Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「キャラ戦争」と「凡人として生きること」

荻上チキ著「ネットいじめ ウェブ社会と終わりなき「キャラ戦争」」と押井守著「凡人として生きるということ」の新書を読む。 チキ君は「ウェブ炎上」とかの著書があるハチイチ世代で僕と同学年である批評家、ブローガーである。「ネットいじめ」では「学校…

「非正規レジスタンス」

石田衣良新作「非正規レジスタンス」、代表作である「池袋ウエストゲートパーク」の第八弾。 気が付けばそんなに出ていたのかと思うのだが、読み始めた第一弾や第二弾の頃はマコトやキングと同じや年下だったのにすっかり彼らの年齢を越えてしまった自分がい…

「とある飛空士への追憶」

TBS RADIO 文化系トークラジオ Life http://www.tbsradio.jp/life/ 「方法としての体育会系」part6をiPodのポッドキャストで聴きながら昔バイトしてた本屋を徘徊していたら、charlieが犬村小六「とある飛空士への追憶」の話をした瞬間に目の前の棚にあったよ…

「初心者のための「文学」」

大塚英志「初心者のための「文学」」の文庫が出たので買って読んだ。一応ハードカバーを持っているので、補講として書き下ろしで最後に加えられた「そして君は「文学」と出会い 象徴的に人を殺し大人になる」扱う作品/村上春樹『海辺のカフカ』のためだけに…

隅田川どぉーん

隅田川の花火大会へ、場所取りをしてくれていたcharlieのゼミとか教え子のとこへ合流。 昼間からビール飲んでだらだら話をして、19時過ぎては僕だけ退散。東向島駅までかるい迷子。 東向島から原宿へ、原宿にあるKINEATTICで「Where's PARIS, Who's TOKYO!? …

エクス・ポナイト VOL.2

エクス・ポナイト VOL.2を渋谷 O-nestに行って観てきた。 タイムスケジュール 鈴木謙介 × 栗原裕一郎 × 仲俣暁生 + 藤原ちから 「ゼロ年代のJ論壇をめぐって」 フルカワヒデオプラス(古川日出男 + 植野隆司(テニスコーツ)+ イトケン(d.v.d) + 戸塚…

「ノーボーイズ、ノークライ」

妻夫木聡が主演する日韓合作映画「ノーボーイズ、ノークライ」(キム・ヨンナム監督)。「ノーボーイズ、ノークライ」は、「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」の渡辺あや脚本によるオリジナルストーリー。 韓国と日本という異なる国で生まれ育った…

「流星の絆」

嵐の二宮和也が10月スタートのTBS系ドラマ「流星の絆」(金曜夜10時)に主演する。直木賞作家、東野圭吾氏の同名ミステリーを原作に、宮藤官九郎が平成12年の同局系「池袋ウエストゲートパーク」以来8年ぶりにオリジナル作以外の脚本を手がける。二…

文学と小説の狭間でナイフは意味をなくせ

八王子の書店で女性店員が会社員の男(33)に刺されて亡くなったというニュースを今朝見る。 書店に強盗が押し入る小説なら伊坂幸太郎「アヒルと鴨のコインロッカー」がある。「アヒルと鴨のコインロッカー」は書店に主人公たちが強盗に入る理由がある、明確…

「太陽と海の教室」

さよなら三連休、さよなら梅雨、あんまり梅雨っぽくなかったけど。 さよなら海の日、海に5年ぐらい行ってないけど。 早く秋になってくれ、夏はワースト一位な季節だから。 昨日も笑顔でバーベキュー用品やお酒やドリンクなど大量買いする集団が鬼も逃げるぜ…

あのスニーカーはもう捨てたかい

去年買ってからずっと履き続けていたAir JORDAN 4 RETRO(ノースカロナイナブルー×ホワイト)もソールがやられて雨の日は水が染み込むし、買い替えようと思って何ヶ月か経ってショップをチェックしていたけどいいデザインとカラーが見つからなくて困っていた…

シンクロニシティとか、そういうの。

いつもの土曜日はバイトで「めちゃイケ」を録画するんだけど、昨日は久しぶりに「オーラの泉」を録画、家のデッキはビデオとDVDの録画が同時にできるがDVD録画ブチ壊れたままでHD内蔵する前のディーガの機種だから同時間の番組が録画できなくなってしまった…

舌を出して飛べ

楳図かずお「わたしは真悟」を読み返す。小学生のサトルとマリンが出会ったことから始まる物語、二人から生まれたシンゴが父と母に会おうとする、やがて父・サトルからのメッセージを母・マリンに、そしてマリンからサトルへのメッセージを伝えるためにシン…

「クワイエットルームにようこそ」

フリーペーパー「R25」を手に取ったらロングインタビューが俳優の温水洋一さんだった。 温水さんと言えば気の弱いおっさん役がうってつけな風貌ですが、「やっと見た目が追いついてきた」とのこと。元々松尾スズキ主宰「大人計画」に所属していた人で、松尾…

「裸の大陸2」

「裸の大陸2」を借りてみた。大沢佑香が出てる4は新作だしなあと、前のやつを。 AV女優がアフリカの原住民のところに行ってSEXをするというある意味本当の「ウルルン」でよくロケしたよね、この企画なわけで4まで出てるということは人気シリーズでもある…

「愚直なドラマを生む飯!」

ロンハーの鳥居みゆき24時を見ているが、この人これで演技してたら、構成作家の台本でそれを完全に演じきってるとしたらすごい女優になれると思うんだけど、これは演技じゃないと思いたい。 これ、どう見ても少しイッちゃってるように見える、天然と言えば…

光の速度で祈ってる

最近どうも夢をあんまり見ないんだけど、こないだ見た夢は誰かを探してていろんな人に会っては話をしてといろんな所へ行ってて、最終的に学校みたいな所で昔好きだった女の子に話を聞いていたらそのうち怒られはじめて夢だけどやけにリアルな感じがして目が…

「傘がない」

井上陽水「傘がない」オダギリジョーが出演PV。 陽水さんの歌詞は暗いというか悲劇的というか殺伐としているというか、時代を超越しているというか、すげえ詞。 オダギリジョー主演、岩松了監督「たみおのしあわせ」も今週から公開されるので観に行きたい。…

「スカイ・イクリプス」

森博嗣「スカイ・クロラ」シリーズ最新刊「スカイ・イクリプス」読み終わり。シリーズ全体を読んでないとあんまり楽しめない短編かあと思う。映画化するので文庫の表紙も映画のキャラクター仕様になって店頭に置かれているが、どうみても前の装丁の表紙の方…

「Where’s PARIS, Who’s TOKYO!? 」

最近猫どもが朝から盛りなのか何組もニャー、ギャア、ムギャーと叫び声をあげて走り回っているものだから寝れない・・・。 いつのも野良猫(♀)も 追いかけられたりいちゃついたり、真っ黒いのと真っ白いのと2匹から求愛されているようで、いつもうるさいの…

「Modern Guilt」

古川日出男著「LOVE」を読み直して、これは三島由紀夫賞受賞作だ。読み直して発売当時には読めてなかった部分が自分に入ってきて、読み直して新しく物語に親しんだ。目黒川を歩いて行けば東京湾に出るということが実感としてわかる。「サマーバケーションEP…

「正しい街」

次回のNHK「トップランナー」は椎名林檎らしい、ちょいと見たい。この番組あんまりトップではない人も出るので、これからだろこの人はって人を平気でトップというのはいかがなものかと思っていたが椎名林檎ならトップランカーだと納得できる。さいたまスーパ…

「美しい人」

僕の中では名作だと思っている野島伸司脚本ドラマ「美しい人」がついにDVD化されて出るみたいなので予約した。 中学生の頃から常盤貴子ファンでもあるんだけど一番美しいと思っている常盤さんのブールで鼻血が出てる画とか台詞が野島作品の中でも「世紀末の…

「Hot Cake」

じゃがりこの新しい味「シーフード」は塩味が効きすぎててしょっぱいっ!つうのという感じです。少し前に出た「バジル」味に慣れていたのでこれは濃いっです。「シーフード」味なのに魚介(シャケ、イカ、あさり)の三種類じゃあ少なすぎてシーフードと言っ…

「風にきえないで〜Over Drive」

「コードギアス 反逆のルルーシュR2」の「過去から刺客」はシャーリーぐぁぁって展開になりましたが、ネタバレで書くとシャーリーがロロと話した後の展開後にルルーシュに発見された時には胸を撃たれて血が流れ出ていた。 生まれ変わってもみたいな最後だか…

スペースラジオ「ANTENNA」

下北沢ざわざわしながら、南口を出てマックとスタバの間を通ってABCマートがあるところまで。 そこの4階のしもきた空間リバティへ行く。5、6日と二日間コントユニット・スペースラジオのワンマンライブがある。初日に行った。 スペースラジオのリーダーで…

「孤独と不安のレッスン」

タモリ倶楽部で「旧東海道」を歩いていた。目黒川や品川が出てくる。 今読み直している古川日出男著「LOVE」の舞台がその辺りなのでなんかリンクしている感じ。 タモリさんはたぶん、古川さんの作品読んだらハマるんじゃないだろうか。 タモリ倶楽部でも「サ…

肥後という男とスペースラジオ

雨トーーク(アメトーーク)は有吉プレゼンツ「肥後という男」の回。 ダチョウ倶楽部のリーダーで一番マトモだと思われている肥後さんだが、実はかなりの天然であるという事実。 上島竜平こと竜ちゃんと出川さんの対決を観覧で観に行って笑いすぎて泣いたの…

Sea Change

ドキュメンタリー作家・松江哲明さんのブログ 「every japanese woman cooks her own curry」 http://d.hatena.ne.jp/matsue/20080701 園監督の「愛のむきだし」がこのブログ読んで余計に観たくなった、早く映画館で観たい。 凄さに圧倒されたい、やっぱり映…

ボーイズ・オン・ザ・ラン〜終幕〜

花沢健吾「ボーイズ・オン・ザ・ラン」第10巻(最終巻)の感想はどうも消化不良な所が否めない。 救いのあるようなコミックスだけに追加されたエピソードは必要かどうか?あれを僕は救いだとは思わない。逆に残酷だとすら感じる。 神懸かっていた展開をし…