Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「アカルイミライ」

 黒沢清監督の「トウキョウソナタ」がカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門の審査員賞に選ばれた。というのをヤフーニュースで見た。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080525-00000002-yom-ent


 この人は本当に海外での評価が高いなあと改めて思うが、シナリオから丁寧なのかな、たぶんそうだろうなあ。
 この映画に出てるのは香川照之さんと小泉今日子さんなので観る側もかなり安心を持てるし、観たいと思う。


 黒沢監督「叫」を観た時に赤い服の幽霊役(意図的に赤いものがそういうものを示す感じになってたのかな、確か。「シックスセンス」もそうだったような気がする)の葉月里緒菜が窓の外を飛んでいくのには怖いを通り越してコントだと思って笑ってしまったが、葉月里緒菜といえば僕が最初で最後(今の所)ヘアヌード写真集を買った人だけど。


 あれを笑ってしまったのはいろんな理由があって、僕はホラー作品はダメで怖くて観れないけど、「叫」を観る前に園子温監督「エクステ」を観て、これもホラーってことだったが、大杉漣さんが歌う歌が面白すぎて劇場で一人笑っていた。
 やっぱりホラーって怖いか面白いかの紙一重な部分があって、「エクステ」で笑ってしまったことで怖いのは笑えるぞと思って観てたら何度か怖かったけど、葉月里緒菜の幽霊の飛んでいき方が面白くて笑えた。


 「アカルイミライ」は最初に見たのは試写会で気を抜いたら寝てて浅野さんがいなくなっててオダギリジョーと藤達也の疑似親子みたいなシーンになってた。その後監督が来てトークをしていたがまったくわからなかった、内容がわからなかったから。ああインビテーションの試写会だ
 で「アカルイミライ」を観直したのはDVDで出てからけっこう経ってからだったと思う。その時の感想は面白いじゃなくてなんだろ、人間関係を世代をきちんと描いてる作品で個人が持つ世間への棘も現しているんだなあって。


 さて、本日の「やりすぎコージー」はテーマが「ツッコミだらけのやりすぎ大会」ということでしたが、ツッコミ5はハリセンボンの近藤春菜、インパルスの堤下、フットボールアワーの後藤、ブラマヨの小杉、FUJIWARAの藤本さんでした。近藤はいっつもイジられてるからツッコミのイメージが薄いけどその時は返してるもんなあ。


 やっぱり後藤さんと小杉さんは上手いなあと思う。それにしても千原兄弟の兄セイジさんはやっぱりツッコミというよりはクレーマーってポジションでおいしいなあ。


 ボケは天性のもので練習すればいいかという問題ではないのかもしれない、まあ洗練はされていくだろうけど。
 ツッコミは努力次第で上がっていってボケを活かす様になる感じがするなあ。漫才にしてもコントにしてもツッコミがしっかりしてないと笑いどころもわからないしテンポも上がらないから爆笑を起こしづらいような気がする。


 昔ダウンタウンの浜田さんが劇場の裾で中田カウスボタンさんの漫才を観て一生懸命ツッコミを練習してたというのは聞いた事があるが、おそらく浜田さんのツッコミのレベルが上がるにつれて売れていったんじゃあないかなと推測してる。
 でも、東京に進出してすぐに売れなかった頃に浜田さんがドラマに出たりしてダウンタウンの名前を世間に売ったりしたのはコンビとして立ち位置がはっきりしてたのだろう。あと浜田さんの性格がかなりデカそうだ。
 番組の中で理想のツッコミ一位は浜田さんだったけど。
 でもあの人は天然な感じが漂ってるんだけど。今後のダウンタウンは浜田さん次第だと松本さんも言ってる。


 ブラマヨの小杉さんはアメリカのクォーターだけどどうも負の遺伝子(薄らハゲとか)のほうが出てて面白い、ほんとにクォーターな部分がつぶらな目だけってのも面白い。


 それにしても毎回思うが千原兄はまったくツッコまないな、ある意味すごい、しても短い。

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