朝、三茶のキャロットタワーで待ち合わせだったのだけど、勘違いして下北沢のタウンホールに行った。「路字」号外を刷って折るのを手伝おうとしたんだが、勘違いに気づいた頃には遅く。刷りに間に合わなかった仲俣さんと合流して目の前のKate Coffeeでお茶した。
その後印刷を終えたデザイナーの賢策さん(東京ピストル)と今回の「路字」のイラストを描いている慶子さんが三茶から来てお茶とか雑談。5、6日にある「SHIMOKITAVOICE 2009」で号外は配られる予定。リリー・フランキーさんとかライブしたりとかあるそうです。
仲俣さんと古川日出男さん話や道尾秀介話とかした。本谷有希子はやっぱりこの十年で結果を残しつつ売れた作家だなあとか。あとは冬とかには「1Q84」の次巻出るのかなとか。あとは文化系はこのままだと老いていくだけだから他の分野との混ざり合いとかしないとなって雑種の話を。これはオバマ大統領みたいにいろんな血が混ざってる方が実際には強いっていう「われらが歌うとき」を読んで改めて感じた事。
年が下の子との共通体験がなくなっていくことを話していたら、当たり前に通じるってことは当たり前じゃないんだよって。確かにソ連があったこととか昭和天皇の崩御の時にテレビ見てた記憶とかそれをまったく知らない自分より下の子と話す時、当たり前に共有はできない。文化系の話が通じるのはその分野の人と話をしているからで、知らない人にはまったくっていうこと。
聞いてて「惑星ソラリス」読みたくなった
夜は有楽町の松坂屋の屋上でビアガーデン、ジンギスカンを。二時間制で終わる事にはテーブルがほぼ埋まってた。
帰ってから「ウイークエンドシャッフル」で「ザ・シネマ・ハスラー」の園子温監督「ちゃんと伝える」をラジオで聴く。宇多丸さんは好きだって言ってた。僕も思ってたけど確かに熱血体育教師な親父の息子でグレたりしなかった史郎(AKIRA)の耳たぶがでかいピアス痕というかまっすぐな線に見えるというか耳たぶまっすぐ切れている?痕がすごい違和感。だって絶対にあの家庭でそんなにでかいピアスは開けない。
でも、評価は高かった感じ、ツッコム所とかあるけど、史郎と同じ名を持つ宇多丸さんは余計に感情移入できたみたい。
ビアガーデン行く前に高原さんの「現代日本の転機―「自由」と「安定」のジレンマ」を買う。仲俣さんのブログに書いてあって読もうと思って、で、電車で最初の方を読む。ブックデザインがお茶してた東京ピストルの賢策さんだったっていう・・・。
高原さんと会ったのもcharlie(鈴木謙介)が呼んでくれた飲み会だったし。
世界が狭く感じる、輪の中に少し触れるとみんなが繋がってるのがわかる。良い意味でも悪い意味でも繋がりが増えると世界は狭くなる。
- 作者: スタニスワフ・レム,飯田規和
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1977/04
- メディア: 文庫
- 購入: 10人 クリック: 377回
- この商品を含むブログ (152件) を見る
現代日本の転機 「自由」と「安定」のジレンマ (NHKブックス)
- 作者: 高原基彰
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2009/08/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 9人 クリック: 97回
- この商品を含むブログ (43件) を見る