朝仕事終わって新宿へ毎年RIJとカウントダウンに一緒に行く青木と待ち合わせをして上野駅へ、そこから特急で勝田駅、でそこからシャットルバスで着いたのが、集合が六時半で九時過ぎぐらいか。五年目のRIJ。
去年は公式グッズ買いに並んだら二時間ぐらいかかって向こうのグラスからサンボマスターが聴こえたという悲しみがあった。今年はグッズはわりとましに進むがいかんせん人が多いすぎるので時間はかかる、買う頃には観るつもりだったPerfumeが始まってしまった。
クロークも混んでてどうしようもない事態。これはさあ客入れ過ぎなんだと思うよ、いろんなころがスムーズに流れない数。Perfumeの姿を観る事もなく、まあDragon Ashが出るから取ったYOUNG FLAGに彼女たちも出るのでその時に観ようと思う。
湊屋でビールと毎度お馴染みの豚串を喰らって、おっさん化してることをつくづく思う。
いい加減に一番でかいグラスステージでチャットモンチーを最初から観る、彼女たちを観るのも久しぶりかな。
01.8cmのピンヒール
02.風吹けば恋
03.海から出た魚
04.恋の煙
05.シャングリラ
06.惚たる蛍
07.Last Love Letter
08.バスロマンス
09.染まるよ
10.やさしさ
というセトリ。渋い感じの曲が多い感じかな。でも声がなんか聴こえ辛い感じもした。それにしてもグラスが埋まってたなあ、さすがというか本当にデカクなったバンドだなあ。「シャングリラ」はこのセトリだといらない感じだった。ボーカル橋本絵莉子がさらに幼い感じに見えた、さらにロリってる?
「1Q84」のふかえりって実際にいたらこんな感じなんじゃねえかって聴きながら思ってみたりもした。
今日のお目当てというかライブで観たいと思っていた100s。しかし、チャットの客がはけてけっこうなスペースができていたのは事実。始まってから埋まっては来たけどスペースはあった。
01セッション
02犬と猫
03そりゃそうだ
04123
05ショートホープ
06いぬのきもち
07ジュビリー
08新世界
09キャノンボール
10ロックンロール
このセトリは正しいのかどうかわかんない、2ちゃんねるから。ボーカル中村一義がアルバム「100s」を作ったメンバーとバンドを作ったのが100s。中村さんは楽器を持たずにマイクスタンドを握って楽しそうにステップを踏んで盛り上げてた。一回生でどうしても聴きたかった「キャノンボール」が聴けただけでも満足だったし、楽しい平和的な感じがした。「愛し合ってるよー」と叫んだのは清志郎さんへのアンサーだろうか。
そのままグラスステージでBEAT CRUSADERSを。ステージ上にお面軍団が二十人ぐらいいた。一度GG07で観た時にボーカルのヒダカさんを「BECK」のコユキが大人になったらこんな感じかもなって思ったんだけど今日は髪半分金にしてたのでなんか「メイド・イン・ホンコン」ぐらいのサム・リーを思わせた。誰かって言われたら「ピンポン」のチャイナね。
前に観た時の「おまんコール」やんなかったな、知ってる曲なかったけど周りのテンションが高いのは感じた。
曇りのおかげと風が吹いてくれたので汗だくとかにはならずにすんだのが幸いだなあと、時折寒かったし。
ほっけとご飯とビールを食して良い加減に他のステージも観に行こうかと動いてみるとサウンドオブフォレスト(三番目のとこ)からflumpoolの音が。まるっきり聴いた事はないのだがここにしてはもの凄い数の人が集まっていたのでかなり注目されているんだと感じる。
ボーカルの煽り方がなんだか、こいついい奴なんだろうなって感じがした。なんかちょいと知らない人間からするとうざい感じの女子受けしそうなあおりだった、初めてのフェスらしいから仕方ないわね。
で今年できたパークステージで名前だけは聴いた事のあったOGRE YOU ASSHOLEを最初から最後まで観る。ベース・ドラムのリズム隊の音がかなりしっかりしててボーカルの歌い方が独特で尾を引く感じのバンドで気になる、かなりカッコいいというか独自な雰囲気。ボーカルが加瀬亮っていうかgroup_inouのボーカルの人にも感じが似てるかな。また、観てみたいバンド。
で、グラスに戻ってACIDMAN。
わりと前の方に行ってみたが人がかなりつめかけていて観辛かったが大木さんの真っ正面辺り。久しぶりに「アイソトープ」を聴いた気がする、この曲めっちゃすき。
「FREESTAR」もシングルでもないのに定番化というかフェス用のセトリに入ってる。「式日」聴けなかったのは残念だけど「ある証明」もやってくれたし、でもこのセトリ韓国のフェスと同じ気がする。「Your Song」は懐かしすぎる。いやあ、すごい楽しかった。さすがACIDMAN。これでお腹一杯な感じになった。
01.CARVE WITH THE SENSE
02.アイソトープ
03.FREE STAR
04.ファンタジア
05.リピート
06.赤橙
07.Under the rain
08.ある証明
09.Your Song
荷物だけ取りに行って少しだけウルフルズを観る。着いたらいきなり「ガッツだぜ!!」が始まった。トータスが「見納めだぜ」って何回も言ってた、まあそうなったのはあなたがたの決断ですけど。で「バンザイ」とシングル連発する。これの一番はなんでか歌えたりした。で知らない曲があって、「借金大王」が。これ聴きたいって思ってたのでこれを聴いて僕らの一日終了。
01.ガッツだぜ!!
02.バンザイ〜好きでよかった〜
03.びんぼう'94
04.借金大王
わりとスムーズに帰れた。特急の自由席を指定席に変えたおかげで上野まで座って爆睡。行きはずっと自由席で立ちっぱなしだったから。
思ったよりもかなり顔と腕が焼けた、恐るべし日光。未だに焼けた所が熱を持ってる。まあ、初めて行ったのが五年前だけど子連れの人が増えたよなって感じがする。ロッキンもそこには力を入れて行くと思う、幼い時から興味を持たせておくことが企業的には有利になることもきちんとわかってるし。
でも、人を入れ過ぎな気はする、あと5ステージに1DJブースは多すぎるかなあって選べない事が多すぎるのに自由って。
2日目のグラスのトリのDragon Ashや今日のKen Yokoyamaとかを出しといてダイブ禁止ってのはやっぱり違うと思う、ダイブで事故が起きて後遺症が残った人がいるから厳重に禁止するって企業方針はわからんではないがそれらのバンドがやってる音楽とモッシュ・ダイブが切っても切れないことだしファンも正直それありきでのライブを楽しんでいる。
でも、フェスはいろんな客層がいるからダイブするのもされるのも慣れてないって人がいて怪我をする可能性が高い。
だけど、ダイブを禁止するなら10年連続で出ているDragon Ashを出してはいけないでしょって思う。Kjは言ってる。飛んでこいって、決まったルールに縛られるなってそう言ってフェスでも今までに発言している。彼らの音楽がダイブとモッシュと切っても切れないから。
だから渋谷のおっさんがロッキンのフェスはダイブ禁止にするならそういうバンドを出してはいけない。でも出さないと客が来ない。結局そういうハリネズミのジレンマ状態に陥ってしまっているように思えてしまう。
明日、いや今日かDragon AshのライブでKjがどう言うのかが気になる。
そういえば重大発表が配信限定の新曲だったっていう・・・。
http://dragonash.co.jp/info/detail/?nid=48
「CALLIN'」って夏フェスのテーマなんだって。ごめん、正直これは重大発表とまであおるほどのことではないなあ。
↑こんなT-シャツを着たD.A.CREWがRIJにいるよって。この女の子は顔を隠してるけど間違いなく可愛いな、RIOっぽいな、あるいは希志あいのとかの系統かしら。
「文化系トークラジオ Life」「バンドやろうぜ!」Part4配信
http://www.tbsradio.jp/life/2009/08/2009726part4.html
「汗をかくためのライヴ」と、「再現不可能な音源」の商品化(charlie)ってのはあるよなあ、ふむふむ。前にもcharlieは「レミオロメンで女子が生着替え」を言っていた気がするなあ、よほどのインパクトだったんだろうか。
このパートでかけた曲がOasis "Rock 'N' Roll Star"(manaさん選曲)ってことでリクエストしたの僕でした。まあ、マンチェスターのフーリガンみたいな、「トレスポ」みたいにどこにも行けなかった野郎どもが一気に世界に躍り出るその前夜。
今夜俺はロックンロールスターなんだって言ってしまったのがやっぱりロックというか自意識、俺を認めろよ、vs世界みたいな感じがしてて好き。実際に世界に誇るワーキングクラスヒーローになってしまったOasisのギャラガー兄弟。彼らがデカイ口を叩いてもそこには世界中で売れて受け入れられた事実があり、この曲に究極のカタルシスを与えている背景になっている。
Oasis "Rock 'N' Roll Star"
というのは実は「1Q84」の中に出てくる小説「空気さなぎ」同様に小説の中の小説が大ヒットしているという構図。
その小説自体も大ヒットしていないとリアリティもなんもない、実際に「Rock 'N' Roll Star」って歌ってるやつがロックスターじゃないと何のリアリティもカッコ良さもないという。
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