Spiral Fiction Note’s diary

ライター&「monokaki」編集部スタッフ。「水道橋博士のメルマ旬報」で「碇のむきだし」、「週刊ポスト」で「予告編妄想かわら版」、「PLANETS」で「ユートピアの終焉ーーあだち充と戦後日本の青春」を連載中です。

『300 帝国の進撃』『女子ーズ』


 昨日は仕事終わりに虎ノ門に行って目崎さんと合流して映画『300 〜帝国の進撃〜』の試写に。「ハードワークサラリーマン限定!AOL独占試写会」ということで中川淳一郎さん×橋本吉史さん×原カントくんトークイベントが映画の前にありました。
 いろいろと問題というか酔っぱらって何かをしでかしているらしいことを常見洋平さんのFacebookとだとかで見ている元・博報堂の中川さんにTBSラジオで『タマフル』の名誉Pでもある橋本さん、このお二人は一橋大学のプロレス同好会だっけな、の先輩後輩という関係らしい。原カントくんは『水道橋博士のメルマ旬報』の編集をしていたりいろいろ寝てないだろうなと思う博報堂の社員さんというお三人。ハードワークサラリーマン限定ということで目崎さんは文藝春秋だしエリートばっかりやないかと思いながらフリーターなんだけど場違いで大丈夫かなと思いながらいましたけどね。
 フリーの方が会社に縛られるというお話がでてましたね。仕事をする相手の会社に逆らえないというかお願いしないといけないしと中川さんが言っていた。橋本さんは会社にいて振られる仕事を与えられた人員や予算だとかでひたすらこなしていけばそのうち自分がやりたいこととできるチャンスが巡ってくるからと。辞めてフリーになるより会社員しているほうが生活は安定できるし仕事もどんどんあるからと原さんが言われていた。


 そうなんだよなあ、そこはかなりデッカくて生活についての問題とかそういう問題について考えたりお金についてだとかはやっぱりフリーだと不安だし、正社員じゃない僕みたいなのは余計に怖い。この映画の戦士たちの姿を社畜に重ね合わせて観るというか若くして武勲をあげてリーダーになってしまった男が如何に部下を指揮するかとかね、そういう見所の話も。
 まあ、橋本さんが言ってた中盤でのバトルセックスみたいな描写は先に聞いてたから見てて笑いそうになっちゃった。





フランク・ミラーグラフィックノベルを原作に、100万人のペルシア帝国軍に対してわずか300人で立ち向かったスパルタ兵士たちの戦いを描いた歴史アクション「300 スリーハンドレッド」の7年ぶりとなる続編。前作を監督したザック・スナイダーは製作・脚本にまわり、CMディレクター出身の新鋭・ノーム・ムロがメガホンをとった。紀元前480年、スパルタのレオニダス王が300人の精鋭で100万人のペルシア帝国軍と戦っていた頃、ギリシャテミストクレス将軍もまた、自由と平和を守るため立ち上がり、その旗の下に集まった同胞たちとともに3倍に及ぶペルシャ軍との戦いに乗り出す。ギリシャ生まれでありながら、虐げられた過去を持ち、ギリシャに対して復讐心を抱くペルシャの海軍女指揮官アルテミシアは、テミストクレスを敵ながらも評価し、味方に引き入れようと交渉してくるが、テミストクレスはこれを拒否。アルテミシアの怒りと復讐心は増大し、ギリシャを壊滅させようと進撃を開始する。(映画.comより)



 わああああああってほぼ裸で大群の敵に向かっていくほぼ裸の男たちなんですが奇襲とかでなんとか立ち向かっていくがという話ですね。特に観ながら考える事もなく首とか手とか足とかどんどん飛んでいってダイナミックな画でスカっとするような気もするけどこれ超負け戦じゃね。でも、敗戦処理もしないといけないのだと原さんも言ってたし、休刊とか廃刊が決まっている雑誌の編集とかもう商品が終わるのが決まっているものの宣伝とかそういうのをやっていかないといけないって。
 前作観てないけど『映画秘宝』とかの読者の人は好きなんじゃないかなって思うんだろうけど、どうだろうか。
 終わった後に新橋で目崎さんと軽く飲んで三茶に戻って三角地帯の目崎さんがよく言ってたバーに。お店自体は変わったらしくて店名も店員さんも変わってたみたいだけどそこで飲んでいた。そこの12時ぐらいまで働いてた女性の方が後から聞いたら某映画監督の奥さんだった。ほっほう、そうなのかあ。その監督さんの新作はたぶん観ると思うんだけど。やっぱりこの地域には映画だったり出版とかそういう業種の人が多いし集まるんだろうなあ。
 

 起きてからちょっとメルマ旬報の原稿を進めて休みだしやっぱり映画観に行こうと思って検索してバルト9で福田雄一監督『女子ーズ』を。福田さん最近気になってたしHKT48の指原主演の『薔薇色のブー子』も観たばっかりだったし、このユルすぎるだろうと思われる『女子ーズ』もわりと楽しみにしていた。



監督・福田雄一
キャスト・桐谷美玲(赤木直子/女子・レッド)、藤井美菜(青田美佳/女子・ブルー)、高畑充希(黄川田ゆり/女子・イエロー)、有村架純(緑山かのこ/女子・グリーン)、山本美月(紺野すみれ/女子・ネイビー)、大東駿介(成瀬輝彦)、安田顕(皆川)、岡田義徳(課長)、黄川田将也(イケメン)、皆川猿時(道明寺公彦)、きたろう(砧博士)、佐藤二朗(チャールズ)ほか






「勇者ヨシヒコ」シリーズや「コドモ警察」など独特なコメディ作品を得意とする福田雄一監督が、桐谷美玲を筆頭に藤井美菜高畑充希有村架純山本美月という旬の若手女優をそろえ、個性的な5人の女子が戦隊ヒーローとして活動する日々を描いた。世界征服を目論む邪悪な怪人を倒すため、名字に色が入っているという理由だけで司令官チャールズに集められた赤木直子、青田美佳、黄川田ゆり、緑山かのこ、紺野すみれは、不本意ながら「女子ーズ」として戦隊を組み、戦うことに。全員がそろって繰り出される必殺技「女子トルネード」が最大の武器だったが、いまどきの女子たちは恋愛や仕事、野暮用で忙しく、なかなか全員がそろうことができず……。(映画.comより)




 佐藤二朗さんにムロツヨシという福田作品の常連さんはいつも通りにおいしい役どころでした。
 リーダーの桐谷美玲はやっぱり顔が整いすぎててキレイだわ。建設会社に務めていて仕事もできるしプレゼンとか全てのことをがんばる女の子という役だった。
 ただ他のメンバーと違い彼女だけが正社員でみんなが真面目に怪人と戦う時に揃わないとか怒っていたが大事なプレゼンで戦いに行かなかったことでメンバーとの確執が起きてしまう。まあ、正社員とあとはバイトや派遣みたいな感じなのでバイトだったら代わりいるでしょみたいなことを普段は思っていないんだろうけどみんなが休んだ時に心配されたのはいつも真面目だったから。でもプレゼンを優先してみんなはバイトじゃんみたいな発言で関係がダメになってしまう。しかし変身してても働いてる時もやっぱり顔が整っているから本当に美人なんだなって思った。
 ブルーの子は普段の服は可愛いんだけど変身したらどこか可愛くないように思えたのはなんだろう。ブルーと色が限りなく被っているネイビーの山本美月はこの女子ーズのデザインをした島本和彦さんの『アオイホノオ』の福田さんがやるドラマでヒロインを演じるみたい。山本さんも美人だけどなんかお嬢様っぽいけど誇り高くなさそうな感じだな。
 イエローの高畑充希って人も変身しているよりも普段着のほうがバイトしてるほうが可愛いなあ。ツッコミ担当というかなんか気になる顔だったなあ、なんだろう。グリーンの有村架純はこの中でもブレイクしちゃってる人ではあるけど脇でちょっと変わってる感じ、ちょっと天然な人なのかっていう。可愛らしい。


 この作品は怪人との戦いのシーンで五人が揃わないから来ないメンバーに電話する、怪人を待たせたりする時の間だったりツッコミだったり会話で笑わせてくる。それは戦隊もので見ている流れというのが基本としてあってそれを裏切ってくるからの笑いだ。だから、これってシチュエーションコメディみたいなもので正義の味方なのに揃わないとか変身したままの格好で街を歩いてたり電車に乗っているとコスプレっていうよりはシュールな画になっている。


 福田さんという人は本来あるものだったりみんながそうだと思っているものを少しズラす事によって起こる間とかを演出するのがうまいし、僕らはそれにふいに笑ってしまう。だから単純に見て楽しいなって思う。連ドラの『アオイホノオ』もすごく楽しみになってきた。