Dragon Ashフリーライブでモッシュというか踊ったら、親知らずを抜いた後の痛みが増した。今日起きてから痛み止めを飲んでもアイアンクローされているような、微力だけど、そんな頭の痛みに襲われている。
うーむ、親知らず抜いた後はやっかいだ、つい歯が痛いって言ってしまう。歯ではなく歯を抜いた後が痛いのだけど。
タイトル「なかなか交尾できない12匹の空飛ぶ猿たち」はチャールズ・ブコウスキーの短編集「町でいちばんの美女」に収録されている話のタイトルだけど久しぶりにブコウスキー読み返しているけどやっぱりカッコいいというか彼の物語は好きだ。卑猥で暴力的で酒乱で、でもなんか人間くささがあって、短編の中に放り込んでいて、短編だから物語の細部であるけどその外部というか周りの物語が感じられるところがいい短編だと思う。
大塚英志×森美夏「八雲百怪」二巻を読んだ。浦島太郎みたいな、外国で言うとrip van winkleだっけな、そういうくだりの話が森鴎外「舞姫」と関連して出てきました。書いた森鴎外も出てきますが、「舞姫」って森鴎外の実話を元にした小説みたいですね、漫画の中ではそう言ってたけど。
大塚英志×森美夏コンビの民俗学三部作、柳田國男が狂言回しの『北神伝綺』、折口信夫が狂言回しの『木島日記、』小泉八雲が狂言回しの『八雲百怪』とこの三部作は民俗学がモチーフで各狂言回しが活躍していた時代の有名な人物も有名な名前で漫画の中に登場する。宮沢賢治や竹久夢二も出てくる。
竹久夢二は確か岡山出身だったと思ってウィキで調べたら岡山出身の作家はわりといて、現役だと小川洋子、重松清、岩井志麻子、原田宗典、あさのあつこ、小手鞠るいとかいた。見事に読まないタイプの作家ばっかりだ。岩井志麻子作品は何作か読んでるけど、重松さんは「流星ワゴン」ぐらいしか読んでない。で、原田宗典さんのウィキ見たら映画化もされた「カフーを待ちわびて」の著者・原田マハは彼の妹らしい、恐ろしい兄妹だ。
大人計画のサイト見てたら松尾スズキさん作・演出の新作が九月からあるみたい。出演は宮藤官九郎、 皆川猿時、 猫背椿、 小松和重、 鈴木蘭々、 松尾スズキ ほかで東京はシアタートラム。大人計画で松尾さんの舞台はやっぱり観たい。
http://www9.big.or.jp/~otona/next.html
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