バイト先で合掌の意味も込めてフジファブリックを流している。
カウントダウンで一発目に観る予定だったから、ああもうライブで観れないなあって思いながら聴いてたら鳥肌が立ちまくった。
クラスヌではくるりが「ロックンロール」を最初に追悼の意味をかねて、タナソウがDJの時に発言したのをクラスヌに行って現場をTsudaってる友人のイゴっちとタナソウのツイッターで知った。
リアルタイムで聴いててフェスでも観てたので、残念だ。残されたメンバーやスタッフはきついとか次元を越える痛み、いや喪失感だろう。
いつだって残されたものは残りの人生をその埋めがたい喪失感と共に生きていく、替えなんていないのだから、ポッカリと空白と共に。
だけども僕らは生きていく中で大事なものを奪われ無くして生きていくしかないのだから。
だからこそ「何があっても踊り続けるんだ」、ビート(心臓)が停止するまでは。
色彩は心理の中にある。いつかは誰もが死んでしまうけど、哀しいときにはその色を、喜びには哀しみの色を塗り替えながらも変えれない色もあるだろう。
僕らはそんな色を道連れに出会い、出会った人すべてとさよならしていく。ハロー&グッバイが色彩を奏でて脈を打つんだ。
だから、哀しいときも楽しいときもせつないときも美しいときもみっとないときも喜びにひたるときも人を憎んでしまうときも人を愛しく思うときも人を許すときも。
踊り続けるんだ、色彩が溢れて虹になる、僕らがいなくなった後の晴れた夜空に星が虹の残像の軌跡を描いていく、星降る夜には。
深夜の戯言。一筆書みたいに考えずに書いた。詩人にはなれないね。
星降る夜になったら / フジファブリック
というのを深夜のバイト中にmixi日記に書いた。ついこないだブログで「星降る夜になったら」というエントリーを書いていたのだけど、仕事中に彼女のメールで訃報を知った。ワンマンでは観た事なかったけど何度かフェスで観て好きなバンドだったし、今年のカウントダウンの最初に観ようと思っていたのがフジファブリックだっただけに哀しい。
清志郎さんもマイケルも僕はリアルタイムでは触れていないし、名前は知っていたけど聴いてなかった。亡くなってから知ってすごい人たちだったと気付いたけどフジファブリックはリアルタイムで聴いて観ていたので、清志郎さんやマイケルを失った人の気持ちがなんとなくわかった気がする。
mixi日記で検索すると、カウントダウン06/07で初めて観たみたいだ。
くるりは『ワンダーフォーゲル』から始まりいきなり前に押されてきつかったけどかなり前のところで観れたのでよかったですね、最初からこのこの曲だとやっぱり踊ってしまう。
『すけべな女の子』『GO BACK TO CHINA』とか懐かしい曲や聴きたかった曲も、『ロックンロール』はやっぱりいいね、アンセムとして響くあの高揚感、最後は千葉だけど『東京』で締めました。
やっぱりくるりはいいなあ、右隣の女の子は2曲目から目頭近くと鼻を両手で押さえて泣いていました。
観れてすごく嬉しかったんだな、泣いてるけど笑顔でした。
次はそのまま同じステージでフジファブリックを。ライブで観るのは初めてだったけど、またビールを買って飲みながら、今度は少し後ろに下がって観る。
後ろからだとこのステージに恐ろしいぐらいの人がいる。こんなに人気があったのか?と思いながら観ましたが、素晴らしくカッコいい、一番聴きたかった『虹』も披露してくれたし、今度のシングルのカップリングの曲がすごくよくて、観れてよかった。
フジファブリックいいですよ、ほんとに。
金曜日の深夜、代官山UNITで行なわれたクラブスヌーザーにはくるりが出演しライブをして「ロックンロール」を志村さんに捧げたらしい。ライブ後にはタナソウ(田中宗一郎氏)がDJをしながら「旅立って行った人に捧げます。東京から、パリへ」と、フレンドリーファイヤーズ「パリス」をしたとイゴっちのツイッターをTRで見た。
くるり「ロックンロール」
Friendly Fires「Paris」
ROCK IN JAPAN FES.2007/08/05
5日絶対に観るつもりだったのは、チャットモンチー、フジファブリック、salyu、Dragon Ashだった。 フジファブリックは楽しかった、曲も踊れるやつばっかだったし眠気も覚めてようやくフェスモードになる。
セットリスト
1・虹
2・TAIFU
3・Surferking
4・陽炎
5・パッションフルーツ
6・ダンス2000
7・銀河
もう踊らなソンソンモードで弾けました。楽しすぎるわあ。 ボーカルの人ってなんか話し方とか顔の雰囲気がZAZENの向井さんに似てるような気がしていた、僕だけか。 いやあ、去年のカウントダウンで観てからハマったけど『虹』『陽炎』『銀河』はもう聴いたらワクワクしてしまう。
最近30日のカウントダウンで観るのでまた聞き返していた。ボーカルを失ったバンド、フィッシュマンズみたいになってしまったのかもしれない。ジョイ・ディヴィジョンだってボーカル・イアン・カーティスが亡くなって残りの3人でニューオーダーを作った。残された者の人生は続く。
彼の音楽は残る。作品が残るということは本当に凄い事なんだ。今日はずっと聴き続けてた。
フジファブリック - 虹
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古川日出男「4444」25話「何点になるんだ?」配信。
かつてないほどに短い。四行。しかし、これは今古川日出男という作家が3年以上かかって書き上げている「LOVE」の続編でもある「MUSIC」執筆のために籠って書いている、その心情だ。
だからこの四行は小説じゃない、ドキュメンタリーな古川日出男という作家の心の声だ。河出書房のMMM(メールマガジンのためのメッセージ)で古川さんはこのまま行けば四月に「MUSIC」は出ると。四月、僕はその間に少しでも成長できているだろうか。
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