Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

百式って、ねえ。

ほぼ日・糸井重里×梅佳代 http://www.1101.com/umekayo/index.html 糸井さんはほんとにいろんな人と絡んでいくなあと関心、他の対談では北野武さんと「アキレスと亀」についてとか、もうすぐ「ほぼ日手帳」が来るらしい、使い始めて三年目、一月始まりの手帳…

「トウキョウソナタ」

寝ないままに、風呂に入って、最近現れた母子猫を隣りのアパートの一室のエアコンの室外機の隙間に見つけて、母猫は子猫を庇うようにして、少し威嚇してるような、放っといてくださいよみたいな顔でこちらを見て、子猫はそんなこともつゆ知らず乳を吸ってい…

「Champagne Supernova」

ロッキング・オン11月号予告。 http://www.rock-net.jp/rockinon/next.html 二号連続オアシス表紙って今そこまでオアシスに期待しているロックファンがいるんだろうか? ライブで聴きたいのってセカンドまでの曲だし、盛り上がるのも。かつてのワーキングク…

秋風Birth

うちのアパートは大家さんの敷地内にあって、僕のアパートは一階だけで前には女性限定の二階建てのアパートがある。毎度のようにやってくる野良猫(名前は強欲、ガメついから)とは別の前に見かけたある野良が窓際に来たのでにぼしをやった。 外は寒気の為か…

「胎内のリズムと呼応する」

予定とか重なって、おまけに風邪をひき始めて寝れなかった。 朝10時前の電車でも渋谷までは満員電車だった、恐ろしい、そんなにのんびり出社して大丈夫なのか、青山一丁目で乗り換えて六本木に行ってABC(青山ブックセンター)六本木店に行き古川日出男著…

「時の過ぎゆくままに」

帰ってビデオに撮っていたらしい、録画予約してたことを忘れていたNHK「SONGS」という番組を観る。ジュリーこと沢田研二さんの特集だった。沢田研二さんをきちんと観たのは専門の授業で観せられた「太陽を盗んだ男」だったような気がする。 その頃「傷だらけ…

渋谷川で昇り龍〜This is ZAZEN BOYS〜

LIQUIDROOM 4th ANNIVERSARY × 「edge of chaos」 〜WRENCH「drub」RELEASE PARTY〜 WRENCH/envy/ZAZEN BOYSを観にリキッドへ。 ZAZEN BOYSの4thアルバムが出る前ぐらいから久しぶりにザゼンのライブ観たくてチケを取った。一緒にいく予定だった友人が仕事で…

「呼吸」

起きてから最初に見たニュースは殺された男の子の事件で犯人が母親だったやつで、なぜかびっくりしない自分がいて。小雨がまだ降っていて、秋っぽく なっている気配がしていて。 洗濯をして、でも小雨だから近所のコインランドリーの乾燥機にツッコんでから…

深夜ホログラフィー

古川日出男「13」を購入する。「聖家族」ももうすぐ発売だけど、読んでいない作品に潜ろうと。「聖家族」は仮綴本で読んだけど今まで読んだどの古川日出男作品よりも圧倒的にフィクションとノンフィクションを呑み込んで物語っている。発売されていろんな人…

「JAM」

新宿で東京に来て一番最初にしたゲーセンの友人らと飲む、末広亭がある新宿三丁目にある海鮮物を焼きながら食べる店でのんびりと飲んで食って、終電ないからボーリングに行った。 二回やって100に一度も行かないのは飲んで居いたからか、もともと下手なのか…

「岩井俊二の世界」

保坂和志「プレーンソング」読み終わり、読みやすい文体で日常がのんびりと流れていく感じがしてる、舞台は90年なので一昔以上前だ。18年前の東京、今のような息苦しさはこの小説の中にはない。緩やかな平穏な日々が過ぎていく、でも今もこういう奴らっ…

「そうやって、僕は盲目になっていったんだ」

テルテルポーズ・ブログ http://d.hatena.ne.jp/tel-po/ 編集発行人:藤原ちからさんとは「路字」関連で知り合ったんだけど藤原さんは「エクス・ポ」とも編集されてます。 「テルテルポーズ」第一号は「エクス・ポ」ナイトvol.2で販売してて、後ろにナンバリ…

thursday rain

こないだ専門の友人から電話があって話をしていたら、そいつが以前に大◯佑香からサタミシュウは誰かって言うのを聞いたというから教えてもらって、そうなんだあと思っていたら実は違ったらしい。 ずっと「流星ワゴン」の作者の人だと思っていたのに。彼が大…

「Sabaku」

ZAZEN BOYSの4thアルバム「Zazen Boys 4」を聴いた、T1「Asobi」T2「Honnoji」T9「Sabaku」が今のところカッコいいなと思う。 T9「Sabaku」の詞は古川日出男作品を思い出すかのように呼応している感じがして、なんだろう、湾とか埋め立てられた土地とか、…

「プレーンソング」

GG08(Dragon Ash×10-Feet)でのモッシュなど久しぶりに汗だらけになって、全身やられて昨日はぐっすり寝た、腕が筋肉痛、普段腕を上げる事は少ないからなんだろう。 二、三日前に家によく来る野良猫が急に来なくなった。にぼしで釣っていたのに、にぼしが残…

GG08/09/14@Shibuya-AX

渋谷に行くとお祭りだったみたいでセンター街も神輿が通ってた。Shibuya-AXに行き、いつものiceman02のメンバーと合流してそこのメンバーで作った赤Tシャツに着替えて待つ。 オープニングアクトはオーシャンレーン、けっこう好きなのだが観た事はなくて入っ…

「ダニ・カラヴァン展+1−音楽とともに展覧会を鑑賞する」

世田谷美術館で行われている「ダニ・カラヴァン展」を観に行った。 ダニ・カラヴァンは世界各地で環境彫刻を手がけるイスラエル出身のアーティスト。カラヴァン自らが会場デザインを手がけ、初期の絵画作品から舞台美術や彫刻を経て環境彫刻へと至るその軌跡…

「一九九一年、埋め立て地がお台場になる前」

古川日出男「叱れ叱れフルカワヒデオ叱れ叱れ」(hon-nin vol.8に連載されている)を一気に読んだ。後半に出てくる未完成な小説というは読むかぎりでは「ルート350」に収録されている「一九九一年、埋め立て地がお台場になる前」だろう。 印象的な短編だった…

「魔法なんて信じない。でも君は信じる」

hon-nin vol.8の表紙は真っ赤っかな文字と赤のドレスを着た叶恭子でちと目が痛いわけですが。 叶恭子名言集など特集もおもしろいというかこの人はきちんとキャラを作り上げてコントロールしているんだなあと思ったりしました。 妹・叶美香が語る姉・恭子につ…

「グーグーだって猫である」

シネマライズで犬童一心監督・小泉今日子主演「グーグーだって猫である」を観る。犬童作品は同じくシネマライズで「メゾン・ド・ヒミコ」を二回観て以来だ。 犬童監督「タッチ」は観てないし観るつもりも1ミクロンもない、あだち充原理主義者としてはまった…

「明日また電話をするよ」

前から気になっていた山本直樹短編集「明日また電話をするよ」を読んだ。エロが日常の中にあって、非日常にも侵蝕するけど短編としてすごく読みやすく、こういうエロさを書かさすとこの人はやはり巧いなあと。読みながらつげ義春作品がなんとなく思い浮かん…

イベントの秋です

帰り道の世田谷通りと246が交わる地点から見える所にYMCKとデデマウスの看板が。 パッと見なんの広告かわからないと思うんだけどなあ、そこまでメジャーじゃないし、でもエイベックスだったんだ。 ここの看板前はファンキーモンキーベイビーズで船越英一郎さ…

最近の考え事の「メモ」リー

「めっちゃブルーやわあ」と言い出したのはダウンタウンの松本人志こと松ちゃんであると思うし、本人もそんなことを以前テレビで言っていたような気がする。 笑い番組や芸人さんが生み出すギャグなどに著作権は存在していない、あってもないのと同じようなも…

「20世紀少年なんていらねえよ、夏」

常盤貴子さんは中学ぐらいから好きで、丹波哲郎さんが祖父役で出てたホームドラマぐらいからファンだった。僕はあの手のキレイなんだけど哀しそうな目が好きだ、実際にはそうそういないものだが。 常盤貴子さんが所属する事務所のホームページで出演情報を何…

「過去、未来、そして現在」

「文化系トークラジオ Life」の本を読み返していた。黒沢清監督がゲストの「過去、未来、そして現在」を読みながらその時は「叫」が公開された頃だった。読みながらそう言えば黒沢さんの新作「トウキョウソナタ」は公開いつだっけ?と思って調べたら今月の終…

青いムーブメント

2008年11月17日(月)〜11月21日(金) @ KINEATTIC FILM LIBRARY 「頓挫、6ヵ月後、3.24、25、4.1、対決。」 監督:只石博紀 http://www.kineattic.com/onscreen/ 上記の作品が原宿KINEATTICにてレイトショーします。友人・只石の監督作品、僕も出てますが。二…

「さよならリグレット」

くるりのニューシングル「さよならリグレット」のカップリングには「ばらの花 from 京都音楽博覧会2007 [Live]」が4曲目に入っていて、くるりと小田和正さんが歌っているので、正直それで買いだと思う。去年の京都音楽博覧会2007の次の日にめざましテレビで…

「東京」

古川日出男著最新刊「聖家族」の仮綴本を読破、まさしく読破がふさわしい分量の小説でした。発売は9月26日です。 古川日出男さんの今まで一番長い「アラビアの夜の種族」よりも長い物語。 東北六県、古川さんの故郷福島も他の県も全ての東北を巻き込んで…

「Fog」

なにがなんでも今年一番観たい映画は園子温監督の新作「愛のむきだし」なのだが、サイトを見ると前までは今秋ロードショーだったのに今冬ロードショーになっていた、四時間近くあるらしいが、観たい。早くやってもらいたい、エキストラに参加して台本ちら見…

残響シンクロニシティ

ひとつの年を三で区切るとすでに残りは一になっている、二は通り過ぎた。 なにやら早い、位置が明確に感じられない。 それは来る来る年に増していく、焦燥感、抗えない何か、物質ではなく、存在、見る事はなしに、感じられる、気配、あるいは臭気、触感、肌…