建設し始めてというか中目黒の本屋で働いてたり、渋谷までは歩いて行くっていうのが当たり前で、いつも池尻大橋の246沿いを歩いて道玄坂に進むこと、早何年だ、四年以上か。日ごとにデカク姿を現してきた大橋ジャンクション。
「タモリ倶楽部」で特集。タモリさんや「東京大学物語」や「まじかる☆タルるートくん」で有名な江川達也さん、元ジョビジョバのマギーさんになだぎさんというなんだこのメンツはで大橋ジャンクション内を歩いて見学。
電車と工事現場のロケの時のタモリさんの嬉しそうな顔、きっと「いいとも」はやめてもこれは辞めないだろうなあ。歩いて見ると思うけどこのジャンクションデッカいんだよなあ。あとかたつむりの殻みたいな巻いてる感じ。車に乗らないので内部を車で通る事は完成してもほぼないと思うんだが。
深夜の本屋に行くと平台に石田衣良新著「ドラゴン・ティアーズ 池袋ウエストゲートパーク9」が置かれていた。とりあえず読む本はたくさんあるが、まあ軽いライフワークとして酔い続けている、いや読み続けているので買っちゃった。その前にとりあえず須賀しのぶ「芙蓉千里」を読まないと。
「池袋ウエストゲートパーク」シリーズは一巻で基本的には春、夏、秋、冬と流れて一年が経過している。まあ、マコトにしろキングにしろ、実際は年を取っているのだが、取ってないような感じで「こち亀」状態というか。部長の孫が最初出てきた時は赤ちゃんなのに、成人しちゃうみたいな、主要人物だけが年月が過ぎても実際に取るべき通過すべき年を取らないで生活がループする状態に近い感じで、マコトも普通に年を取ってたらもう三十路はいってるんじゃないだろうか。
まあ、そんなことをつっこんでも仕方ないので、サルはどんどん出世してるけど。時事問題を取り込んでいる小説で活字離れしている若者にも読みやすいという意味では衣良さんの本は小説を読み始めるにはいいんだと思う。実際にそういう人も多いだろうし。
石田衣良原作×堤幸彦演出×宮藤官九郎脚本でドラマ化した際に僕も買い始めて、あの頃は二巻までは出てて、三巻目はハードカバーで買った気がする。あのドラマには新しいエネルギーが集結して爆発していったのは面白かった。今は脇役も含めてほぼメインは主役級だったりするし、あるいはボーリング場の姉ちゃんでしかなかった彼女は、安藤裕子は歌手になっているのが今だ。
「骨音」収録の「西口ミッドサマー狂乱」が一番の名作だとは思っている。最近の二巻ぐらいは一度読んだらもういいやっていうか、あんまりピンと来ないような感じがしているのでこの新作「ドラゴン・ティアーズ」ではこれぞブクロサイコー状態な作品であってほしい。
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以前読んでいた中田英寿「誇り」が文庫化してた。
ドイツワールドカップ一次予選ブラジル戦後の倒れ込んでいた彼の想いや考え、それまでの経緯や苦難がヒデと彼をサポートしてきたスタッフのインタビューから伝わる。
ストイックなまでの完全主義であり、妥協を許さなかった彼の引退を決めてからの日々と戦いが綴られている。 中田英寿という人を今まで以上に尊敬してしまう。 サッカーに興味なくても読んで得るものは多いと前に読んで思った。
中田さんは元々ストイックで好きなんだが、この本に関してはインタビュアーの方との信頼関係が大きくその人の本の構成もかなり上手いと思う。
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