らみたいな人間は最初から期限なんか決めてないし、ないからしてるのに。まあ、そういうとこで考え方が違うんだよなって。


 たいてい只石と会うとまじめな話をしてるわけだけど、やっぱり「マジメにふざける」事をしながら生きていこうと思ってる。田舎や実家に居辛いから東京に居る方が断然楽だ。
 僕らの価値観や判断基準を家族や友人たちは理解できないし、理解しようとしても根本的に考え方が違う。僕らのプライオリティが世間的にはズレているし違うから。僕らを受け入れてくれるのは狭い世界で物事を判断しない許容力のある人かもしれない。


 「マジメにふざける」ことがいかに難しいか、それは覚悟を持って本気じゃないとできないことなんだよな。


 で、原宿まで一緒に歩いていってGAPがある交差点で別れて、GAPのあったとこ何になるんだっけ? 僕は原宿駅で平尾さんと会ってキネアティックでその人の大学の後輩の作品を観に。
 殺陣とかアクションができる人で、その友達もJACに所属してたりするんだけど、作品は短編四本と長いのが一作。カメラが不安定すぎて観辛いってのが大問題で脚本でツッコミどころがあるのは自覚的にやればギャグになるけど、振り切れてないからギャグにもならないから笑えない。


 やっぱり映像作品ってカメラがきちんとしてないと観辛さが目立ってしまう。絵コンテだとか画を決めて撮ってないとわかるし、大事なことだなって再確認。最後の「MR.MINETA」っていうターミネーターのパロディのはターミネーターに命狙われてるのに毎回主人公のアパートに帰ってくるなんて絶対にありえないからって撮影中に誰もツッコまなかったのかな。
 最後に峰田がターミネーターが死にかけて泣くんだけど、二人のそういうシーンが少ないのと流れがとくにないのでまったく感情移入できないから、泣いてるシーンで冷める。もっと振り切ってギャグ路線とか行っちゃえばアクションもあるし面白くなると思うんだけどなあ。


 うん、人の振り見て我が振り直せじゃないけど、物語とかはなんでそうなるのかと流れとか伏線がきちんとされてないと受け手はその流れに、感情移入できない。これが凄く大事だなって。映画だったら画もきちんと繋がってないとそういうことになる。あとはやりたいことは振り切ってやっちゃわないとグダグダな感じになる。


 終わったあとに歩いて渋谷まで行って定食食いながら話をした。次は「トリック」劇場版でも観に行こうかと。専門の入学式でやってきた卒業生が堤幸彦さんだった。まあ、「20世紀少年」の間違えた破壊力は怖かったけど。「BECK」は観に行かなくていいやと思えたし。でも、「タマフル」でもし当たったら観に行こうかな。


 只石と話してる時に出たけど映画監督は全てをコントロールできるぐらいの能力か人間的魅力に溢れていてそういう部分ができなくても他の人がそれをやってくれて成り立つタイプがいる。人垂らしみたいな人は後者だし、前者は徹底した完全主義者だろうな。


 とりあえず只石とまた自主制作でもやろうぜって話になったので、諸々動き出そうかなって思う。二十代のうちにもう一回撮りたいかな、小説も書き続けたいけど、そうやって他の人と一緒に何かやることは違う刺激。
 これからはただ一つのジャンルだけでやっているよりもいろんなジャンルをクロスオーバーして関わっていかないと本当にやりたいジャンルでも面白みは出ないんだろうな。


 昨日原宿通り通った。ナイキ好きだけど宮下公園がナイキ公園になるのは嫌だな、「NO NIKE」って看板があった。専門の入学式した渋谷公会堂C.C.Lemonホールになった時の違和・拒否感あるなあ。そんなC.C.Lemonでのsalyuのライブチケが来た。かなり前の方の真ん中だったのでまあ今年は運がやっぱりいいみたい。


サカナクション-アルクアラウンド

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