Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『うるう』

『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』四巻。B&Bだよね、これ。 14年ぶりに映画専門学校で取っていたイラストの授業の先生でイラストレーターのミラクル沼尾さんと飲んできた。ミラクルさんがメルマ旬報でもお世話になっている原カントくんさ…

『きっと』

アナ 必要になったら電話をかけて 十年日記をつけるの三日忘れてて三日分書いたら、二年前の昨日はアナで出会った人と別れた日だった。まあ、絶対に電話をかけてこない人だということは知っているし僕からもかけないけど、元気でやっていればいいよね、お互…

『酒井若菜と8人の男たち』

昨日のトークイベントで山崎さんが選んだベストアルバム(ジャケット)は『フェイクファー』で、これはもうなにもいうことがない、ということだった。フォロワーが増えすぎて今や当たり前になりすぎてなにが凄いとかなくなってしまったけど。でも、スピッツ…

『赤い青』

大盛堂書店さんで酒井若菜さんの新刊『酒井若菜と8人の男たち』サイン入りget。ハンコのクオリティたかっ! トークイベント「すべては音楽から始まった。」久保憲司×平間至×山崎洋一郎。洋楽のカメラマンと邦楽のカメラマンと音楽雑誌の編集者の話。久保さ…

『鯨歌』

『逆鱗』パンフと『新潮』 ニコラにある『エッグ』パンフとニコラに置いておく『逆鱗』パンフ 『鯨歌』 鯨の歌が、骨音と共に聞こえて。 胞子の踊りが、舞いあがった。 さあ、いくつもの時間が屹立した。 「島」から、フランスから、メキシコから、東京から…

『牡蠣工場』

野田秀樹戯曲『逆鱗』、五十嵐大介『ディザインズ』一巻。 想田監督『牡蠣工場』をイメージフォーラムで鑑賞。今の時代に中上健次とかを映像でやったらたぶんああいう世界観なのではないかと思った、なんか純文学的つうか。で、僕としては牛窓にまったく縁は…

『逆鱗』

初めての確定申告をしに。微妙にわからないとこを聞いて提出しようと調べたら世田谷税務署が松陰神社前から用賀に変わってたけど、確定申告書類作成と提出は青学近くのベルサール渋谷ファーストとかいう所やった。渋谷区だし! 雑費とか間違えてたから最初か…

『どうにも』

どうにもならないことが増えていく そのどうにもならなさを引き受けていく以外に方法はどうやらないらしい 僕はそんな時に誰に電話したり話を聞いてもらうんだろうか 僕はそうなった人の話を黙って聞いていてあげれるだろうか そんなものを持ち合わせている…

『ホットコーヒー』

あったかいコーヒーを 香りが漂って 少しばかり苦くて 喉元をすぎていく ああ、まだ熱いから 冷めるのを待っている ホットコーヒーが苦手だから 少しだけ冷めるのを 待っている その間は香りを楽しんでいよう

『街』

バンクシーとおそ松さんが同列に存在する街、それが東京、狂った街。 『街』 すれ違う人たちの多さに立ち尽くす 自分とは関わりのない人たちの世界が同時に動いている もう誰も彼もが己の生を全うしようと足掻いている 街の風が吹く方にあるのが幸せなのか不…

『スルー』

BS12で放送している『BOOKSTAND TV』内の「メルマ旬報TV」の収録終了。普通に原さんと話したら終わりました。オンエアいつだろう。 自分の周りの知り合いやお世話になっている方々がブレイク、そのジャンルできちんと売れて評価されているのを見ると嬉しい反…

『プラスチック』

プラスチックな魂はグジャグジャと 駅から歩いてくる人たちの靴に潰されている 元の形には戻ることはない 中身はこぼれ出ているし外側も壊れている 誰かに蹴飛ばされて排水溝に落ちる ドロップしてその泥水やゴミの洪水の波 浮かんで先へ進んで行く 海へ海へ…

『同じ夢』

【作・演出】 赤堀雅秋 【出演】 光石研 麻生久美子 大森南朋 木下あかり 赤堀雅秋 田中哲司 三軒茶屋のシアタートラムで『同じ夢』を見る。大きな出来事は起こらない。10年前に交通事故で光石さん演じる男の妻が亡くなっている。その事故を起こしたトラッ…

『遠く』

向井秀徳・古川日出男 アコエレ朗読セッション 最高の組み合わせ。残念がらこのお二人の朗読ギグは一度も観たことがないのだ。これには間に合ってなかったことは無念だけど、古川さんの朗読を聞いて古川さんの小説のリズムがわかるようになってからザゼンボ…

『魚類を喰らう』

星海社から出る白倉由美さんの『僕らの惜春』の装丁画像が出てた。貞本さんか。なんか昔出てた『新現実』を思いだすが。 たぶん、買う。 『魚類を喰らう』 午前八時前、風が強く吹いている 小雨みたいなものは降っていなかった 空を見上げるとなにか落ちてく…

『理由』

グザヴィエ・ドランのタトゥーがダサいという昨日の話からなぜか見つけたモデルのアリ・ミッシェル?が出ている写真集な『P MAGAZINE N3』を観てみたいなと思ったらメキシコだし$75もするし! このモデルさんけっこう人気あるっぽいから有名なんだろうな。 …

『この町には行くところがない』

『官能教育』三浦直之×山本直樹『この町にはあまり行くところがない』を観てきた。濡れて湿りながら滴る音、ひらがなでぴちゃぴちゃと、ぬめりながらしろくてあまい。混ざり合う箇所と重なることのない想いを。少女の濡れている部分に触れる指先、ぴちゃぴち…

『いつか』

自分の誕生日と同じ著名人にはパントマイムの巨匠・マルセル・マルソー、大橋巨泉、そして草間彌生がいる。彼女が小説を昔書いていたみたいので『クリストファー男娼窟』が中古で安かったのでget。 『いつか』 いつか来た道だと思うのだけど それがどのくら…

『彷徨』

10日『水道橋博士のメルマ旬報』vol.79配信されました。連載「碇のむきだし」は『浮かぶように、日々』phase3です。 挿画イラストは西島大介さんです。今回表紙が豪華な三人だなあ。 最果タヒ著『渦森今日子は宇宙に期待しない。』 http://www.shinchosha.…

『246』

同世代で評価されている作家を読んでみるという昨日、今日。僕は『異郷の友人』のほうが話としては好みではあった。そして、今まで読み始めて最後まで読み通せなかった上田作品を最後まで読めた作品だったりする。 246 「l Love you」を夏目漱石は「月が…

『いまここ』

降谷建志‐「One Voice」Music Video 今日はKjの誕生日みたい、おめでとうございます。昨日、今日となぜかDragon Ashの曲ばかり聴いていたのだけど、無意識で反応してたのか、求めていたのか。 『いまここ』&『マイ・ロスト・シティー』にゃ的なチャシーさん…

『通過』

第38号TOP » 特集 「伝える言葉」をさぐる 「ただようまなびや」の取り組み 前編 福島・郡山から、古川日出男の発信 http://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/?p=10604 感じたものを伝える意思、受けいれる環境(8) http://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/…

『カイト』

空から地上を見たいというから、 背骨をギュッと焼き鳥の串みたいに 引き抜いてグニャグニャになったあなたを天日干しして 糸をつけてカイトにしたら空に舞い上がった そこからの景色はどうだい、 と手を離したら大気圏に向かっていった。 ずっとずっと上の…

『フラワーガール』

彩瀬まる著『やがて海へと届く』読了。「喪失と再生」についての静かな、でも確かな祈りに似た物語。彩瀬さんは文章がキレイだが、章ごとというか現実の世界に挟まれている章での書き方は幻惑的で『遁走状態』のブライアン・エヴンソン を思い浮かべた。 境…

『列島、ノラネコ刺すノライヌ』

乙一さんで一番好きなのは『さみしさの周波数』ですが、大盛堂の山本さんに入荷したよと連絡もらったので帰りにgetしてきた。安達寛高という人のすべてのペンネームで書き分けられているアンソロジー。しかし、四つも違うペンネームで書き分けるってすごい。…

『The End + One』

indigo la End「夏夜のマジック」 ゲスは読書のBGMには向かないがインディゴはBGMになるんだよなあ、僕だけかもしれないが。 参考にしようと思って読みだしたら、とてもいい温度の作品だった。 1997年から連載が開始された『多重人格探偵サイコ』が『ヤ…

『かわいい』

かわいいと感じていたことがいつか終わりを告げる 好きだという気持ちが景色を変えていくように 過ぎ去ってしまった景色はもう過去のワンシーンでしかない 繰り返していくことはできず 想いはもう一瞬のうちに満開になって君を彩った 花弁は散って舞って風に…

『俳優 亀岡拓次』

映画を観る前にキリンシティに行って二杯ビールを飲んでヒューマントラストに行ってそこでもプレモルを買って飲みながら観た。最後の二十分ぐらい寝てしまった。最後がどうなったのかわからない。だけど麻生さんは可愛かったし、終始笑っていた。心地のいい…

『IGGY POP FANCLUB』

吉祥寺のプラネットKで向井秀徳アコースティック&エレクトリック、outside yoshino、奇妙礼太郎の三組というツボ押されまくりなライブに行ってきた。気持ち良かった。 向井秀徳アコースティック&エレクトリック Water Front ↑昨日、やんないかなって思って…