Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「ヤングエース」

likeaswimmingangel2009-03-24

漫画版『エヴァンゲリオン』が新雑誌『ヤングエース』に移籍
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090323-00000011-oric-ent


 角川書店は「コミックチャージ」が失敗し、したから廃刊になったと僕なんか素人は思うわけで。「少年エース」から移籍していた大塚英志×田島昭宇多重人格探偵サイコ」も最終章に入りようやく終わるのかと思えばたまに連載、休載で「コミックチャージ」は消えて、あれ? 連載はどうなるの? 状態なままだったが「ヤングエース」にて連載再開らしい。同時にずっと休載していた「エヴァンゲリオン」もそこで始まる。


 つまりは「ヤングエース」の売りとしては「新世紀エヴァンゲリオン」と「多重人格探偵サイコ」がある意味の核と言うか柱になるわけだが、それって数年前の「少年エース」の柱だった漫画であって。「エヴァンゲリオン」も漫画連載してすでに14年が経っている。アニメが連載時にシンジたちチルドレンと同じ年だった僕はすでに加持リョウジの年の方が近くなってしまっている。と考えるとその分年を取った読者を呑み込む装置としての「ヤングエース」なのかもしれないなあって思うけど、「ヤング」って! 「ヤングサンデー」も休刊したのにまた青年誌に「ヤング」系が増えた。

 
 でも、二つの作品が最初は引っ張っていく連載陣であるとは思うが、どちらの漫画もけっこう大詰めの所で休載してるだけにすぐに最終話になってしまいそう。そこを編集部が強引に引き延ばしてエピソードを増やしたり休載・連載を繰り返すコンボは止めてもらいたい。


 大塚英志作品だと「八雲百怪」と「黒鷺死体宅配便」が「ヤングエース」でやるかもしれないが、大塚さんは関西の方で大学の先生をしながら生徒に物語の作り方や漫画家になる方法を教えているので新しい作品の連載とか終わらせれていない「摩陀羅」転生編を田島昭宇氏と組んで終わらすとかやりそうな気がしない。大塚さんは学校の先生になりたかったけどお父さん亡くなって稼がないといけなくて「漫画ブリッコ」とかの編集をやってて漫画原作者・編集者になった人なので今の学生に教えるという方が嬉しいんだと思う。いい加減に「多重人格探偵サイコ」だけは終わらせてほしい、ハリウッドに映像権は売ってるらしいけどあの漫画をハリウッドでやっても単なる、凡庸な二流か三流のサイコサスペンスにしかならないと思うのだけど。

新世紀エヴァンゲリオン (11) (角川コミックス・エース (KCA12-11))

新世紀エヴァンゲリオン (11) (角川コミックス・エース (KCA12-11))


 「HEY!HEY!HEY!」はまた昔のヒット曲を当人が登場して歌うって企画のスペシャル。やっぱりそういう方が視聴率取れるんだろうな、結局これからテレビを見るのは老人ばっかりになっていくからそういう人向けに番組も作るわなあ。それにしても浜田さんがこの番組でも「ガキ使」でもサングラスをしているけど目元が見えない暗いやつでなんだろう? なんかあるのか? 近視の手術したとか目元に殴られた痣があるとかかな。


 しかしMAXって今何歳だっけな、芸能人は年を取らないというか見られる側の人は時間の進み方が普通の人よりも遅いんだろうな、見られる事が維持する力になるとも言うし。小室さんが捕まろうがTRFは出るんだ〜、小室イジリはムリか。「BOY MEETS GIRL」って中学の時じゃねえの?
 ほんの少し前に出てた人たちが未だにこうやって出れるし、CDが売れた時代だからその時に聞いてた人数も多いし、今出て行く人よりも優位というかおいしい感じがするな、今出てきてる人十年後にこうやって出れる人なんて稀だろう、既得権益じゃないけど運と言えば運だし、「ロスジェネ」問題、みたいなことはどんな分野でもあるんだろうな、少しずつ表面化してるようなそんな感じ。



 「レジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか するどく見抜き、ストレスがなくなる心理術」という本が出ているらしい。レジをする人間からすると「前どうぞ」とか言っても聞いてねえし、ヘッドフォンを外さない、あるいは人の声が聞こえるまで音を下げない、携帯で話し続ける等のアホな客が多いのでいらない時間がかかって、ストレスがかかる。


 昔より客のマナーが悪くなっているのは確実だと思う、そういう客には「死ねば」という気持ちでレジ打ちをもちろんするわけだが、「お客様は神さまです」みたいな嘘を未だに妄信的に無意識に思ってる人が多いのかもしれない、あれは嘘だぞ。こっちの態度がムカつくのは充分にお前の態度が悪いからだとは考えていない、いやなら他の店いけばいいじゃんって思う。


 要約すると僕は客商売には向かないわけだが、丁寧な客にはそれなりに対応するし、糞にはむかつく態度で対応することにしている。だって、札とか平気で投げる糞が客だと思わないし、自分がされたらとかそういうことも考えれないやつは客以前に人として扱いたくはない。

 「やっと会えたね」でミポリンを初めて会った時に口説いた作家・辻仁成のエコーズ(バンド名は違ってるけど)までもが「HEY!HEY!HEY!」にっ! なんでドラムとベースがジュリマリの二人だ、どうりで見た事あると思った。彼を見て思い出した。


 江國香織「左岸」に対する小説の「右岸」を辻仁成が書いていたのだけど、「左岸」は読んだけど「右岸」読むのすっかり忘れてた。